☆概要
主人公。
飛び道具に対空と、使いやすい必殺技を持つバランスタイプのキャラクター。
…に見えるが、実際は器用貧乏もとい不器用貧乏と言った感じのキャラ。
全体的にリーチが短く、コンボ火力は全キャラ中最低レベル。
ガーキャン性能もお世辞にも良いとは言い難い。
このように一見いいところが無い様に思えるが、最強の大技・阿修羅を持っているのがヤシャオウの魅力。
全ての行動は阿修羅を当てるための布石と言っても過言ではない。
しかし、ゲージ本数は全キャラ中最大の3。EX技の使えなさも相まって逆にあだとなっている。
阿修羅が撃てるのは1試合中1回がいいところだろう。
如何にしてそのチャンスを掴むか。そしてそのチャンスでしっかり阿修羅を出せるか。
苦労は多いがやりがいのあるキャラクターと言える。
長所:
阿修羅
判定の優れるJC
短所:
全体的に短いリーチ
強いようで弱い昇龍
フォローの効かない技の数々
補正切りに恵まれず、最低レベルのコンボ火力
長すぎるゲージ
鎖羅曼陀
コマンドリスト
特殊技:
ダッシュ中にF
必殺技:
往生 236+攻
獄門 623+攻
凶極 214+攻(素手可)
クナイ投げ 236+攻(素手のみ)
マジックブレイク:
鎖羅曼陀 236236+攻
罵瑠燗 236236+攻(素手のみ)
阿修羅 623623+攻
※ゲージ本数:3
通常技解説
○通常時
立A:クナイで刺す。相手の飛びにひっかけやすく、使いやすい。空振り時連打キャンセル可能。この時少し面白いものが見れる。
立B:蹴り上げ。横のリーチはないが縦方向に長い。咄嗟の対空に。
立C:剣で斬る。キャンセル不可。ダメージはそこそこいいので補正切りとしてコンボの〆に使う。
2A:クナイで刺す。標準的な下段。武器・素手共通。空振り時連打キャンセル可能。
2B:姿勢の低い突き。下段。リーチが長いため、差し込みや牽制に。
2C:下段突き。ダウンを奪える。差し込みなどに使おう。空キャン、必キャン、超必キャンが可能。
JA:膝蹴り。判定が着地するまで出っ放し。昇りで空対空を狙ったり、着地際で出して切り返しを誘ったりと用途は多い。
JB:横斬り。2HITする。リーチが長いが発生が遅く、JCへのキャンセルも不可能。一応ふっ飛ばしでのキャンセルはできるが、何故かシビア。
JC:弧を描くように斬る。キャンセル不可。判定が強く、めくりが狙える。攻めの要。
○素手時
立A、立B、2A、JA:武器時と同じ。
立C:クナイで斬る。リーチはそこそこ長い。空キャン、必キャン、超必キャンが可能。通常時よりは振りやすい。
2B:足に仕込んだ剣を使った蹴り。下段。通常時よりリーチは劣る。
2C:クナイで斬る。下段。モーション・ダメージは違うが基本的には通常時と同じ性能。
JB:跳び蹴り。めくり性能はなし。発生が早く、JCへキャンセルが可能。
JC:クナイを持った手で殴るように斬る。めくり性能がなくなった代わりに、ふっ飛ばしでキャンセルがかかるようになる。
○ふっ飛ばし
F:剣の柄を振り下ろすように殴る。モーションはやや違うが通常・素手で性能の差はない。縦方向にふっ飛ばす。
JF:強烈な蹴りを繰り出す。横方向にふっ飛ばす。
ダッシュF:JFと同じモーション。横方向にふっ飛ばす。
必殺技解説
○必殺技
往生:
火の玉を打ち出し、火柱による攻撃を行う飛び道具。
Aから順に火柱の場所が近→遠と変化する。
硬直が少なめで、ロクな牽制のないヤシャオウにとっては重宝する。
縦方向へのふっ飛ばし属性があり、近距離ならJ攻撃で、遠距離でも持続が当たれば往生で追撃が可能。
発生前に潰された場合、エフェクトは出るが判定は消失する。
EX版はABC3つの火柱を一気に繰り出す。しかし1HITしかしないので、単純に攻撃判定が大きくなっただけだと思っていい。
獄門:
「もらったぜぇ!」の掛け声が印象的な昇龍タイプの技。
AからCにつれHIT数が増え、大きく上昇するようになる。
頼りになる対空技…と言いたいところだが、発生が微妙に遅く、対空に向かない。
リバーサル時もこの微妙な発生の遅さのせいで、簡単に詐欺られてしまう有様。
高めのJ攻撃には有効なので狙いどころを見極めよう。
また、横方向に判定が薄いためカスヒットが多い。
非常に残念と言える性能ではあるが、これしか切り返しとして使える必殺技がないため、頼らざるを得ないのが現状。
この技を上手く使えるかどうかが腕の見せ所。
EX版は判定が大きくなり、HIT数・ダメージともに大幅上昇。
特にダメージはフルヒットなら体力の1/4近いダメージを与えられるが、やはりカスヒットが多い。
また、EX版でも無敵がないため真上からの攻撃に対しては簡単に潰されてしまう。
凶極:
跳び蹴りを放つ。中段技。AからCにつれ飛距離が伸びる。
発生が遅いので見切られやすい。硬直は少ない方だが、ゲームシステム上あまり意味はない。GCによる反撃を受けるのは覚悟しよう。
EX版は多段ヒットするようになり、ヒット後は通常技が繋がるほどに有利を取れる。
リターンは高いが、やはり反撃は覚悟しよう。
EXのエフェクトの後飛び上がるので驚いた相手は当たるかもしれない。後は最後の削りなどに。
クナイ投げ:
素手時のみ可能。文字通りクナイを投げる。発生・弾速共に良好。使いやすい飛び道具。
A、Bは斜め下、Cは水平に投げる。 C版はしゃがみに当たらない相手が多い。
A、Bは下段に見えるが立ガード可能。
EX版は水平に3つ投げる。
○マジックブレイク
鎖羅曼陀:
「サラマンダ」と読む。斜め上に向けて大爆発を起こす。
ダメージはそこそこ高いのだが、空中ガード可能なため、特に使い道がない。
見る機会があるとすれば阿修羅のコマンドミスの時ぐらいだろう。
罵瑠燗:
「バルカン」と読む。素手時のみ可能。
前方に無数の弾を撃ち出す。
発生・判定に優れ、使い勝手が良い。ただしゲージと状況の関係で多様出来るものでもない。
技自体の性能はいいので、使う機会があれば使ってみるという感じで。
阿修羅:
ヤシャオウの切り札とも言える大技。
モーションは立Cによく似ているが、ガード不能。多段技で、発生前は無敵がある。
フルヒットすれば7割近くの体力を奪うという破格の威力を誇る。
当たれば試合をひっくり返せるほどの強力な技なので、是非とも狙っていきたい。
難点としてはこの技もカスヒットが起こりやすいことと、コマンドが特殊なため暴発が多いことが挙げられる。
瞬時にガーキャンで出せるようになればヤシャオウマスターを名乗っても良いだろう。
○特殊行動:武器投げ
文字通り武器を投げる。
その場で回転後、前方に飛んでいく。
飛んでいくのに時間がかかるが、コマンド成立時から攻撃判定があるため、密着時の発生は非常に速い。
発生保障もあるので、苦肉の切り返しとして使うこともできる。
難点としては素手状態になってしまうこと。クナイなどの性能はいいが攻め能力は大幅に減る。よく考えて使おう。
○マジックブースト
「攻撃時に一歩前へ踏み込む」ようになる。
ただし、立ち攻撃のみ。しゃがみ攻撃は前進しない。
そもそも踏み込んでも特にいいこともなく、むしろEX技、超必が使えないのが痛い。
何のために実装したのかわからないレベルなので、忘れていい。
基本戦術
全体的にリーチが短いため、何とか相手の懐に飛び込みたいところ。
遠距離はC往生が牽制・牽制狩りに使いやすい。相手の飛び道具と相殺しないため、差し込みとしても使える。
中距離のメイン牽制は2B。ヒット時は2Cに繋いでダウンを奪いたい。読まれているとGCの的なので、多用は禁物。
ダウンを奪えたら接近のチャンス。
相手の起き上がりにJC重ねを狙おう。
このJCがヤシャオウの生命線ともいえる技で、めくり性能が非常に高い。
当て方によっては着地が表・裏で変化するため、その後もガードを揺さぶれる。
GCを狙ってくるようなら着地際JCからさらにJCを被せるなどしていこう。
JC被せによる択掛けが、ヤシャオウのダメージソースとなってくる。
とは言え貧弱な牽制手段を駆使したうえで近づかなくてなならない。こればかりはどうしようもないので、無駄なダメージを受けないように慎重に立ち回ろう。
接近手段としてはJAを出しながら飛び込むのが主力となる。空中ガード飛び込みと合わせて接近を試みよう。
☆防御
必殺技の部分でも触れたが、GCに適した技が獄門しかない割には、その獄門が頼りない。
無理にGCを使うのではなく、地上はアドバンシングガード、空中の相手には先読み立Bなどで対処したい。
ダメージが取れない上に仕切り直しとなるが、致し方ない。
昇りJ攻撃などに対しては、きっちり獄門を出せるようにしよう。
切り返しつつリターンを取りたい場合は、リスキーではあるが武器投げを狙ってみるといい。
当たり方によってはそのままコンボを繋ぐこともできる。
☆狙いは阿修羅
どうにもダメージソースの乏しいヤシャオウだが、阿修羅という強力な武器がある。
阿修羅を当てることがヤシャオウを使う醍醐味でもあり、ロマンでもある。
ヤシャオウを使うのであれば、何が何でも阿修羅を当てに行きたい。
技の性質上、やはり近づく必要がある。
近づいた後はJCから2Aを出すと思わせて阿修羅、JCを出すと思わせて阿修羅など。
要はコマンド投げを狙う感覚で。
また、発生前の無敵と発生の速さを生かしての対空も十分に狙える。
無理矢理だが、近距離で2Cをガードさせてキャンセルで出すこともできる。
まずはしっかり出せるようになることから始めよう。阿修羅を当てて勝つ快感は病みつきになるはず。
基本コンボ
・2A>2B>F>F>立B>立C
基礎とも言えるコンボ。立Cで補正が切れる。
立B>立Cは距離によっては入らなかったり、HIT表示が繋がったりしてしまう。
立Bを立Aに変えた方が安定する。
・2A>2B>F>JA>JF>立B>立CorC獄門
上のレシピになれたらこちらを狙ってみよう。
上と同じく、立Bより立Aの方が安定する。
ローズマリー・アリスなどにはJFの後が地上技で拾いづらい。JA>JFやJA>dlJCなどで〆よう。
・(素手時、空中の相手に)JA>dlJC>JF>JA>dlJC>JF>立B>立C>CorEXクナイ投げor罵瑠燗
素手時のコンボ。JCがキャンセル可能になったおかげで補正切りがしやすくなった。
しかし立ち回りの弱体化は否めない。武器投げが当たった時などに狙ってみよう。
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