25章:猛抗議

あらすじ

(ロンドンの港に入港すると)全力で戦うライザの姿に惚れ直したマクレガーは一緒になろうと誘うが、あっさりと断られる。
フレデリクがいるからか、とたずねると、ライザは必要以上に否定する。
マクレガーは、友達だった二人の間に何かあったことに気づきはじめていた。

ロンドンの街に入ると、慌てた様子の男が駆け寄ってくる。
少し前に艦船が入港し、不気味な笑みをたたえた使者が、王宮へむかった、と言うのだ。
異様な雰囲気を感じ取り、一行は王宮へと急ぐ。

謁見の間には、長らく行方をくらまし続けていたキリングリューの姿があった。
彼は女王を裏切っただけでなく、アルバ公の配下となり、イスパニアの使者としてイングランドに帰ってきたのだった。
キリングリューは、カリブ海の海賊を取り締まるよう詰め寄るが、女王は彼の裏切り行為を責め、追い返してしまう。

このまま引き下がるキリングリューではないと、ライザは彼の動きを探らせることにする。
2007年12月29日(土) 12:02:57 Modified by b_eng




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