【基本技法】相手にとって「血の通った言葉」を使う

認知症になると、現在から過去に向かって、記憶が失われていきます。
そのため、昔のことより、最近のことのほうが記憶から消えやすくなります。

ポイントは、最近のカタカナ言葉や流行語を使わずに、
「相手にとって、血の通った言葉を使う」ことです。

「血の通った言葉」とは、本人が子供の頃に住んでいた土地の方言、
昔の時代の流行語や言葉の発音、会社・職場で使われていた専門用語、
長年楽しんできた趣味の世界の用語などです。

相手の生活史の中から、そういった「血の通った言葉」を読み取り、
会話の中に取り入れていくことで、充実したコミュニケーションを
実現することができます。


 本サイトに関するご意見・ご要望・お問い合わせは、管理責任者:
 お話し相手が見つかる介護・福祉情報誌『傾聴生活』まで、お気軽にお寄せください。
2007年03月12日(月) 15:50:55 Modified by e0874




スマートフォン版で見る