知財テレコム班 統一見解（議論用）
■はじめに■
我々のテーマは、「サイバー空間と法」です。
このテーマに沿った議論を行うことを前提とします。
■決まりごと■
■議論用スペース■
たたき台意見「音楽・インターネットにおける著作権とは、本来作成者にその権利が存在する。だが昨今の状態は、権利団体やグーグルといった巨大な権力により、著作権が恣意的に運用されている。」
歴史は繰り返す、という言葉が僕は好きではありませんが、ネットにおける現象は人類の歴史を繰り返している,
という仮説を考えることは有意義だと思われます。
結論を班長が急ぐのもどうかとおもい、あいまいな言い方が多くなりましたが、こんな感じで、みなさん好き放題かいてください。（今井健仁）
保護が過ぎるということは、会社に大きな負担を強いることになり、またユーザーの楽しみを直接間接に奪うことになりますし、音楽や動画の普及を阻害することにもなりかねません。
いまや、誰でも簡単に情報発信できるし、著作なんかも簡単にできる。そういうところで、出所のわからない著作物がごろごろしているのも事実です。それにすべて著作権を設定してしまったら面白みがなくなったり、反発を生むこともあるでしょう。
ユーザーの観点からの保護といったものは重要ですし、いろいろな垣根を越えて平等に保護することが急速に必要とされていると思います。ただ、自分が気に食わないものを強者の立場を利用して排除しているという今の状況はいいとは思えません。バカのひとつ覚えに保護するんじゃなく、目的と意図が必要だと思います。均一的・形式的平等ではなく、実質的な平等を実現することが必要でしょう。
悪は絶対的でなく、相対的なんじゃないかと思います。ひとつ何か問題があれば晒しあげられ徹底的にたたかれる時代ですからね。情報も操作され、踊らされていることも事実です。ネットは民主的というより、ただのカオスです。やりたいこと、いいたいことを言いまくっているだけですね。ハードルが低いというより低すぎるんじゃないの？っていう風には思っています。
それゆえ誹謗中傷、詐欺なんかがまかり通ってるんだろう。その延長線上としての無意識、及び簡単にできる著作権侵害。不快な情報も多数出回っています。それをコントロールする力は必要です。確かに。
しかしコントロールが過ぎれば前述のとおり、自由が奪われますから、そのバランスというものを個別的に解決していく必要があるでしょう。大きくまとめて片付けるのは適切ではないと思います。
どちらにせよ、大きくまとめて管理しようとか、処分しようとするのは間違っているでしょうね。
それぞれの分野に対して明確に目的と意図を持って(趣旨を明らかにして)民主的に法整備を急速に進めるべきだと思います。ネットユーザーの意見を広く集めて ってことですね。
事情をわかってない人が何を言っても無駄ですから。
我々のテーマは、「サイバー空間と法」です。
このテーマに沿った議論を行うことを前提とします。
■決まりごと■
- 発言は、名乗っても名乗らなくても大丈夫です。気楽に書き込んでください。
- 最低１人一回は書き込んでください。自分の純然たる意見ではなく、他人への批判や独り言のような感想でもかまいません。
- ここでの議論の結果を、近日行われる知財テレコム班全体の会議で、班長今井健仁が話し、その会議のやりとりをもとに、知財テレコム班全体の見解を形成する。そのような流れを予定しております。
■議論用スペース■
- 困ったら、以下に記したたたき台意見について、意見していただければと思います。自分の言いたいことがある人は、ご自由にどうぞ（今井健仁）。
たたき台意見「音楽・インターネットにおける著作権とは、本来作成者にその権利が存在する。だが昨今の状態は、権利団体やグーグルといった巨大な権力により、著作権が恣意的に運用されている。」
- サイバー空間においては「巨悪vs一般ユーザーなどの弱者」という２項対立よりも、ボーダレスがゆえの悪の点在が問題となるのではないか、と考えています。サイバー空間は性質上、リアル世界よりも境界があいまいです。そのような世界に、著作権という垣根をつくる決まりごとを持ち込んだことが、現実世界より問題がややこしくなる原因の一つです。このことは長くなるので、これ以上は省略します。
歴史は繰り返す、という言葉が僕は好きではありませんが、ネットにおける現象は人類の歴史を繰り返している,
という仮説を考えることは有意義だと思われます。
結論を班長が急ぐのもどうかとおもい、あいまいな言い方が多くなりましたが、こんな感じで、みなさん好き放題かいてください。（今井健仁）
- 「著作権法の歴史とその性質」班です。たたき台意見をふまえると― 今は巨大な権利団体によってネット上での著作権保護を強化しようという動きが強いですが、はたしてそれは本当に作成者の保護につながっているのか？という視点で考えています。ＷＩＰＯ条約等の国際条約からみた国際的な状況と、もう少し具体的なテーマからみた国内の状況との２つを扱います。結論がどちらに向くかはひとまず各個人の報告待ちですが・・・僕個人としては作成者の保護にはなっていないという方向を考えています。（今井翔）
- 寺田です。遅くなってすみません。今結論及び流れを考えていますが、基本的に現在は著作権というものが保護しにくい状況であるとは思います。著作権の保護が過ぎれば、楽しみを奪うことになりかねません。
保護が過ぎるということは、会社に大きな負担を強いることになり、またユーザーの楽しみを直接間接に奪うことになりますし、音楽や動画の普及を阻害することにもなりかねません。
いまや、誰でも簡単に情報発信できるし、著作なんかも簡単にできる。そういうところで、出所のわからない著作物がごろごろしているのも事実です。それにすべて著作権を設定してしまったら面白みがなくなったり、反発を生むこともあるでしょう。
ユーザーの観点からの保護といったものは重要ですし、いろいろな垣根を越えて平等に保護することが急速に必要とされていると思います。ただ、自分が気に食わないものを強者の立場を利用して排除しているという今の状況はいいとは思えません。バカのひとつ覚えに保護するんじゃなく、目的と意図が必要だと思います。均一的・形式的平等ではなく、実質的な平等を実現することが必要でしょう。
悪は絶対的でなく、相対的なんじゃないかと思います。ひとつ何か問題があれば晒しあげられ徹底的にたたかれる時代ですからね。情報も操作され、踊らされていることも事実です。ネットは民主的というより、ただのカオスです。やりたいこと、いいたいことを言いまくっているだけですね。ハードルが低いというより低すぎるんじゃないの？っていう風には思っています。
それゆえ誹謗中傷、詐欺なんかがまかり通ってるんだろう。その延長線上としての無意識、及び簡単にできる著作権侵害。不快な情報も多数出回っています。それをコントロールする力は必要です。確かに。
しかしコントロールが過ぎれば前述のとおり、自由が奪われますから、そのバランスというものを個別的に解決していく必要があるでしょう。大きくまとめて片付けるのは適切ではないと思います。
どちらにせよ、大きくまとめて管理しようとか、処分しようとするのは間違っているでしょうね。
それぞれの分野に対して明確に目的と意図を持って(趣旨を明らかにして)民主的に法整備を急速に進めるべきだと思います。ネットユーザーの意見を広く集めて ってことですね。
事情をわかってない人が何を言っても無駄ですから。
2008年01月10日(木) 11:45:33 Modified by ringotabeyo