18夏選手とエピソード（ベスト8以上）
ベスト8までの高校はこちら→18夏選手とエピソード
それでも直近の秋田のベスト8進出校よろしく「吉田農業」と呼ばせないのはホームランありスクイズありの他の選手の活躍もあってこそ。
8強の中でも唯一の公立校ということもあり注目が集まる。
秋田県勢第1回大会準優勝の雪辱を第100回大会で晴らせるか。優勝した時の秋田県民が心配だが
秋田大会を一人で投げ抜いて来ておりもちろん1回戦の鹿児島実戦でも先発。しかし先頭打者にいきなり四球を与えてしまい「公立高出身・プロ注目の○田」という言葉がスレ住民の脳裏によぎるが本領発揮はここから。非常に伸びのある直球とキレのいい変化球を武器にいわゆる「ギアを上げた」ような好投で後続を打ち取り、最終的には14奪三振1失点で完投。
ただ、走者がいる時の方がいい球を投げるとスレでは評され、実際三者凡退のイニングが1回も無い一方で鹿児島実業の残塁は12にも上った。後の取材によって本当にランナーの有無によってギア１〜３を使い分けていることが判明。ワン○゜ースかよ早い話が今大会屈指の劇場型投手であり、今後もますます吉田劇場から目が離せない。
2回戦の大垣日大戦では序盤に捕まり3失点するも、その後はピシャリと抑えきり13奪三振で完投。8回に仲間のお誕生日で勝ち越してからの投球はまさに圧巻であった。
3回戦の横浜戦でも当然のように先発。疲労による炎上も心配され、案の定ARAKAKI失点など本調子とは言えない内容ながらも8回まで4失点と粘投。その裏仲間の3ランで逆転に成功するとまたしてもフルスロットル。150球を超えてもなお150km/hを叩き出し、3試合連続の10桁奪三振でベスト8進出を決めた。
さらに連日の先発登板となった準々決勝の近江戦、試合前にはマウスピースで遊ぶ姿をNHKにすっぱ抜かれてしまうなどお茶目な面も見せたが、
この試合でも要所を抑える粘りのピッチングを披露。9回140球を投げ2失点、4試合連続の10桁奪三振という見事な投球を見せ、チームの劇的なサヨナラ勝利を呼び込み、金足農を34年ぶりのベスト4へと導いた。
準決勝の日大三戦でももちろん先発。134球と球数少なく投げ抜き、5試合連続の10桁奪三振とはいかなかったものの1失点で日大三打線を抑え込み、1点を争う接戦を制した。
これによって見事決勝戦へと駒を進めたが、秋田県勢の決勝進出は実に第1回大会以来103年ぶりである。秋田県民の心臓はもうもたない
「マウンドは俺の縄張り 死ぬ気の全力投球」と帽子に記して迎えた決勝戦だったが、初回に先制を許すと、4回5回と下半身の痛みに悩まされ、そこを桐蔭打線に痛打された。実に12失点を喫し、6回にはマウンドからライトにポジションを移した。その時には会場から大きな拍手が送られていた。
心を落ち着かせるルーティンとして、初回と9回にマウンドで右膝を付いて刀を抜く「侍ポーズ」を行っており、これがまた主人公らしく絵になっている。
準決勝からはこういうつまんないことだけ対応が早い高野連により禁止されてしまったが、決勝戦ではこれを無視して復活させちゃうヤンチャな一面も。
その活躍でスレ民の大多数を魅了しているが、酷使による将来を心配する声も後を絶たない。
さらにＵ１８アジア大会日本代表にも選ばれたため、マモノ民の心配はしばらく続きそうだ。
2回戦の大垣日大戦では一時勝ち越しとなる適時三塁打を放った。しかし彼以上に注目を浴びたのは試合中彼の背中についたヤツだった。詳細はこちらを参照。背中にセミがついたことはマモノスレだけでなくネットニュース、更には熱盛甲子園で取り上げられるなど瞬く間に全国へ広がった。練習中にもセミが左肩に止まったとか。
「セミの人」として注目を集める中迎えた準々決勝の近江戦では相手投手陣の前に無安打が続いていたが、9回に安打で出塁すると後続のよんたまで二塁へ。スクイズが敢行されると三塁コーチの静止には目もくれずに躊躇することなくホームへ突入。暴走好走塁で逆転サヨナラツーランスクイズの立役者となった。
セミの加護のもと、チームの準優勝に貢献して印象を大きく残した彼は、見事エンターテイナー賞に選ばれた。
そのいかにも打撃が良さげな名字から期待がかかると初戦鹿実戦でタイムリー含む2安打で「打つ川」「内川」と呼ばれた。
しかし大垣日大戦では一転大ブレーキで「打てない川」「打て川」など散々な言われよう。
3回戦以降はキッチリ1本はヒットを打ってなんとか置川になることはなかった。
チームが勝ち進むにつれて「打て川」が打席に入るときの応援レスになるほど愛されキャラとなり、好守備を見せれば「守川」、吉田に万一があれば登板する予定と紹介されれば「投川」、走塁死すれば「ルンバ川」、苦境では「いい加減打って吉田を助けてやれ川」とのもはやなんでもありの呼ばれ様。
県大会から何があっても吉田が投げ続けた金足農業において投川は死に設定登板することはないと思われていたが、
決勝戦ではついに6回からリリーフし、3イニングを1失点と頑張った。また打っても2安打と気を吐き、評価を戻したといえるか。
置川 打たない川 打川 猛打川
┝ - - - - ┿━━━━━★┿━━━━━┥
ｲﾏｺｺ
ここまで迷采配は出てこず埼玉県勢の二連覇を虎視眈々と狙う。
初戦の仙台育英戦に先発。第1球からすないぽと立ち上がりからその荒れ球っぷりを拾うするなど四死球で走者を背負う場面は多いものの、ピンチの場面ではスイッチが入るのか怒涛の勢いで三振や内野ゴロを奪う。堅いバックにも助けられ6回無失点、先発の仕事を完璧にこなした。
3回戦の二松学舎戦でも先発。1回と4回に二三塁のピンチを招くもののギアチェンジ。取るべきタイミングでずばさんを決め、完封勝利を手にした。彼も劇場型投手なのかもしれない。その二松学舎戦ではピンチの場面になると大雨が降り調子が上がる、ピンチを切り抜けたら雨が弱まる、という現象が起こり大谷以来のみず属性疑惑も浮上。
準々決勝では桐蔭打線に対してお誕生日や長打を許すもののその奪三振率は相変わらず。小野塚さんから大谷は大谷でも大谷翔平のフォームを研究していると紹介され「大谷投手が投げていると思ってください！」とまで評される力投をみせる。よんたまでピンチを招きモリシ采配で降板したものの、最後まで強気の持ち味を発揮した投球を甲子園に刻んだ。
190cmの長身からの荒れ球（藤浪属性）、劇場型、みず属性（大谷賞受賞）と、かなりの欲張りさんである事が伺える。
二回戦戦の仙台育英戦では2本の適時長打を放つなど前評判に違わないチャンスに強い打撃を見せた。
３回戦以降は打撃成績がぱっとせず、チームも自身が経験した昨年の悪夢の再現かというような形で敗退。二度あることは三度ある三度目の正直として来年の躍進をぜひ見届けてほしい。
初戦の仙台育英戦でもチャンスを広げるトゥギャ、お誕生日、その俊足を活かしたファインプレーで得点阻止と走攻守にわたって大暴れ。
3回戦以降は好走塁や守備などの面での活躍が目立った。広い守備範囲だけでなく好返球も見せるなど身体能力の高さを見せ付けた。
気持ちちょっと老けた
さすがに叩かれすぎて考えを変えたのか早稲田大大学院で勉強。全国制覇を目指す高校球児の人間形成について修士論文も執筆。指導教員に「だからあなたは裸の王様と言われるんです」と手厳しい評価を受けるなど自分を問い直す時期を過ごした。その結果自分の指示だけではなく選手が考えるチーム作りにいそしみ5年ぶりの甲子園出場。
今大会でも1-8番まで全て左打者とモリシクオリティ全開の打線を掲げる。新たなモリシ伝説に期待が掛かるも、初戦の仙台育英戦では初回にエンドラン、トゥギャを成功させるなど采配がズバリ。好投していた渡辺から永島、永島から1年生美又、さらに打者1人で美又からエース河北登板と経験値稼ぎから調整登板まで成功させる有能継投も光った。走者が三塁に進んでも無駄死にさせる采配も出ることなく迷将っぷりはどこへやら。5年前のリベンジをついに成功すると目を潤ませる一幕もあった。
しかし6年前の仇敵大阪桐蔭戦で何かを思い出したか継投でモリシマジックを見せ、大量失点で敗退。やっぱりモリシはモリシだったとスレ住民を喜ばせた呆れさせた。無論モリシ賞も受賞である。しかし試合後インタビューでは真っ先に自身の継投失敗についての反省を述べるなどいい意味で今後に期待が持てる発言も。そもそも登板した投手が軒並み打たれたので「どう継投しても力負けしていた」との擁護も多い。
モリシを返上し、名将森士監督として生まれ変わるその日まで、頑張れ！僕らのモリシ！負けるな！僕らのモリシ！
攻守ともに豊富な戦力を備えて3度目の頂点が見えてきた。
今大会は2回戦まで登板が無かったが、3回戦の龍谷大平安戦で先発に抜擢される。地方大会の成績はそれほど芳しくなく、スレ住民からも不安視されていたが、フタを開けてみると威力のあるストレートを軸に見事なピッチングを披露。Maxは148��/hに達し、スレ住民からも「まだこんな隠し玉がいたのか」「4番手Pとは思えない」などといった声が相次いだ。結局5回を投げ2失点したものの、平安打線をヒット2本に抑え込み、試合の流れを作ることに貢献した。
3回戦での好投が評価されたか準決勝でも登板。疲れからか多少球は荒れたものの自責1の最少失点で切り抜けるなどメンタルも強いため、今後エースとして成長できるかが期待される。
スレ民が調べたところ、ノーノー達成者よりも達成人数の少ない至難の記録であることが判明。
初戦はもちろん他の試合でも出塁率は高く、多くの接戦において得点に絡んだ選手であった。
1回戦の折尾愛真戦では1回にはよんたまんるいのチャンスで見事異様に広い二遊間を抜く適時打を放った。その後すないぽを受けたり死体蹴りとなる犠飛を放ったりと打撃面での活躍が目立った。
初戦はスタメン出場だったが２回戦以降は代打を出されることが多く、準決勝では遂にベンチに封印され、出てくることはなかった。
しかし彼がその真価を見せたのは準々決勝の下関国際戦の8回。7回まで味方全員が完璧に抑え込められていた相手エース鶴田に対し、二三塁のチャンスで登場。その初球を見事に捉え、価千金の同点タイムリーを放った。
野手陣にもラブパワー北村をはじめ好選手が揃い戦力充分。
近畿帝国で唯一優勝経験のない滋賀に真新しい優勝旗を持って帰りたい。
ところが初戦の智弁和歌山戦では魔曲に恐れをなしたか１失点。さらに３回戦の常葉菊川戦では犠打に２ランお誕生日で３失点とクローザーとしては非常にマズい成績を残してしまう。
さらに３回戦の監督インタビューでは「ウチの看板は(３回戦好投の）林」発言が飛び出すなどエースとしての信頼が揺らぎつつある。エース＜＜＜＜＜＜看板。
今後信頼と看板を取り戻すことができるか期待したい。
甲子園ではリリーフ投手として中盤から後半に登板することが多く、初戦と二回戦では完璧なリリーフ。
ここまでの二戦で信頼を得たのか3回戦では先発登板。すると5回までは味方のやらかし以外はパーフェクトの圧巻のピッチング。監督からも「ウチの看板」とのお墨付きを貰った。
準々決勝では再びリリーフとして登板したが、前日の疲れが残っていたためか出鼻を痛打され、最終回には集中力の糸が切れたか連打によんたまんるいからのサヨナラ2ランスク水という劇的な幕切れを迎え、お看板としてしまった。
マモノスレではプロでエースがつけることの多い18番を背負う彼が真のエースなのではないかと見込まれている。
スタンドで応援するもう一人の副主将かつ応援団長の茨木とは親友同士。打席に入る度にスタンドの茨木とアイコンタクトを交わすとか。
愛の力が通じてか、初戦・智弁和歌山戦ではお誕生日2発。「愛のお誕生日」と称され、スレと腐女子を大いに沸かせた。
2回戦の前橋育英戦でも愛の力で2安打、9回の安打はサヨナラの走者を進める重要な役割を果たした。
愛の力が爆発したのは3回戦常葉大菊川戦。この日は4度の得点機全てでタイムリーを放ち、4打数4安打6打点の大暴れ。
チームを17年ぶりのベスト8へと導く大活躍を見せた。
死神ではないスレ内での呼び名はもっぱら「ドラゴンスカイ」。
ドラゴンスカイメイデン、ドラゴンスカイ内野安打、ドラゴンスカイトゥギャなどことあるごとにドラゴンスカイ〇〇とどこか呪文のような文字列がスレに並んでいった。
打順は9番だが努力によって打撃力が開花。三回戦終了時点で9打数7安打の大暴れ。
守備でも鋭い打球をキャッチするナイスプレーが再三見られるなど近江高校の躍進に貢献した。
日々の努力を欠かさない住谷の今後の活躍が楽しみである。
準々決勝の金足農戦では日々の努力が実を結び6番に上がると、先制となるタイムリーツーベースを含む4打数3安打1打点と大暴れ。
チームは惜しくも敗退してしまったが、住谷の今夏の成績はなんと驚異の.769(13-10)。これまでの大会最高打率を見事に更新した。努力の爪痕をしっかりと甲子園に刻んだ。
今後も努力を続け、ぜひとも甲子園に戻ってきてもらいたい。
センバツでの出来事からスレ内の呼称は「タマブレーク中尾」で定着。
背番号は4のままだが、今夏は滋賀大会から途中出場が多く、伝令や守りの面でチームを支えた。
しかし前橋育英戦では途中から守備に入ったのにスコアボードに反映されておらず、何ならアナウンスすらされていなかった。ｶﾜｲｿｽ
選手宣誓を立派に務め上げた上、試合や熱闘甲子園で登場する度に「タマブレーク中尾ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!」というレスが相次ぐなど人気を博していた彼だが、大会が終わってもWiki入りしていなかったりと色々不遇。ｶﾜｲｿｽ
もはや説明不要なタレント軍団の躍動に期待がかかる。
どういう意味だ
初戦の作新学院戦では強打の作新打線を抑え込み1失点完投、二回戦沖学園戦ではNEOの後を継ぎ9回に登板すると自己最速の151�劼鬟沺璽�するなど好調。3回戦、準々決勝でも6回からリリーフし、相手打線を1安打ずつに抑え込み試合を締めた。
ただ、所々で危うい局面も生まれているためこのまま呪いから逃げきれるかどうかがマモノスレ的注目ポイントだろう。
準決勝の済美戦では先発。コントロールが定まらず苦しい投球が続き先制点を奪われるなどついに呪い成就かと思われるも、ここぞというところでギアを上げる粘りの投球を見せ、結局155球を投げ2失点10桁奪三振完投勝利。
東北勢初優勝かはたまた初の2度目の春夏連覇かという、どっちが勝っても史上初という秋田代表金足農業との決勝へとチームを導いた。
決勝では大方の予想に反して、自ら志願し連投となる先発登板。しかし、球数を抑えて112球で2失点7奪三振と完投。最後の打者を144kmのストレートでライトフライに打ち取り、春夏連覇を決めた。
昨夏の敗戦の悔しさや、大事な試合ではいつもNEOが登板していたという思いをも晴らし、大阪桐蔭の背番号１を背負うエースはついに夏の胴上げ投手となった。
ズワイガニみたいな凛々しい眉毛が特徴。
そのあまりのスペックに主人公というよりライバルキャラだとかなろう系主人公だとか言われたり。
春夏連覇を狙う4季連続の甲子園初戦、作新学院戦では遊撃手として出場、早速二塁打、三塁打と2本の長打を放つ。
また守備時には「ＮＥＯのテーマ」と異名がつくほど印象深い自身の応援曲「かっせー！パワプロ」を相手校である作新学院が演奏し始めたとたんに超ファインプレーが飛び出すなど、今年の夏も主人公の座は譲らないと言わんばかりの活躍を見せた。
2回戦の沖学園戦では先発登板。ARAKAKIで先制点を献上したり、2本のお誕生日を打たれたりと苦しいピッチングが続いた。
しかし打っては7回にニュース間お誕生日、自身甲子園初弾でNEO伝説に新たな1ページを刻んだ。
ついでに遊撃手の守備についた時は盗塁刺殺プレー時に捕手からの送球を受け何故か派手にひっくり返るお茶目な面も。ネオマールチャレンジ
準々決勝では先発で5回2失点、打っては先制点となる2本目のお誕生日でチームの打線の起爆剤に。
準決勝では2安打を放ち、決勝の金足農業戦では吉田との主人公対決が実現。
3打席目に試合を決定付ける2ランお誕生日を放ち、『真の主人公』となって自身3度目の優勝をも手中にした。
最後はマウンドに上がることなく、春夏連続優勝投手とはならなかったものの、その甲子園を舞台にした長きに渡った活躍ぶりに、春夏連続でvip選抜のMBP（マモノベストプレイヤー）にも選ばれることとなった。
なのだが今大会では大活躍するでもなくかといって置物というわけでもなく、2回戦終了時点でwiki入りするネタが無いことをwikiに書かれるなど今一つパッとしない。
とはいえ1回戦の作新学院戦では適時打含む2安打、続く2回戦の沖学園戦でもNEOとアベックお誕生日をかっ飛ばすなどその能力を遺憾なく発揮。
それでも物足りないと思われるのは大阪桐蔭4番にしてプロ注打者への期待の表れでもあるだろう。
3回戦の高岡商業戦では4タコと振るわずついに置物化かと思われたが、準々決勝の浦和学院戦では一転打撃爆発。
俊足を生かした内野安打や2本のお誕生日を含めた4安打5打点と、最早ネタが無いなどとは言わせないとばかりに打ちまくりチームのベスト4進出に大きく尽力。
これは春夏含めて通算5本目のお誕生日であり、ドラ１をがっちりキープするような活躍を見せた。
決勝でも3安打の2打点と打ちまくり、2度目の春夏連覇に大きく貢献した。
雪辱を誓った今大会では3番を打ち打率2割8分の打点4。
史上最強とも言われる大阪桐蔭打線のクリンナップとしては、藤原やNEOからやや見劣りする数字ではあるが、それでも「主将の中川と副主将のNEOがチームを作った」とは西谷監督の言葉。
決勝の金足農業戦を制し、史上初の2度目の春夏連覇という偉業を成し遂げ、満員のアルプスに挨拶をした後には涙が止まらなかった。
優勝インタビューでの「大阪桐蔭はどんなチームでしたか」という問に対しては言葉に詰まりながらも、大阪桐蔭の主将としてこう答えた。
「本当に最高で、本物のチームでした」
＊西谷 浩一（大阪桐蔭
ご存知、親方こと大阪桐蔭部屋の監督である。
史上初の2度目の春夏連覇を狙い、相変わらずの貫禄と質量を保って甲子園に乗り込んできた。
今大会で優勝すれば以下の通り甲子園での勝率がＰＬ学園の中村監督を抜き歴代1位となることもあってその意気込みは十分。
また準決勝ではベンチの中で眼光鋭く睨みをきかせる場面も。おねむなようにしか見えないが
その現れか相手チームを褒めちぎることでお馴染みのヒーローインタビューでも、2回戦の沖学園戦では珍しく自チーム選手にややおこな雰囲気も見られた。
一方で準決勝済美戦後は相手エース山口の力投を「涙が出そうになった」と激賞し、いつもの西谷節も快調。
偉業達成に向けて、横綱相撲に緩みは無い。おなかとあごはたぷた以下略
そして決勝戦を勝ったことで、あのPL学園の黄金期を率いた中村順司氏を抜き、晴れて20勝以上の監督として勝率歴代1位の座についた。
西谷監督 星取表（決勝終了時点）
○○○○● ○●○○● ○○○○○ 12-3
○○●○○ ○○○○○ ○○○○● 13-2
○○●○○ ○○○○○ ○○●○● 12-3
○○○○○ ○○●○○ ○○○○○ 14-1
○○○○ 4-0
通算 55-9
甲子園11連勝は自身2回目
通算勝利数ランキング
1位 高嶋 仁（智弁学園→智弁和歌山） 68勝（35敗）
2位 中村 順司（PL学園） 58勝（10敗） 勝率.853
3位 西谷 浩一（大阪桐蔭） 55勝（9敗） 勝率.859
4位 渡辺 元智（横浜） 51勝（22敗）
4位 前田 三夫（帝京） 51勝（23敗）
この貫禄も含め、まさに平成の大横綱といっても過言ではない数字である。
小園システムばかりに目が行くが小園頼りだけではない意地も見せてきた。
近年の一大ブームであるアゲアゲホイホイの本家本元の実力やいかに。
初戦の聖光学院戦でもその期待を裏切らず、初回からその巧打で左中間へ運ぶと俊足を飛ばしてあっという間に二塁に到達。メイデンで三塁へ進むと前進守備の野手正面を突いた内野ゴロで果敢にも本塁突入、先制点をもぎ取る。
第2打席でもイニングの先頭打者として二塁打を放つとまたしてもメイデン・最低限でノーヒット生還。
3度目のイニング先頭打者となった第4打席でもまたまた二塁打、これで史上28人目の1試合個人3二塁打の大会タイ記録。
その後当然のごとくメイデン・適時打で3点目のホームを踏んだ。もちろんこの試合の報徳の得点はすべて小園の二塁打からの得点である。
3回戦では3三振と打撃が振るわないものの2回目の三振は振り逃げ成立で出塁に成功すると、トゥギャからの生還で最初の得点をもぎ取る。
また、この試合では好守が光ったため2回戦では迎撃システムとしてパッチを当てられていた説が浮上した。
準々決勝もノーヒット、すないぽでの出塁があったものの(σ･∀･)σｹﾞｯﾂ!!でチャンスを潰されたり、
9回にはシステムエラーを吐いてしまい、守りでやらかして追加点を献上。バックアップも機能に乏しく敗退した。
イニング先頭の小園が二塁打で出塁するとしっかりメイデンを決めるのが仕事。
幾度となく2ストライクまで追い込まれるがしっかりスリーバントを決める職人気質な選手。
三塁に進んだ小園をきっちりホームへ帰すのが仕事。
一死三塁で3度打席が回ってきたが進塁打、犠飛、適時打としっかり小園を生還させる職人気質な選手。
小園がホームへ帰ってくるとネクストバッターズサークルで迎え入れるのが仕事。
1から3番で1点をもぎ取った後、打線をしっかりシャットアウトする職人気質な選手。
しかし二回戦では猛攻の火蓋を切るヒットを放つなどの自己主張も出始めた。
三回戦以降は不調の小園に代わってアベレージや長打が復活。最終的に小園の打率を上回る.444と立派な成績を残した。
そのバッティングフォームからフォールスルー、守備の様子まで糸井選手と瓜二つ。
2回戦では3安打猛打賞でインタビューを受けるも本家糸井に劣らない宇宙人っぷりを発揮した。
エースで4番の大黒柱鶴田を軸にここまで導いた坂原監督にウイニングボールをあと何個手渡せるだろうか。
中学時代は軟式の無名捕手だったが、坂原監督に投手センスを見出され高校に入ってから投手に転向、その才能を開花させた遅咲きの選手。
1回戦の花巻東戦では積極的にバットを出してくる打線を相手に3939投球。延長戦を投げぬきチームの甲子園初勝利に貢献した。
2回戦の創志学園戦では今大会屈指の好投手西と互角に投げ合って味方の反撃を呼び込む粘投。
いっぽうで打撃成績は敬遠含めても2回戦まではしょっぱい内容。しかし3回戦の8回には重要な追加点となるタイムリーを放ちジエンゴ成功となった。
準々決勝日大三高戦では、打ってはジエンゴとなるタイムリー、投げては7回途中までノーヒットピッチングの快投を見せるものの、8回に怒涛の初球攻撃を皮切りに3失点を喫し逆転負け。敗戦後涙する姿にもらい泣きするスレ民が続出した。
甲子園での“初”の歩みはベスト8。今村・増居賞こそ見送られたが、強力打線を途中まで封じ込めてチームの躍進に大きく貢献した。
選球眼の良いタイプのアベレージヒッターで、縁の下の力持ち的存在の理想的2番打者といえる。
2回戦以降は安定した守備を見せるどころかファインプレーを連発。後半のマモリズムの中心となり、歳内も草葉の陰で満足気な活躍であった。
1回戦の花巻東戦では出塁すると余裕のトゥギャ。さらに右前の当たりで悠々と生還、同点のホームを踏むといった持ち味を活かしたプレーで下関国際の甲子園初勝利に大きく貢献。
2回戦の創志学園戦では相手チーム森田の意思を継ぎフル出場で0打席3出塁のウォークマンとなった。
花巻東戦で土壇場の逆転によりようやく聖地初勝利を掴むと、続く創志学園戦では好投手西を「真っ向勝負では打ち崩せない」と冷静に分析、待球作戦を展開しまたも土壇場で追い付いて撃破という名采配を繰り広げた。
更には中学時代軟式の無名捕手だった鶴田をエースに仕立て上げる育成力なども脚光を浴び、いつしか絶賛の雨あられ状態となる。
すると去年のスパルタ路線から今年は聖人路線に転換した下関コピペが昨年にも増して大流行。試合のない日でも坂原監督をスレで見ない日はない人気っぷりであった。
二回戦突破のウイニングボールが手渡された際には「まだ足りない」と冗談好きな一面も。
最終的に3勝を上げベスト8まで上り詰めるも、親交ある小倉監督率いる日大三に準々決勝で敗北。試合後の談話では目を潤ませながら選手健闘を称えるなど、最後まで聖人として聖地を去った。
下関国際さんの選手、甲子園（球場）であと一歩で敗れてましたよ。
よく頑張ったぞと（笑い）。
僕は誇りに思います。たらればはダメ。
称えていいのは選手らの努力、気持ちの入ったプレー、日大三高の実力だけ。
泣くのもダメ。涙は優勝するときまで温存。
来年また来ますよ。今日からまた一歩一歩前に進めばいいんです。
敗退後こそコピペの量は減ったもののスレに現れてはぐう聖コメントを残し続け、ついに伊藤以来2人目のスレ皆勤賞を受賞した。
安樂を彷彿とさせるエース山口がどこまで踏ん張れるかが鍵になるだろう。
上甲監督が果たせなかった夢を「やればできるは 魔法の合い言葉」を胸に果たす時が来た。
もちろん1回戦の中央学院戦でも完投。このときは109球と省エネピッチングだった。
しかし2回戦の星陵戦はうって変わって壮絶な打撃戦となる。猛打が自慢の星稜打線に早々に捕まると初回5失点、それでも2回以降は持ち直しなんとか試合を終わらせない。8回には右脚を狙撃されチームの大逆転に貢献もその影響が懸念された。しかしそこはさすがの済美、もちろん継投することもなくここを抑えれば勝利という9回のマウンドに山口を送る。しかし頼みの山口が痛みの影響からか2失点、試合を振り出しに戻してしまう。延長に入っても山口の力投は続き、12回にはこの日最速の143km/hを叩きだす気迫の投球で星稜打線をねじ伏せた。チームは激闘の末サヨナラ勝利、右足の痛みを抱えながら一人でマウンドを守り切り延長13回184球11失点で完投勝利、その悲壮なまでの投球は多くの賛辞を呼んだ。ちなみにこれでもまだ0.79安樂。先輩は偉大である。
準々決勝では池内のピンチを消火するなどエースとしての貫禄を見せる投球。準決勝では桐蔭打線に打ち崩されてしまったが、いずれも内野強襲弾や守備のゆるいところを狙われての失点が多く、いわゆる気持ちのいい当たりは出さない粘りの投球を見せた。
余談だがこの山口、安樂がエースをしていた時の控えピッチャーの弟である。あのチームに控えがいたことも衝撃の事実だが、今回の快進撃の立役者としてある意味お兄さんと安樂の遺志を継いだ投球を見せたことになる。次の犠牲者後継者探しにも尽力してもらいたい。
2回戦の星稜戦、タイブレークまでもつれ込んで2点ビハインドとなった延長13回裏、無死満塁で打席が回ってくると1ボール2ストライクから放った大飛球は右翼線へ。一瞬の静寂ののち打球はファールゾーンから風に押し戻されるようにポールを直撃。大会史上初の逆転サヨナラ満塁お誕生日という超がつくほどの劇的な一発。第100回大会を象徴するような壮絶な一戦に終止符を打ってのけた。
後に語ったところによればこの試合前まで高校通算本塁打はたったの1本。2本目は値千金のお誕生日となった。
準決勝では桐蔭バッテリーの意表を突くメイデン間三盗で相手のやらかしを誘い一気生還とリードオフらしい足を使ったプレーも見せ付けた。
その後やらかしは出てこなかったが2点リードの8回で守備固めを送られてしまい交代。まったく見せ場のない試合となってしまった。ある意味マモノに気に入られた選手かもしれない。
まさか翌日の試合でも左翼手にマモノが憑りつくなんて誰が予想できただろうか。
迎えた2回戦の星陵戦でも守備の不安定さは健在、左飛と思われた打球をバンザイ後逸、三塁打にしてしまった。
しかし後半になるにつれて守備が改善。準決勝ではファインプレーも見せるなど今後の成長が楽しみな選手である。
2回戦の星稜戦、6点ビハインドで敗色濃厚となった8回に見せた猛攻の勢いに乗って放った打球は、ポール際の左翼スタンドでへ吸い込まれる逆転3点お誕生日、いったん試合をひっくり返す大きな大きな一発となった。
13年春・夏にマモノスレを湧かせたあのUSA川の弟である。
初戦からベンチ入り選手の紹介の際に名前を読まれるだけで出場機会は無かったが、準決勝大阪桐蔭戦で9回についに代打として登場。
しかしあっさり三振に倒れてしまった。
[伝説の選手たち]
[秋田代表・金足農]
絶対的エース吉田輝星を引っ提げてのベスト8入り。それでも
8強の中でも唯一の公立校ということもあり注目が集まる。
秋田県勢第1回大会準優勝の雪辱を第100回大会で晴らせるか。
＊吉田 輝星（金足農 投手）
最速150km/hを誇り今大会屈指の好投手と名高い金足農のエース。今大会の主人公。秋田大会を一人で投げ抜いて来ておりもちろん1回戦の鹿児島実戦でも先発。しかし先頭打者にいきなり四球を与えてしまい「公立高出身・プロ注目の○田」という言葉がスレ住民の脳裏によぎるが本領発揮はここから。非常に伸びのある直球とキレのいい変化球を武器にいわゆる「ギアを上げた」ような好投で後続を打ち取り、最終的には14奪三振1失点で完投。
ただ、走者がいる時の方がいい球を投げるとスレでは評され、実際三者凡退のイニングが1回も無い一方で鹿児島実業の残塁は12にも上った。後の取材によって本当にランナーの有無によってギア１〜３を使い分けていることが判明。
2回戦の大垣日大戦では序盤に捕まり3失点するも、その後はピシャリと抑えきり13奪三振で完投。8回に仲間のお誕生日で勝ち越してからの投球はまさに圧巻であった。
3回戦の横浜戦でも当然のように先発。疲労による炎上も心配され、案の定ARAKAKI失点など本調子とは言えない内容ながらも8回まで4失点と粘投。その裏仲間の3ランで逆転に成功するとまたしてもフルスロットル。150球を超えてもなお150km/hを叩き出し、3試合連続の10桁奪三振でベスト8進出を決めた。
さらに連日の先発登板となった準々決勝の近江戦、試合前にはマウスピースで遊ぶ姿をNHKにすっぱ抜かれてしまうなどお茶目な面も見せたが、
この試合でも要所を抑える粘りのピッチングを披露。9回140球を投げ2失点、4試合連続の10桁奪三振という見事な投球を見せ、チームの劇的なサヨナラ勝利を呼び込み、金足農を34年ぶりのベスト4へと導いた。
準決勝の日大三戦でももちろん先発。134球と球数少なく投げ抜き、5試合連続の10桁奪三振とはいかなかったものの1失点で日大三打線を抑え込み、1点を争う接戦を制した。
これによって見事決勝戦へと駒を進めたが、秋田県勢の決勝進出は実に第1回大会以来103年ぶりである。
「マウンドは俺の縄張り 死ぬ気の全力投球」と帽子に記して迎えた決勝戦だったが、初回に先制を許すと、4回5回と下半身の痛みに悩まされ、そこを桐蔭打線に痛打された。実に12失点を喫し、6回にはマウンドからライトにポジションを移した。その時には会場から大きな拍手が送られていた。
心を落ち着かせるルーティンとして、初回と9回にマウンドで右膝を付いて刀を抜く「侍ポーズ」を行っており、これがまた主人公らしく絵になっている。
準決勝からは
その活躍でスレ民の大多数を魅了しているが、酷使による将来を心配する声も後を絶たない。
さらにＵ１８アジア大会日本代表にも選ばれたため、マモノ民の心配はしばらく続きそうだ。
＊菊地 彪吾（金足農 右翼手)
金足農の右翼手。名前はこれで「ひゅうご」と読む。2回戦の大垣日大戦では一時勝ち越しとなる適時三塁打を放った。しかし彼以上に注目を浴びたのは試合中彼の背中についたヤツだった。詳細はこちらを参照。背中にセミがついたことはマモノスレだけでなくネットニュース、更には熱盛甲子園で取り上げられるなど瞬く間に全国へ広がった。
「セミの人」として注目を集める中迎えた準々決勝の近江戦では相手投手陣の前に無安打が続いていたが、9回に安打で出塁すると後続のよんたまで二塁へ。スクイズが敢行されると三塁コーチの静止には目もくれずに躊躇することなくホームへ突入。
セミの加護のもと、チームの準優勝に貢献して印象を大きく残した彼は、見事エンターテイナー賞に選ばれた。
＊打川 和輝（金足農 三塁手）
吉田の後ろを打つ金足農の四番。そのいかにも打撃が良さげな名字から期待がかかると初戦鹿実戦でタイムリー含む2安打で「打つ川」「内川」と呼ばれた。
しかし大垣日大戦では一転大ブレーキで「打てない川」「打て川」など散々な言われよう。
3回戦以降はキッチリ1本はヒットを打ってなんとか置川になることはなかった。
チームが勝ち進むにつれて「打て川」が打席に入るときの応援レスになるほど愛されキャラとなり、好守備を見せれば「守川」、吉田に万一があれば登板する予定と紹介されれば「投川」、走塁死すれば「ルンバ川」、苦境では「いい加減打って吉田を助けてやれ川」との
県大会から何があっても吉田が投げ続けた金足農業において投川は
決勝戦ではついに6回からリリーフし、3イニングを1失点と頑張った。また打っても2安打と気を吐き、評価を戻したといえるか。
置川 打たない川 打川 猛打川
┝ - - - - ┿━━━━━★┿━━━━━┥
ｲﾏｺｺ
[南埼玉代表・浦和学院]
皆の人気者モリシが久々に夏の甲子園に登場するとしっかり勝ち上がってきた。ここまで迷采配は出てこず埼玉県勢の二連覇を虎視眈々と狙う。
＊渡邉 勇太朗（浦和学院 投手）
埼玉大会では最も多くのイニングを投げた浦和学院の11番。最速で149km/hを記録し平均球速も145km/hを記録する荒れ球速球派。それでもインコースを厳しく攻めるロマンの塊である。初戦の仙台育英戦に先発。第1球からすないぽと立ち上がりからその荒れ球っぷりを拾うするなど四死球で走者を背負う場面は多いものの、ピンチの場面ではスイッチが入るのか怒涛の勢いで三振や内野ゴロを奪う。堅いバックにも助けられ6回無失点、先発の仕事を完璧にこなした。
3回戦の二松学舎戦でも先発。1回と4回に二三塁のピンチを招くもののギアチェンジ。取るべきタイミングでずばさんを決め、完封勝利を手にした。彼も劇場型投手なのかもしれない。その二松学舎戦ではピンチの場面になると大雨が降り調子が上がる、ピンチを切り抜けたら雨が弱まる、という現象が起こり大谷以来のみず属性疑惑も浮上。
準々決勝では桐蔭打線に対してお誕生日や長打を許すもののその奪三振率は相変わらず。小野塚さんから
190cmの長身からの荒れ球（藤浪属性）、劇場型、みず属性（大谷賞受賞）と、かなりの欲張りさんである事が伺える。
＊佐野 涼弥（浦和学院 左翼手）
昨年は地方大会決勝であの花咲徳栄に適時打0本で歴史的敗北を喫し派手に散った投手。今年は左翼手として出場、地方大会決勝で適時打を放つなどの活躍でチームを甲子園に導いた。二回戦戦の仙台育英戦では2本の適時長打を放つなど前評判に違わないチャンスに強い打撃を見せた。
３回戦以降は打撃成績がぱっとせず、チームも自身が経験した昨年の悪夢の再現かというような形で敗退。
＊蛭間 拓哉（浦和学院 中堅手）
埼玉の名門浦和学院の主将にして3番を打つチームの大黒柱。俊足が持ち味であり地方大会では脅威の9トゥギャを記録。初戦の仙台育英戦でもチャンスを広げるトゥギャ、お誕生日、その俊足を活かしたファインプレーで得点阻止と走攻守にわたって大暴れ。
3回戦以降は好走塁や守備などの面での活躍が目立った。広い守備範囲だけでなく好返球も見せるなど身体能力の高さを見せ付けた。
＊森 士（浦和学院 監督）
皆さんご存知マモノスレのアイドル「モリシ」。毎年wikiには出てくるが甲子園には久々の出場。さすがに叩かれすぎて考えを変えたのか早稲田大大学院で勉強。全国制覇を目指す高校球児の人間形成について修士論文も執筆。指導教員に「だからあなたは裸の王様と言われるんです」と手厳しい評価を受けるなど自分を問い直す時期を過ごした。その結果自分の指示だけではなく選手が考えるチーム作りにいそしみ5年ぶりの甲子園出場。
今大会でも1-8番まで全て左打者とモリシクオリティ全開の打線を掲げる。新たなモリシ伝説に期待が掛かるも、初戦の仙台育英戦では初回にエンドラン、トゥギャを成功させるなど采配がズバリ。好投していた渡辺から永島、永島から1年生美又、さらに打者1人で美又からエース河北登板と経験値稼ぎから調整登板まで成功させる有能継投も光った。走者が三塁に進んでも無駄死にさせる采配も出ることなく迷将っぷりはどこへやら。5年前のリベンジをついに成功すると目を潤ませる一幕もあった。
しかし6年前の仇敵大阪桐蔭戦で何かを思い出したか継投でモリシマジックを見せ、大量失点で敗退。やっぱりモリシはモリシだったとスレ住民を
モリシを返上し、名将森士監督として生まれ変わるその日まで、頑張れ！僕らのモリシ！負けるな！僕らのモリシ！
[西東京代表・日大三]
さんざん「日大三負けたのかｗｗｗｗ」とネタにされ続けてきた日大三だったが今回は違う。攻守ともに豊富な戦力を備えて3度目の頂点が見えてきた。
＊廣澤 優（日大三 投手）
日大三の背番号18番を背負う、長身の2年生右腕。今大会は2回戦まで登板が無かったが、3回戦の龍谷大平安戦で先発に抜擢される。地方大会の成績はそれほど芳しくなく、スレ住民からも不安視されていたが、フタを開けてみると威力のあるストレートを軸に見事なピッチングを披露。Maxは148��/hに達し、スレ住民からも「まだこんな隠し玉がいたのか」「4番手Pとは思えない」などといった声が相次いだ。結局5回を投げ2失点したものの、平安打線をヒット2本に抑え込み、試合の流れを作ることに貢献した。
3回戦での好投が評価されたか準決勝でも登板。疲れからか多少球は荒れたものの自責1の最少失点で切り抜けるなどメンタルも強いため、今後エースとして成長できるかが期待される。
＊木代 成（日大三 二塁手）
壮絶なレイプ試合となった1回戦の折尾愛真戦で伝説を作り上げた選手。相手投手陣の制球難につけこんで、よんたま・よんたま・二塁打・すないぽ・よんたま・すないぽで史上5人目となる1試合5四死球を達成。なんとあの松井秀喜の5打席連続敬遠以来の大記録だった。スレ民が調べたところ、ノーノー達成者よりも達成人数の少ない至難の記録であることが判明。
初戦はもちろん他の試合でも出塁率は高く、多くの接戦において得点に絡んだ選手であった。
＊佐藤 コビィ（日大三 左翼手）
ガーナ出身の父親と日本人の母親を持つ、俊足強打の左翼手。愛称はコビー。ありったけの夢をかき集めての甲子園出場である。1回戦の折尾愛真戦では1回にはよんたまんるいのチャンスで見事
初戦はスタメン出場だったが２回戦以降は代打を出されることが多く、準決勝では遂にベンチに封印され、出てくることはなかった。
＊�睫據≧童福米�大三 左翼手・代打）
2回戦の奈良大付戦で代打として登場。その打席では凡退となるが次の打席でトドメとなる2ランお誕生日を放つ。しかし彼がその真価を見せたのは準々決勝の下関国際戦の8回。7回まで味方全員が完璧に抑え込められていた相手エース鶴田に対し、二三塁のチャンスで登場。その初球を見事に捉え、価千金の同点タイムリーを放った。
[滋賀代表・近江]
三本の矢での準優勝から17年。今年は四本の矢で勝ちを重ねてきた。野手陣にもラブパワー北村をはじめ好選手が揃い戦力充分。
近畿帝国で唯一優勝経験のない滋賀に真新しい優勝旗を持って帰りたい。
＊金城 登耶（近江 投手）
近江高校のエース。エースナンバーを背負った選手は先発をすることが多いが、近江高校の監督の持論は「最後にマウンドに立っている奴がエース」であるため最終回にクローザーとして登板する機会が多い。ところが初戦の智弁和歌山戦では魔曲に恐れをなしたか１失点。さらに３回戦の常葉菊川戦では犠打に２ランお誕生日で３失点とクローザーとしては非常にマズい成績を残してしまう。
さらに３回戦の監督インタビューでは「ウチの看板は(３回戦好投の）林」発言が飛び出すなどエースとしての信頼が揺らぎつつある。エース＜＜＜＜＜＜看板。
今後信頼
＊林 優樹（近江 投手）
近江高校の看板。背番号18番を背負う期待の二年生サウスポーである。クロスファイア気味に伸びるストレートとチャンジアッパ、左打者から逃げるスライダーの三種の神器で三振の山を築く。甲子園ではリリーフ投手として中盤から後半に登板することが多く、初戦と二回戦では完璧なリリーフ。
ここまでの二戦で信頼を得たのか3回戦では先発登板。すると5回までは味方のやらかし以外はパーフェクトの圧巻のピッチング。監督からも「ウチの看板」とのお墨付きを貰った。
準々決勝では再びリリーフとして登板したが、前日の疲れが残っていたためか出鼻を痛打され、最終回には集中力の糸が切れたか連打によんたまんるいからのサヨナラ2ランスク水という劇的な幕切れを迎え、お看板としてしまった。
マモノスレではプロでエースがつけることの多い18番を背負う彼が真のエースなのではないかと見込まれている。
＊北村 恵吾（近江 三塁手）
近江の副主将。4番も打つ。スタンドで応援するもう一人の副主将かつ応援団長の茨木とは親友同士。打席に入る度にスタンドの茨木とアイコンタクトを交わすとか。
愛の力が通じてか、初戦・智弁和歌山戦ではお誕生日2発。「愛のお誕生日」と称され、スレ
2回戦の前橋育英戦でも愛の力で2安打、9回の安打はサヨナラの走者を進める重要な役割を果たした。
愛の力が爆発したのは3回戦常葉大菊川戦。この日は4度の得点機全てでタイムリーを放ち、4打数4安打6打点の大暴れ。
チームを17年ぶりのベスト8へと導く大活躍を見せた。
＊土田 龍空（近江 遊撃手）
1年生ながら近江の2番遊撃手を任される実力者。読みは「りゅうく」ドラゴンスカイメイデン、ドラゴンスカイ内野安打、ドラゴンスカイトゥギャなどことあるごとにドラゴンスカイ〇〇とどこか呪文のような文字列がスレに並んでいった。
＊住谷 湧也（近江 左翼手）
努力家としてセンバツで有名になった2年生選手。打順は9番だが努力によって打撃力が開花。三回戦終了時点で9打数7安打の大暴れ。
守備でも鋭い打球をキャッチするナイスプレーが再三見られるなど近江高校の躍進に貢献した。
日々の努力を欠かさない住谷の今後の活躍が楽しみである。
準々決勝の金足農戦では日々の努力が実を結び6番に上がると、先制となるタイムリーツーベースを含む4打数3安打1打点と大暴れ。
チームは惜しくも敗退してしまったが、住谷の今夏の成績はなんと驚異の.769(13-10)。これまでの大会最高打率を見事に更新した。努力の爪痕をしっかりと甲子園に刻んだ。
今後も努力を続け、ぜひとも甲子園に戻ってきてもらいたい。
＊中尾 雄斗（近江 二塁手）
記念すべき100回目の夏の選手宣誓を引き当てたｵｰﾐｰｺｰｺｰの主将。イケボ。センバツでの出来事からスレ内の呼称は「タマブレーク中尾」で定着。
背番号は4のままだが、今夏は滋賀大会から途中出場が多く、伝令や守りの面でチームを支えた。
しかし前橋育英戦では途中から守備に入ったのにスコアボードに反映されておらず、何ならアナウンスすらされていなかった。ｶﾜｲｿｽ
選手宣誓を立派に務め上げた上、試合や熱闘甲子園で登場する度に「タマブレーク中尾ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!」というレスが相次ぐなど人気を博していた彼だが、大会が終わってもWiki入りしていなかったりと色々不遇。ｶﾜｲｿｽ
[北大阪代表・大阪桐蔭]
史上初となる2度目の春夏連覇を目標に絶対王者が今大会もキッチリ勝ち上がってきた。もはや説明不要なタレント軍団の躍動に期待がかかる。
＊柿木 蓮（大阪桐蔭 投手）
ご存知柿田の呪いに飲まれそうで飲まれない大阪桐蔭のエース。大きな耳が特徴でクセになる顔との評も。初戦の作新学院戦では強打の作新打線を抑え込み1失点完投、二回戦沖学園戦ではNEOの後を継ぎ9回に登板すると自己最速の151�劼鬟沺璽�するなど好調。3回戦、準々決勝でも6回からリリーフし、相手打線を1安打ずつに抑え込み試合を締めた。
ただ、所々で危うい局面も生まれているためこのまま呪いから逃げきれるかどうかがマモノスレ的注目ポイントだろう。
準決勝の済美戦では先発。コントロールが定まらず苦しい投球が続き先制点を奪われるなどついに呪い成就かと思われるも、ここぞというところでギアを上げる粘りの投球を見せ、結局155球を投げ2失点10
東北勢初優勝かはたまた初の2度目の春夏連覇かという、どっちが勝っても史上初という秋田代表金足農業との決勝へとチームを導いた。
決勝では大方の予想に反して、自ら志願し連投となる先発登板。しかし、球数を抑えて112球で2失点7奪三振と完投。最後の打者を144kmのストレートでライトフライに打ち取り、春夏連覇を決めた。
昨夏の敗戦の悔しさや、大事な試合ではいつもNEOが登板していたという思いをも晴らし、大阪桐蔭の背番号１を背負うエースはついに夏の胴上げ投手となった。
＊根尾 昂（大阪桐蔭 遊撃手・投手）
すっかりお馴染みとなった大阪桐蔭の主人公ことＮＥＯである。そのあまりのスペックに主人公というよりライバルキャラだとかなろう系主人公だとか言われたり。
春夏連覇を狙う4季連続の甲子園初戦、作新学院戦では遊撃手として出場、早速二塁打、三塁打と2本の長打を放つ。
また守備時には「ＮＥＯのテーマ」と異名がつくほど印象深い自身の応援曲「かっせー！パワプロ」を相手校である作新学院が演奏し始めたとたんに超ファインプレーが飛び出すなど、今年の夏も主人公の座は譲らないと言わんばかりの活躍を見せた。
2回戦の沖学園戦では先発登板。ARAKAKIで先制点を献上したり、2本のお誕生日を打たれたりと苦しいピッチングが続いた。
しかし打っては7回にニュース間お誕生日、自身甲子園初弾でNEO伝説に新たな1ページを刻んだ。
ついでに遊撃手の守備についた時は盗塁刺殺プレー時に捕手からの送球を受け何故か派手にひっくり返るお茶目な面も。
準々決勝では先発で5回2失点、打っては先制点となる2本目のお誕生日でチームの打線の起爆剤に。
準決勝では2安打を放ち、決勝の金足農業戦では吉田との主人公対決が実現。
3打席目に試合を決定付ける2ランお誕生日を放ち、『真の主人公』となって自身3度目の優勝をも手中にした。
最後はマウンドに上がることなく、春夏連続優勝投手とはならなかったものの、その甲子園を舞台にした長きに渡った活躍ぶりに、春夏連続でvip選抜のMBP（マモノベストプレイヤー）にも選ばれることとなった。
＊藤原 恭大（大阪桐蔭 中堅手）
史上初２回目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭ミレニアム世代の4番を打つプロ注目の強打者。今大会でも屈指のイケメンと評判。なのだが今大会では大活躍するでもなくかといって置物というわけでもなく、2回戦終了時点でwiki入りするネタが無いことをwikiに書かれるなど今一つパッとしない。
とはいえ1回戦の作新学院戦では適時打含む2安打、続く2回戦の沖学園戦でもNEOとアベックお誕生日をかっ飛ばすなどその能力を遺憾なく発揮。
それでも物足りないと思われるのは大阪桐蔭4番にしてプロ注打者への期待の表れでもあるだろう。
3回戦の高岡商業戦では4タコと振るわずついに置物化かと思われたが、準々決勝の浦和学院戦では一転打撃爆発。
俊足を生かした内野安打や2本のお誕生日を含めた4安打5打点と、最早ネタが無いなどとは言わせないとばかりに打ちまくりチームのベスト4進出に大きく尽力。
これは春夏含めて通算5本目のお誕生日であり、ドラ１をがっちりキープするような活躍を見せた。
決勝でも3安打の2打点と打ちまくり、2度目の春夏連覇に大きく貢献した。
＊中川 卓也（大阪桐蔭 三塁手）
昨年の夏、突如甲子園のマモノが牙を剥いた衝撃的な敗戦から１年、あの時のファーストが主将となって戻ってきた。雪辱を誓った今大会では3番を打ち打率2割8分の打点4。
史上最強とも言われる大阪桐蔭打線のクリンナップとしては、藤原やNEOからやや見劣りする数字ではあるが、それでも「主将の中川と副主将のNEOがチームを作った」とは西谷監督の言葉。
決勝の金足農業戦を制し、史上初の2度目の春夏連覇という偉業を成し遂げ、満員のアルプスに挨拶をした後には涙が止まらなかった。
優勝インタビューでの「大阪桐蔭はどんなチームでしたか」という問に対しては言葉に詰まりながらも、大阪桐蔭の主将としてこう答えた。
「本当に最高で、本物のチームでした」
＊西谷 浩一（大阪桐蔭 親方監督）
ご存知、親方こと大阪桐蔭史上初の2度目の春夏連覇を狙い、相変わらずの貫禄と質量を保って甲子園に乗り込んできた。
今大会で優勝すれば以下の通り甲子園での勝率がＰＬ学園の中村監督を抜き歴代1位となることもあってその意気込みは十分。
また準決勝ではベンチの中で眼光鋭く睨みをきかせる場面も。
その現れか相手チームを褒めちぎることでお馴染みのヒーローインタビューでも、2回戦の沖学園戦では珍しく自チーム選手にややおこな雰囲気も見られた。
一方で準決勝済美戦後は相手エース山口の力投を「涙が出そうになった」と激賞し、いつもの西谷節も快調。
偉業達成に向けて、横綱相撲に緩みは無い。
そして決勝戦を勝ったことで、あのPL学園の黄金期を率いた中村順司氏を抜き、晴れて20勝以上の監督として勝率歴代1位の座についた。
西谷監督 星取表（決勝終了時点）
○○○○● ○●○○● ○○○○○ 12-3
○○●○○ ○○○○○ ○○○○● 13-2
○○●○○ ○○○○○ ○○●○● 12-3
○○○○○ ○○●○○ ○○○○○ 14-1
○○○○ 4-0
通算 55-9
甲子園11連勝は自身2回目
通算勝利数ランキング
1位 高嶋 仁（智弁学園→智弁和歌山） 68勝（35敗）
2位 中村 順司（PL学園） 58勝（10敗） 勝率.853
3位 西谷 浩一（大阪桐蔭） 55勝（9敗） 勝率.859
4位 渡辺 元智（横浜） 51勝（22敗）
4位 前田 三夫（帝京） 51勝（23敗）
この貫禄も含め、まさに平成の大横綱といっても過言ではない数字である。
[東兵庫代表・報徳学園]
絶大的な存在である小園を擁する地元・報徳学園。小園システムばかりに目が行くが小園頼りだけではない意地も見せてきた。
近年の一大ブームであるアゲアゲホイホイの本家本元の実力やいかに。
＊小園 海斗（報徳学園 遊撃手）
今秋のドラフトで1位指名間違いなしとの評判の大会注目打者。初戦の聖光学院戦でもその期待を裏切らず、初回からその巧打で左中間へ運ぶと俊足を飛ばしてあっという間に二塁に到達。メイデンで三塁へ進むと前進守備の野手正面を突いた内野ゴロで果敢にも本塁突入、先制点をもぎ取る。
第2打席でもイニングの先頭打者として二塁打を放つとまたしてもメイデン・最低限でノーヒット生還。
3度目のイニング先頭打者となった第4打席でもまたまた二塁打、これで史上28人目の1試合個人3二塁打の大会タイ記録。
その後当然のごとくメイデン・適時打で3点目のホームを踏んだ。もちろんこの試合の報徳の得点はすべて小園の二塁打からの得点である。
3回戦では3三振と打撃が振るわないものの2回目の三振は振り逃げ成立で出塁に成功すると、トゥギャからの生還で最初の得点をもぎ取る。
また、この試合では好守が光ったため2回戦では迎撃システムとしてパッチを当てられていた説が浮上した。
準々決勝もノーヒット、すないぽでの出塁があったものの(σ･∀･)σｹﾞｯﾂ!!でチャンスを潰されたり、
9回にはシステムエラーを吐いてしまい、守りでやらかして追加点を献上。バックアップも機能に乏しく敗退した。
＊村田 琉晟（報徳学園 左翼手）
いわゆる小園の次の人。イニング先頭の小園が二塁打で出塁するとしっかりメイデンを決めるのが仕事。
幾度となく2ストライクまで追い込まれるがしっかりスリーバントを決める職人気質な選手。
＊長尾 亮弥（報徳学園 中堅手）
いわゆる小園の次の次の人。三塁に進んだ小園をきっちりホームへ帰すのが仕事。
一死三塁で3度打席が回ってきたが進塁打、犠飛、適時打としっかり小園を生還させる職人気質な選手。
＊神頭 勇介（報徳学園 一塁手）
いわゆる小園の次の次の次の人。小園がホームへ帰ってくるとネクストバッターズサークルで迎え入れるのが仕事。
1から3番で1点をもぎ取った後、打線をしっかりシャットアウトする職人気質な選手。
しかし二回戦では猛攻の火蓋を切るヒットを放つなどの自己主張も出始めた。
三回戦以降は不調の小園に代わってアベレージや長打が復活。最終的に小園の打率を上回る.444と立派な成績を残した。
＊糸井 辰徳（報徳学園 右翼手）
現阪神タイガース糸井と元読売巨人ジャイアンツ原のハイブリッド選手。ちなみに阪神タイガースの糸井とは親戚関係にある。そのバッティングフォームからフォールスルー、守備の様子まで糸井選手と瓜二つ。
2回戦では3安打猛打賞でインタビューを受けるも本家糸井に劣らない宇宙人っぷりを発揮した。
[山口代表・下関国際]
初出場から1年後、三度目の正直でようやく初勝利を掴むと勢いのまま3連勝で準々決勝へ。エースで4番の大黒柱鶴田を軸にここまで導いた坂原監督にウイニングボールをあと何個手渡せるだろうか。
＊鶴田 克樹（下関国際 投手）
下関国際のエースかつ4番で投打の要。安定した制球と140km/h台半ばの直球が持ち味の本格派。中学時代は軟式の無名捕手だったが、坂原監督に投手センスを見出され高校に入ってから投手に転向、その才能を開花させた遅咲きの選手。
1回戦の花巻東戦では積極的にバットを出してくる打線を相手に3939投球。延長戦を投げぬきチームの甲子園初勝利に貢献した。
2回戦の創志学園戦では今大会屈指の好投手西と互角に投げ合って味方の反撃を呼び込む粘投。
いっぽうで打撃成績は敬遠含めても2回戦まではしょっぱい内容。しかし3回戦の8回には重要な追加点となるタイムリーを放ちジエンゴ成功となった。
準々決勝日大三高戦では、打ってはジエンゴとなるタイムリー、投げては7回途中までノーヒットピッチングの快投を見せるものの、8回に怒涛の初球攻撃を皮切りに3失点を喫し逆転負け。敗戦後涙する姿にもらい泣きするスレ民が続出した。
甲子園での“初”の歩みはベスト8。今村・増居賞こそ見送られたが、強力打線を途中まで封じ込めてチームの躍進に大きく貢献した。
＊甲山 達也 （下関国際 遊撃手）
1回戦の花巻東戦では送球ミスで失点し、歳内を発狂させたが打撃では3安打の固め打ち。選球眼の良いタイプのアベレージヒッターで、縁の下の力持ち的存在の理想的2番打者といえる。
2回戦以降は安定した守備を見せるどころかファインプレーを連発。後半のマモリズムの中心となり、歳内も草葉の陰で満足気な活躍であった。
＊木村 大輝 （下関国際 中堅手）
チーム一の俊足を誇る外野手。その速さはNHKの解説やスレ住民からも定評がある。1回戦の花巻東戦では出塁すると余裕のトゥギャ。さらに右前の当たりで悠々と生還、同点のホームを踏むといった持ち味を活かしたプレーで下関国際の甲子園初勝利に大きく貢献。
2回戦の創志学園戦では相手チーム森田の意思を継ぎフル出場で0打席3出塁のウォークマンとなった。
＊坂原 秀尚（下関国際 監督）
かき氷コピペでスレを風靡した17年夏から早1年、3季連続出場で下関国際を甲子園へ導く。花巻東戦で土壇場の逆転によりようやく聖地初勝利を掴むと、続く創志学園戦では好投手西を「真っ向勝負では打ち崩せない」と冷静に分析、待球作戦を展開しまたも土壇場で追い付いて撃破という名采配を繰り広げた。
更には中学時代軟式の無名捕手だった鶴田をエースに仕立て上げる育成力なども脚光を浴び、いつしか絶賛の雨あられ状態となる。
すると去年のスパルタ路線から今年は聖人路線に転換した下関コピペが昨年にも増して大流行。試合のない日でも坂原監督をスレで見ない日はない人気っぷりであった。
二回戦突破のウイニングボールが手渡された際には「まだ足りない」と冗談好きな一面も。
最終的に3勝を上げベスト8まで上り詰めるも、親交ある小倉監督率いる日大三に準々決勝で敗北。試合後の談話では目を潤ませながら選手健闘を称えるなど、最後まで聖人として聖地を去った。
下関国際さんの選手、甲子園（球場）であと一歩で敗れてましたよ。
よく頑張ったぞと（笑い）。
僕は誇りに思います。たらればはダメ。
称えていいのは選手らの努力、気持ちの入ったプレー、日大三高の実力だけ。
泣くのもダメ。涙は優勝するときまで温存。
来年また来ますよ。今日からまた一歩一歩前に進めばいいんです。
敗退後こそコピペの量は減ったもののスレに現れてはぐう聖コメントを残し続け、ついに伊藤以来2人目のスレ皆勤賞を受賞した。
[愛媛代表・済美]
初出場初優勝に湧いた04年センバツだが同年夏は準優勝。安樂を彷彿とさせるエース山口がどこまで踏ん張れるかが鍵になるだろう。
上甲監督が果たせなかった夢を「やればできるは 魔法の合い言葉」を胸に果たす時が来た。
＊山口 直哉（済美 投手）
済美の絶対的エース。というか山口しかいない。完全に安樂2世である。もちろん1回戦の中央学院戦でも完投。このときは109球と省エネピッチングだった。
しかし2回戦の星陵戦はうって変わって壮絶な打撃戦となる。猛打が自慢の星稜打線に早々に捕まると初回5失点、それでも2回以降は持ち直しなんとか試合を終わらせない。8回には右脚を狙撃されチームの大逆転に貢献もその影響が懸念された。しかしそこはさすがの済美、もちろん継投することもなくここを抑えれば勝利という9回のマウンドに山口を送る。しかし頼みの山口が痛みの影響からか2失点、試合を振り出しに戻してしまう。延長に入っても山口の力投は続き、12回にはこの日最速の143km/hを叩きだす気迫の投球で星稜打線をねじ伏せた。チームは激闘の末サヨナラ勝利、右足の痛みを抱えながら一人でマウンドを守り切り延長13回184球11失点で完投勝利、その悲壮なまでの投球は多くの賛辞を呼んだ。ちなみにこれでもまだ0.79安樂。先輩は偉大である。
準々決勝では池内のピンチを消火するなどエースとしての貫禄を見せる投球。準決勝では桐蔭打線に打ち崩されてしまったが、いずれも内野強襲弾や守備のゆるいところを狙われての失点が多く、いわゆる気持ちのいい当たりは出さない粘りの投球を見せた。
余談だがこの山口、安樂がエースをしていた時の控えピッチャーの弟である。あのチームに控えがいたことも衝撃の事実だが、今回の快進撃の立役者としてある意味お兄さんと安樂の遺志を継いだ投球を見せたことになる。次の
＊矢野 功一郎（済美 二塁手）
済美のトップバッターを務める。2回戦の星稜戦、タイブレークまでもつれ込んで2点ビハインドとなった延長13回裏、無死満塁で打席が回ってくると1ボール2ストライクから放った大飛球は右翼線へ。一瞬の静寂ののち打球はファールゾーンから風に押し戻されるようにポールを直撃。大会史上初の逆転サヨナラ満塁お誕生日という超がつくほどの劇的な一発。第100回大会を象徴するような壮絶な一戦に終止符を打ってのけた。
後に語ったところによればこの試合前まで高校通算本塁打はたったの1本。2本目は値千金のお誕生日となった。
準決勝では桐蔭バッテリーの意表を突くメイデン間三盗で相手のやらかしを誘い一気生還とリードオフらしい足を使ったプレーも見せ付けた。
＊山田 響（済美 左翼手）
1回戦の中央学院戦の初回、バックホーム大暴投でスレを沸かせると、その後高く上がり風に煽られた飛球を転びながら捕球、ポテンヒットで悪送球も絡み二塁打を許す、頭を越されるなど中央学院から執拗なまでの左翼手狙いを受けてしまった。その後やらかしは出てこなかったが2点リードの8回で守備固めを送られてしまい交代。まったく見せ場のない試合となってしまった。ある意味マモノに気に入られた選手かもしれない。
まさか翌日の試合でも左翼手にマモノが憑りつくなんて誰が予想できただろうか。
迎えた2回戦の星陵戦でも守備の不安定さは健在、左飛と思われた打球をバンザイ後逸、三塁打にしてしまった。
しかし後半になるにつれて守備が改善。準決勝ではファインプレーも見せるなど今後の成長が楽しみな選手である。
＊政吉 完哉（済美 中堅手）
済美のラストバッター。2回戦の星稜戦、6点ビハインドで敗色濃厚となった8回に見せた猛攻の勢いに乗って放った打球は、ポール際の左翼スタンドでへ吸い込まれる逆転3点お誕生日、いったん試合をひっくり返す大きな大きな一発となった。
＊宇佐川 輝（済美 代打）
「済美の宇佐川」と聞けばピンと来るスレ民も多いだろう。13年春・夏にマモノスレを湧かせたあのUSA川の弟である。
初戦からベンチ入り選手の紹介の際に名前を読まれるだけで出場機会は無かったが、準決勝大阪桐蔭戦で9回についに代打として登場。
しかしあっさり三振に倒れてしまった。
2018年08月24日(金) 16:41:34 Modified by mamono_together
添付ファイル一覧(全1件)
CwnAyRJR1O.jpg (60.32KB)
Uploaded by mamono_together 2018年08月24日(金) 16:40:00
Uploaded by mamono_together 2018年08月24日(金) 16:40:00