総大将×珱姫

147 名無しさん@ピンキー sage 2009/06/07(日) 13:31:16 ID:wrwOpl+6
「お前…何だ…?」
ぬらりひょんは、興味深げに珱姫を見つめた。自分の腕を斬りつけておきながら、
その血を一瞬で止めた異能の力。それにこの刀は、おそらく妖怪だけを斬る
妖刀・祢々切丸。人間にしては、かなり変わっている。
しかしぬらりひょんは、それらの疑問は後回しにすることにした。
今宵は、この絶世の美女をいただきに来たのだから。それに祢々切丸を見て、
生来の悪戯心が、むくむくと鎌首をもたげてきた。

「よくも斬ってくれたな、人間。」
ぬらりひょんは怒った声で立ち上がり、祢々切丸を珱姫の手からもぎとった。
「ひっ!……や、やめて……。」
珱姫は怯えながら後ずさりした。腰が抜けたようだ。殺される……!
ぬらりひょんは祢々切丸を振りかざし、珱姫に真っ向から斬りつけた。
「ああっ!」
珱姫は目をつむった。しかし何の痛みも衝撃もない。恐る恐る目を開けてみる。
ぬらりひょんはいたずらっ子のような表情に変わっていた。
「さすがは妖刀・祢々切丸。人間は斬れぬというわけだ。着物は別のようだがな。」
確かに珱姫の体には、かすり傷一つつかなかった。しかし姫の着物は
真っ二つに切断され、左右に分かれてはらりと床に落ちた。
ほっそりとした珱姫の裸身が露になった。肌は雪のように白い。
下腹部の草むらだけが、黒々と淡く光っていた。

「きゃっ!」
真っ赤になって珱姫は両手で乳房を隠した。ぬらりひょんはニヤリと笑う。
「だいぶ顔が赤いようじゃな。夜風に当たった方がよいのではないか?」
「な、何を…きゃあっ!」
珱姫に抵抗する暇も与えず、ぬらりひょんは姫を抱きかかえた。
風のように屋敷を走り出て、夜の街の往来までたどり着く。
珱姫にとっては、生まれて初めて見る屋敷の外の世界だった。
しかしいまはそれどころではない。全裸で妖に抱きかかえられたままなのだ。
羞恥と恐怖で体を硬くする。しかし周囲の人間には全く反応がなかった。
「な、なぜ誰も気付かないの?」
「それはワシがぬらりひょんだからじゃ。ワシに触れていれば、
他の人間の目には決して見えぬ、誰も気付かぬ。」

「と、とにかく降ろして…放してくださいませ!」
「よいのか? ワシから離れるとどうなると思う。」
ぬらりひょんは姫を地面に降ろした。へたり込む姫から手を離す。
珱姫はほっと一息ついたが、その時、母親に連れられて歩く子供と目が合った。
「母上、そこに裸の女の人がおりまする。」
子供は母親の袖を引くと、姫を指差した。
「ひ、ひいっ!」
珱姫は真っ青になって、ぬらりひょんの足にしがみついた。
「これ、何を言っているのです。何もおらぬではありませんか。」
「ええっ…確かに今いたのですが…。」
子供は、手を伸ばせば届くほどの距離に珱姫がいるのに、もはや姫の姿が
見えなくなったようだ。きょろきょろと辺りを見回している。
珱姫もようやくぬらりひょんの能力を理解した。もう彼から離れるわけには
いかなくなった。このようなあられもない姿を、大勢の人に見られたら…。


「わかったろう。ワシに触れていれば安心だ。ぬらりくらりと身を任せてみよ。」
ぬらりひょんは姫のの両手を、自分の首に回させた。両足をかかえて抱き上げ、
駅弁スタイルになった。着物の前を広げて、予告もなしに姫の女陰に挿入する。
「あっ、何を!……やめ……やめてぇ……!」
「怖がらなくてもよいぞ、すぐに気持ちよくなるからな。」
ぬらりひょんは姫を抱えて挿入したまま、堂々と都大路を闊歩し始めた。
(ああ……殿方に、それも妖に初めて抱かれて……しかも裸でなんて……
 もう頭がおかしくなってしまいそう……!)

乙女の証である血が一筋、姫の太腿に流れた。しかし痛みを感じる余裕はない。
珱姫は必死でぬらりひょんにしがみつく。さっきの子供が、走ってきた。
自分の見たのが幻ではないと思っているらしく、まだきょろきょろと
辺りを探し回っているようだ。その無垢な視線の前では、自分の淫らな姿が
はっきり見透かされているようで、珱姫は一段ときつくぬらりひょんにしがみつく。
(お、お願い、坊や……見ないで……こっちを見ないで……!)
緊張で珱姫の女陰は、きゅっとぬらりひょんの男根を締め付けた。

「ほう、なかなか具合がいいぞ。そろそろ仕上げと行くか。」
ぬらりひょんは歩きながら、腰も激しく動かし始めた。
今まで味わったことのない感覚が、珱姫の下腹部から頭頂まで突き抜ける。
まぎれもなく、それは快感であった。
「ああ…そんな!……あっ!……あっ!……い、いくうっ……!!」
珱姫の頭に閃光が走った。女陰から何かが溢れた感覚がした。
それと同時に、ぬらりひょんの男根からは熱い液体が、姫の体内に注ぎ込まれる。

(こ、これが男と女の交わり……。)
珱姫は先程までの恐怖や羞恥からは、すっかり解き放たれていた。
陶酔した表情は、女になった歓びに満ち溢れている。
「姫君はなかなか好き者のようだな。ワシの屋敷まではもうしばらくある。
どれ、このまま歩いていくとするか。あと二度くらいはできるだろう。」
「ああ、そんな……はうううっ!」
珱姫は、再び硬くなってきたぬらりひょんの男根をがっちり咥え込む…。



2011年05月28日(土) 16:19:57 Modified by ID:99JzfgdaZg




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