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ゴマ科の一年生草木で、アフリカが原産地とされており、実の中に多数できる種子を食材としています。乾燥に非常に強く、多雨は生育を悪くさせる特徴を持っています。
古くから漢方薬としても用いられており、栄養価が高く健康に良いとされているため、日本では精進料理に欠かせない食材とされています。
食材としては、鞘の中に入った種子を取り出し、洗って乾燥させた状態で食材となりますが、このままでは、種皮が固く香りも良くありませんので、通常は炒った「炒りゴマ」として食べます。
また、「すりゴマ」や「練りゴマ」などにして、料理の薬味としても使用されています。
現在では、ゴマ油やドレッシング、団子や豆腐などにも使用され人気となっています。

代表的な効能は、以下のとおりです。

• 老化（酸化）を防止します。

ゴマが抗酸化作用で注目を集めているのは、実はセサミンを含んだゴマリグナンの働きによるものです。抗酸化物質であるゴマリグナンの働きにより、体内の過剰な活性酸素の発生を防ぎ、老化や様々な疾病の予防に役立ちます。

• 健康の維持や増進に役立ちます。

ゴマは、セサミンなど以外にも、不溶性の食物繊維、豊富な鉄分やカルシウムを含んでいますので、貧血や骨粗鬆症などの予防にも役立ちます。

• 種子と油は高カロリーなので、摂取量に注意して下さい。