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あらすじ

ニホン国の未来を担う若者を育成する為、トウキョウ沖にある島に作られた名門校・大江戸学園。サムライ魂の復活を標榜するこの学園島には10万人もの生徒が暮らしており、腕に覚えのある者には帯刀が許されていた。だが、生徒達の代表として学園を統治していた将軍が謎の失踪を遂げ、学園の治安は大いに乱れていた。この学園では、生徒達は自立心向上の為に生活費は商売で稼がなければならなかった。学園に編入してきた秋月八雲もまた、古い茶屋を与えられ茶店を開くが、開店早々に店のある土地を狙う悪党に目を付けられてしまう。だが、白馬に乗って現れた少女・徳田新に助けられ、正義感の強い彼女は八雲の茶店の用心棒をしてくれる事になった。茶店を狙っていた悪党は倒したものの、学園の平和を乱す悪は尽きない。事件に巻き込まれた新と八雲は多くの人々と出会い、やがて学園の陰に蠢く巨悪と戦う事になる。

登場人物

徳河新
甲級二年め組。八雲が置き引きに遭ったところを助け、そのまま八雲亭の用心棒になった少女。本名は徳河吉音で次期生徒大将軍兼徳河財閥継承順位第一位なのだが、自分よりもしっかりしている詠美こそ相応しいと将軍になる気はなく、街中で生活した方が見えないモノも見えて面白いとして貧乏長屋で生活しており、その事は八雲をはじめとするごく一部の者しか知らない。運動神経と体力は人一倍あり、剣術も柳宮新陰流の師範代級の使い手であるが、学力に至っては大変に御粗末で、教室で机に座った瞬間、約4時限熟睡し全く勉強しないため補習常習犯であり、文字ですら象形文字と疑うほど。大変な大飯食らいで、学校の食堂には新専用の「新さんスペシャル」が用意されており(通常の定食の3倍の量だが、彼女曰く「それでは腹六分目」。もちろん価格も3倍。)、八雲も用心棒代として昼食代と休憩用の茶菓子を契約しているが、結果として八雲亭の経営を圧迫する位に食べている。愛馬「銀シャリ号」を移動手段としている。とある出来事をきっかけに、困っている人達を助けたいと目安箱を設置し、八雲と共に事件を解決する。

マゴベエ
新の剣魂で白鷹。優れた飛行能力と鍵爪、そして翼に仕込んだ飛び道具で相手を翻弄する他、擬態機能も持ち、新が着ている羽織も普段マゴベエが藍色に擬態させていおり、解除をすると徳河家の者の証である家紋入りの純白の羽織に戻る。新曰く老齢に差し掛かっている事もあり夜間は熟睡しているらしく、夜間での活動はお勧めできない。

徳河詠美
甲級二年。新=吉音の従姉妹で次期生徒大将軍兼徳河財閥継承順位第二位。執行部書記で、次期生徒大将軍候補筆頭。容姿端麗、成績優秀、品行方正に優れ、剣術も柳宮新陰流の師範代級の使い手で新と対等に渡り合えるほどで、吉音も次期生徒大将軍兼徳河財閥継承権を喜んで譲り渡したいほどに慕っている。その完璧なまでの言動で普段では近寄りがたい雰囲気を醸し出しているが、家ではメガネにYシャツ姿、聴く音楽は主にヘビメタ系と、実は現代ッ子な少女。対等に接してくれる吉音や八雲、そしてヘビメタCDなどをこっそり貸してくれる平良には心を許している。

タケチヨ
徳河財閥が詠美用に作った剣魂で、金青の鳳。マゴベエをフィードバックして製作され、性能値を限界まで上げている最新鋭の剣魂。マゴベエを上回る性能と、羽ばたきで衝撃波を発生させる事ができる。また応用で、詠美の剣に衝撃波を乗せる事により、遠くの敵に剣圧を与える事ができる。

水戸光姫
徳河家の分家である水都家の嫡子であり、将軍を補佐する副将軍。しかし将軍が失踪した為、学園の政務は執行部に任せて隠居している。八雲が淹れた茶の味を気に入り、新しい店の看板を送って常連となる。見た目は子供っぽいが副将軍として多くの経験を積んでおり、政務に長けた頼りになる人物。学園島の良店を紹介するガイドブック「みとらん」の審査員もしている。年寄りじみた口調が特徴。新の正体も知っているが、彼女の心情を思って好きなようにさせている。

スケ・カク
水都家の子女に仕える二対一組の剣魂で、狛犬。執行部の委任状(印籠)を内蔵しており、有事の際には開示して事態を収拾する。カクは重低音の咆哮は聞く者を硬直させ、スケは周囲に疑似重力を作る。これらの能力で相手をひれ伏せさせる。

遠山朱金
学園の治安を守る北町奉行だが、立場に縛られる事を拒み「遊び人の金さん」と名乗って派手に遊んでいる。陽気な性格で、考えるよりも体が先に動く行動派。右肩に桜吹雪の刺青を入れており、悪党の前で服を脱いで刺青を晒すのがお約束。可愛い女の子が好きで、Hにも興味津々。南町奉行の逢岡とは正反対な性格をしているが、お互いの実力を認め合っており関係は良好。しかし火盗改の長谷河には対抗意識を剥き出しにしており、会うと険悪な空気を漂わせる。

ハナサカ
犬の姿をした朱金の剣魂。朱金の身体能力をブーストアップする能力を持つ事から、単体での戦闘力はそう高くは無いと思われる。他にも犬ならではの鋭い嗅覚を生かし、対象の追跡にも役立つ。

逢岡想
南町奉行として、遠山や長谷川と共に学園の治安を守っている。非常に真面目な人物で、仕事には決して手を抜かない。しかし堅物ではなく、事件に対しては規則に縛らない温情に満ちた「逢岡裁き」と呼ばれる判断を下し、生徒からの信望は厚い。新とは親友同士で、互いを強く信頼している。

イオリ
想の剣魂で、白衣を纏った二足歩行のネズミ、と言った外見を持つ。手の平サイズで戦闘力は殆ど無いものと思われるが、調査・分析能力に長ける。

鬼島桃子
甲級三年よ組。八雲亭の近所の貧乏長屋に住み、便利屋で生計を立てている。野性味ある風貌と豪快な性格から長屋仲間だけでなく、知っている者からも慕われている。女性とは思えない筋力の持ち主で、愛用している重量級の金棒「鬼斬」を片手で軽々と振り回し、剣術も我流で型こそないが、天賦の才でいかなる敵もたやすく倒す事ができ、シオンと並ぶ「二大剣豪」として知られている。正義感が人一倍あり、悪漢に対しては容赦なく叩きのめし、時には般若の面を被り打掛を羽織ってアジトに殴り込み、数え歌を歌いながら一切の情けもかけず片っ端から成敗する。

タマ
桃子の剣魂でピンク色のウリ坊。小柄ながら頑丈かつ弾力のある体を持ち、ボールのように体を丸め、桃子が鬼斬でバッティングする事により威力のある球となり相手にぶち当て、その弾力性を生かし、ビリヤードの要領で複数の敵に当てる事もできる。

子住結花
甲級三年き組。子住三姉妹の長女で、八雲亭の向かい側にある人気茶屋「ねずみ屋」の経営者兼コックを担当している。おっとりとした性格で母性的な雰囲気があり、時々八雲にアドバイスをする事もあるが、裏では義賊「怪盗猫目」のリーダーを務めており、悪代官などから金銭を盗んでは換金して貧しい人々にあげている。

ルイ
結花の剣魂で、身軽な黒猫。三姉妹の剣魂の司令塔で、ヒゲのアンテナで各剣魂の情報を収集・指示する他、尻尾を鍵などの泥棒七つ道具に変化させる事ができる。

子住結真
甲級二年め組で八雲のクラスメイト。子住三姉妹の次女で、ねずみ屋ではウェイトレスをしている傍ら、裏では義賊「怪盗猫目」で先陣役をしている。活発な性格の持ち主で運動神経に優れ、時々お尻を触る客などに容赦なく威力のある蹴りを喰らわす事がある。八雲の事に好意を持っているが素直になれないツンデレで、その事で時々唯に突付かれたりしている。

ヒトミ
結真の剣魂で黒猫。三姉妹の剣魂の中で一番身体能力に長け、偵察・侵入を担当する。尻尾を鍵などの泥棒七つ道具に変化させる事ができる。

子住唯
乙級二年せ組。子住三姉妹の三女で、ねずみ屋では経理や材料の仕入れなどの事務作業をしている傍ら、裏では義賊「怪盗猫目」で情報管理やセキュリティ対策などの後方支援をしている。多少わがままな所もあるが、明るい性格から誰からも好かれている。八雲に好意を持っているがなかなかはっきりしない結真をあおる事もしばしばある。

アイ
唯の剣魂で黒猫。ハッキング機能と多種多様な暗号コードを搭載し、古今東西のセキュリティの解読ができる。情報のバックアップを担当し、尻尾を鍵などの泥棒七つ道具に変化させる事ができる。

銭方真留
乙級三年さ組。北町奉行所所属で、乙級ながらも剣魂の使用を許可された岡っ引き。入学して間もない頃にゴロツキに絡まれたところを朱音に助けられ、自分も朱音みたいな人になろうと、奉行勤めとなった朱音の後を追うように岡っ引きになった。度々町に遊びふける朱音に対し愚痴をこぼす事もあるが、彼女の事は尊敬している。正義感あふれる性格の持ち主だが、堅すぎて融通が利かないのがタマに傷。

ガラッ八
真留の剣魂で、空中を浮遊する八匹の金魚。黒い出目金である「伍」がリーダーで、真留が獲物として投げる銭金をキャッチし、高速で移動しながら弾道をコントロールする。1匹につき銭金を一つ担当し、最大8つの銭金を別々にコントロールする事ができる。

長谷河平良
執行部配下の学園公安委員「火盗改」の長官で、その容赦のない仕事ぶりから「鬼平」と呼ばれて恐れられている。かつては学園を騒がせた不良で、その時の経験や人脈を使って捜査を行う。取り調べは苛烈だが普段は穏やかで、甘い物好きな一面も見せる。南町奉行の遠山とは過去に因縁があり、仲が悪い。詠美の良き理解者であり、彼女にこっそりとヘビメタCDなどを貸したりする。突きを主とした突進技を得意とする。

シンゴ
平良の剣魂で黒豹の姿をしている。十手を口に銜えた姿で描写されているが、それが平良の十手なのか、あるいはそう言う姿で登録されているのかは不明。全身描写の際に、十手の握りが赤で、房の先に剣魂のコアと思われる珠が見られる事から後者であろうと推測される。

佐東はじめ
長ドス型の刀を持ち、両目を覆いで隠している小柄な少女(実は超極度のあがり性で、目隠しをしないと満足に会話ができないため、幼い頃から目隠ししながら生活をしている内に視覚以外の全ての感覚が鋭くなり、むしろ目隠しをした方が相手の気配や動作が鮮明に分かり、居合い斬りがしやすいとのこと)。普段は大恩ある越後屋の用心棒をしている。ぶっきらぼうな口調のため一見付き合い辛く見えるが、義理堅く自分の信念を曲げない性格の持ち主。

カツ
はじめの剣魂で、コウモリ。常に上空で哨戒活動をしている。超音波でエコロケーションをし暗闇でも周囲の状況を把握できる。超音波の周波数を上げることにより物体を切り裂く。

仲村往水
南町奉行所所属だが、サボりをはじめツケでの飲み食い常習はおろか袖の下次第で悪事も見逃したり一枚噛むような、絵に描いたような不良同心。奉行の管轄内にある八雲亭を立ち寄り処として時々訪れてサボったりしている。ただしその本当の顔は・・・。裁縫が得意であり、身につけているマフラーもお手製である。

セン・リツ
往水の剣魂で二対一組のウズラ。往水のお目付け役的存在。事件現場をくまなく歩き証拠を集める鑑識操作のプロ。

五十嵐文
三度笠を被り渡世人の姿で学園島を渡り歩く謎の少女。左頬に刃物傷がある。元々本土の高校に通っていたが、行方不明になった兄・光臣の行方を探すために兄の友人の手引きで密入国して学園島を徘徊している。そのため事が公になるのを恐れあまり他人と関わらない様にしているが、時には人助けで光臣に指導された剣術を振るう事もあり、その腕はかなりのもの。

ジロウ
文の剣魂で、渡世人の格好をしたカラス。元々は光臣の刀に宿っていた剣魂で、文がその刀を所持する事により彼女の剣魂なっている。やけに人間臭く、律儀で義理人情な性格の持ち主で、文に変わってスケッチブックとマジックを器用に使い交渉をする事がある。羽を手裏剣のように飛ばし、自身が帯刀している刀で応戦する事もできる。

眠利シオン
退廃的な雰囲気を纏った剣徒で、輪月剣と言う剣技を得意とする。鬼島とは浅からぬ縁が有るようで、事有る毎に強い執着を示す。同性愛者で、気に入った女を口説いて手を出し、その結果シオン親衛隊をはじめとするハーレムを作っている。

リュウノスケ
シオンの使役する剣魂。額に十時傷のある白い狼で、随所に折れた矢が突き立ち、一部テクスチャが剥がれたようなデザインをしている。

大神伊都
特定の主は持たずに報酬次第であちこちに出現するフリーランスの剣徒。剣の腕前は指南役の十兵衛に迫るほどだが、移り気で信用にかなりの難がある。なぜか本名ではなく「拝神夜」と呼ばれたがり、本名で呼ぶと不機嫌になる。剣魂を許可された剣徒には珍しく剣魂「ダイゴロー」(伊都は「ダイちゃん」と呼ぶ)をほぼ常時出しっぱなしにし、カートに乗せて連れまわしている。

ダイゴロー
伊都の剣魂で、モグラのような姿で小さなドリルを持っている。パワー型でドリルで地中を掘り進み、地中から奇襲攻撃をする。ミルクが好きらしい。普段は可愛い表情をしているが、気に入らない事などがあると深みのある表情で全否定したりする。

刀舟斎かなう
甲級三年と組。貧乏長屋に非公式の養生所を開き、貧しい人々の診療をしている保険委員。気が短く喧嘩っ早いが、医学の腕は学園でもトップクラスで面倒見も良いため周囲から慕われ、想や朱音、平良も昔世話を受けた恩もあるため、執行部には報告せず庇っている。小柄で幼児体系だが力は人一倍あり、普段彼女が片手で振り回している番傘も柄が鋼鉄製の仕込み傘で重く、的確に急所を狙って突く。

ヤクロウ
かなうの剣魂で、老齢のヤギ。元々幕府お抱えの中央養生所所長に代々サポートしていた剣魂だが、現所長よりもかなうの人柄を選び、自力で剣魂コードをかなうの番傘に登録して付き従っている。代々養生所所長をサポートしていただけあり医療能力に優れ、角から滅菌効果のある光を照射する。

八坂平和
乙級三年あ組。実家が大地主なためあだ名は「姫様」。幼馴染で大の仲良しの信乃・つばめと一緒に活動している「大江戸探偵団」のリーダーで、ヒーロー願望が人一倍強いため、困っている人を助けようと大江戸探偵団を結成した。しかし首を突っ込みすぎる癖があり、時々八雲堂の目安箱の依頼を代りに引き受けようとする事もある。腰に下げている刀は銘のある代物なのだが、自身の剣技はあまり芳しくない。

マミヤ
平和の剣魂でピンク色の兎。携帯電話等の電波送受信の拡張などの能力がある。

玖慈信乃
乙級三年あ組。良い事が起こると口癖で「天国だ」と言うため、あだ名は「天国」。大江戸探偵団の一員で、平和・つばめと一緒に活動している。ワイルドな男に憧れ、自身もワイルドな風貌に粗暴な振る舞いをしているつもりだが、元々良家のお嬢様で育ちが良いためなかなか粗暴な態度がとれず、言葉使いも粗暴さと敬語が入り混じった奇妙な口調になってしまう。腰に下げている刀は親にねだって買ってもらったもので、それなりの価値がある。

キラ
信乃の剣魂で、ピンク色のイタチ。身体を回転させる事によりカマイタチを発生させて対象を攻撃する。

甚内つばめ
乙級三年あ組。大江戸探偵団の一員で、おっとりとしたマイペースな性格。慌てたりするとテンパってしまう二人をなだめるまとめ役であり、大江戸探偵団の依頼を受け付ける役もする。実家が老舗和菓子店なため、商売がらみに興味をしめす事がある。所持している長槍は、平和・信乃が名刀を持っているのが羨ましく、それと張り合える武器が欲しいあまり自作したもの。

ナイゼン
つばめの剣魂で、大柄のゾウガメ。その体躯と分厚い甲羅が持つ防御力は剣魂の中ではトップクラス。また大江戸探偵団の三人を乗せて移動する事が出来るが、速度としては自分の足で歩いた方がマシというレベル。

八辺由佳里
甲級二年う組。うっかり者で度々ドジばかりする自分を唯一信頼してくれる光姫に恩義を感じ、彼女の従者としてミトランの編集に協力している傍ら、学園史の編集もしている。光姫と食べ歩きしているため味覚が敏感で、本人は自覚してないが記憶力が規格外なほどに優れ、一度見た人の顔と名前を決して忘れず、学園島民10万人の顔と名前、そして美味い料理のある店全てを覚えている。

トビザル
由佳里の剣魂でピグミーマーモセット。小さい体を生かして屋敷内の侵入・調査をする。新と同じくらい食い意地が張っているのがタマに傷。

柳宮十兵衛
執行部付の剣術指南役であり、学園最強を以て知られる二刀流の使い手。平良から時々不良生徒の更生を頼まれている。故有って八雲も彼女の弟子の一人となる。

比良賀輝
八雲のクラスメイトで瓦版を営み、常にカメラを首にぶら下げ事件のある所に一目散に駆けつけてスクープ記事を狙う。また発明家でもあり、自宅に数々の発明品がある他、今まで稼いだお金で人型巨大カラクリ「大魔神」を製作し、いつの日か動かす事を夢見ている。

キガイ
輝の剣魂でウナギ。体内で作りだした電気を使い電撃攻撃を行う。電気の強さは軽い電気ショックから生死にかかわるほどの電撃まで調整できる。輝の発明品のバッテリーとして使われることもある。

由比雪那
学園では珍しく西洋の細剣型の刀を持ち、ヨリノブと言う白蛇の剣魂を使役する。

ヨリノブ
雪那の使う白蛇型の剣魂。本来は小さなものだが、違法改造のチートコードにより10m級の白い龍にまで変異し、その巨体を活かした体当たりやテールアタックはもちろん、口からは鉄をも溶かす高温の炎を吐き出す暴虐の化身となっている。

越後屋山吹
城下でも有数の大商家で、学園島一の経営グループ「越後屋グループ」の大主。商売には非常にシビアかつ辛辣で容赦もしないが、阿漕な事は一切せず弱者を虐げるやり方をしない事から理解者も決して少なくない。商売に対する熱意は本物で、ニホンの経済の頭角である徳河財閥に迫る事業家になる事を夢見て、越後屋グループを経営している傍ら、将来自分が興す企業に引き入れる優秀な人材を発見すべく、日々町に繰り出しては将来性のある者をスカウトしており、八雲に対してもそれとなしに目にかけている。

ハチロベイ
山吹の剣魂で巨大なガマガエルの姿をしている。パワーは有るが動作が鈍く戦闘には向かない。非常に高い防御能力を有しており、その口の中はどう言う原理か見た目を大きく上回る収容能力を持つ。そう言った特性から山吹は金庫代わりとして使用している。山吹が刀を佩いている描写が無い事から、恐らくは愛用している鉄扇が登録媒体だと思われる。

飛鳥鼎
大江戸学園の教頭兼教師。巨乳。眼鏡をかけ、おっとりした雰囲気の教師であり、身分に関係なく優しく接することから生徒には好かれている。

用語

学園島
徳河財閥創設者・徳河創雲が、未来を担う若者に侍魂を教育すべく、トウキョウ湾沖の島を買い上げ、築き上げた学園都市。人口約10万人で[10]、島の住人は教師と生徒のみ。江戸時代風の町並みに路面電車や携帯電話などの現代文化が入り乱れ、電気・ガス・水道のライフラインは地下の地熱発電所をはじめとする施設で賄っている反面、食料をはじめとする物資は本土からの船便のみで賄っているため、船便が欠航すると全島民の生活が圧迫してしまう欠点がある。生徒一人一人に自立心を持ってもらうべく、校則により島内での生活は自給自足が義務付けられており、生徒達は島内で商売などをして働いている。島内での貨幣は「エン」で、島内でしか使えないが、ごく一部だが本土でもインターネットショッピングでエンが使用できるサイトがあり、本土から商品を取り寄せる事ができる。

大江戸学園
学園島の中心に建てられているマンモス学園。校舎は和風で、乙級三年と甲級三年の計六年制度で、生徒数=全島民でクラスは乙級甲級合わせて2854クラス。偏差値もかなり高く、大江戸学園を卒業した者はかなりの地位に就く者が多く、将来を約束されているが、重犯罪を犯した場合、教師であろうと退学もしくは解雇として島より追放と厳しい戒律がある。


本作では許可さえ得られれば帯刀が許されており、帯刀を許された者は「剣徒」と呼ばれ、生活面でもかなりの優遇がされるが剣術の教育が義務付けられている。刃は無くなまくらだが、素材が鋼鉄製なため当たるととても痛い。学園島では柄の部分に剣魂コードを入力する事で剣魂を使用する事ができる。

将軍
執行部の指導者で一般でいう生徒会長を指すが、自立を旨とする学園島においてその権限は教師よりも上であり、事実上の最高権力者。他にも将軍を補佐する役目として「副将軍」の地位がある。主に年に一度の生徒大将軍選挙によって選抜されるが、創設者一族である徳河家に縁のある者がその座に就く。また 将軍の証としての刀が代々受け継がれ、『剣魂の将』なる剣魂が封印されているが、真に将としての器を持つ者にしか抜けなく、過去に抜刀できた者は初代生徒大将軍のみと言われている。

幕府
一般でいう生徒会の事を指すが、将軍を最高責任者として参謀の副将軍、それぞれの機関を担当する老中達「執行部」により人口10万人の学園島にとって政(まつりごと)を一手に司る機関であり、事実上の政府機関。

剣魂
徳河財閥の科学の粋を集めて開発したサポートマシン。学園島の中央に聳え立つスカイツリーから発せられる特殊な粒子で形成されるナノマシンの集合体で、剣の柄に登録している剣魂コードにより様々な生物へと形成されてゆく。大ダメージを食らうと飛散し、再び形成されるまで多少の時間がかかる。

目安箱
天狗党騒動の後、学園島を平和にしたいと願う新が八雲亭に設置した悩み相談箱。依頼者は目安箱に氏名と依頼内容を書いて投函し、八雲と新が解決するシステム。

町奉行
主に学園島で発生する事件・事故を受け持つ風紀委員。10万人が生活する学園島において一つの奉行ではとうてい賄えないため、北町と南町の二つの奉行所が存在する。

火付盗賊改方
執行部直属の風紀監視員で、通称火盗。長官は長谷川平良で、訓練された屈強の隊員で構成され、犯罪集団への武力行使や、時には老中の命令で騒動の鎮圧などに行使する。

雑記



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