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作者:成田サトコ
絵:千野えなが
出版社:ポプラ社 ポプラポケット文庫

らくだい魔女はプリンセス
らくだい魔女と闇の魔女
らくだい魔女と王子の誓い
らくだい魔女のドキドキおかしパーティー
らくだい魔女とゆうれい島
らくだい魔女と水の国の王女
らくだい魔女と迷宮の宝石
らくだい魔女とさいごの砦
らくだい魔女と放課後の森
らくだい魔女と冥界のゆびわ
らくだい魔女と鏡の国の怪人
らくだい魔女と魔界サーカス
らくだい魔女と妖精の約束
らくだい魔女とランドールの騎士
らくだい魔女とはつこいの君
らくだい魔女のデート大作戦
らくだい魔女の出会いの物語
らくだい魔女と闇の宮殿

あらすじ

見習い魔女フウカのわくわくする冒険とちょっぴり初恋のマジカルストーリー。

登場人物

フウカ
銀の城の姫。あわてんぼうでドジばかりだが、潜在能力はすごいらしい。茶色い瞳で、金色の髪を無造作に二つに結わえている。歳は10〜12歳。天真爛漫な性格で、いつも問題ばかり引き起こすトラブルメーカー。面倒くさがり屋で女の子らしくないところがあるが、表情豊かで思いやりがあり、常に自分の気持ちに率直である。勉強が苦手でいつも落第点ばかり取っているが、運動は大得意で逃げ足も速い。おしゃれなどには興味がほとんどなく料理も苦手で、家庭的な親友のカリンとは正反対。また、フランクな言葉遣いをする。呪われた金色の髪を持ち、幼い頃から影でうわさされていたことから本人もそのことを気にしている。金色の髪はアベル譲りで、容姿においてはレイアとは全く似ていない。魔界の火炎の竜の力を受け継ぐ類稀な能力を持っている。恋愛に対してかなり鈍いが、幼なじみのチトセのことでセイラやカリンに無意識にやきもちを焼いている描写がある。趣味はゲームで、好きな食べ物はから揚げやお菓子。嫌いなものはネズミ。

チトセ
青の城の第十三王子。13人兄弟の末っ子で、兄たちにいつも雑用や面倒を押しつけられている。フウカとは幼稚園からの幼なじみ。紺のような黒髪に群青色の瞳をしている。フウカと同い年。女子に対しては誰にでも優しく紳士的だが、フウカに対しては付き合いが長いせいか素で接している。冷静な性格でフウカのお目付け役。小さい頃は泣き虫たが素直な性格だった。青の城で歴代の王の中でも使えるものはほとんどいない時の壁の使い手。恋愛面ではフウカに好意を寄せているような描写が多々あり、彼女を守ると公言したことも少なくないが、フウカ本人が並外れて鈍いためなかなか気づいてもらえない。しかし本人もカリンの分かりやすい態度にも気がつかないほど鈍い。学校では容姿や性格から女子にかなり人気があり、他校の生徒に告白されたこともある。フウカに言わせればマザコンらしい。趣味は運動で食べられるものなら何でも食べられる。嫌いなものはフウカと同じくネズミ。ビアンカやカイからは「ちーくん」と呼ばれているが、本人はあまりよく思っていない。

カリン
緑の城の姫。フウカの親友。木々や花と会話ができる。フウカとは正反対で家庭的、成績もいつもトップクラスだが運動は苦手。ライトグリーンのふんわりとカールした髪に黄緑の瞳をしている。チトセのことが好きで顔に出やすい性質だが、当のチトセ自身は全く感づいていない。自分でもふられたと気付きながらも、その恋を諦めきれずにいる。温和で優しく穏やかな性格をしており、しゃべり方もおっとりしている。フウカとは対照的に、恥ずかしがりやでか弱いタイプである。幼少期の当時の友人に、植物と会話している姿を「嘘つき」と言われたことがある。フウカとは小学校入学当初からの付き合い。好きなものは紅茶とクッキー。

キース
黒の城の王子。黒髪に憂いを含んだ漆黒の瞳をしている、頭脳明晰で容姿端麗な美少年。フウカの秘密を知り、彼女に好意があるそぶりを頻繁に見せる。暗黒街で一人さまよっていたところを、黒の王に拾われた。よって、黒の王とは血のつながりはない。また、周囲からは冷酷な王子として恐れられている。

リリカ
黒の城の姫。歳は8〜9歳。キースの血の繋がらない妹。スミレ色の髪に紫色の瞳をしているが、魔法で変えているだけで地毛は黒。左目の下に星形のホクロがある。以前は、城の中でも孤独感を感じていたが、キースと仲良くなるにつれ、『家族』というのを知った。キースのことが大好きでフウカをライバル視しており、ことあるごとにちょっかいを出すわがままな少女。

カイ
フウカたちのクラスメイト。猫のマリアンヌといつもいっしょ。くせ毛のある緑色の髪に赤い瞳をしている。学年一の変わり者で、学校にも滅多にこないため、謎が多い。赤の国出身で、カリンのことが好き。初恋の相手はサヤ様だった。

グラウディ
青の城の大魔法使いであり、先代の王。チトセの祖父。テレビドラマの再放送を見るのが大好きらしい。

ラムレス
聖なる山にすむ大賢者。

ビアンカ・ウォンモール
水の城の姫。チトセの知り合い。彼のことを「ちーくん」と呼んでいる。幼いころから好意を抱いており、2度の告白をするも失敗。それ以来はカイに思いを寄せている。また、料理をするのがかなり下手で、彼女が作った黒焦げのクッキーは使い魔のシロ(マリアンヌ)に食べさせている。美少女で、頭もいい。

シロ
青きなみだの守人。ビアンカの育てている卵から生まれた氷雪の霊獣。ビアンカが大好きで、二人は強い絆で結ばれているらしい。狼の姿、人獣の姿、三つの尾がある霊獣の姿へと変身できる。

チョウチョさん
フウカが困っているときいつも助けてくれる白いチョウ。キース曰く、幻覚の一種。

レイア
銀の城の女王。フウカのママ。美人だが怒ると超ウルトラ級に怖い。パティとは昔の同級生。いつもフウカの成績に頭を悩ませている。

セシル
銀の城の侍女兼、フウカの教育係。彼女のだらしなさに手を焼くも、温かく見守っている。

セルベク
銀の女王の使い魔の白ワニ。

アベル
フウカのパパ。フウカが生まれてすぐに亡くなったため、詳しい事は不明。イケメン

ロイド
青の城の王。チトセの父でワイルドな性格。異国に行ったときは、チトセのために女の子用のドレスを買ってくるらしい。

セレーネ
青の城の女王。チトセの母。体が弱いため、青の城にある東の塔から滅多に出てこれない。

レイ
青の城の第一王子。チトセの兄でスーパーエリート。

リシャール
黒の城の王。キースの父。影で魔界とつながっているというウワサがある。詳しい事は不詳。

カレン
緑の女王。カリンのママ。

エリザ
水の国の先代の女王。ビアンカの祖母。

ゲラム・ローデンブルグ
水の国の王。悪魔。

アリサ
クラスで一番つよい。活発でちょっと乱暴で、フウカ曰く「クラスの国王的存在」。

リオラ
となりのクラスの生徒。かわいいと有名。チトセのことが好き。

クビト
魔界の虫使いの男の子。正体はランドールの騎士らに滅ぼされた一族だった。相手の血を舐めることで、魔法を完全コピーすることができる。

セイラ・リスデン
チトセの親戚。体が弱く休学していた。青の城の影の一族で、チトセと共に行動することが多い。好きなものは野菜、嫌いなものはお肉。

怪盗X
盗んだ宝石の代わりにもっと高価なものを置いていくという不思議な泥棒。

パティ
フウカの学校の担任。レイアの昔の同級生。そのためか、城に用があるときは門からではなく、窓から入ってくるらしい。

ロジン
体育の先生。セイラのクラスの担任。

サラマンドル
薬草学や召喚魔法において学校一の先生。しかし、容姿が怖いと生徒から恐れられている。

メガイラ
闇の魔女。むかしは光の魔女だった。過去のトラブルで心を閉ざしていたが、フウカに励まされ心を開く。最後には力を使い果たして消えた。

ケオティアロ神
時の青竜。その姿は滅多に見る事ができないらしく、竜王山に行ったときはフウカだけがみた。チトセに時の壁を授ける。

ドルフィンドルファン博士
ドリームワールドを発明した博士。「変身のアメ」を作ったのも彼である。

ラーマクラフト
ドルフィン博士の助手。黒の国の王と手を組んで、王家の子供たちを誘拐しようとした。

カルガバール伯爵
魔界を追放され、ゆうれい島にすんでいた悪魔。フウカ達によって封印されたあとは、青の城の牢にどじこめられている。

ザブザス将軍
水の王に化けて、青きなみだを手に入れようとしていた。

リン、ラン
双子の男の子。リンはスケッチブック、ランは空間を切り裂くハサミを持っている。母親は元学校の教師。

黒夜の魔女
むかし人食い絵に吸い込まれた美術の先生。実はリンとランの母。

ケーレス
冥界のはざまをさまようという魔女。

ファントム
夜更かししている子供を夢の中にさらうという怪人。

春の女神、夏の女神、秋の女神、冬の女神
花から作られた個性的な女神の四人姉妹。

ギヨーム公爵
ギヨームサーカスの団長。「〜でショ」が口癖で、三大悪魔のうちの一人。

ユキ
白の国に住むエルフ。田舎っ娘で、言葉がなまっている。メガネをとると、超美人。

ユミル・アディントン
カレストリア学園の理事長で資産家のアディントン家を建てなおした当主。OO(ダブルオー)を作った。ユキのことをエルフだと最初に気づいたのも彼。リュー曰く、自分に厳しいが、人にはもっと厳しいらしい。父親との関係を気にしているような描写がある。

リューイ・ヴェルヘルム
カレストリア学園の生徒。黄の国の第三王子でユミルとはおシメをしている時からの付き合い。明るい性格で、少しオレ様気質がある。みんなからは「リュー」と呼ばれていて、ユミルと行動を共にすることが多い。機械音痴なわけではないのだが、リューが機械を操作するとなぜか壊れてしまう。また、ミーナからの八つ当たりを受けているのも彼で、そのためか女子が苦手。チトセのことを「百番目」と呼んでいる。G3(ジースリー)を作った。

ミーナ
カレストリア学園の生徒で、ちょっとキツそうな女の子。歩く百科事典とよばれるほど優秀。

サヤ
赤の国の第一王女。聡明で国民に愛されている。

プシー
カイの知り合いであるおじいさんの家に住む、紅玉の妖精。お喋りな性格で、大阪弁ではなす。

レグルス王
カンドラ王国の最後の王。サヤの幼なじみ。

メイ・ゴードン
フウカの学年のクラス委員長。家は大金持ちで宝石店やホテル、カジノの経営をしている。マフィアをやとっているという噂のために学校で孤立していた。ルカと仲が良い。

シイナ・グリゴリー
壊し屋グリゴリーの当主。魔界で最強の力を誇り、その名をはせた盗賊団・グリゴリー 一家の女頭。魔界では弱きを助け強きをくじく、義賊といわれた英雄。だが、闇宮殿への侵入を失敗したさいに、コトリに捕まり、魔力を取られたまま、人間界にいる。

魔法のアイテム

変身のアメ
魔法の友のふろく。なめているあいだ、なりたいものに変身できる。

ゆるしてチョコ
素直に謝りたいときに謝れるチョコ。

黒水晶のうでわ
メガイラの封印されていた腕輪。

時の聖剣
青の城の伝わる聖剣。

青きなみだ・ブルーティアーズ
時の壁の封印をといてしまう、水の城に伝わる宝石。

死をまねくゆびわ
身に付けたものの命を吸い取り、災いを呼ぶ。

ミラージュ
鏡の国につながる本。

海の神の海中時計
十二の魔物が封印されているという金の懐中時計。

魔法の呪文

<フウカ>
・風よ、銀の城の者と悠久の時をともにする風よ、今こそ我に力をかしたまえ(風をあやつる)
・銀の城の魔女、フウカが命じる かの者たちよ、わが名にしたがい、浮遊の術をうけいれよ
(浮上させる)
・風よ、銀の城の魔女、フウカが命じる。
風よ、かの者をとらえる、いましめの風となれ。
(物(人)を吹っ飛ばす)
・わが指先に、火よともれor
火よ、わが指先にともれ(火をともす)
・火よ、全てを燃やし尽くせ(物を燃やし尽くす)
・銀の城の魔女、フウカが命じる。
火よ、かの物にあかりをともせ。
(自分の体から出た火で物を灯す)
・銀の城の魔女フウカが命じる、火よ、
わが身を照らす光となれ。(自らの体を光らせる)
・闇より生まれし我が影よ【我が契約の主よ呪文を唱えよ】盟約の元我が形となりて現れよ
(影を用いた召喚魔法)
・ウォンドホワエル
(高等魔法のひとつ、
魔法陣をかかずに封印することができる)

<チトセ>
・時の門番よ、(我は時を司るもの)
わが望みを聞きいれたまえ(時間をとめる)
・時の門番よ、我は時を司る者、
わが命にしたがい時の門を解き放て
(時間を動かす)
・流転の時の歯車よ、わが命にしたがい時をもどせ
(時間をもどす)
・時の鎖(呪文コードで相手を拘束する)
・時をつむぎし時の聖剣よ。汝の力をもちて、
静寂の時を与えよ。(時の聖剣を用いた魔法)
・とこしえの闇、深遠の時。
時のはざまに住む王よ。 我は時の壁をさずけられしもの。今我が前に 刹那の時をあらわしたまえ(時の壁の呪文)

<カリン>
・アイビークルネッタグルード
(ツタを召喚する)

<キース>
・我は黒の城の王が息子キース。魔界のあらぶる者たちよ。いま一度、千年の眠りにつきたまえ
(封印する)
・海の精霊よ、美しき歌声に一時の沈黙を
(海の亡霊の歌を止める)

<リリカ>
・ベルセルシオーン
(地の精の力を借りて相手を泥沼に沈める)

<セイラ>
・時のかぎ(青の城の地下牢を開ける魔法)
・時の馬車(物を別の場所に瞬間移動させる)

<グラウディ>
・とこしえの時、深遠の時。時のはざまにすむ王よ。我は時の壁をさずけられしもの。今、わが前に刹那の時をあらわしたまえ
(時の壁の呪文)

街の名前

- 銀の国・ルース
『らくだい魔女のデート大作戦』でフウカとチトセがデートで行った街。

銀の国・エトラ
『らくだい魔女と出会いの物語』で初登場したメイ・ゴードンのお父さんのカジノがある街。

青の国・リューリュ
『 らくだい魔女とランドールの騎士』でチトセが
騎士試験に行った街。
 
雑記



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