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作者:百瀬武昭
掲載誌:月刊マガジンZ 2003年4月号〜2008年4月号
発行元:講談社
単行本:全10巻

歌リスト
放映データ



あらすじ

3人の妹を持つ平凡な男子中学生・吉川春生。彼の通う学校に、ある日不思議な雰囲気を持つ美少女魔宮あゆみが転校して来た。その後、なんと春生の家にあゆみの姿が。あゆみはメイドとして住み込むことになったのだ。実はあゆみの正体は魔法界で最高の財力と歴史を誇る魔宮家の長女、つまり魔女であり、彼女は「未来見の鏡」によって受けた呪縛を解くために春生の魔力が必要だと説く。呪縛を解くべく協力する春生だが、それを阻止するため、3人の妹があゆみに立ちはだかる。なんと彼女たちも魔女だったのだ。この時、まだ春生は自分の生活が一変することを知る由もなかったのである。

登場人物

吉川家
六賢者の一人であるハルの血筋を現代に伝える末裔たち。
吉川春生(CV市来光弘)
吉川家の長男。生徒会書記を務めるごく普通の中学3年生が、本人が知らないだけで実は吉川家は魔法一家。家族の中で唯一人だけ魔法が使えないため、魔法関係の事柄は春生だけが秘密にされている。その為、魔法関連の事件に巻き込まれるたびに「記憶消去ハンマー」で殴打され、魔法に関する記憶を抹消されてしまっていた。後々、春生にも魔力が存在していることに気付いたあゆみや吉川三姉妹によって自らの持つ能力について理解させられてからは、その力であゆみを呪いから解放することを目指し、さまざまな鍛錬を積むようになる。六人の賢者の一人ハルの末裔。

吉川舞夏(CV中原麻衣)
吉川家長女、桜森学園中2。兄である春生が異常に大好き。魔法のことは兄に内緒吉川家の長女。家事全般を担当。生まれ付きの重度のブラコンゆえに春生激ラブ。

吉川千秋(CV酒井香奈子)
吉川家次女、桜森学園中1。体育会系で食欲旺盛。案外兄ラブ。原作では運動好きという性格はなく、かなり不気味なヌイグルミをかわいいと言って好んでいる。真鈴とは親友である。食いしん坊。

吉川冬乃(CV金田朋子)
吉川家三女、桜森学園幼稚舎3年。まだ幼いが守銭奴で、それが絡むと家族を売ることもある。時にはあゆみたちがピンチに陥った時に打開策を編み出すなど、知的レベルはかなり高い。財テク好き。

黒須ゆり(CV並木のり子)
桜森学園生徒会長 攻撃魔法を得意とする魔法使い。生真面目だが意外と乗せられやすい性格。春生とは幼馴染で、彼に気があるが、言い出せずにいたところにあゆみが現れて、こちらも危機感を抱くようになった。実家は道場で、魔剣黒鳳流の本家である。六人の賢者の一人クロエの末裔。

魔宮家
魔法界でもトップクラスの大富豪たる名家の一族。六人の賢者の一人アスネの血筋を現代に伝える末裔。
魔宮あゆみ(CV野川さくら)
魔法界の名門、魔宮家の長女。強化系・時空系の魔法を得意とする魔法使い。美少女なのだがかなり凶悪な性格の持ち主。ある理由で吉川家にメイドとして押しかけ春生に近づくが、同じく春生を慕っている吉川家の三姉妹(特に舞夏)とゆり、更には真鈴の妨害を受け続けている。ウナギとねずみが苦手。六人の賢者の一人アスネの末裔。

魔宮みちる(CV桑谷夏子)
あけみの妹で、魔宮本家継承者の座をめぐって彼女と争っている。眼力だけで一般の魔法使い100人分の魔力を出せるほどの力を持つ魔法使いであり、呪いがかかってしまったあゆみを小馬鹿にしている。一方で家名に相応しい人間たらんとして、必要以上に「一流の存在」である事やその証を立てることにこだわる側面を持つ。そのため、そうした事に頓着しない(魔宮家の人間にしては)自由な精神を持つあゆみに対しての羨望も持っており、姉に対しては一種の愛憎入り混じる複雑な感情を抱いている。

杏樹リカ(CV井ノ上奈々)
魔宮家に仕える魔動人形で、あゆみのサポートのために吉川家へと派遣されてきたメイド。冗談が通じないほど生真面目でクールな性格。だがそんなキャラでも、この作品世界では容赦なく殴り倒される場面がある。あゆみの父親の指示で動いており、真意が読み取れない部分がある。メリッサの屋敷には彼女にそっくりの魔動人形が大量にある。彼女の核(コア)は体の中にあり、本来は破壊されると機能停止するのだが、彼女の物だけは自動修復能力を備えている。六人の賢者の一人であるアンジェリカが作った究極の魔動人形であり、その深層意識には造物主であるアンジェリカの記憶と魔力の大半が移されている。

アシュリー
あゆみの幼馴染。魔宮の分家であるヴァレンタイン家の継承候補者。「完全魔法」により操られ、鏡に封印されていた「完全魔法」の大半を解き放ち、取り込んだ。魔法省特殊部隊を裏で操り、春生を捕まえ完全な「完全魔法」の復活を目指していた。「完全魔法」の片割れである春生を取り込み、完全なる復活と思ったが、「とある事」により、正気を取戻す。その後は春生達と共闘し「完全魔法」の消滅を目指す。

本条みらの
春生たちのクラスの担任教師。レディ・ミラノの通称を持つ魔女であり、魔宮あすみの学生時代の後輩。魔力増強の秘術「地獄の魔法(ヘル・マジック)サークル」を編み出し、これを施術できる唯一の魔女。が、その施術過程のため、魔法世界では非常に悪名の高い魔女でもある。

六賢者
魔法世界に関わる者なら誰もが知る伝説の賢者たち。魔導士の最高学府「王立魔術院」に属する魔法研究者であり、それぞれの分野にて頂点を極めた者たち。魔法使いが持つ絵本にも必ず登場する。世界を破滅にもたらす魔物(正体は完全魔法)から世界を救った存在として知られる。

ハル
新たなる魔法術式の公式開発に優れた賢者。六賢者のリーダー格。親友アンジェリカの命を救うために他の賢者たちと力を合わせ、それまでの魔法常識を超えた治癒魔法公式を構築するも暴走。これによって「完全魔法」を生み出し、取り込まれてしまう。同じ六賢者のアスネとは恋人同士。世界を破滅させんとする完全魔法を封印するために自らを鍵としたために魔力を失ってしまい、これが後に自らの因子を色濃く継ぐ子孫に代々受け継がれていく仕組みとなってしまった。吉川家の祖先。

アスネ
魔道具の製作に優れた賢者。「未来見の鏡」や「完全魔法」を封印するための「六本(六賢者)の杖」を生み出した張本人。同じ六賢者のハルとは恋人同士であり、何も無ければそのまま結婚に至っていた「運命のパートナー」だった。しかし完全魔法事件によってハルを中心とした封印の要となってしまったために運命が崩れてハルと結ばれることができなくなってしまう。後に完全魔法の消滅が叶った未来で自らの子孫とハルの子孫とが結ばれる事 を強く願い「完全魔法」が封印された「未来見の鏡」に対して、その想いを子孫に託すための大魔法を施術した。魔宮家の祖先。

クロエ
剣術と攻撃魔法に長けた戦士にして剣士たる賢者。魔法剣術流派魔剣黒鳳流の開祖。完全魔法にとりつかれたハルを救うため、魔法の影響を受けずに精神力だけで望んだモノを分断する事が出来る魔法剣術「無想魔転」を編み出す。黒須家の祖先。

ニコラ
防御魔法に優れた賢者。「不死の術」を編み出し不死族の始祖(真祖)となる。賢者の石エリクシルの管理者。メイルシュトローム家の祖先。

ミカ
召喚術・魔獣および悪魔を意のままに操る術に優れた賢者。彼のみ、その血筋に関する記述が無いが、その容姿は虹原真鈴に酷似している。

アンジェリカ
魔動人形の製作に優れた賢者。幼いころから病気がちで友達がおらず魔術院で出会った「六賢者」が「はじめてのともだち」であり、彼らと共にあった時間が彼女にとって最高の宝物だった。しかしアスネの作った「未来見の鏡」によって新病による短命を告知され、それが後のすべての悲劇の引き金となってしまう。元より感情の起伏の弱い生涯を送ってしまった事、悲劇の引き金を作ってしまった事などから『氷麗のアンジェリカ』の二つ名を持っている。自分のために引き起こされた悲劇を嘆き、特に自分に親身になってくれたアスネとハルの不幸に対する贖罪を願い、彼らの血筋の行く末を見守るために残る命のすべてをかけて自身最高傑作の魔動人形にして自らのコピーたる「アンジェリカ」を創り上げてアスネ(間宮家)に託す。すなわちリカの製作者にして、その意識のルーツマスターと言える存在。

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雑記

可愛い妹が3人もいるうえに美少女の中学生お手伝いさんと同居??? しかも全員魔女すごい設定だなぁ・・・という先入観のもと漫画読みましたが、見事にハマりました。なかなかくっつかないあゆみと春生のもどかしい展開は萌えます〜ありそうでなかった新感覚魔法少女ものですね

情報更新者 ネルオフ

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