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作者:氷川へきる
掲載誌:月刊Gファンタジー
出版社:スクウェア・エニックス

あらすじ

宇宙人からの突然の申し出に戸惑うものの、女子高生のベホイミは最終的に宇宙人の真剣な気持ちを受け取り、科学の力で地球を守る魔法少女になることを承諾した。ところがベホイミとは別に、地球の精霊の力により小学生の鈴原未来が変身するという、より正統派の「魔法少女ベホイミ」も登場する。二人は侵略者と戦うため、共に手を携えることになる。

登場人物

ベホイミ
血液型:B型、星座:天秤座。本名不明の癒し系魔法少女。語尾に「-ッス」とつけるのが口癖。魔法少女の転校生という割にはあまりパッとせず、姫子に「マキシマムダサくない?」と言われて数度のイメージチェンジを図るが、最終的に地味な格好に落ち着いてしまう。過去に特殊部隊にいたらしく、過去からメディアとも顔見知り。爆弾に対しての知識も豊富で、爆弾の解体も行っている。その両親も一応魔法使い、ということになっている。メディアとともに桃月学園や町内の安全を守る活動をしており、その際はバケツを頭に被った姿で登場する。柏木姉妹と宇宙人の計略によって、科学の力を借りた魔法を発動させることがある。Gファンタジー2006年8月号より本編と並行して連載しているスピンオフ作品「新感覚癒し系魔法少女ベホイミちゃん」では主人公。宇宙人の要請で魔法少女となって、地球を脅かす悪と戦っている。しかしながらアルバイト先の意向で、魔法少女として活躍するときにはドクロ仮面の着ぐるみを着せられている。敵と戦う以外に宇宙人の頼みで、マーメイドプリンセスの救出、男子校への潜入調査、呪いのアイテム回収など、裏のことにも当たっている。その際の揉め事で地球側と敵対関係になっているらしい(本人はそんなに気にしていないようである)。住んでいる家にはミステリー系の関係者の出入りが多いため、一種のミステリースポットになっている?なお、名前はドラゴンクエストシリーズに登場する呪文に由来している

宇宙人
ボケの艦長とツッコミの部下。艦長は部下達と違い角が付いている。部下が単身ベホイミのアパートを訪ね、口論の末ベホイミを魔法少女に仕立て上げる。

山岸
イベント会社の社長。ベホイミにドクロ仮面の着ぐるみを着せる。人が良い人物で、何も言わずドクロ仮面のマントを耐熱仕様に変えてくれた。

折原
山岸の会社の女子社員。当初はドクロ仮面の姿に驚いていたが、後にあれこれと煩悶するベホイミを「かわいい」と思うようになる。男装したべホイミを見て興奮した。

ドクロ仮面
劇中の世界で放送されていた特撮番組『超星戦騎エクセリオン』に登場する悪役キャラクター。口癖は「先に家族から始末してやる」。黒猫や仏滅が大好き。ベホイミはこのキャラクターの着ぐるみを着せられて、魔法少女として活動する。このドクロ仮面の着ぐるみは、頭部の液体カプセルの中にドクロが浮いており、目が光る等、デパートのイベント用の割にかなり凝った作りをしているものだった。後に中型のエンシェントクラスのラミアによって燃やされてしまうが、そのマントはようやく覚醒した魔法少女べホイミに受け継がれ、トレードマークになっている。

鈴原未来
小学5年の女の子。「マジカルピース」という道具の力で、魔法少女ベホイミ(ベホイミとは別の魔法少女)に変身できる。変身後のコスチュームは『ぱにぽにだっしゅ!』10話でベホイミが着せられたものとほぼ同じデザインである。ドクロ仮面に出会ってから彼(彼女)のことが忘れられないでいる。当初は、サラマンダーからはベホイミ変身時は「ベホイミちゃん(ベホちゃん)」と呼ばれていたが、最近は変身時でも変身前同様「未来ちゃん」と呼ばれる。(主人公のほうを「ベホイミ」と呼ぶようになったため)また、宇宙人からは「ちびベホちゃん(さん)」と言われている。(面識はない)桃月第三小学校5年2組の児童でもあり、ぱにぽに6巻の各所にモブキャラとして登場している。以前は病弱で学校を休みがちだったが、5年生になってからは元気になったという。これが魔法少女の力によるものなのかどうかは不明。

サラマンダー
精霊界からやってきたというオオサンショウウオ似の使い魔。未来を「魔法少女ベホイミ」にして、悪と戦わせる。未来からは「サラくん」、ベホイミからは「サラ公」と呼ばれている。火ダルマのトカゲと言われると怒る。「〜でス」という口調で、若干ベホイミとかぶる。未来の使い魔のはずなのに、なぜかベホイミ宅にいることが多い。

マーメイドプリンセス
某政府のラボに捕らえられていたところをベホイミに救出された地球外生命体。その後ベホイミ宅に居候している。古風な姫口調でしゃべる。外見はほとんどヘビだが、ヘビといわれると怒る。融合能力とそれに伴った変身能力を持ち、水中に適した姿になっていたところを、地球人が「マーメイド」と呼ぶようになったのこと。アイスクリームが大好き。

小早川林檎
お笑い芸人を目指している女性。ドクロ仮面を相方に誘って「毒リンゴ」というお笑いコンビを結成する。その効果は今ひとつだった。

カオティック
突如地球に現れた謎の宇宙からの侵略者達の通称。その目的や正体と謎が多い。

ゴーレム
科学の力で造られた自動人形であり、恐るべき力を有する。創造者の命令に忠実に従い、素材によっては能力が異なる。作中で最初に登場したした敵で3体地球に現れその内の1体はD型と言う火力強化型がある。

ハンマーヘッド星人
鋭利な鎌と強固な頭を有する宇宙人。

魔法のアイテム・じゅもん

鈴原未来 マジカルピース

雑記

「月刊Gファンタジー」2006年8月号から連載開始。同じ雑誌で同じ作者が連載中の『ぱにぽに』からのスピンオフ作品になる。『ぱにぽに』と同じ時間軸で進行し、世界観を共通させている。ただし細部に渡って内容がリンクするわけではなく、『ぱにぽに』におけるキャラクターの背景を知らなくても単独で楽しめる作品になっている。物語は氷川へきるらしく、伝統的な魔法少女ものとはかけ離れた迷走を見せる。一般市民と不本意な交流を重ねたり、ままならない魔法少女ライフにめげてバイト先で人生相談をしたりと、本筋の戦いよりも明らかにそれ以外のギャグ展開のページの方が多い。ただし本作品では「襲い来る敵を撃退する」という目的意識が比較的はっきりしている。脱線してばかりではあっても、本筋においてバトルシーンや熱い語りなどの展開が用意されている点で『ぱにぽに』とは異なった方向性を見せている。

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