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作者:伊藤たつき
イラスト:硝音あや
出版社:角川書店 角川ビーンズ文庫

伏魔殿の紅一点!
男子寄宿舎で二者択一!
お見合いは三つ巴!?
恋の病は四六時中!
花嫁修業は五里霧中!?
秘密の恋は六花のごとく!
七夜月の運命の選択!
八方ふさがりの結婚!?
波乱を呼ぶ九秋の舞!?
十年桜に願いを込めて!

あらすじ

帝のもと、青龍・白虎・朱雀・玄武の四家が治める陽真乙(やまと)国。貧乏貴族の娘・里桜を、白虎家の当主が訪ねてくる。突然 跡継ぎだと言われ、里桜は病弱な姉の薬と引き替えに、男として帝候補の男性たちと生活することに!!さらに、端正な美貌の青龍家の跡継ぎに「さっさと都から出て行くがいい」と脅されて!?

登場人物

里桜
貧乏貴族の姫。実は名門・白虎家の血を引いていていることが判明し、白虎家の跡取り息子「白桜」として、寄宿舎生活を送っている。

用語

陽真乙国
この国が陽真乙国と呼ばれるようになって間もない頃、雨が一年も降らず作物が育ちませんでした。その上、都では大火事が。そんな時、都に住むある若者達四人が、自らの命の引き換えに国を救ってくれと祈りを捧げ、それに応えたのが、青龍、白虎、朱雀、玄武の四神。四神は天より現れ、大火事を消して民を救い、雨を降らせて作物を実らせた。四神を呼び寄せた若者達は、神と心を通じ合わせた証拠として、人とは違う神聖な姿になったといわれ、その若者達は、以来この国を先導してまとめる役目を担い、四神を祀る四家に分かれた。それが四神の一族、青龍家、白虎家、朱雀家、玄武家。彼らはこの国に住む者達の信頼を集めいつしか四家の中から国の頂点に立つ帝が選ばれるようになった。

跡取り
十三歳〜二十三歳の各家の血を引く男子。

雑記



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