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作者:あべ美幸
掲載:いち*ラキ→CIEL
出版社:冬水社→角川書店

あらすじ

5年前、突然 広まった謎の疫病が原因で焼き尽くされた大塚村。その生き残りである犬塚信乃、犬川荘介、浜路の三人は、村はずれの教会に保護され暮らしていた。しかし 村の焼失事件以来、ある理由で信乃は身に魔を退ける妖力・村雨を宿し、13歳の姿のまま時を止まったままに。一方 荘介は犬(四白)に姿を変身する特殊な能力を持つことになってしまう。ところがその噂を聞きつけた帝都の教会本部からの召喚を断ったが故、浜路が攫われてしまう。浜路を救うため帝都へ向かった二人は、そこで獣憑きの四家の一人、犬神憑き・里見莉芳と再会する。浜路を奪還した信乃と荘介だったが莉芳は信乃に「八つの玉と持ち主を全て捜し出せ」と命じられる、信乃はかつて莉芳に助け出され、過去の約束を守るため莉芳からの命令に従い、八つの玉と持ち主を全て捜し出す物語が始まる。

登場人物

浜路
大塚村の生き残りの美少女。15歳、髪が赤い。可憐の内装とは裏腹に、信乃と荘介をアゴで使うなど勝気な性格。村長の養女にして、信乃とは義兄妹関係。健康オタク。料理の腕前は時に殺人的。信乃をとても大切にしている。尾崎要に攫われても、全く動じないイイ性格。あやねとは友人関係。実は道節の妹(睦月)。現在は医師になるために全寮制の学校に通っている。

メグ
黒い球体の姿をした一つ目の妖怪。目の反対側に大きな口がある。普段はポケットに入るサイズだが、水に浸かると巨大化する。村雨に食べられそうになっている所を信乃にはるか彼方に投げ飛ばされるが、なぜか信乃が住んでいる教会までやってきた。その後 信乃のことがお気に入りらしく、行動を共にすることになる。名前の由来は目玉のちょっとグロい謎の生き物の略(現八命名)。

観月あやね
身体が非常に弱く、白い髪と赤い目の少女。獣憑きの四家の一人であり、響が憑いている。浜路とは同い年かつ仲が良い。


大地を治めるほどの大きさを誇る、おろち。あやねを大切に思っている。嫉妬深くて執念深い。普段は霊影を意味する「ちかげ」の名で呼ばれており、自身が心を許した相手にしか本名を明かしてない。

雪姫
信乃の友人で、道節を助けた雪の妖。美しい歌声を持っていたが、道節を助ける為にその声を失った。

九重
本性は妖の夜叉姫。毛野に心臓を与えた頃から、その身体に心臓がない。

リリス
教会の守護天使。

伏姫
里見家の巫女姫。

弥奈
生き神の少女。土地神「命命(ヤナ)」を宿しているが信乃により解放された。その後 帝都で暮らし始め、浜路と同じ学校に通い始める。

用語

村雨
信乃の右腕に宿る妖刀。手にした者は大きな代償が課すというがその正体は不明。外に出てるときにはカラスの姿をしており、カタコトながら会話することもできる。また、刀形態の時には雨を自在に降らすことができる。

八つの玉
信乃たち、八犬士が持つ玉。それぞれ、玉には仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌が刻まれている。

四獣神家
獣神の加護を受けその力を司る四つの家系。何代かおきに、獣神に選ばれた子供たちが生まれて来る。その子供たちは獣神から護られ、教会本部からに様々な仕事が与えられる。現在のところ 里見家、尾崎家、観月家、緋ノ塚家となっている。

大塚村
信乃、荘介、浜路がかつて住んでいた村。5年前、広まった謎の疫病が原因で焼き尽くされた。

雑記



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