魔法少女が好きなんです!

作者:石田敦子
掲載:コミックハイ!　　
出版社:双葉社 全3巻

あらすじ

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いじめっ子といじめられっ子である二人の男子小学生に、魔女っ子に変身する力が突然与えられた。二人は町で暴れる怪物に協力して立ち向かうが、二人の関係は周囲の人間も巻き込んで奇妙にねじれていく。

登場人物

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鷺乃宮マサル
サッカー好きのガキ大将で、男子生徒達の中心にいる。イオリが女っぽいという理由で率先していじめ、他の男子達が加担している。女子からの非難も意に介さない。家庭は母と3人の姉によってほぼ牛耳られており、そこにマサルの居場所はない。そのためマサルはすっかり女嫌いになってしまい、マジョーリアンに変身することを嫌悪している。

マジョーリアンブラック
マサルが変身した、強気な面持ちでグラマラスな美少女。正体がばれないようにイオリにはル・マーサと呼ばせている。黒髪で、黒ベースのセパレート型コスチュームを着る。

久米河イオリ
マサルのクラスメートで、線の細い男子。母子家庭で、翻訳業で忙しい母に代わって家事を引き受けている。苦労しているが、母親とは密接な愛情で繋がっている。自分をいじめるマサルを責めることもせず、むしろマサルの立場への思いやりを見せるが、かえってマサルから反感を買う。

マジョーリアンホワイト
イオリが変身した、優しげな雰囲気でグラマラスな美少女。リオと名乗る。薄いピンクの髪で、白ベースのワンピース型のコスチュームを着る。初めて変身した時から大喜びで、言葉もしっかり女口調になる。

ジェン太とダー子
マサルとイオリに変身能力を与えた、謎の小さな生物。黒地に白模様がジェン太、白地に黒模様がダー子。長い耳を持ち、シルクハットを被る。語尾に「サ」を付ける。韜晦した言葉で二人を煙に巻き、怪物が現れた理由もなかなか明かそうとしない。

雑記

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