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作者:舞阪洸
イラスト:よう太
出版社:メディアファクトリー MF文庫J

あらすじ

ここは、戦の絶えぬ世界。魔女が人に追われ、疎まれ、攻め滅ぼされんとする世界。ある日 “黒き森の魔女”ハリガンの前に風呂の天井から一人の男は落ちてきた。ただ滅びを待つ魔女の国に、突如 現れた異界の男は記憶を失い、名に“龍王”を持つ、奇妙な出で立ちの男はかくて“戦才”と“魔法”は出逢い、運命の歯車は逆転をはじめる!

登場人物

魔女
ハインドラ一族
ハリガン・ハリウェイ・ハインドラ
黒い森に住む魔女たちの氏族の一つ、ハインドラ一族の長。髪を自在に操る魔法の使い手で、その魔法を応用して木で作った木偶人形を操ることもできる。一族の魔女たちからは「姉様」「姉上」「ハリ姉」などと呼ばれ、彼女の方は一族の魔女たちを「我が娘」と呼ぶことがあるが、血の繋がった姉妹や母娘というわけではなく、魔女の掟でそのように呼ぶことが決まっている為である。人間たちの攻勢により追い詰められた状況をどうにかしたいと思案していたところでナーガと出会い、異界人であるナーガなら現状を打破する術を知っているかもしれないと考え自分たちのもとに置くことを決める。当初は足手まといになるようなら放り出せばいいという打算的な考えもあったが、共に戦っていく中で彼を信頼するようになる。黒い森の中でハインドラ一族が住む領域は森の入り口に面しており、人間達の攻撃に対して矢面に立って戦ってきた為、人間の側にも彼女のことはよく知られている模様。

アイス・アイシュリア・ハインドラ
身体能力を強化する魔法の使い手。魔法で強化したときに繰り出される拳と蹴りの威力はすさまじく、ナーガから人間破城槌と称される。面倒見がよくハインドラ一族の魔女たちの姉貴分的な存在。レラからも(精神的に)強い女性と評されるなど頼りにされており、ハリガンと彼女が賛成したことには誰も反対しないだろうと言われている。体が大きいことから体重のことを周りからよくネタにされるが、そうすると笑顔のまま怒る。葡萄酒を酒樽ごと飲むほどの底無しの酒飲みで、酔うと説教を始めるなど酒癖が悪い。

ユウキ・ユウミ・ハインドラ
風を操る魔法の使い手。人間の男が大嫌いでナーガにも当初から敵意を表していた。黒い森でひっそりと暮らす自分たちを滅ぼそうとする人間の理不尽さに怒りを抱いており、戦いでは積極的に人間の兵を殺そうとし、その為なら危険な任務であっても進んで引き受ける。また飛空挺と呼んでいる細長い板に乗って空を飛ぶこともできる為、偵察や伝令などの役目をよく任される。

レラ・ライラ・ハインドラ
呪符を使った魔法の使い手。呪符に書く呪文によって様々な効果を発揮することができ、当初言葉が通じなかったナーガも彼女の呪符の力で会話が可能になった。理知的で冷静な性格をしており、変なところで言葉を区切る特徴的なしゃべり方をする。ナーガのいた世界に興味を示し、ユウキの水浴びを覗いたナーガに黙っている代わりに記憶が戻ったらナーガの世界のことを教えて欲しいと取り引きを持ち掛けている。

クゥ・クゥネリアス・ハインドラ
体に巻きつけた革帯を操る魔法の使い手。革帯は服を兼ねている為、使えば使うほど肌面積が広くなっていく。普段は革帯を操って物を持つ為、自分の手で重いものを持つのが苦手。

ノノエル・ノリス・ハインドラ
水を自在に操る魔法の使い手。水を槍や盾のように使ったりするだけでなく、水中の酸素を集めて水の中で呼吸を可能にしたり、光の屈折率を変化させ水中にいる自分の姿を見えないようにするなど応用の幅が広い。控え目な性格をしており、リスのような小動物を連想させる。

ケイ・カネーシュ・ハインドラ
自分の体を金属のように硬質化させる魔法の使い手。硬化させた体は剣も矢も通さず鉄壁の防御力を誇り、それを生かした接近戦を得意とする。魔女たちの中では珍しく活発で人見知りしない性格でナーガとも少し話しただけで数年来の友人のように接する。本来魔女たちは父親のことを何も知らないのだが、ケイだけは少し覚えているらしく父親の背中に背負われているような思い出があると語っている。

スレイマーヤ一族
ヴィータ・スールシャール・スレイマーヤ
黒い森に住む魔女たちの氏族の一つ、スレイマーヤ一族の長。重さを操る魔法「奏の軽重」の使い手。幼女のような外見をしているがハリガンよりも年上で一族の魔女たちからは「母様」と呼ばれる。スレイマーヤ一族はハインドラ一族と隣接する領域に住んでいるため、ハリガンたちとは少なからず親交がある。ハリガンからは偏屈で嫌みで尊大で協調性がなく独善的でわがままな嫌われ者と評され、アイスがひねくれ者と呟いたときはエリュシオーネまで賛成していた。カサンドラ王国軍を撃退したナーガに興味を持ち、彼の誘いに応じて協力することを決める。ナーガの存在が黒い森の魔女たちを糾合するきっかけになることを期待している。

エリュシオーネ・アニアン・スレイマーヤ
マンテラとマンテラの間を空間移動する魔法の使い手。ただし肉体だけしか移動できないため着ているマンテラの下は基本的に裸である。ヴィータの片腕的存在で「エリュー」又は「エリュシー」という愛称で呼ばれる。戦闘力は高いが頭は悪いらしい。

雑記



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