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作者:真島ヒロ
掲載:週刊少年マガジン  
出版社:講談社

劇場版
FAIRY TAIL 鳳凰の巫女

あらすじ

世界中に幾多も存在する魔導士ギルド。そこは、魔導士達に仕事の仲介などをする組合組織である。立派な魔導士を目指す少女ルーシィは、ひょんなことから火を食べ火を吐き火を纏う滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)ナツと喋る青い猫ハッピーと出会い、彼らの所属するギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」に加入する。王国最強と謳われながらも問題児だらけの「妖精の尻尾」だが、ルーシィはナツとハッピーとチームを組んで様々な依頼に挑んでいく。
鉄の森(アイゼンヴァルト)編(第2巻〜第3巻)
闇ギルド「鉄の森(アイゼンヴァルト)」が呪歌(ララバイ)を使って各ギルドマスターの暗殺を企んでいることを知り、ナツ達は「妖精の尻尾」最強の女魔導士であり「妖精女王(ティターニア)」の異名を持つエルザや氷の造形魔導士グレイと共に、その阻止に向かい、最強チームも結成する。

ガルナ島編(第4巻〜第6巻)
ナツとハッピーがギルドから勝手に持ち出したS級クエストにより、ガルナ島に行くことになったルーシィ。そこに彼らを止めに来たグレイも成り行きで同行することになり、そこで突如紫色の月により悪魔に変貌した村人達の呪いを解いてほしいという依頼を受けることになる。しかし、島には月の雫(ムーンドリップ)によりグレイと因縁のある悪魔デリオラを復活させようと企む彼の兄弟子リオンがいた。

幽鬼の支配者(ファントムロード)編(第6巻〜第9巻)
ガルナ島から帰還した最強チームは、ギルドが「幽鬼の支配者(ファントムロード)」に所属する鉄の滅竜魔導士ガジルによって壊滅状態になった姿を目の当たりにする。それに加え、仲間たちを傷つけられた怒りからナツ達は「幽鬼の支配者」との全面抗争を起こすが、「幽鬼の支配者」マスタージョゼの本当の目的はハートフィリア財閥の令嬢であるルーシィだった。

楽園の搭編(第10巻〜第13巻)
ロキの計らいでアカネのリゾートに行くことになったナツ達だが、エルザがかつて奴隷として働かされていた楽園の塔に連れて行かれてしまう。そこでエルザの過去や塔の支配者として君臨するジェラールとの因縁が明かされる。

バトル・オブ・フェアリーテイル編(第13巻〜第16巻)
楽園の塔の事件が終わった後、最強チームを待っていたのは改修されたギルドと新たに仲間として加わった元「幽鬼の支配者」のガジルとジュビアの姿だった。しかし、「妖精の尻尾」マスターマカロフの実孫であるラクサスが現状にしびれを切らして、配下の雷神衆と共にギルド最強を決める「バトル・オブ・フェアリーテイル」を開催する。

ニルヴァーナ編(第16巻〜第20巻)
バラム同盟の一角である闇ギルド「六魔将軍(オラシオンセイス)」を壊滅させるため、ナツ達は一夜を初めとする「青い天馬(ブルーペガサス)」、聖十大魔道の一人ジュラや改心したリオンをはじめとする「蛇姫の鱗(ラミアスケイル)」、天空の滅竜魔導士ウェンディやハッピーと似た白い猫シャルルが所属する「化猫の宿(ケット・シェルター)」の3つのギルドと共に「連合」を組むことになる。「六魔将軍」はワース樹海に封印された光と闇を入れ替える超反転魔法ニルヴァーナを手に入れて光の世界の崩壊を目論み、彼らの元には楽園の塔の件で生死不明になっていたジェラールの姿もあった。

エドラス編(第20巻〜第24巻)
「六魔将軍」の目論見を阻止したナツ達は「化猫の宿」を失ったウェンディ達をギルドに受け入れる。だが、「妖精の尻尾」はナツ、ハッピー、ウェンディ、シャルルを除きマグノリアと共に突如消滅してしまう。その原因がエクシードであるハッピーとシャルルの故郷エドラスにあることを知り、ナツ達は仲間を取り戻すためエドラスへ向かう。

天狼島編(第24巻〜第30巻)
ナツ達がエドラスから帰還してしばらく経った後、S級魔導士昇格試験が開かれ、ナツを初めとする8人の参加者が選ばれる。参加者の一人であるカナはある事情からS級魔導士を目指す理由をルーシィに明かし、ルーシィもカナをS級魔導士にするためパートナーとして参加することを決める。しかし、試験会場である「妖精の尻尾」の聖地天狼島に何故かナツのことを知る伝説の黒魔導士ゼレフと、彼を狙うバラム同盟の一角「悪魔の心臓(グリモアハート)」が現れる。

大魔闘演武編(第31巻〜第40巻)
突如襲撃してきた漆黒の竜アクノロギアによって天狼島は消滅し、ナツ達が行方不明になってから7年の年月が経ったX791年、「妖精の尻尾」は主要メンバーを失い弱体化していた。だが、ナツ達は初代「妖精の尻尾」マスターメイビスが発動した「妖精の球」で年を取ることなく生存しギルドに復帰する。その後、フィオーレ一のギルドを決める大魔闘演武が開かれることを知ったナツたちは再び「妖精の尻尾」をフィオーレ一のギルドにするため参加を決める。大魔闘演武には「青い天馬」や「蛇姫の鱗」をはじめ、二人の滅竜魔導士スティングとローグを有する現フィオーレ最強のギルド「剣咬の虎(セイバートゥース)」が参加し、さらにはゼレフや竜といった様々な因縁が絡み合った事態へと発展していく。

冥府の門(タルタロス)編(第40巻〜第49巻)
大魔闘演武で優勝し、かつての栄光を取り戻した「妖精の尻尾」は仕事の依頼が殺到していた。そんな中、ナツとグレイに聖十大魔道でイシュガルの四天王の一人であるウォーロッドから凍りついた巨人達が住む太陽の村を救ってほしいという依頼が入る。太陽の村の氷を溶かすことに成功したナツ達は、そこで大魔闘演武後のエクリプス騒動で共闘した炎竜アトラスフレイムと再会し、彼から氷の滅悪魔導士(デビルスレイヤー)の存在とゼレフ書最凶最悪の悪魔ENDのことを知る。その後、評議院がゼレフ書の悪魔で構成されたバラム同盟の一角「冥府の門(タルタロス)」に襲撃され、現評議員はおろか元評議員も狙われる事態になってしまう。それによりラクサスや雷神衆も町を守るために重傷を負い、仇を討つためにナツ達は「冥府の門」との戦いに挑む。その最中で「冥府の門」の目的が評議院が保有する兵器フェイスの封印を解いて大陸中の魔力を消滅させることだと知り、ギルド同士の抗争から魔導士の存亡をかけた戦いに突入していく。

黒魔術教団(アヴァタール)編(49巻〜51巻)
「冥府の門」との戦いが終わった後、ナツはイグニールとの誓いによりさらに強くなるためハッピーと共に1年間の修行の旅に出るが、同時にマカロフから「妖精の尻尾」解散命令が下される。「妖精の尻尾」の解散から1年後のX792年、ルーシィは週刊ソーサラーの見習い編集者として働いていたが、その年の大魔闘演武でナツやハッピーと再会し、「妖精の尻尾」復活のため仲間探しの旅に出る。マーガレットの街で「蛇姫の鱗」に所属していたウェンディやシャルルと合流した後、アメフラシ村で暮らしていたジュビアからグレイが失踪したことを聞き、「剣咬の虎」で彼が所属していると思われるゼレフを信仰する「黒魔術教団(アヴァタール)」の存在を突き止める。

アルバレス帝国編(52巻〜63巻)
「黒魔術教団」壊滅後、かつてのメンバーが集結し再び「妖精の尻尾」が結成される。ギルド復興中の最中、ナツ達は長年評議院に潜入していたメストから「マカロフを助けてほしい」と頼まれ、彼からマカロフがギルドを解散した理由が「妖精の尻尾」の最高機密であるルーメン・イストワールを狙うアルバレス帝国から自分達を守るためと知る。同時に評議院再結成の時間稼ぎのための交渉でマカロフがアルバレス帝国皇帝スプリガンに会いにアルバレスに渡ったことを聞かされ、ナツ達はマカロフ救出のためにアルバレスへの潜入を決める。一方マカロフはスプリガンと対面するが、その正体はナツとの因縁深き黒魔導士ゼレフだった。潜入の末、マカロフ奪還に成功したナツ達はギルドに帰還し「妖精の尻尾」は完全復活を遂げる。これから侵攻してくるであろうアルバレスに向けて戦うことを決意するが、そこでメイビスが自身とゼレフとの関係、それが切っ掛けで生まれたルーメン・イストワールの正体である秘匿大魔法「妖精の心臓(フェアリーハート)」の秘密を語り始める。さらには双方の戦いを感じ取ったアクノロギアも動き出し、ナツとゼレフ、メイビス、「妖精の尻尾」、アクノロギア、様々な想いが交錯して400年前に起こった最終決戦である竜王祭が再び始まろうとしていた。そしてナツは単身ゼレフとの一騎討ちに挑むが、そこで彼から自らの出自と正体を知らされてしまい、戦争の最中でナツはその運命に立ち向かうことになる。

登場する主な少女キャラ

ルーシィ・ハートフィリア 17才
星霊魔道士。ナツに誘われてフェアリーテイルに入る。有名なお金持ちのハートフィリア家の娘。

エルザ・スカーレット 19才
フェアリーテイル最強の女性戦士。常に鎧を身に着けている。騎士〈換装(鎧・剣)〉を使う。ナツ・グレイ・ロキが怖がる(ギルドで最も)。

ミラジェーン 19才
フェアリーテイルのメンバーだが現在は引退し、フェアリーテイルの従業員として働いてる。今では、看板娘。変身魔法接収を使う(サタンソウル)。

カナ・アルベローナ 18才
カードを使う魔道師。13歳の頃から酒を飲んでいる酒豪。樽ごと飲む。

レビィ・マグガーデン
女性魔導士。中堅チーム「シャドウ・ギア」の一人。ルーシィの小説の読者第1号(今、ルーシィが書いている)。

ジュビア・ロクサー 17才
元エレメント4の水を操る魔道士。グレイに一目ぼれし、フェアリーテイルに入る。ルーシィに、敵視している。

ビスカ・ムーラン
換装(銃)を使う。アルザックが好き。片思いと思っているが、実は、両想い。

リサーナ
ミラジェーンとエルフマンの妹で、接収を使い、アニマルソウル。ギルドの仕事中に事件に巻きこまれ亡くなったがしかし、エドラスで再会し、無事にミラジェーンとエルフマンもとに生き返ってきた。

エバーグリーン
バトル・オブ・フェアリーテイルにて登場。雷神衆の1人。石化魔導士。

ラキ・オリエッタ
木の造形魔導士。鈍いことを亀さんと言ったり、髪を切ることを、髪を切断したという。

ウェンディ・マーベル 12才
天空の滅竜魔導士。六魔将軍と戦う時、出会った。化猫の宿の人達は、幻で仲間がすべて消えた。エルザが、妖精の尻尾に招待した。

シャルル 6才
ウェンディの相棒的存在。ハッピーと同じ、エドラスから来たエクシード。

アクーラ 
PSPのオリジナルキャラ。古代の魔法を使う。

他のギルド
シェリー・ブレンディ
蛇姫の鱗の人形撃という魔法を使う。前は、ギルドを抜け、リオン達と一緒にガルナ島にいたが、その後リオン達と共に蛇姫の鱗に入った。ルーシィとは、仲が悪い。六魔将軍と戦う時、再登場。ゴスロリ〜キャバ嬢?

カレン・リリカ 
青い天馬の精霊魔導士。3年前、亡くなった。

ウルティア 
悪魔の心臓の魔導士。時のアークを使う。ジェラールをつかって、ゼレフを復活させようとした。

ギルド

一種の組合。各ギルドによってそれぞれ紋章が定められており、ギルドのメンバーはその紋章を自分の体や衣服に入れている。なお、依頼主やギルドのメンバー以外でも食事や買い物などの用事なら誰でも出入りは可能。魔導士ギルド、傭兵ギルドなど種類は様々。
妖精の尻尾(フェアリーテイル)
フィオーレ王国のマグノリアに本拠地を置く魔導士ギルドの一つ。名前の由来は「妖精に尻尾はあるのか無いのか?永遠の謎故に永遠の冒険」。有力な人材を多く抱えており、フィオーレ王国最強のギルドと評されているが、ナツをはじめとしてあちこちで問題を起こすため評議院から目を付けられている。仲間意識はとても強く、メンバーは皆家族のような絆で結ばれている。「青い天馬」「四つ首の番犬」「蛇姫の鱗」とは親交がある。一方で、「悪魔の心臓」や「大鴉の尻尾」など、闇ギルドとの根深い因縁も持つ。

巨人の鼻(タイタンノーズ)
かつてボラが所属していたギルド。

青い天馬(ブルーペガサス)
マスターはボブ。彼の趣味により、ギルドメンバーには美男美女が多い。エドラスでは女性しか入れない。

四つ首の番犬(クワトロケルベロス)
マスターはゴールドマイン。レッグボール皇帝杯で「猟犬の聖石」を破り優勝した。大魔闘演武では2日目のバッカス敗北により、彼と賭けをしたエルフマンの条件で、大会期間中「四つ首の仔犬(クワトロパピー)」に改名させられている。

蛇姫の鱗(ラミアスケイル)
マスターはオーバ。聖十大魔導の一人・ジュラ、グレイの兄弟子・リオン、天空の滅神魔導士・シェリアらが所属している。拠点を置くマーガレットの町でギルドの一体感を高める祭である「『蛇姫の鱗』感謝祭」を開いている。

幽鬼の支配者(ファントムロード)
マスターはジョゼ。かつてガジル、ジュビアが所属していた。「妖精の尻尾」とは戦力は均衡しており(構成員の数だけであれば「幽鬼の支配者」の方が上回っている)昔から仲が悪く対立していたが、ルーシィを巡る一連の事件で解散命令を出された。

化猫の宿(ケット・シェルター)
マスターはローバウル。人知れない集落にある無名のギルドで、衣服・織物類を生産している。ウェンディとシャルルが所属していたが、彼女ら以外のメンバーは全て「ローバウルが魔法で作り出していた意思ある幻」であり、ローバウルの精神体が消滅したことでギルド自体も消滅した。

黄昏の鬼(トワイライトオウガ)
マスターはバナボスタ。「妖精の尻尾」の衰退後マグノリアを仕切っている。作中のマカオやミラの言葉によると、高利貸しとしてかなりあくどい手口を使っているとのこと。

剣咬の虎(セイバートゥース)
マスターはジエンマ→スティング。ジエンマの代になってから実力をつけ、X791年時点においてフィオーレ王国最強のギルドになる。白竜、影竜の滅竜魔導士をはじめとした実力者を多数擁する。マスターがスティングとなってからはギルドの雰囲気が明るくなった。

人魚の踵(マーメイドヒール)
女性だけの魔導士ギルド。エルザのかつての仲間・ミリアーナが所属している。

不死鳥の墓(フェニックスグレイヴ)
魔導士ギルドの一つ。

猟犬の聖石(ハウンドホーリー)
魔導士ギルドの一つ。

グラムラッシュ
魔導士ギルドの一つ。

大鴉の尻尾(レイヴンテイル)
「妖精の尻尾」の元メンバーであるイワン・ドレアーが組織した対「妖精の尻尾」に特化したギルド。物語当初は闇ギルドであり、他の闇ギルドからは独立した存在だった。X791年の大魔闘演武出場に当たり正規ギルドに加盟したが、大魔闘演武終了後、ギルドは解散。また、竜王祭には参戦しなかった。

首無騎士の頭(デュラハンヘッド)
X792年の大魔闘演武に出場したギルドの一つ。クリサークが所属している。

土精霊の輪(ドワーフギア)
X792年の大魔闘演武に出場したギルドの一つ。ベリックが所属している。

毒鬼の牙(スカルミリオーネ)
X792年の大魔闘演武に出場したギルドの一つ。ブックメーカーのオッズを上げるため決勝戦まで実力を隠しており、「首無騎士の頭」に圧勝するも乱入してきたナツに一撃で倒された。

蛇鬼の鰭(オロチノフィン)
何年も前から「蛇姫の鱗」と犬猿の仲であるギルド。X792年には元「悪魔の心臓」のブルーノートを用心棒に10万のモンスターを操ってマーガレット諸共「蛇姫の鱗」の壊滅に乗り出すも、ナツにブルーノートを倒され降参した。

赤い蜥蜴(レッドリザード)
外伝『FAIRY TAIL ZERØ』に登場。マスターはジーセルフ。X679年に天狼島にあった魔導士ギルド。6歳時のメイビスが所属していたが、「青い髑髏」との抗争で壊滅した。

喧騒の秒針(クロノ・ノイズ)
外伝『TALE OF FAIRY TAIL ICE TRAIL 〜氷の軌跡〜』に登場。マスターはネズ。雪原地帯に本拠地を置く魔導士ギルド。悪魔の卵をナノの魔法で孵化させその力を利用しようと企むが、当時子供だったグレイに阻止され、ギルドも壊滅した。

闇ギルド
解散命令を出されたにも拘らず、それを守らずに裏で活動し続けているギルド。ほぼ犯罪組織と化している。中でも「悪魔の心臓」「冥府の門」「六魔将軍」の3つのギルドは「バラム同盟」と呼ばれており、闇ギルドの中心的な存在となっている。現存する闇ギルドの多くはバラム同盟の傘下に入っている。
悪魔の心臓(グリモアハート)
バラム同盟の一角で、最強の闇ギルド。マスターはハデス。マスター直属部隊として「失われた魔法」の使い手である「煉獄の七眷属」を擁している。最凶の黒魔導士・ゼレフの封印を解こうとしている。X784年12月にゼレフを求めて天狼島を襲撃するが、「妖精の尻尾」との抗争の末に敗北。七眷属の半数以上を失った上、逃亡中にハデスが死亡し事実上壊滅した。

冥府の門(タルタロス)
バラム同盟の一角。マスターはEND。メンバーは全員ゼレフ書の悪魔「エーテリアス」で構成されており、別名「ゼレフ書架」。呪法を使用する。幹部には「九鬼門」を要している。冥界島に本拠地を置く。評議院を壊滅状態に追い込み、評議院が保有するフェイスを使って大陸中の魔力を消滅させENDの復活を目論むも、「妖精の尻尾」との戦いで「九鬼門」は倒されENDが封印された本もゼレフに回収された。

夢魔の眼(サキュバス・アイ)
「冥府の門」傘下の闇ギルド。「剣咬の虎」を抜けた後のミネルバが所属していたが、キョウカの選別により壊滅状態になった。

六魔将軍(オラシオンセイス)
バラム同盟の一角。マスターはゼロ。メンバーは6人(厳密には8人)だが、メンバー一人一人が単独でギルド一つ壊滅させられるほどの実力を持つ。各自が固有のコードネームと「祈り」を持ち、それを触媒に生体リンク魔法で繋がっている。ブレイン以外のメンバーはエルザやジェラール同様「楽園の塔」の元奴隷である。ニルヴァーナを手に入れて光の世界の崩壊を目論むが、「連合」の魔導士の活躍により壊滅した。

鉄の森(アイゼンヴァルト)
「六魔将軍」傘下の闇ギルド。現在はエリゴールがリーダーを務める。評議院から禁止されている暗殺系の依頼を引き受けたことからギルドマスターは逮捕され、解散命令を出された。それを逆恨みし、呪歌(ララバイ)の力で正規ギルドのマスター達の呪殺を図るが失敗、エリゴール以外の全員が逮捕され壊滅した。

屍人の魂(グールスピリット)
「六魔将軍」傘下の闇ギルド。雷神衆を笑ったことから雷神衆に全滅させられる。

裸の包帯男(ネイキッドマミー)
「六魔将軍」傘下の闇ギルド。ガトーとザトーが暫定的なリーダーを務める。末端メンバーがアカリファを襲撃したが、ルーシィに撃退された。ニルヴァーナを巡る戦いでは、ナツ達により倒される。

黒い一角獣(ブラックユニコーン)
「六魔将軍」傘下の闇ギルド。メンバーは皆不良学生のような姿で髪を角のように逆立ている。

レッドフード
「六魔将軍」傘下の闇ギルド。ニルヴァーナを巡る戦いで「蛇姫の鱗」のメンバーに襲い掛かる。

尾白鷲(ハルピュイア)
「六魔将軍」の一員・レーサー直属の闇ギルド。

髑髏会(どくろかい)
暗殺依頼に特化した闇ギルド。三羽鴉が所属している。

青い髑髏(ブルースカル)
外伝『FAIRY TAIL ZERØ』に登場。X686年時のマグノリアに本拠地を置いている闇ギルド。X679年には天狼島の「赤い蜥蜴」を壊滅させた。

伍条橋一家(ファイブリッジ・ファミリア)
外伝『TALE OF FAIRY TAIL ICE TRAIL 〜氷の軌跡〜』に登場。マスターはドラム。彼と血の繋がったドラムの息子達で構成された闇ギルド。

その他のギルド
南の狼
バニッシュブラザーズが所属している傭兵ギルド。

LOVE&LUCKY
アカリファの街にある商業ギルド。かつてルーシィの両親も所属していた。また、ルーシィの名前の由来にもなっている。

魔女の罪(クリムソルシエール)
元「悪魔の心臓」のメンバーのウルティアとメルディ、そして 脱獄したジェラールが作った独立ギルド。マスターは存在せず、メンバー3人の意志によって動く。全ての「暗黒」を払うことを目的としており、数々の闇ギルドを壊滅させている。冥府の門(タルタロス)編で「六魔将軍」との対戦後、打倒ゼレフの為に「六魔将軍」のメンバーを受け入れた。

風精の迷宮(シルフラビリンス)
宝探しを専門とするトレジャーハンターギルド。ヒロシ、ララ、ドレイクが所属している。フィオーレ一のトレジャーハンターギルドを決める「大秘宝演武」で優勝したことがある。

魔法

魔法には大きく分けて2つあり、覚えて身につけた魔法を「能力(アビリティ)系」、アイテムを持って使う魔法を「所持(ホルダー)系」と呼ぶ。店で売っている魔法の殆どは所持系の魔法であり、能力系と比べて比較的手軽に行使できる反面、そのアイテムを失う(盗まれる・なくす・壊れるなど)と使用できなくなるデメリットがある。ただし所持系魔導士が能力系魔導士に実力が劣るという訳ではない。

色替(カラーズ)
服の色を自在に変えることができる。女の子に人気な魔法。

魅了(チャーム)
人の心を惹きつける魔法。現在は販売および使用禁止となっている。ボラが使用していた。

翼(エーラ)
背中から翼を生やして飛行する能力系魔法。エクシードは全員これを使用する。

星霊魔法
星霊界と人間界を結ぶ門(ゲート)を、契約した星霊に対応する鍵で開門し召喚する魔法。使用者は星霊魔導士と呼ばれる。契約は曜日単位で行い、呼び出せる日は星霊個人の事情によって異なる。通常は一度に1体しか呼べず、他の星霊を呼ぶためには召喚した星霊を一度戻す(閉門)必要がある。膨大な魔力を持つ魔導士ならば一度に2体以上の星霊を召喚できる。作中に登場する星霊魔導士は大半が女性である。X791年ではユキノ曰く、ここ数年で星霊魔導士の数が激減しているらしい。

代償召喚術
1つの金の鍵(黄道十二門の鍵)を壊すことで、星霊王の扉を一度だけ開くことができ、星霊王を召喚することができる。ただし壊す鍵はどれでもいいわけではなく、主と壊す鍵の星霊との信頼関係が高くなければ、星霊王の扉は開かない。

変身魔法
あらゆるものに姿を変える魔法。初級では自分の体のみ(服はそのまま)だが、中級になると身に付ける物も変化でき、さらに上級になると体の質量・能力・戦闘力も変えられる。

接収(テイクオーバー)
対象者の体を乗っとり、自分の肉体にその力を還元する魔法。ミラジェーンのテイクオーバーは【悪魔】。エルフマンのテイクオーバーは【野獣】。リサーナのテイクオーバーは【動物】。ジェニーのテイクオーバーは【機械】で、それぞれ違う魔法とされている。

造形魔法(ぞうけいまほう)
特定の物を自由に造形することができる魔法。使用者は造形魔導士と呼ばれる。術者の性格が最も現れる魔法の1つであり、その造形創造力が強さに繋がるとされる。これまでに氷(グレイ、リオン、ウル、ウルティア)・木(ラキ)・記憶(ルーファス)が登場している。魔法の発動には両手を使うことが基本であり、片手の造形は不安定でバランスが悪い。

換装(かんそう)
魔法空間にある魔法剣などの武器や防具を呼び出したり、持ち替える魔法。無限に貯蔵できるわけではなく広さには限界がある。

思念体(しねんたい)
実体を持たない自分の分身を作る魔法。

絶対氷結(アイスドシェル)
術者の肉体を氷に変えて、対象者と共に永久に封じ込める魔法。それは溶けることのない氷で、グレイ曰く「いかなる爆炎の魔法をもってしても溶かすことのできない氷」である。また、氷の中の標的を長時間かけて風化させる。

月の雫(ムーンドリップ)
ベリア語の呪文。月の魔力を一つに収束することで、いかなる魔法をも解除する力を発揮する。しかし強大な月の魔力により悪魔の体を汚染するという副作用もあり、ガルナ島の住民はこの影響を受けていた。後に液体化して所持できることが明らかになっている。

思念伝達魔法(しねんでんたつまほう)
頭に直接「通信」をして話しかけることができる魔法。

合体魔法(ユニゾンレイド)
別々の魔法を一つにして威力を高める魔法。本当に息が合った者同士でなければ発動は難しく、生涯を費やしても習得には至らないこともある。

エーテリオン
別名「超絶時空破壊魔法」。評議院が保有する兵器の一つで、現評議員9名の承認と上級職員10名の解除コードで発射することができる(7年前は評議員5名の承認で発射することができた)。上空に描かれた「衛星魔法陣(サテライトスクエア)」から地上の標的を消滅させる。非常に多くの魔法属性が融合されており、威力次第では一国を破壊するほど。作者の『前作』に登場したエーテリオンとは名称以外は全くの別物である。

セイズ魔術
憑霊の魔法で、自分や物体に霊を憑かせて戦う。「妖精の尻尾」ではビックスローとナブが使える。なお、この二人のセイズ魔術はタイプが異なり、別の魔法とされている。

生体リンク魔法
効力が生物と同期した魔法。攻撃してきた者と自分のダメージを連結や、特定のものを抑制する鍵とさせるタイプのものが登場している。

ヘアメイカー
髪にスプレーを吹きかければイメージ通りの髪型とヘアカラーに24時間だけ変えられる。カラーズの姉妹品。

古文書(アーカイブ)
情報圧縮の魔法。対象への情報送信などに用いられる。

自律崩壊魔法陣
組み込まれたモノを自壊させる魔法。ブレインが作った魔法の一つ。アニマエドラスがアースランドの魔力を搾取するための超亜空間魔法。空に開けた穴を介して魔力を持つ存在(魔導士)を空間ごと吸収して、魔水晶に変えてしまう。ただし、滅竜魔導士及びエクシードには効かなかった。魔法を逆展開することにより、エドラスの魔力をアースランドに流すことができる。この魔力には魔水晶などの道具だけでなく、エクシードのような体内に魔力を持つ生物も含まれる。

スリープ
アニメオリジナル。睡眠の魔法。

チェンジリング
アニメオリジナル。2人の人物の肉体と精神を入れ替える。一回の発動で複数のペアを入れ替えることができる。しかし、術を解く際には1組ずつしか解けない。発動してから30分後に術を解かないと元に戻れないという言い伝えもある(しかし、この術にかかった魔導士達は発動してから30分経過していたにも関わらず、次の放送回では全員元に戻っていた)。

ユニゾンピクト
アニメオリジナル。複数名で絵画魔法を使用し魔物を実体化する魔法。

リベラム
アニメオリジナル。正式名称は「リベラム・ウェールス」。星霊を人間との契約から完全に解き放つとされる魔法で、当初この儀式によって自由となった星霊達はその代償として十二日間しか生きられなくなると伝えられていたが、後にオフィウクスから実際は星霊王の力を強化するための儀式であることが明かされた。儀式には星霊を契約の鎖から解き放つ力を持つ天球儀が必要とされ、アストラル・スピリタスで行う事で魔法を発動させる。また星霊王に天球儀の力を送るには黄道十二門の星霊達が星霊界にいて、それを示す十二星座がアストラル・スピリタス上空に現れることを必要とし、十二星座に天球儀から発せられる光を照射することで星霊王に力を与える。

禁忌魔法
呪歌(ララバイ)
黒魔導士ゼレフが作り出した魔笛を使った生きた魔法。その笛の音を聴いた者全てを呪殺する集団呪殺魔法。

煉獄砕波(アビスブレイク)
闇の波動を放つ。魔法陣を空中に描くことで発動する。ファントムMkIIが使用した場合の威力は「妖精の尻尾」のギルドの裏にある湖から、街の中心に聳え立つカルディア大聖堂までを破壊できるほど。Rシステム正式名称は「リバイブシステム」。またの名を「楽園の塔」という。一度死んだ者を蘇らせるという人道に反した魔法で黒魔術的な思想を持った魔導師集団が完成を試みた。評議会がエーテリオンを使用するほどの危険因子として認識している。ただし、発動するには27億イデアもの膨大な魔力の供給が必要。

ニルヴァーナ
400年前に古代人「ニルビット族」によって開発・封印された「光と闇を入れ替える」超反転魔法。元々は世界のバランスをとるために作られ、「平和の国(ニルヴァーナ)」と名づけられた。封印が解けると、最初に黒い光の柱が上がり、周囲の光と闇の狭間にいる者(心が正義と悪の間で揺れ動いている者)を逆の属性にする。次に白い光になり、最後に巨大な都市が現れる。この都市こそニルヴァーナの正体である。魔法効果を発射する大砲が前方に備えられており、側面の6本の足で移動する。足の付け根には地面から魔力を供給するための魔水晶が置かれており、これらを同時に破壊しない限り破壊は不可。

アライブ
アニメオリジナル。無生物に命を与え、怪物化させる。

失われた魔法(ロストマジック)
その威力や術者への副作用から使用者が限られていき、利用が禁じられ、次第に失われていった魔法。一なる魔法全ての魔法の始まりとされる魔法。具体的にどのような魔法かは明確にされておらず、謎に包まれている。作中では人物によって解釈が諸説あり、ハデス(プレヒト)は「闇の中で生まれた奇跡」が一なる魔法と解釈し、そのためにゼレフを復活させて大魔法世界を創ることで一なる魔法へと辿り着こうとしたが、ルーシィは母から聞かされた「全ての魔法は愛から生まれた」という話から一なる魔法は「愛」と解釈した。

滅竜魔法(めつりゅうまほう)
竜迎撃用の太古の魔法(エンシェント・スペル)。滅竜魔法の使い手を滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)と呼ぶ。滅竜魔法の魔法自体にも種類があり、これまでに火(ナツ)・鉄(ガジル)・雷(ラクサス)・天(ウェンディ)・毒(コブラ)・光(スティング)・影(ローグ)の7人が登場している。術者の体質を各々の属性の竜に変換しているため、身体能力も強化されている。自らの属性の物質を食べることで体力回復・強化が可能。エドラスの世界では魔水晶化した人間を元に戻す力がある。また、違う属性の滅竜魔導士の魔力を食らい、元々持っていた自身の属性と融合させることも可能であり、作中ではナツ、ガジル、未来のローグが使用している。竜から直接魔法を教えられた者(ナツ、ガジル、ウェンディが該当)を「第一世代」、滅竜魔法を使える魔水晶を体内に埋め込んだ者(ラクサス、コブラが該当)を「第二世代」、その両方の特徴を併せ持つ者(スティング、ローグが該当)を「第三世代」と呼んでいる。詳細は不明ながら、ある程度熟練した滅竜魔導士は乗り物(車や船などに限らず、生物も含む)に乗ると極端に酔うようになる。元々は竜王祭において、人間との共存を望む竜が人間に竜を滅する魔法を与えたことが滅竜魔導士の始まりとされる。 ドラゴンフォース滅竜魔法の最終形態。滅竜魔導士の体内に眠る竜の力を解放する。その魔力は実際の竜にも匹敵するといわれている。作中ではナツがエーテリオンやジェラールの全魔力である咎の炎を、ウェンディがフェイスの近くに漂う高濃度のエーテルナノが混じった空気を食べることで発動させているが、スティングやローグ等の第三世代は自分の意思で発動させることが出来る。後にナツもマルド・ギールとの戦いで感情の昂りから発動させている。

滅神魔法(めつじんまほう)
滅竜魔法よりも強力な「神殺しの魔法」。使い手は滅神魔導士(ゴッドスレイヤー)と呼ばれる。これまでに炎(ザンクロウ)・天空(シェリア)・雷(オルガ)の3人が登場している。滅竜魔導士と同じく、自らの属性の物質を食べることで体力回復・強化が可能。使用者の善悪とは関係無く魔法自体が黒く禍々しい代物であり、大魔闘演武の陰で「ゼレフに似た魔力の気配」を探していたジェラールはシェリアの天空の滅神魔法について「探している気配とは違うが似ている」と評した。

滅悪魔法(めつあくまほう)
悪魔を倒す「悪魔祓いの魔法」。使い手は滅悪魔導士(デビルスレイヤー)と呼ばれる。これまでに氷(シルバー→グレイ)の2人が登場している。滅竜魔導士や滅神魔導士と同じく、自らの属性の物質を食べることで体力回復・強化が可能。

治癒魔法
傷を治す魔法。ウェンディやシェリアなどが使用する。

用語

道具
星霊の鍵
星霊魔導士が使用する、星霊を召喚する力を秘めた鍵。星霊界の門を開閉する事で、一つの鍵につき一体の星霊を召喚できる。召喚する星霊に対応する鍵によってその形状は異なり、置店で売っている銀色の鍵、黄道十二門の門を開ける超レアな金色の鍵、オフィウクスの黒色の鍵の3種類がある。アニメオリジナルではヒスイがエクリプスの影響で豹変した黄道十二門の星霊達を星霊界に還すために創った「強制閉門の鍵」が存在する。発動させるには星霊魔導士の魔力を吸収・蓄積させ、また対象の星霊を戦意喪失させる必要があり、それ故星霊魔導士でない者でもこの鍵を使用して星霊を星霊界へ還すことができる。

監視水晶
その名の通り、水晶を透して周りの情景を伝える。風詠みの眼鏡魔水晶のレンズに風の魔法を付け加えた眼鏡。品質にもよるが2 - 32倍の速度で本が読める。最新バージョンでは120倍まで可能。

光筆(ヒカリペン)
空中に文字が書ける魔法アイテム。現在72色発売している。最近、新しい色が販売されていない。

魔道四輪(まどうよんりん)
オニバスモーターズがギルド加入者向けにレンタルしている四輪車。ギルド非加入者は免許が必要とある。「SE(セルフエナジー)プラグ」と呼ばれる部品を介して魔道士の魔力を供給し、馬車以上のスピードで走行することができる。まだ計画途中だが、魔導四輪販売計画がスタートしている。エドラスにも存在するが、こちらにはSEプラグの代わりに魔水晶を動力に変換するシステムが組み込まれている。

魔道二輪(まどうにりん)
魔道四輪の二輪車バージョン。スピードは運転手の魔力に比例する。

毒毒ゼリー
強力な酸のようなゼリー。ナツ曰く「かなり危ない匂い」と語っている。

魔水晶(ラクリマ)
魔力を結晶化させて一般人でも魔法を使えるようにしたもの。単なる家庭用品から強力な魔法や滅竜魔法が使えるものまでその種類は様々。エドラスではエクシードを除けば、これが唯一の魔力の供給源である。

ジュピター
魔導収束砲。組み込まれた魔水晶に、弾丸の代わりとして圧縮した魔力を詰め込んで発射する。作中では「幽鬼の支配者」と「悪魔の心臓」が使用していた。

超濃縮エーテル発光体
ジュピターの約500倍の威力を持つ魔水晶。「冥府の門」のセイラが「妖精の尻尾」を破壊するために「命令」で操ったエルフマンにこれを持たせた。

超魔道巨人ファントムMkII(ちょうまどうきょじん-マークツー)
「幽鬼の支配者」の最終兵器。ギルドの建物が変形して巨大な人型ロボットとなる。建物そのものが魔道士となっており、原動力はエレメント4の魔力である。エレメント4が全員敗北したことにより機能を停止し、本体は内部での戦闘により大破した。

クリスティーナ
「青い天馬」が所有するペガサスの形をした魔導爆撃艇。「六魔将軍」殲滅のために使われるはずだったが撃墜された。ニルヴァーナ起動後、リオンら「連合」の魔導士達の魔法を組み合わせることで修理・航行し、ニルヴァーナ侵入に成功したナツ達を手助けするために使われた。

クリスティーナ改
X791年に登場した巨大な帆船型のクリスティーナ。

エクスボール
飲むとエドラスで魔法が使えるようになる丸薬。

竜鎖砲(りゅうさほう)
エドラス王国が保有する、滅竜魔法の力を凝縮したエドラス魔法。魔力で構成された鎖を放ち、上空の魔水晶に接続、そのままエクスタリアに衝突させることがコードETDの目的だった。

ドロマ・アニム
エドラスの言葉で「竜騎士」を意味する、竜を模した搭乗型の装甲。滅竜魔法などの強力なもの以外の魔法攻撃を無効化する「対魔戦用魔水晶(ウィザードキャンセラー)」で全身を覆われており、破壊は困難。最終形態である「ドロマ・アニム黒天」はエドラス中の魔力を無尽蔵に吸収しエネルギーに変えてしまうため、禁式とされている。エドラス王国軍との決戦でファウストが搭乗・操縦した。アニメでは大昔にも本機が使用されたことがエクシードの長老達により語られている。

魔封石(まふうせき)
魔導士の魔力を封じる石。評議院の牢屋はこの石で出来ている。

魔力測定器(マジックパワーファインダー)
通称MPF。魔法をぶつけることでその魔力が数値として表示される装置。評儀院の「ルーンナイト」の訓練にも導入されている。大魔闘演武の3日目に使用された。

エクリプス
フィオーレ王国が7年の月日を掛けて建造していた、時を渡る力を持つ巨大な扉。「世界を変える扉」とも言われる。ラハール曰く「存在しているだけで30の法律に触れる」代物。ゼレフ書の魔法と星霊魔法が合わさった装置で、扉を通った者は「ゼレフに似た魔力」が体に残留する。建造のために大量の魔力を必要としており、それで大魔闘演武を利用して毎年魔導士達から微量ずつ魔力を奪っていた。間近では魔力吸収力がさらに強まるため魔法が使えなくなる(使えば魔力を吸収され、星霊は顕現できなくなる)。黄道十二門の全ての鍵で扉を開けることが出来る(ユキノによると、星霊界独自の次元境界線を利用して、星霊魔導士の力で扉を開くらしい)。時間座標を指定することで時間移動を可能にするが、太陽と月が交差することで起きる月蝕の日には魔法が狂い制御不能になる。また、魔力耐性の強い「マギナ二ウム合金」で作られており、並の魔法では破壊は不可能。エクリプスで400年の時を渡り、不死になる前のゼレフを討つのが「エクリプス計画」だが、未来から来たローグの思惑に惑わされたヒスイにより、エクリプスに7年間蓄積したエーテリオンに匹敵する魔力を竜の大群に向けて放出する「エクリプス2計画」(通称エクリプスキャノン)を実行してしまう(実際にはこれは未来のローグの計画のための嘘だった)。前述の月蝕が起きるX791年7月7日に扉を開けたため制御不能となり、400年前の時代と繋がり七頭の竜の出現を許してしまうが、ルーシィとユキノが発動した「ゾディアック」で扉は閉じられ、ナツによってマザーグレアを叩きつけられ破壊された。ルーシィがいた未来では不死になる前のゼレフを討つ「エクリプス計画」が実行されるが、前述の月食時期に開かれたために一万の竜が現れて世界は崩壊しているが、ルーシィとローグの介入があった本編の時間軸で扉は破壊され、ルーシィのいた未来では何らかの修正が見られる。

永遠の炎
太陽の村の巨人達が守護神としている何百年も燃え続けているという炎。ヒロシ曰く「トレジャーハンターの間ではS指定されている宝」らしい。その正体は炎竜・アトラスフレイム。

フェイス
「白き遺産」と呼ばれる評議院が保有する兵器の一つ。その名の通り巨大な顔の像のような形をしている。その実態は大陸中の全ての魔力を消滅させる「大陸全域魔導パルス爆弾」で、大陸各地に三千機も配置されている。封印方法は3人の元評議員の生体リンク魔法であるが、その3人が誰なのかは元議長・クロフォードしか知らない(「冥府の門」のキョウカによってその封印の内の一人がジェラールだと判明する)。また、クロフォードのみフェイスを遠隔操作で起動できる。呪法を使用するエーテリアス達には効果がない。封印の内の2人は既に「冥府の門」に殺害され、ジェラールの「封印の鍵」を自らに譲渡させたクロフォードが殺害されたことで封印が解かれる。その後、クロフォードの死体をキース、セイラが呪法で遠隔操作することで起動し、キョウカがその発動時間を早めて残り時間が0秒になって遂に発動してしまうが、グランディーネをはじめとした滅竜魔導士の体内から出現した竜達によって全機のフェイスが破壊された。

冥界島(キューブ)
「冥府の門」が本拠地を置いている四角形状の島。上空に浮いており、常に移動している。各面には重力がある。正体は「冥王獣(プルトグリム)」という巨大な怪物で、マルド・ギールの「喜び」で元の姿に戻りルーシィ以外の「妖精の尻尾」のメンバーを取り込んだが、ルーシィの代償召喚術によって呼び出された星霊王に破壊された。

ヘルズ・コア
「冥府の門」の再生(リボーン)地点であるラボ。冥王(マルド・ギール)との契約により肉体を失ってもこの場所で再生できる。また、人間の悪魔への改造にも使用される。ミラの接収で支配下に置かれ破壊された。

無限時計
アニメオリジナル。各人の時間に干渉して、年齢をコントロールしたり辛い記憶を呼び起こす時間魔法「リアルナイトメア」を発動させるための装置。星霊魔導士を組み込むことで力を発揮し、組み込まれた星霊魔導士は魔力だけが残り、身体も意識も失われてしまう。6つの部品に分けられ、各地の遺跡に封印されていたが、「新生六魔将軍」に利用された「妖精の尻尾」と「レギオン隊」の手で部品を集められて完成。「新生六魔将軍」が所有者となり、ルーシィが組み込まれた。最終的には「新生六魔将軍」の敗北により所有権が無効となったから元の部品に戻り、各地に散らばっていった。ルーシィも元に戻れた。

無限城
アニメオリジナル。無限時計の真の姿である魚型飛行船。船内にある無限時計本体が星霊魔導士と融合するためには、時間をかけた精神感応とその者の持つ時間の感覚=記憶と一体化しなければならない為、無限城から地上に打ち下ろされた鎖はリアルナイトメアを伝播させ、地上の魔力とあらゆる記憶を取り込む。その為、鎖を断ち切れば、その分だけ融合は遅れることになる。

生物
星霊(せいれい)
星座をモチーフとした人外の存在。普段は星霊界に住んでおり、星霊魔導士と契約することによって人間界に召喚される。自力で人間界に来ることも可能だが、長時間の顕現はできず、無理をすれば消滅してしまう。それぞれが特殊な能力を持ち、人間界で召喚された際の能力の高さは契約した星霊魔導士の魔力に比例する。

黄道十二門(おうどうじゅうにもん)
星霊の中でも特別な力を持つ十二体(厳密には十三体)の星霊。

バルカン
マカオが討伐依頼を受けた凶悪モンスター。ゴリラに似た姿をしており、知能が高い。人間を接収することで生きつなぐ。

羽魚(はねさかな)
胸びれが翼になっている魚。獰猛な性格のようで油断しているとあちこちから群がってどんどん噛み付いてくる。よって、崖の上から釣るのが最適。珍味と噂されているが、味は非常に不味い。

毒ガスネズミ
ハッピーが請け負った依頼主のボロ家に住み着いた見るからに凶悪そうな顔構えのネズミ。大量にいるばかりか、毒ガスまで吐くという性質の悪い連中である。

エクシード
エドラスに住む猫に似た生命体。エドラスでは「天使」のような存在であり、人間達にとっては尊敬と畏怖の対象となっている。卵生で、孵化してすぐ言葉を話し二足歩行するなど人間と同等レベルの知性を持ち、さらにはエドラスの生物で唯一体内に魔力を持つ。女王・シャゴットが「他人の死を決定できる」という能力を持つと吹聴されてきたために強い権限を持つことから、エクシードの殆どは人間を見下している(コードETDによりエクシードに危機が迫っていることを伝えに来たウェンディとシャルルを人間と堕天という理由から信用しなかった上、彼女たちに石を投げつけた(事実であったことを知ってからは謝罪している))。人間の考えに染まった者は堕天として取り締まられる。体は小さいが人間一人を抱える位の力がある。しかし、実際は非力な種族であり、女王シャゴットの予知能力を利用してエドラスでの地位を保っていたにすぎなかった(シャゴットと四長老を始めとする一部のエクシード以外のエクスタリアの民達はこの事実を知らなかった)。アニマの逆展開によりエドラスから排除され、全員がアースランドに移住し、マグノリアを拠点に暮らし始めた。本編の約6年前には、女王の命により「滅竜魔導師抹殺計画」が発動され、抹殺の使命を帯びた100人のエクシードが卵の状態でアースランドに送り込まれた。ハッピーとシャルルもこの中に含まれている。後にこの計画自体は方便に過ぎず、本来の目的は「未来に起こるエクスタリア崩壊から子供たちを逃がすこと」であったことが明らかになり、アースランドに来てからは避難させた子供たちを探している。

レギオン
エドラスに生息する、翼を持つ大型のモンスター。王国で多数が飼い慣らされている。

巨人
非常に巨大な体を持つ種族。太陽の村に住んでいる。悪魔異形の姿を持つ種族。大抵は邪悪な性質を持つ者が多いが、中にはガルナ島の住人達のような人間に変身する能力を持ち、人間に対して友好的である者達もいる。

エーテリアス
「ゼレフ書の悪魔」の総称。黒魔導士・ゼレフが書き上げた悪魔の書から生まれた悪魔で、一国の軍隊にも匹敵する強さを持つ生物兵器。その召喚法を一冊の本にまとめており、悪魔一体につき本一冊で呼び出せる。通常はその強大な力と本性を抑制して本来とは違う姿で行動しているが、真の力を解放する際に悪魔としての正体(エーテリアスフォーム)を現す。魔力とは異なる呪力を有するため、魔封石やフェイスなどの魔導士の魔力を封じる効果を持つ道具や魔法は通用しない。「冥府の門」はこのエーテリアスで構成されている。元々は不死身となってしまったゼレフが自身を呪い、そんな自分を殺すために生み出されたのがエーテリアスである。ただしエーテリアスの大半は「ゼレフの元に還る」という強い強迫観念による遺伝子レベルの命令として受けており、このことに気付いているのはマルド・ギールしかいない。

悪魔の卵
外伝『TALE OF FAIRY TAIL ICE TRAIL 〜氷の軌跡〜』に登場。外見は巨大な黒い球体に近い。孵化させるには十年以上もかかる代物。

竜(ドラゴン)
作中の世界でも滅多に見られない存在とされている生物(そのため、絶滅したという噂が広まっていた)。ジルコニス曰く「竜族はこの世界の王であり、この世の全ては竜族のものだった」とのこと。知性が高く言葉を話し、巨大な体と膨大な魔力を持つ。400年前に人間との間で「大憲章(マグナカルタ)」という盟約を交わした。400年以上前に起きた竜王祭において、ジルコニスを含んだ殆どの竜はアクノロギアの手によって滅んだ。その遺骨はフィオーレ王国の首都クロッカスのドムス・フラウの地下に眠っている。

ブリザードバーン
アニメオリジナル。ハコベ山などに生息するワイバーンの姿をしたモンスター。通称は白ワイバーンとも言い草食。鱗は高値で売れる。

その他

評議会
魔法界全体の秩序を保つためにルールを取り決めている機関。当初は体面を保つためにエルザを一時的に逮捕したり、「楽園の塔」の一件ではエーテリオンの使用を「使えば未来永劫非難される」という理由で躊躇う等、世間体を保とうとする俗人の集まりのように描かれ、ジークレインことジェラールに呆れられる有様だった。そのジェラールに利用された後、議員の大半が入れ替えとなるが、先の失敗を繰り返さないよう強硬な姿勢を取るようになり、特に「妖精の尻尾」を危険視する。後に「冥府の門」によって現評議員は殺され事実上の壊滅状態になったが、事件後(マカロフを除く)聖十大魔道が集まり評議院を再結成した。

検束魔導士
評議院に属する魔導士で、違法行為を犯した魔導士を検挙・拘束する権限を持つ。

ERA(エラ)
魔法評議会会場。

ルーンナイト
評議院傘下の強行検束部隊。かつては「青い天馬」のイヴが所属していた。

ギルド間抗争禁止条約
ギルド同士の抗争を禁止する条約。対象は正規ギルドだけでなく、闇ギルドも一応枠内に入るので、闇ギルドへの武力行使は評議院の意を受けた検束魔道士でなければ、理由に関係なく犯罪行為にされうるなどの問題点を抱えている。

J(ジュエル)
作中の世界の通貨単位。
週刊ソーサラー
魔法専門誌。通称「週ソラ」。魔導士ギルドの情報や魔導士のグラビアなどが掲載されてある。ルーシィの愛読誌である。

定例会
地方のギルドマスターが集まって定期報告をする場。

オニバスモーターズ
魔導四輪車を販売している。

クエスト
各ギルドを通して依頼される仕事。中でも認められた者のみが請け負うことの出来る危険な依頼をS級クエストといい、難易度が上がるごとにSS級クエスト・10年クエスト・100年クエストと呼ばれている。

聖十大魔道(せいてんだいまどう)
通称聖十。大陸で特に優れた10人の魔導士のこと。マカロフ、ジュラがこれに当たる。ジョゼ、ジークレイン(ジェラール)もこの称号を有していたが、それぞれ問題を起こしたことで剥奪された。

イシュガルの四天王
聖十の上位4人を指し、その強さは人外並といわれている。「イシュガル」とは作中の舞台になる大陸の古い名前を指す。ウォーロッドがこれに当たる。

紋章
ギルドの一員が服もしくは体の一部につけている所属ギルドのマーク。その形態は魔力・刺青などギルドや個人によって多種多様となっている。「妖精の尻尾」ではスタンプを体の一部に押して付着させる。また、天狼島では「妖精の尻尾」の紋章を持つ者には天狼樹の加護が与えられるなどといった効力もある。

エーテルナノ
大気中に存在する魔力の素。魔導士の魔力が切れると体が自動的に吸収する。

魔力欠乏症(まりょくけつぼうしょう)
大量の魔力を一度に消費する事で全身の筋力が低下してしまう症状。

大魔闘演武(だいまとうえんぶ)
天狼組が不在の間にできたフィオーレ一の魔導士ギルドを決める祭。フィオーレ王国の首都「クロッカス」で開催される。幾つかの競技の総合点で優勝が決まるが、競技の内容は毎年変わり一貫性は無いため予測は不可能。出場チームのギルドの紋章を持たない者やギルドマスターは参加できない。エクリプス建造のために、参加している魔導士達からこの大会で少しずつ魔力を奪っていた。X792年には勝ち抜きのトーナメント方式を取っている。王国一のトレジャーハンターギルドを決める「大秘宝演武」という類似した大会もある。

第二魔法源(セカンドオリジン)
どの魔導士にもある潜在能力でいわゆる「二つ目の器」のようなもの。解放すると魔法の使用時間が増え、より強力な魔法を使えるようになる。作中ではウルティアが「時のアーク」を使って激痛と引き換えにナツ達が使える状態にしている。

竜王祭(りゅうおうさい)
400年以上前、人間との共存を望む竜とそれに反対する竜との間で起きた戦争。ダートン曰く「竜と人と魔の宴」。共存派の竜は人間達に滅竜魔法を与えて戦争に参加させ、次第に反対派の竜を追い詰めていくが、滅竜魔導士から本当の竜になってしまったアクノロギアにより共存派を含む殆どの竜を滅ぼされ、それによりアクノロギアは竜の王になるという結果になってしまった。

呪法(じゅほう)
「冥府の門」が使用する、魔法の上位に存在する力。魔法とは違い呪力を用いるため魔力は使わない。その力の源は恨み・妬み・憎しみといった負の感情による「呪い」から来ている。

星霊

星霊王
星霊界の最高権力者。見上げるほどの巨体で、星霊界の司法は彼が司っている。人間界に姿を現すこと自体が滅多に無い。ルーシィが消え行くレオを前に星霊界の法に関する疑問を呈したことで自ら人間界に現れ、レオの罪を免罪とし、特例的に星霊界への帰還を認め、ルーシィの力になることを条件にゲートを開いた。ちなみにルーシィは星霊王のことを「ヒゲオヤジ」と呼んでいた。

リラ
第2水曜、第3木、金に呼び出せる。琴座の星霊。ハープを持っており、歌の名手で人情を謳った歌を歌う。明るい性格だが思慮深い。リラの歌声はとても美しく、また聴くものの心情を歌う。「たまにしか呼んでくれないんだもーん!!!」と言いつつ、実際呼べる日は月に3日程度。

ニコラ
いつでも呼び出せる(月曜もOKになった)。子犬座の星霊。愛玩用として人気の高い。「プーン」と鳴く。なぜかいつも震えている。ナツとハッピーにはその姿から最初は召喚に失敗したと間違われた。ルーシィが「プルー」とその名を愛称としてつけた。

クルックス
南十字座の星霊。通称クル爺。「ほマ」が口癖。星霊学のスペシャリストで、星霊界と人間界をつなぐ門の情報を全て持っている。その為、過去にどんな星霊魔導士が何の星霊を呼び出したのかまで知ることができる。情報を検索する時は、寝ながら検索する。ただし単純に寝てしまっている時もあり、ルーシィはこれを判別できる。

ホロロギウム
月〜土に呼び出せる。時計座の星霊。柱時計のような形をしている。世界中の時間を教えてくれる。言葉遣いが丁寧語。中に入るといろいろなものから身を守れるが、声が届かない為、ホロロギウムが代わりに話してくれる。ルーシィの言葉を代弁してくれる時の口癖は「と申しております」。

黄道十二門
アリエス
白羊宮の星霊。獅子宮のレオと同じく、カレン・リリカと契約をしていた。毎日おつかいや掃除や、カレンのつかまえてきた男の相手、更には仕事中に盾にされて相手の魔法を受けさせられる等、日頃からカレンには虐待にも等しい酷い扱いを受けていた。危うくカレンに7日間も人間界に拘束されるところであったが、レオ(ロキ)が強制的に門を開いて入れ替わり助けた為、拘束されずに済んだ。その後、エンジェルがオーナー、現在はルーシィがオーナー。

タウロス
月、水、金、土に呼び出せる。金牛宮の精霊。斧を持ったミノタウロス。ルーシィと契約している星霊の中では最もパワーがある。ミノタウロスだが、肌の柄は「乳牛」のもの。性格はエロい。呼ばれても無いのに出てくることもあり、主人のルーシィ(特に乳)をかなり気に入っている様子。

キャンサー
火、木、土、日に呼び出せる。巨蟹宮の星霊。ドレッサー頭の美容師。空気が読めないのと、語尾に「〜エビ」とつけるのが特徴。ルーシィのヘアメイク係であり、戦闘よりも美容師として呼び出す事の方が多い。初登場時にはハッピーの『語尾は「カニ」』との予想を見事に裏切った。

レオ
いつでも呼び出せる。獅子宮の星霊。ロキの本当の名前である。3年前に星霊と所有者との禁則事項を破ったとして星霊界を永久追放され、以降ルーシィと契約するまで星霊界に戻れなかった。戦闘タイプの星霊ではあるが、カレンに酷い扱いを受けていたアリエスと強制的に入れ替わったり、自分とアリエスの契約解除を頼むために人間界でストライキを起こすなど、本当は心優しい星霊である。今は、ルーシィがオーナー。

バルゴ
月〜土に呼び出せる。処女宮の星霊。メイドの姿をしている。もともとエバルーと契約していた星霊だが、後にハッピーの元を訪れルーシィとの契約を希望したためルーシィとの契約星霊となった。契約主のことは最初はご主人様と言い、ルーシィとの契約時には本人がそれを拒否したため、最終的に「姫」と呼ぶことになった。地面に潜ることができる。また契約者によって姿を変えることが出来る(エバルーの時は太めのブスで、ルーシィの時は手首に鎖をつけた美女)。よく「お仕置き」という言葉を使う。

サジタリウス
人馬宮の星霊。ガルナ島村長から依頼の報酬として受け取った。弓矢の名手で「〜もしもし」が口癖。一人称は「某(それがし)」。人間が馬のかぶり物を着たような姿をしている。

アクエリアス
水曜日に呼び出せる(後に呼び出せる曜日が増えた模様)。宝瓶宮の星霊。瓶を持った人魚。手に持っている瓶から大量の水を操る。敵味方関係なしに大波を起こす。威力は絶大だが、使いどころが難しい。タウロスより攻撃力や防御力が高く、現在ルーシィが持っている星霊では最強クラス。それ故に一番魔力の消費が激しく、水がある所でしか呼び出せない。また、高飛車な性格であるせいかルーシィとは仲が悪く、操られた際には何の躊躇も無くルーシィとシェリーの2人共を攻撃しさらには勝手に帰ってしまっている。彼氏がいる。自分の鍵を粗末に扱われるのを嫌っており、「幽霊の支配者」事件で鍵を落としたルーシィに対し一晩中折檻している。

スコーピオン
天蝎宮の星霊。アクエリアスの彼氏で、テンションの高いチャラ男。砂嵐をあやつれる。エンジェルの契約星霊だったがエンジェルが逮捕されたため今のオーナーはルーシィ。

ジェミニ
双児宮の星霊。怒っているような口がジェミーで笑っているような口がミニーである。2人で1体の星霊。触れた人間に変身でき、しかも変身した相手の思考をよみとったり、同じ魔法が使える。変身のストックは、2人まで。2人を超えると古いほうから変身出来なくなる。前は、スコーピオンやアリエスと同じくエンジェルの契約星霊だったがエンジェルが逮捕されたため、現在のオーナーはルーシィになった。

地名

アースランド
本作の主要な舞台となる世界。世界中の人々の一割程度が魔導士の素質を持つ。

フィオーレ王国
作中の主な舞台である国。人口1700万人。主な産業は酪農・園芸農業。X622年、永世中立国に認められた。イシュガルの大陸に位置する。

クロッカス
フィオーレ王国の首都。「花咲く都」とも呼ばれ、街の至る所に花が咲いている。中央にフィオーレ王の居城「華灯宮メルクリアス」に中央広場「リ・イン・クリスタル」、西の山に大魔闘演武の会場「ドムス・フラウ」が存在する。また、街の一角にフィオーレ有数のサマーレジャースポット「リュウゼツランド」がある。

マグノリア
王国東方にある街。人口6万人で古くから魔法も盛んな商業都市。「妖精の尻尾」の本拠地。街の中心には「カルディア大聖堂」が建っている。ギルダーツの「クラッシュ」の被害に遭わないために、「妖精の尻尾」の手前が左右に分かれ動くようになっている。外伝『FAIRY TAIL ZERØ』では「妖精の尻尾」が誕生する前のX696年時点において、闇ギルド「青い髑髏」によって荒廃した姿が描かれている。

ハルジオン
魔法より漁業が盛んな港街。ナツ&ハッピーとルーシィが出会った。ナツにより港が半壊したが、無事に立ち直った。近くにガルナ島がある。外伝『FAIRY TAIL ZERØ』では、天狼島を出たメイビスとゼーラが初めて目の当たりにした「外の世界」にして、メイビスが闇ギルド「青い髑髏」の構成員を相手に、プレヒトと共に最初の実戦を行った場所でもある。

ルピナス
城下町を持った都市。ナツにより2度も街を壊されている。

チューリィ村
ナツが時計台を破壊した村。X792年には時計台は修繕されている。

フリージア
ナツが教会を全焼させた街。

ハコベ山
夏季でも雪に覆われている山。

シロツメ
エバルーやカービィが住んでいる街。エバルーの絶対的権力下に置かれていたが、彼の逮捕により支配から解放された。

オニバス
マグノリアより商業が盛んな都市。

クヌギ
オニバスの近くの街。

オシバナ
クヌギの近くの街。「鉄の森」が駅を占拠した。

オーク
王国北東にある街。「幽鬼の支配者」の本部があった。

クローバー
ギルドマスター達が定例会をしている街。

フィオーレ
評議会支部がある場所。

鳳仙花村
マグノリア西部に位置する東洋建築の並ぶ温泉観光地。居酒屋や旅館などが立ち並ぶ静かで小さな村である。

アカネ
王国で最も人気のある海辺の観光地。リゾートホテルやビーチがある。

カ=エルム
フィオーレの接国で、国境近くに楽園の塔があった場所。

アカリファ
マグノリア西部に位置する商業都市。ルーシィの父・ジュードがここにある「LOVE&LUCKY」で働くことになる。

ワース樹海
ニルヴァーナが封印されていた樹海。

マーガレット
「蛇姫の鱗」が拠点を置く町。

アメフラシ村
マーガレットの東にある誰も住んでいない村。「妖精の尻尾」解散後のグレイとジュビアが暮らしていたが、グレイが「黒魔術教団」に潜入するためジュビアの元から失踪したのが原因で雨女に戻った彼女によりこの村だけ常時雨が降るようになった。

ミカゲの森
「黒魔術教団」の本部である古い教会がある森。ボスコボラが奴隷を売り払おうしていた国。

ガルナ島
人間の姿に変身できる悪魔達が住んでいる島。「呪われた島」と呼ばれているが、実際は平和で穏やかである。

霊峰ゾニア
ギルダーツは100年クエストの途中、ここでアクロノギアに遭遇した。

天狼島(てんろうじま)
「妖精の尻尾」の聖地。中央部に巨大な「天狼樹」がそびえる緑豊かな島で、様々な動物が生息している。外伝『FAIRY TAIL ZERØ』劇中におけるX689年時点では「赤い蜥蜴」の本拠地と村があったが、闇ギルド「青い髑髏」の襲撃で壊滅してからは、ユーリ達が島を訪れるまでの7年間、生き残ったメイビスとゼーラ以外に住人はおらず、建物だけが往時の名残となっていた。

太陽の村
巨人が住み、永遠の炎(アトラスフレイム)を守護神として信仰している村。ドグゼリ渓谷大空洞低温高湿度な環境の場所。ここにフェイスの一つが封印されていた。

星霊界(せいれいかい)
星霊達が住む世界。1日が人間界での約3ヶ月に相当する。人間の星霊界への侵入自体が星霊魔導士にとっては重大な契約違反になる。通常、人間は息ができずに死んでしまうらしいが、星霊の服を着ることで活動は可能。

アストラル・スピリタス
アニメオリジナル。人間界と星霊界の狭間に存在する異空間。その入り口はマグノリアの南にある。この空間はオフィウクスの身体そのものであり、彼女の意思により地形や空間が変化する。空間内にはオフィウクスによって創られた黄道十二門の紋章が刻まれた十二(後に十三)の扉があり、各々の星霊が存在する空間へと繋がっている。

BLACK VOX(ブラック ヴォックス)
外伝『TALE OF FAIRY TAIL ICE TRAIL 〜氷の軌跡〜』に登場。トーチが刑務所長を務める超一級の魔導監獄。宙を浮く巨大な黒い正方形の建物で、内部には中央の「監制塔」と牢屋である無数の黒い正方形の形をした「牢匣(ハコ)」がある。

エドラス
アースランドの平行世界。空には幾つもの島が浮遊している。アースランドとは違った動植物の生態・文化・歴史が根付いているが、名前や容姿が同じ人物が存在している。この世界に住む人々は体内に魔力を持たず、魔水晶を組み合わせた道具を魔法として使用する。しかし 魔水晶を消費し続けたことにより魔力の枯渇が進みつつある。そのため、王国軍以外の魔法所持が禁止されるようになった。アースランドの人間はこの世界では魔法が使えなくなるが、エクスボールを服用することで回避可能。後にアニマの逆展開により全ての魔力がアースランドに流れ、魔法が完全に失われた。

王都
人間の国。首都に魔力の殆どを集め独占している。エドラス城内には魔力で動く遊園地「E-LAND(イーランド)」がある(全てのアトラクションをヒューズの「コマンドタクト」で操る事が出来る)。永遠の魔力を得るためには手段を選ばず、数年前からアニマを利用してアースランドから魔力を搾取し、さらには従属していたエクシードからも魔力を奪うために天使殲滅作戦「コードETD(エクシード・トータル・デストラクション)」を発令するに至る。

エクスタリア
エクシードだけの国家。王国の上空を浮遊する島に建国されている。魔水晶衝突回避のために全国民が島を出た後、アニマの逆展開により島を浮かせるための魔力が失われたことにより崩壊した。

妖精の尻尾
王国から解散命令を出されながらもそれを拒む、エドラス最後の魔導士ギルド(そのため、闇ギルドとなっている)。大木を模した建物を魔法で移動させながら王国から逃げ続けている。マスターは死亡しており、エドラスのルーシィが暫定的なリーダーを務める。

ルーエン
エドラスにある町の一つ。ナツ達はここで「封炎剣」などの魔法の武器を買った。

シッカ
エドラスにある町の一つ。ナツ達はここでエドナツに会った。

トライア
エドラス王都の近くにある町。

雑記




情報更新者 ルーシィ・ハートフィリア

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