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【定義】

応量器に入っている用具の一。鉢盂を安置するための敷物で、一般的な膳・ランチョンマットのような機能を持つ。

【内容】

この用具は、渋柿の汁か漆を厚紙に塗って作り、大きさは縦八寸・横一尺であり、通常は縦に三重、横にも三重、都合九重の乙字型に畳まれる。使用時には右上と左下の隅を引くことによって広げ、その上に鉢盂などを安置する。
次に両手を以て鉢単を開く。右手を覆って身に向かうの単縁を把って、以て鉢盂の口の上に蓋い、即ち左手を以て鉢盂を取り、単上の左辺に安んず。 『赴粥飯法

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