子育ての失敗を広く浅く、ゆるやかに追跡。

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『生命の数理』



目次

はじめに

第1章 細胞の増殖とタンパク質のダイナミックス
1.1 細胞の増殖
1.2 細胞内の生命機能
1.3 分子の合成反応や酵素反応を微分方程式で書く
第1章:演習問題

第2章 概日リズム
2.1 周期的振動を作り出すモデル
2.2 モデルの修正の影響
2.3 酵素反応の飽和の効果:反応の場所による違い
2.4 周期の温度補償性
2.5 外界の周期への同調:位相反応曲線
第2章:演習問題
第2章:付録A 平衡状態の安定性
第2章:付録B リアプノフ関数

第3章 生物のパターン形成
3.1 熱帯魚の縞模様
3.2 チューリングモデル
3.3 縞の方向性
3.4 縞か水玉か?
3.5 皮膚癌のコロニー形成
3.6 バクテリアのコロニー形成:三村モデル
3.7 スパイラルパターンについて
第3章:演習問題
参考文献の追加
第3章:付録 拡散方程式

第4章 形態形成のダイナミックモデル
4.1 接着力による細胞の自動的選別
4.2 魚の網膜の錐体モザイク形成
4.3 葉脈形成:カナリゼーションモデル
4.4 細胞の中のオーキシンのやりとりについて
4.5 四肢のできはじめ
4.6 形態の時空間発展
参考文献の追加

第5章 生態学での格子モデル
5.1 亜高山森林の縞枯れ現象
5.2 熱帯季節林のギャップ動態
5.3 平均場近似とペア近似
5.4 病気による宿主植物の絶滅
5.5 化学戦争をするバクテリア
第5章:演習問題
参考文献の追加
第5章:付録 ペア近似の計算

第6章 樹木の一斉開花・結実とカオス結合系
6.1 離散時間の力学
6.2 カオスとリアプノフ指数
6.3 ブナの一斉開花・結実現象と結合マップ系
6.4 花粉結合
6.5 結合写像格子
6.6 共通の環境変動が同調をもたらす:モラン効果
第6章:演習問題
参考文献の追加
第6章:付録 離散時間モデルの安定性について

第7章 生活史の戦略
7.1 一年生植物の開花のタイミング
7.2 なぜ生物は最適スケジュールをとると考えるのか?
7.3 多年生がよいか一年生がよいか
7.4 隔年結果とモノカルピー
7.5 不確定な環境のもとでの保険としての貯蔵
7.6 葉の化学防御(アルカロイド)
7.7 免疫系と防御戦略
第7章:演習問題
参考文献の追加
第7章:付録A ポントリャーギンの最大原理について
第7章:付録B 確率的ダイナミクスプログラミング:不確定な環境のもとでの保険としての貯蔵器官

第8章 性の進化
8.1 魚の性転換
8.2 性比のゲーム:寄生蜂
8.3 なぜ雄と雌があるのか?
8.4 個体ごとに雄と雌に分かれるのか兼業するのか
8.5 雌雄の違い
8.6 性:なぜ遺伝子を混ぜ合わせるのか
第8章:演習問題
参考文献の追加
第8章:付録 有性生殖の2倍のコストについて

第9章 哺乳類のゲノム刷り込みの進化
9.1 適応進化のダイナミクス
9.2 量的遺伝学について
9.3 血縁個体への利他的行動の進化
9.4 ゲノム刷り込み
9.5 遺伝子発現量の進化
9.6 ゲノム刷り込みの進化をとどめる力
9.7 組織の配分比率に影響する遺伝子のインプリンティング
9.8 X染色体上の遺伝子の刷り込みと子の性による違い
第9章:演習問題
参考文献の追加
第9章:付録 複数の形質の進化について

第10章 発癌プロセス
10.1 癌発症年齢の分布
10.2 癌抑制遺伝子
10.3 進化としての発癌過程
10.4 突然変異の固定確率
10.5 染色体不安定
10.6 発癌のリスクを下げる組織デザイン
10.7 慢性骨髄性白血病(CML)
第10章:演習問題
参考文献の追加
第10章:付録A モランプロセスの固定確率
第10章:付録B 分岐過程における絶滅確率の計算

あとがき
本書を読み終えた読者に
謝辞
引用文献
索引

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