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『地震学』編集する

最終更新： uedam1984b uedam1984b 2020年12月26日(土) 18:03:22履歴

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地震学



目次

1章　地震概説
1.1 地震と地震動
1.2 震源と震央
1.3 震度とマグニチュード
1.4 地震活動と地震の群
1.5 地震計と地震観察
1.6 地震波の伝播と地球内部構造
1.7 地震に伴う現象
1.8 地震の原因と予知

2章　地震計と地震観測
2.1 線形システムの応答特性
A. 線形システム
B. 波動のスペクトル
C. 周波数特性
D. 地震計の原理
2.2 振り子の運動と機械式地震計
A. 簡単な振り子
B. 地震計に使われる振り子
C. 制振作用
D. 地震と振り子の運動の関係
E. 機械式あるいは光学式地震計の周波数特性
F. 摩擦の影響
2.3 電磁式地震計
A. 可動コイル形変換器と検流計
B. 電磁式地震計の方程式
C. 電磁式地震計の周波数特性
D. 増幅器を用いる電磁式地震計
E. フィードバック型変換器
F. 地震計の校正
2.4 ひずみ地震計および地殻変動連続観察装置
A. ひずみ地震計および伸縮計
B. 埋め込み式ひずみ計
C. 傾斜計
2.5 地震の観測
A. 地震観測網
B. SN比の改善
C. 海底地震観測

3章　弾性波動
3.1 弾性
A. ひずみと応力の定義
B. ひずみと応力の関係
C. 弾性体の運動方程式と弾性波
D. 異方性
E. 弾性エネルギー
3.2 実体波の反射屈折と表面波
A. 反射と屈折
B. レイリー波
C. ラブ波
D. 位相速度と群速度
E. 表層がある場合のレイリー波
F. 水平n層構造の場合
G. 球面を伝わる表面波
3.3 弾性球の自由振動
A. 一様な球の自由振動
B. 層構造を持つ球の自由振動
3.4 非弾性
A. Qという量
B. 粘弾性

4章　地震波による地球内部構造の研究
4.1 地球の層構造と実体波の伝搬
A. 震波線
B. ヘルグロッツ・ウィーヘルトのインバージョン
C. 実体波の振幅
D. 表層の構造
E. 地震波トモグラフィー
F. 実体波の色々な位相と標準走時曲線
G. 震央距離と方位角の計算
4.2 実体波による地殻・マントル・核の構造
A. 地殻の構造
B. マントルの構造
C. 実体波によるマントルのQ構造
D. 核の構造
4.3 表面波による地殻および上部マントルの構造
A. 初期の研究
B. 長周期表面波による研究
C. 表面波によるマントルのQ構造
D. Lg, T相, その他
4.4 地球の自由振動と総合地球モデル
A. 自由振動の観測
B. 自由振動データのインバージョン
C. 総合地球モデル
4.5 島弧などの異常構造
A. 島弧とは
B. 島弧の地下構造
C. 中央海嶺

5章　地震動の強さと地震の大きさ
5.1 震度
A. 震度階
B. 震度と加速度
C. 震度分布
D. 異常震域
5.2 地震のマグニチュード
A. 地震の大きさと表示
B. Richterの定義
C. 表面波マグニチュード
D. 実体波によるマグニチュード
E. いろいろな方式のマグニチュード
F. 震度とマグニチュードの関係
G. マグニチュードの問題点とモーメントマグニチュード
5.3 地震のエネルギー
A. 震源域におけるエネルギーの収支
B. 地震波エネルギーの推定
C. 地殻変動から求めたひずみエネルギー
D. マグニチュードとエネルギーの関係
5.4 地震のマグニチュードの度数分布
A. グーテンベルク・リヒターの式
B. b値の求め方
C. b値の空間的変動
D. 石本・飯田の式
E. グーテンベルク・リヒターの式の解釈
F. その他の問題

6章　地震の空間的分布―世界各地の地震活動
6.1 震源の求め方
A. 近地浅発地震
B. 標準走時表を用いる方法
C. 格子点捜査法
D. 震央・震源の推定法
E. 震源決定の諸問題
6.2 世界の地震活動の分布
A. 概説
B. 島弧と深発地震
C. 中央海嶺, 大陸内リフトおよびトランスフォーム断層の地震
6.3 サイスミシティの表現と性質
A. サイスミシティの量的表現
B. 地震帯・地震区
C. 地震の分布と火山の分布
D. 地形, 地質, 地殻構造, 重力, 地殻熱流量, 電磁気データなどとの関係
E. 震源の空間的分布の統計
6.4 日本とその周辺の地震活動
A. 総論
B. 南千島・北海道
C. 東北地方
D. 関東地方
E. 東海道‐南海道沖
F. 西日本内陸部
G. 九州-南西諸島沖
6.5 世界のいくつかの地域における地震活動
A. 北アメリカ
B. 中南米
C. オセアニア, 東南アジア
D. 中国, インドとその周辺
E. 中近東
F. 地中海周辺

7章　地震の群と時間的分布・地震活動のパターン
7.1 余震
A. 余震の空間的分布
B. 余震の時間的分布
C. 余震活動
D. 余震現象の解釈
7.2 前震
A. 前震活動の多様性
B. 前震の震源分布, 時間分布, 大きさ分布
C. 前震現象の解釈
7.3 群発地震・地震の続発
7.4 地震の時系列の点過程モデル
A. ポアソン過程
B. 発生率が時間的に変動する場合（非定常ポアソン過程）
C. 更新過程
D. 発生時期予測可能モデルなど
E. 分岐ポアソン過程
F. ETASモデル
7.5 地震発生の周期性および他現象との相関
A. 周期性の存在
B. 周期性の例および他現象との相関
7.6 地震活動の時間的空間的関連性
A. 空白地域と静穏化
B. 地震活動の相関・移動
C. 地震が地震を誘発するメカニズム
D. 統計的有意性など
7.7 誘発地震
A. ダムと地震
B. 水の注入
C. その他の誘発地震

8章　地震に関連する地殻変動
8.1 地震断層
A. 断層と地震
B. 地震断層の例
C. 地震断層の性状
8.2 地震と同時に起こる地盤の昇降
A. 海岸の昇降
B. 水準測量など
8.3 地震と同時に起こる地盤の水平変動
A. 三角網の解析
B. 地震に伴う水平変動
8.4 断層の変位による地殻変動の分布
A. 変位および歪を表す式
B. 計算例
C. 地殻変動域の大きさとストレインステップ
D. 測地データのインバージョン
E. 地震サイクル
8.5 地震を伴わないやや急な変動
A. 断層のクリープ, サイレント地震
B. 氷期後の隆起
C. 地盤沈下など
D. その他の非地震性の急な変動
8.6 活断層など
A. 活断層
B. 海岸段丘

9章　岩石の破壊とすべり
9.1 岩石の変形と破壊
A. 応力-ひずみ曲線
B. ダイラタンシー
C. 岩石の破壊強度
D. 遅れ破壊
9.2 岩石の破壊前の挙動
A. 微小破壊
B. 弾性波速度の変化
C. 電気抵抗の変化その他
9.3 断層のすべり
A. スティックスリップと安定すべり
B. 摩擦すべりの構成則

10章　地震発生のメカニズム
10.1 P波初動による発震機構
A. P波の押し引き分布
B. 押し引きの観測から節面を求める
10.2 震源を代表する力
A. �儀燭鉢況�
B. S波の初動分布
C. 表面波による発震機構の研究
10.3 地震モーメント・応力降下
A. 断層の変位と等価な力
B. 地震モーメント
C. 応力降下
10.4 点震源とモーメントテンソル
A. 点震源から出る地震波
B. モーメントテンソル
C. Bruneのモデル
10.5 断層モデル
A. 断層運動の進行
B. 理論地震記象
C. 移動震源モデルによる解析例
D. 標準的な地震の断層パラメーター
E. 地震波のスペクトル
10.6 震源過程の複雑性と多様性
A. 断面層の不均質性と短周期地震波の発生
B. マルチプルショック
C. 複雑な地震波形のインバージョン
D. 強震動の合成
E. すべりの始まりと進行
F. 断層面の構成則に関連する問題
G. スロー地震と津波地震
H. 非ダブルカップル地震
10.7 世界各地域の地震メカニズム
A. 断層面解の地域性
B. 島弧の地震メカニズム
C. 中央海嶺およびトランスフォーム断層の地震メカニズム
D. 大陸内部の地震のメカニズム
10.8 プレートテクトニクスと地震の原因
A. プレートテクトニクス
B. プレートの相対運動
C. 日本付近のプレート
D. プレートテクトニクスと地震
E. プレート運動の原動力
F. 地震を起こす応力の原因
G. 深発地震の問題

11章　地震に伴う自然現象
11.1 地表に対する影響
A. 地割れ, 地盤の液状化
B. 山崩れ, 地滑り
C. 海底の乱泥流
11.2 水圏への影響
A. 海震
B. 津浪
C. セイシュ
D. 地下水への影響
11.3 大気圏での現象
A. 地鳴り
B. 大気中の長周期波動・大気と結合したレイリー波
C. 発光現象
11.4 地震に伴う電磁気現象
A. 地磁気
B. 地電流
C. 電気抵抗
11.5 その他の現象
A. 火山活動への影響
B. 重力の変化
C. チャンドラー章動に対する影響

12章　地震危険度の推定と地震の予知
12.1 地震危険度の推定
A. 地震発生の確率
B. 地震危険度分布
12.2 地震予知の一般論
12.3 地震に先行する地殻変動
A. 地盤の昇降
B. 水平ひずみ
C. 地殻変動の連続観測
12.4 地震活動などの異常
A. 前震の判定
B. 地震活動の静穏化nado
C. 広義の前震, 地震活動の活発化など
D. メカニズムの変化その他
12.5 その他の異常
A. 地震波速度・減衰の変化
B. 電磁気的現象
C. 地下水, 地球化学的観測
D. その他
12.6 地震の前兆現象の解釈
A. 前兆現象の現れる期間
B. 前兆現象のモデル

参考書
学術誌
文献
地震索引
A. 日本および周辺の地震
B. 外国の地震

事項索引

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