西ヨーロッパの小さな国、ルクセンブルク在住の日本人による生活情報まとめです。暮らし・旅行・観光に役立つあれこれ、載せていきます。

朗報です。
2020年の夏より公共交通が無料化になるようです。
国内の電車、バス、トラムが対象予定。
全ての公共交通無料化は世界初とのこと。
https://www.expatica.com/lu/news/country-news/Luxe...



ルクセンブルク国鉄CFLのサイトに
最新の詳細情報がありますので、こちらもご覧ください。
http://www.cfl.lu/espaces/voyageurs/en/billets-et-...
以下は上記サイトから抜粋したものです。


公共交通の料金体系について

ルクセンブルク国内の鉄道とバスは
全て同じチケットで乗ることができます。

※あくまで国内の移動のみです。
国境を超える路線(列車でもバスでも)を利用する際は
料金体系が異なることにご注意くださいね。

種類はいろいろありますが、
主なものはこんな感じでしょうか。
  • 2時間券
  • 1日券
  • 回数券
  • 1ヶ月券 (短距離用と国内全域用があり)
  • 1年券 (これも短距離用と国内全域用あり)
ちなみに12歳未満のお子さんは全て無料です。

2時間券 Kuerzzäitbilljee (billet courte durée / short time ticket)

2€(電車の中で購入すると3€)。
購入または有効化してから2時間までなら
国内の鉄道やバスに何度乗ってもOKというチケットです。
(2時間以内に目的地に到着していないとダメですよ)
CFLの駅や券売機などでも売っています。

ちなみに列車に乗るなら座れる席は2nd classのみです。
1st classに乗りたい際には、CFLの駅または電車内で
追加の1€を払う必要があります。

なお、この2時間券は10回分の回数券(Carnet)だと
16€と、大変お得に買う事ができます。
ただしカードタイプなので、例えば複数人で
一緒にシェアしながら移動するといった使用法は
出来ないと思われますが…どうなんだろう?
追記:紙タイプの回数券もまだありました。(2017年8月現在)

1日券 Dagesbilljee (longue durée / day ticket)

4€(電車の中で購入すると5€)。
購入または有効化した日の翌日の朝4:00まで
国内鉄道&バス何度でも乗り降りOKというチケットです。

乗れる列車の席は2nd classのみで、
1st classに乗りたい際には、CFLの駅または列車内で
追加の2€を払う必要があります。

長距離の場合は、5回分 16€で購入できます。

その他

一か月間、2nd class限定で特定地域のみ乗り放題の「Kuurzstreckenkaart」が25€
http://www.cfl.lu/espaces/voyageurs/en/billets-et-...

一か月間、2nd class限定で国内全域乗り放題の「2nd class Oeko-Pass」が50€
http://www.cfl.lu/espaces/voyageurs/en/billets-et-...

一か月間、国内全域1st classで乗り放題の「1st class Oeko-Pass」が75€
http://www.cfl.lu/espaces/voyageurs/en/billets-et-...

1年間、2nd class限定で特定地域のみ乗り放題の「Joeresstreckenabo」が220€
http://www.cfl.lu/espaces/voyageurs/en/billets-et-...

1年間、国内全域乗り放題の「Joeresabo」が440€(2nd class)または660€(1st class)
http://www.cfl.lu/espaces/voyageurs/en/billets-et-...

など、長期利用者にも便利なカードが色々あるので
自分の使い方にあったものを選びましょう。
mkaartと呼ばれる電子カード定期券の場合は、
駅やバス車内に設置してある紫色の装置でアクティベート(有効化)が必要ですのでお忘れなく!

ルクセンブルクカード

観光客向けのルクセンブルクカードを持っていると
公共交通機関が無料になります。

バスや鉄道目当てで買うなら全くお得ではないですが…
(なんせ、1日券でもたった4€ですからね)
博物館や美術館などの見学と組み合わせると
ルクセンブルク観光がスムーズにできます。

1日券(12€)、2日券(20€)、3日券(28€)など選べます。
詳細はこちらをどうぞ。
http://www.visitluxembourg.com/en/luxembourg-card


mkaartカード

https://www.mobiliteit.lu/se-deplacer/titres-de-tr...

バスや電車、駐輪場など、ルクセンブルグの公共交通ネットワークで
使用可能な電子カードです。
Suicaやpasmoなようなものです。



入手場所
下記の駅等の窓口で入手可能です。
ルクセンブルク駅やセンターにあるinfo boxが分かり易いでしょうか。
    • Centre Gare:luxembourg、Belval-Universitéの各駅
    • CFL:Bettembourg、Clervaux、Echternach、Esch / Alzette、Ettelbruck、Luxembourg、Mersch、Rodange、Pétange、Troisviergesの各駅
    • AVL:Centre Emile-Hamilius (info box)
    • TICE:Esch / Alzette駅


価格
カード自体は無料。
入手後、必要なチケットをチャージする際に支払いが発生します。


チャージ方法
窓口、切符販売機やオンラインでチャージできます。


有効期限
5年間。
その後は自動的に有効性が失われ、交換する必要がありますのでご注意を。


その他
今後は各P&Rでも利用可能になるようです。(2018年1月現在)
定期券の場合は顔写真が必要なようです。
筆者はまだ試したことはないですが、このカードのすごい点は
「最大8タイプのチケットが同時に使える」というところです。
例えば、
「市街地内の通勤のため、短距離定期券を3ヶ月分(3セット)」
「地方に行くための、遠距離回数券を10回分(2セット)」
のように5機能(5タイプのチケット)が1つのカードで利用可能です。

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