西ヨーロッパの小さな国、ルクセンブルク在住の日本人による生活情報まとめです。暮らし・旅行・観光に役立つあれこれ、載せていきます。

はじめに断っておきますが、
管理人は日本では関東にしか住んだことがありません。
そして、かなりの寒がり&冷え性です。
そんな管理人の主観がかなり入っているので、「個人の感想」程度にお読みくださいw

ルクセンブルクはどんな気候?

気温は低い
ルクセンブルクは北海道よりも北にあるので当然といえば当然ですが
(ルクセンブルクは北緯49.6°日本は最北端の北海道択捉島でも45°です)
年間を通して平均気温は日本よりもかなり低いです。
最も寒い時期が1月で平均気温0℃くらい、暑いのは7月で17℃前後。
夏でも関東の春〜初夏くらいの気温なのでとても涼しく快適ですが、
1年の半分ほどは冬用コートが活躍している気がします。
とは言え寒い分、防寒対策がかなり充実しているので
トータルで考えると「日本より過ごしやすい」気がします。

年の半分は雨降りの日
1年中どの時期でも雨が多く、年の半分以上が雨の降る日と言われています。
確かに雨は多いのですが、年間降水量で比べると日本の半分以下なのです。
というのも、ほとんどの場合霧雨のような細かい雨粒で、控えめに静かに振るんです。
そして「いま降り出したと思ったらもう晴れてる!」なんてことも珍しくないです。

いかにも降りそうな怪しい空模様のときは、
子供がカラフルな合羽などを着ていたりして可愛いのですが、
大人は大抵無防備です。降っても傘を差さない人は多いです。

これは体験して分かったのですが
もし降られても霧雨なのでどうせ少しくらいしか濡れず、
室内に入れば日本より空気が乾燥しているのですぐに乾いてしまうのです。
なのでいつもの霧雨なら傘なんて無くても別にいいや、という結論になるのでしょう。

さすがに大雨の時は、みなさん傘を差していますけどねw

ルクセンブルクに嵐が
年に何度かは大きな嵐がやって来ます。
注意報や警報が発令され、会社や学校が休みになることも。
具体的には「強風と激しい雷雨」なのですが
地域によって大規模な洪水が発生することもあります。

基本的には食べ物を確保して
屋外に置いてあるものを屋内に移動して
窓のシャッターをしっかり閉めたら、
のんびり家の中に引きこもってニュースをチェックしていれば
困る事はほとんど無いかと思います。
災害大国日本育ちなら、とはいえ、油断は禁物ですが。

ちなみに嵐が去った後、管理人宅の庭に
ゴミと共に見覚えのない椅子や子供用プールが散乱していたことがあります。
一体どこから飛んで来たやら・・・

また霧か!
霧は本当によく出ます。
「濃霧」は警報・注意報情報の中でもダントツに多いです。
秋から冬が特にひどい気がします。

雨と霧で数十メートル先がぼやける程度は日常茶飯事で、
ひどいと数メートル先の信号もよく見えません。
こんな時には道路の制限速度も遅くなり、徐行運転が義務付けられます。

 霧で何も見えない・・・(よくあります)

乾いた世界
こんなに雨がよく降るのに不思議なのですが
屋内では季節を問わず日本より空気が乾燥しています。
焼き立てバゲットも一晩放置すれば乾燥してガッチガチです。
おかげで、粉ものや乾物、サラミなど室内に無造作に置いていても
カビるのは見た事がありません。
(夏場に袋の中に密閉していると、さすがにカビますが…)
こちらでは日本とは真逆で、「乾燥を防ぐために」
食べかけのお菓子の口を閉めたり、食品を袋に入れたりするようです。

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