ガンプラブームのピークに始まったシリーズ「MSV」の設定を「当時のまま」まとめたサイトです。後付け設定を一切考慮せず当時の設定からわかる情報のみを編集しています。


MS-07B グフ量産型(GOUF MASS-PRODUCT TYPE)

MS-07BグフB型は、MS-07の量産型である。

開発背景

 YMS-08はYMS-07計画に統合され、背部ランドセル等の仕様変更を経て先行型YMS-07Bが製作され、固定武装に先行して生産されたMS-07Aに次いでMS-07Bとして量産された。
 完成した機体はMS-06の装甲・機動力を上回っていたが、武装が固定式であったために手持ちの火器を使用することが困難であったため、宇宙戦用への転用は見送られている。
 

機体の特徴

 本機はYMS-07Aにおいて軽量化と高性能化の両立に成功したことから、武装の固定化を行うよう開発計画が変更された事により生まれた機体である。併せてYMS-08開発計画の統合により新型の背部ランドセルが導入され、短距離のジャンプ飛行が可能となった。

生産拠点

 本機の生産は、月面基地グラナダと北米キャリフォルニアベースにあったMS-06Jの生産ラインをそのまま転用し生産された。そのため、この段階でMS-06Jの生産は中止されている。

運用過程

 本機は北アメリカを皮切りに、次々と局地戦に送り込まれ、目覚しい記録を残している。特に有名なのは東南アジアにおけるサイラス=ロック中尉の戦いぶりで、胸部に描かれたパーソナルエンブレム「グフレディ」と共に知られている。
 本機の配備後、地上でのモビルスーツの移動力の低さを改善するため、ド・ダイYS?に乗ることでその解決が図られている。
 しかし、武装の固定化は汎用性の低下を招き、パイロットから不便の訴えも多かったとされている。またMS-06以上の手持ち火器を扱う事が出来ず、これ以上の出力の増加も望めないことから、MS-09に地上戦用モビルスーツの主力の座を譲り渡すことになった。
主な配備先北米、東南アジア
主なパイロットサイラス=ロック、マルロ=ガイム

パーソナル・カスタム

マ=クベ大佐専用機
 最も有名なMS-07Bのカスタム機。頭部にスピアヘッド状の装飾をもち、機体各所にエングレービングが施されている。
 アジア西部に配備されていた本機は、戦闘用モビルスーツというよりは、一種のステータスシンボルとしての意味のほうが大きかったといわれている。
マルロ=ガイム中尉専用機
 ダークブラウンに塗装され、東部アジア地区の制圧に活躍したことで有名な機体。サイラス=ロック中尉と同じ地球攻撃軍第4地上機動師団の所属機であった。

参考文献

講談社ポケット百科シリーズ33 機動戦士ガンダム モビルスーツバリエーション2 ジオン軍MS・MA編
講談社のポケットカード8 機動戦士ガンダム モビルスーツコレクション
講談社のポケットカード9 機動戦士ガンダム モビルスーツバリエーションコレクション
模型情報別冊 MSVハンドブック1

※当サイトにおける記述は、全て1982〜84年頃に作られた設定を元に作られています。そのため、現在の公式設定とは異なる部分が多々あります。ご注意下さい。

後付け設定

  • プラモデルの「マスターグレード」が商品化された際、機体各部や武装について詳細な設定が加えられている。
  • 本機の森林迷彩塗装パターンがデザインされていたが、後にそのカラーがトーマス=クルツ専用機のカラーリングであると設定された。

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