MS-06W
最終更新：
ruroi_gundamer 2012年01月04日(水) 00:26:36履歴
MS-06W 一般作業用ザク（ZAKU�� WORKER TYPE） 
MS-06WザクIIＷ型は、MS-06の作業用改修型である。
開発背景
MSは当初より戦闘に限らず、作戦終了後の施設占拠、建設作業などにも、人型であることを十分に活用できるよう考慮した設計となっていた。しかし大戦が始まり、戦闘が激化すると、MSはすべて戦闘にふりわけられ、一般的な作業などに回すことはできなかった。そのような中、大戦中期からアジア西部を中心とする地域で、一般作業に特化したザクが確認されている。戦後の調査によれば、これは、使用不能となったモビルスーツの部品を流用して、地球攻撃軍の工作作業中隊が組み上げたものであった。実際にはアジア西部からアフリカ戦線の限られた地域で運用されており、知る者は少なかったとされている。
一般作業用のザクとしては、MS-06Vの存在が有名であるが、アフリカ戦線の工作中隊でモビルスーツの整備･再生をおこなっていた隊員の証言に、「破壊されたWタイプの上半身と、砲塔を失ったマゼラアタックの組み合わせを研究していた」というものが残っているため、本機はMS-06Vよりも先に発案され運用されていたものと考えられている。
MS-06Vとは違い正規の形式番号は与えられておらず、MS-06Wのナンバーは前線における慣例的な呼び名である。
一般作業用のザクとしては、MS-06Vの存在が有名であるが、アフリカ戦線の工作中隊でモビルスーツの整備･再生をおこなっていた隊員の証言に、「破壊されたWタイプの上半身と、砲塔を失ったマゼラアタックの組み合わせを研究していた」というものが残っているため、本機はMS-06Vよりも先に発案され運用されていたものと考えられている。
MS-06Vとは違い正規の形式番号は与えられておらず、MS-06Wのナンバーは前線における慣例的な呼び名である。
機体の特徴
本機の作業用装備は、そのほとんどが現地の工作部隊により、それぞれの使用条件に合わせて作られたものであったが、一般的には、以下の仕様のものが多かったようである。
塗装は特定のものはなく、場合によっては迷彩塗装を施されたものもあった。
なお、正規の仕様に認定されなかった理由の一つに、ベースにする機体の種類を限定していない事がある。基本的には、地上での行動性能の思わしくないMS-05をベースに使う場合が多かったようであるが、頭部はMS-05のものもMS-06のものも確認されており、脚についても両方のタイプが確認されている（MS-06の脚部の場合は、ケーブルがカットオフされている）。中にはMS-07を流用したものもあったとされている。
MS-06の胸部が流用されている場合、背部ジェネレーターが上半身分残され、ケーブルは背部へ回されている。これは作業用オプションパーツを新規に製作して対応したものと考えられる。
- 背部
- コクピット
- 腕部
- 脚部
- 胴体
塗装は特定のものはなく、場合によっては迷彩塗装を施されたものもあった。
なお、正規の仕様に認定されなかった理由の一つに、ベースにする機体の種類を限定していない事がある。基本的には、地上での行動性能の思わしくないMS-05をベースに使う場合が多かったようであるが、頭部はMS-05のものもMS-06のものも確認されており、脚についても両方のタイプが確認されている（MS-06の脚部の場合は、ケーブルがカットオフされている）。中にはMS-07を流用したものもあったとされている。
MS-06の胸部が流用されている場合、背部ジェネレーターが上半身分残され、ケーブルは背部へ回されている。これは作業用オプションパーツを新規に製作して対応したものと考えられる。
生産拠点
本機はアジア西部およびアフリカ戦線において、現地の工作中隊により製作された。
運用過程
本機は戦闘能力がなく、戦闘前後の一般作業に使用されていたとされているが、中にはMS不足を補うために、武装が施された機体も多くあったとされている。
参考文献
講談社ポケット百科シリーズ32 機動戦士ガンダム モビルスーツバリエーション１ ザク編
模型情報別冊 MSVハンドブック2
模型情報別冊 MSVハンドブック3
模型情報 1983年10月号
模型情報 1984年6月号
模型情報別冊 MSVハンドブック2
模型情報別冊 MSVハンドブック3
模型情報 1983年10月号
模型情報 1984年6月号
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