Plague inc -伝染病株式会社-wiki

脳に潜み操作する生物

７つの病原体をHardモードでクリア、あるいは脳食い虫拡張パックor伝染病パック購入で即時解放
PC版では真菌をNormalモード以上の難易度をクリアで解放。
※Android版(1.19.13)はナノウイルスをHard以上でクリアした時点で解放されてしまう不具合がある。
※開発の声明では拡張パック扱いではあるが、ゲーム進行で解放出来るため、拡張パックとは言いがたい。

デフォルトの病気名は「PAX-12」(アプリ版では病気名を入力しなかった場合のみこの名前が適応)
数千年もの間発見されずにいた脳食い虫。
人間達が脳食い虫の生息地に入ったことで、病気が広がる手段を与えられた。

固有能力「トロイの飛行機1,2,3」
・ドーパミン輸送体の操作によってADHDを引き起こし、宿主をターゲットの国へ移動させるのを促す
固有能力「トロイの破壊者1,2」
・トロイの宿主内でテストステロン分泌により、ターゲットの国で攻撃的な破壊行動を起こす。ターゲット国で社会秩序を減少させる。(Cure研究中であれば一気に鈍化させる)
固有能力「トロイの放浪者1,2」
・トロイの宿主体内でアドレナリンを分泌、彼らをさらに移動させターゲットの国での感染力を上げる

トロイの飛行機でグリーンランドをはじめとする到達と感染拡大が難しい国へ容易に乗り込めたり
奴隷化によって殺害せずともクリア出来るなど、非常に人類に優しくない病原体である。
超越取得による奴隷化勝利が前提とされているためか、致死率(＋危険度)を上げてしまうと感染力が強くても広まりにくくなる傾向がある。
のどかな国々に対する効果が比較的脆弱*1でのどか属性しか持たないアルゼンチン、トルコあたりが非常に滞りやすい。(遺伝コード「のどか耐性」で限定的にのどか属性の効果を高める方法が手)*2
また暑い国開始の場合、早期に寒気耐性は万全な状態でなおかつ序盤にトロイの飛行機で送り込んでいてもアイスランドの感染が思うように進んでいない事が多々あり、このせいでタイムが極端に伸びてしまうことがある*3。
Easyに限り能力「トロイの飛行機」が未取得でもトロイの飛行機が出現する。
※PC版のEvolvedではトロイの飛行機で新規感染させた際に、稀にレッドバイオハザードバブルが出ない事がある。(貰えるポイントを減らされるため、あまりよろしくない)
スピードランにおける5バイオハザードの目安は200日以内
病気タイプの特性上*4、この日数は楽勝に見えてかなりキツい。
また、メインゲームにおいてのスコア基準に難があり極端に高スコア(5バイオハザード＝最高評価)を出しにくい。開発者は「トロイの飛行機」による強制感染と「超越」取得による奴隷化が可能な事からCure進行は抑えやすいものとしてこのようなスコア基準にしたものと思われるが、はっきり言って病気タイプの特性上*5かなり不釣り合い。スコア基準の再調整か各種形質コスト・効果の見直し等の仕様変更が望ましいところである。
画像にある通り超Hardでは30%以内に抑えても最高評価には一歩届かない。(ちなみに、筆者はEasyでも5バイオハザードを取れたことが無い)

開始時点ですでに危険度があるため、人類に発見される可能性に晒されている点に注意。
この病原体では全人類を奴隷化させる特殊な勝利条件がある。そちらを狙っていくとより簡単に攻略できる。
奴隷化させる条件は、症状項目の「超越」を取得すること。
ちなみに、「超越」には3つの属性(富裕、貧困、都会)に限り感染ボーナス*6を得られる。(何故全ての属性に対してのボーナスではないのか…)
トロイの飛行機のおかげで離島閉鎖による「詰み」は非常に起きづらい。
このため各種シナリオにも非常に強く、特に「海賊伝染病」や「全てをシャットダウン」では無類の強さを誇る。ただし、スコアを気にせずクリアを目指すだけならば、である。
何故なら高難易度、特に超Hardで3バイオハザードを狙うには後述の仕様により少々不向きな一面を見せるからである。

症状「超越」を取得すると最初のうちこそCUREがガンガン進む*7が、感染の広まりに伴ってみるみるCUREの進行速度が落ちていく。*8
非感染国がいくつか残っていてもトロイの飛行機などで送ってやれればそれだけで一気に勝てるほどである。
普通にクリアするだけでみれば全伝染病の中でも極めて容易な部類と言える。ただし、超Hardでは遺伝的浮動による取得コストの増加*9により突然変異が頼りなほど異常に「超越」の取得が難しくなる点には注意が必要である。低コストの段階＝感染者が少ない段階で取得してしまうと病気の危険度が極端に上昇するため、人類の抵抗が強くなり各国がガンガン閉鎖し、非感染国の感染の可能性が低くなりCure抑制もその分難しくなる。トロイの飛行機で非感染国を強制感染させることが可能とは言え、限度がありすぐに感染させられないことも多い。

さっそく伝染能力を伸ばしていきたいところだが、脳食い虫は開始時点で危険度が微量ながらあるのでまずは
危険度を抑えるために症状の「神経破壊」「脳触手」「アドレナリン性収縮」「抗不安剤注入」を取る

その後伝染の「伸縮移動」「波形移動」をとり、危険度が少しでたところで症状「精神病」をとり危険度を下げる
そして伝染の「水1」をとったところで今度は能力を鍛えていく。能力「薬物耐性1,2」と開始した国の気候に合わせて「寒気耐性」「温熱耐性」をとる
このあたりでトロイの飛行機が使えるようになるので非感染国へガンガン飛ばしていく。

人類の半数以上が感染したら（全人類が感染した後でも可能。そちらの方が安定）、
DNAポイントがたまっているはずなので症状の「崇拝」「信仰心」「超越」を一気に取り
Cureの進み具合を見ながら「遺伝子強化」や「遺伝子改造」の項目を進めていく。
また感染力が低いので感染力を上げる項目を取りながら全世界が脳食い虫に操られていく様をみる
感染者数が少ない国にはトロイの飛行機をドンドン飛ばしていこう

全人類が感染し、奴隷化したらゲームクリア。

遺伝子コードは
・触媒スイッチ
・アクアサイト
・シンプトステイシス
・遺伝子擬態
・エクストリーモファイル
が好ましい

＊上記の方法とは違うのでどちらか好きな方を選んでみよう＊

開始国はインドorエジプトがいいだろう。

1.まずは、脳食い虫の固有能力である「トロイの飛行機1」をとろう。
2.伝染の、「伸縮移動」次に「波動移動」を取ろう。その後「空気1、2」と「水1、2」を取ろう。（余裕があれば「空気3」も取ろう）
3.この辺りで病気がバレる&トロイの飛行機イベントが発生するので、グリーンランドやカナダ、島国などに優先して飛ばそう。病気がバレるが、気にせず「寒気耐性1、2」&「薬物耐性1、2」を取ろう。
4.この辺りで病気が警戒リストに加えられるので、貯まったDNAポイントを使って「神経破壊」、「脳触手」、「混乱」、「記憶喪失」、「動脈瘤」、「失語症」でcure開発を遅らせよう。さらに、「アドレナリン性収縮」、「抗不安薬注入」、「精神病」を取ろう。
5.cureがけっこう進んでいると思うので、「遺伝子改造」や「遺伝子強化」で遅らせ、「前頭葉侵略」、「未成熟」をとろう。
6.感染者が60億人超えたあたり&非感染国0になったら、「精神病」の下から「崇拝」、「信仰心」、「超越」を取ろう。余ったDNAポイントで症状や伝染を上げて、非感染者が0になると人類が奴隷化→クリアです。
お疲れ様でした。

このゲームに登場する脳喰い虫の症状は荒唐無稽に見えるが、割と近い症状を持つような病原体も存在し、その代表的なものがトキソプラズマ症である。
Wikipediaでの情報ではあるが、これに感染したマウスは猫を恐れなくなるなどして、猫に食べられやすくなることで猫への感染力が上がったりする。この症状はドーパミンの量が増加することに関係があるかもしれない……とか。このゲームでも散々出て来る脳内物質である。
もちろん、人間にも効果がある種も存在し男性はリスクを恐れなくなる・集中力散漫（混乱の症状形質）・規則破り、危険行為、独断的、反社会的（知覚変化の症状形質）・猜疑的・嫉妬深いなどの症状があり、女性は社交的・ふしだら・男性に媚びをうる等。
特にこのゲームの脳喰い虫は、髪の毛の中に潜んで感染の機会をうかがっているのか帽子の着用や長髪を禁じられるようになるが、そんな状態で性交などをすれば感染リスクは非常に高まってしまうため、女性がふしだらになってしまうという効果は割と馬鹿に出来ない。『感染を広げたいという願望を生じさせる』というのも、一言で言ってしまえば男女ともに性欲というストレートな願望ではなかろうか？
また、崇拝の症状形質にある、テストステロンは男性の性欲を高めるホルモンであり、男性の方もその気にさせてしまう。流石に信仰、超越の症状形質ともなるとありえないレベルと言っていいが、『信仰』くらいまでならば割とありえなくもない病気である。

この病原体で無政府状態になっても、一切の死人は発生しない。そのため暴動や略奪行為が行われているわけではなく、ただ単純に脳喰い虫を繁殖させるためにあれやこれやとしているのかもしれない。人類に共通の神が出来れば戦争もなくなってよいことかもしれないが、他の要因での死体が発生した場合も、火葬どころか土葬すらせずにその辺へ放置して脳喰い虫を繁殖させたりするのだろう。