VC++ 2005 Express のインストール
※理解度が高いほど、上部から見ていくように書かれています。(単に新規情報を積み上げるのが、楽なため・・・ですが・・・)
※2008 では無く、敢えて 2005 を使いたい場合の覚書。
※時代の流れ: vb6,c,c++,.Net,java,C# など 最新開発環境は、開発効率の高さから C# へ・・・といった状況のようである。特に開発効率の悪い c++ は、あまり評判が良い訳ではなかったらしく、java に取って変わられたという経緯があるらしい。それでも敢えて 「c++ で行こう!」という場合にのみ参考となる頁となるよう纏めて見たい。
※C/C++ の他、C++/CLI というのも有るらしい、これは結構新しいらしい。(詳細不明)
※VC++2005 は、標準 C/C++ の開発ツールとして利用可能らしい。
※相変わらず、データベースエクスプローラでの MDB ファイルへアクセス設定不可。多分手動なら C++ でも接続可能なのだろう。(原因不明:SQL Server は多分問題なし)
しかし、この Wiki 昨年 後半から放置していたにも関わらず アクセスカウンタが 2万 を超えている・・・、カウンタをつけたのも昨年の何時だったか?「1年足らずで 2万回るのか?」と感心してしまった。
やっぱ、趣味で追加した youtube アニメ動画が受けてるのか?
基本的なプログラム作成
標準 C/C++ の開発ツールとして利用する
- 新規プロジェクト作成
- Win32→Win32ConApp→プロジェクト名、ソリューション・・・Dr・・・チェック外し・・・
- consoleApp,emptyProject選択
- ソリューションエクスプローラのプロジェクト名右click
- ADD,新しい項目→Code,C++ File(cpp) 選択→ファイル名:c なら 拡張子へ ***.c C++ ならそのままで良い。
- ソリューションエクスプローラの Source Files へファイルが追加される。
- ファイル拡張子に合った、標準 C/C++ source code を記述する
- デバック、実行 ・・・ となるらしい。
Sample:Standard C/C++
#include <stdio.h> #include <string.h> void answer() { char name[100],*p; printf("Your name ? "); fgets(name,sizeof(name),stdin); if((p = strchr(name,'\n')) != NULL) { *p = '\0'; } printf("Hello ! %s !! \n",name); } int main() { answer(); return 0; }※これで標準 C/C++ 準拠の文法が使えるようになるらしい。それでも main() は最後に記述しないと sub,function が見つけられない ・・・ そういえば!、ヘッダー部分で使用する function や sub など別途定義(宣言)しておく必要があったような気もする・・・
※注目すべきは、Win32 で、_tmain() でなく、main() で動作するところ。(本来当然であるが・・・)
C++/CLI を用いた WindowsFormApp
※C++/CLI とは、C++ を拡張した、それ自体単独の言語ということらしい。VC++2005 は、CLR を使用した Windows GUI プログラミングで実現できているらしい?
※C++/CLI は、.NET Framework のプログラムの生産性で C# 以上とも言われているようである。(どうもメモリ開放関係とか、明確な記述が可能になってるとか、可読性が高いとか・・・理由があるらしい。)
※移植するプログラムはシンプルな物で、vb2005 などへの移植でも手間では無いと思われる。しかし、新たに C++ C++/CLI C# など、及び java の言語仕様を履修するのはご免蒙りたいところ。ただ、配列を多用するのが難点となるかも知れないが、ポインタは使用したくない。文字列配列は(多分)使わない。極端なところ main() 内に全部の処理を記述して面倒な処理を回避できないかと考えているのだが、C++ の便利な機能があれば使うかも?
- 新規プロジェクト作成
- CLR→Windows Forms Application→プロジェクト名、ソリューション・・・Dr・・・チェック入れ・・・
※Header Files / Resource Files / Source Files の各フォルダに、Win32 標準 C/C++ の時と異なり、数多くのファイルが自動で作成される。
※更に、Form1.h タブへ、1つの Form が表示されるので、ここへボタン等のコントロール類を配置しプロシージャを定義していく物と思われる。
- CLR→Windows Forms Application→プロジェクト名、ソリューション・・・Dr・・・チェック入れ・・・
- Form へコントロールを配置
- VB と異なりツールボックスは右側に出るので、ここから選択して Form へ配置していく。
※コントロール(コンポーネント)のプロパティも同様に、右側へ表示されるためちと狭い・・・?
※VB との表示の違い:ここでは取り合えず、ソリューション エクスプローラが左に、ツールボックスが右にきているだけ?かも? - 各コントロールを配置したら、プロパティを設定する。
※各コントロールを右クリックし、「プロパティ」選択で右側に表示される。
※この辺のプロパティ名などは、2005 で統一されていたような気がする。(以前どっかで読んだ覚え有り・・・)例えば、ボタン名を変更する場合、Text の値(標準で Button1)を変更する。
- VB と異なりツールボックスは右側に出るので、ここから選択して Form へ配置していく。
- 各コントロールのイベント用プロシージャを作成する。
- コントロールをダブルクリックで基本的イベントハンドドラが自動的に表示される。
※ここに、例えばボタンなら、ボタン押下時の動作をプログラムする。
※この辺までの流れは VB2005 とほぼ変わり無いが、この後の文法は ・・・ C/C++ ・・・ とも大分異なる ・・・ 辟易 ・・・
- コントロールをダブルクリックで基本的イベントハンドドラが自動的に表示される。
※それでも、C++/CLI では無く、C による移植が目的なので・・・興味湧かない。・・・簡単に移植できて・・・動けばそれで良いのである・・・
※全く関係ないことだが、最近別の Wiki ばかり使用していた為、感覚がおかしくなっている。Wiki といっても文法や編集方法が結構異なるのにも辟易となる・・・。
- MSDN ・・・> C++/CLI移行ガイド
- http://msdn2.microsoft.com/ja-jp/library/ms235289(...
- 参考:MSDN ・・・> C# プログラミングガイド
- http://msdn2.microsoft.com/ja-jp/library/67ef8sbd(...
MS準拠 C++ プログラム作成
現状、興味がない状態。(終)
- MSDN ・・・> VC++ プログラミングガイド
- http://msdn2.microsoft.com/ja-jp/library/ms173251(...
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インストール後の始めの一歩
- 起動してから使い始めるまで・・・の最低限必要な知識と、手順
プロジェクトの作成
やはり VB2005 とは勝手が異なる・・・新しいプロジェクト作成時は、標準で以下のようなテンプレートを選択可能である。
- 新しいプロジェクト
- CLR:(Common Language Runtime)
.NET Framework の中間言語を出力。- Class Library
- CLR Console Application
・コンソールプログラムが簡単に出来る。適当な名前でプロジェクトを作成すると、"Hello World" を コンソールへ表示するプログラムが既に入っている。そのまま実行すると・・・。実に簡単である。
Console::WriteLine(L"Hello World"); など省けば、外部呼び出し用として作成可能であろうか? - CLR Empty Project
- Windows Forms Application
Windows Form 利用するプログラム作成と思われる。Form 作成は、基本的にVB2005と同じ様ではあるが・・・
- Win32:ネイティブコードを出力。ExpressEdition では Win32 Console Application のみに限定。
- Win32 Console Application
これを選んで実行した所、Application Wizard なる物が起動し、"Windows application", "console application", "DLL" ,"Static library" の選択岐があるが、Winapp と DLL は見事にグレーアウトしている。
- Win32 Console Application
- General
- Empty Project
- Makefile Project
・・・ということらしいが・・・目的のネイティブな DLL ファイルは Win32 Console ・・・ でも作成可能なのだろうか? VB2005 では、DLL 自体のテンプレートがあったような・・・
使いやすくするために
行番号表示:オプション変更可。
見た感じ C と類似だが、やっぱり違うなぁ! 「C のコードで動かないかなぁ〜」っと思ったり・・・
Sammple:CLR 標準作成済みコード
#include "stdafx.h" // stdio.h ぢゃ無い! using namespace System; // これは定型文と思うが・・・ // ・・・面倒そうなのが・・・ int main(array<System::String ^> ^args) // argc ・・・ とかと違うし! { Console::WriteLine(L"Hello World"); return 0; }※調べたところ C のコードでも使えるようである。「・・・ほっ!」
※C++ 2005/2008 では、標準 C++ と文法の違いが有るようだが、標準 C++ C で記述(混在)しても動作するようである。多分若干の決まりごとがありそうな気はする・・・)
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あれっ!と思ったこと
インテリセンスが自動表示されない?
日ごろ「うざい!」と思っていたインテリセンス機能であるが、自動的に出ない時がある。「CTR+→」押下で該当あれば表示される。文法不明で初めての時は無いと不便である。また、ヘッダファイルに該当するキーワードが含まれて無いと表示されないようなので、表示されない場合ヘッダファイルを再チェックする必要があるかもしれない。
呼び出せない関数とサブルーチン
サブルーチン、関数定義は main() より前に記述しないとイケナイらしい。Sample:CLRで作成
int main() { subConsoleWrite(); Console::WriteLine(L"ようこそ、C++ の世界へ!"); return 0; } void subConsoleWrite() { Console::WriteLine(L"Hello! World!!"); } // これでは、main() が subConsoleWrite() を見つけられ無い様である。※!?そうだっけ? ・・・っていうか実際エラー出るし。
※printf("hello! world"); とやったら、エラーになった!CLR では利用不可なのか?
main() ぢゃ始まらない!?
Sammple:Win32で作成int _tmain() { printf("Hello! World!!\n"); // \n は改行 return 0; }※これは、printf( --- ); が使えます。
※Win32 で作成する場合、main() ではエラー発生、変わって _tmain() となるようである。
※この場合も,function sub など、_tmain() 前に定義する必要あり。
※printf("i=" + i " j=" + j); など不可[ & 等も不可]。printf("i=%d j=%d ",i,j); と 出力 format を明確に定義する。また、改行コード["\n"]を明確に記述しないと当然改行しない。
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ダウンロードからインストールまで
※.NET Framework 2.0 は既にインストール済み、又は、以下の過程の中でインストールすることが前提で記載。これについては特に言及しない。
※要注意:この方法でインストールを行ったところ、完全な日本語環境にはならないようである。一部英語、一部日本語版のような状態となる。(仕様であるかは不明)
特定アプリケーションのスクリプトが C 互換のため。そのまま移植が可能な訳でもないだろうが、VB で組みなおすのも面倒で、C 上位互換と思われる C++ で「楽して移植できないか?」という「タレカ根性丸出し」の C++ インストールを思い立つ。
※DLL 作成がメイン。特に標準スクリプトの配列利用制限と多重スクリプト利用で使用PC資源が食い尽くされることを何とか改善できないか?ということと、実行速度の向上、より複雑な処理を全て外部 DLL へ移行できないか?というのが目的である。(書いとかないと、途中で必ず脱線する・・・敢えて書き留める)
C 言語系では、現在 C# が主流と思われるが、C の時代で時が停止している身の上なのが悲しい次第である。
普通に MS 提供 Express Edition をインストールする場合、C++ からとなる(要するに 無料の MSC コンパイラなど無い)。さらに、普通にインストールしようとすると Visual C++ 2008 Express Edition となるが、開発環境が XP 以上の制限がある。開発環境が w2k のため、2005 を何とか探し出す羽目になってしまった。
ダウンロード
インストールは、Visual C++ 2005 Express Edition より現状(2008.04.20現在)可能である。
※やっと探し出した!時と伴にアドレスが変化するようで、何時までリンクが有効であるか保証できない。
ここでは、Visual Studio 2005 Express Editions のダウンロードが可能である。
この頁でダウンロード可能なのは、Visual Web Developer / VB / VC# / VC++ / Visual J# 各 2005 Express Edition の .img or .iso File となる。それぞれサイズは 45MBytes 程度となる。
img / iso の何れをダウンロードするかは、各人お好みということになる。
※私は、img file をダウンロードしました。
※XP(Home での利用可否不明) 以上利用の場合、Visual Studio 2008 Express Editions が使えると思うので、あえて 2005 を選択する必要はないと思う。
展開
ダウンロード後、CD 等へ焼いてインストールするのが一般的と思われる。
img / iso ファイルを処理できるソフト(仮想CDなど)があるなら そのまま利用可能と思われるが、それも無く、CD焼くのも面倒な時 IsoBuster というフリーソフトで内容全部コピーしてインストールすることになるようです。(MS同頁詳細あり)
※2008 では、オンラインインストールが可能なようである。(詳細不明、多分ここで記載する面倒など無いと思われる。)
※訂正:2005 も、オンラインインストールが可能である。http://www.microsoft.com/express/2005/download/def...
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インストール
ダウンロード、展開、などを経て setup.exe からインストールとなる。
インストール先については、既存 MSDN 関連ソフトが既に入っている場合、場所の変更は不可である。この場合、同一ディスク>同一ディレクトリ配下へ配置されることになる。
インストール後、SP適用、WinUpDate の実行を行う。
SP の適用
SP1適用 又は、WindowsUpdate で最新状態へ更新する。時間が掛かるのに閉口する。
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Platform SDK
実際使おうとすると、DLL 作成のテンプレートが見当たらない。Platform SDK とか入れないとダメなのだろうか?
多分 Platform 作成のツール等と思われるが、詳細不明。VB2005 では特に無くても困ってなかったが・・・?仕組みが異なる物と思われる。
面倒なので、オンラインインストールを試みるが失敗!やむなくDVD イメージファイル(.iso 無駄に 1.29GB もある。実際は 40数MByte[訂正:385MB?] 程度らしい)のダウンロードをすることに・・・
オンラインインストールの他、DVD イメージファイルダウンロード、又は、分割ダウンロードがある。分割ダウンロードは、MS のダウンロードページ下側に 25Mbyte 程度の .cab ファイルダウンロードが 17個並んでいるので順番にダウンロードすればよいようである。
※iso ファイルをダウンロードしたが、IsoBuster の利用制限のためか、内容ファイル名は表示できるが、ファイル自体のコピーや閲覧が出来なかった。やむなく分割ダウンロードを実施。
PSDK って何?
Visual C++ Express には、Win32 API のファイル群が無い。これは、.NET Framework 上のプログラミングを前提とした開発ツールへ変貌する上で当然の流れと思われるが、Win32 で GUI プログラミングが出来ないということらしい。そこで、Win32 API を利用した プログラミングを可能とする Platform SDKをインストールしましょうということである。
※.NET Framework の CLR でのみプログラム作成する場合 PSDK は必要とならない。
ちなみに、PSDK インストール前の Win32 テンプレートは、Winew Console Application のみである。
PSDK のダウンロードからインストール
上でいろいろ書いたが流れは以下のようになる。また、ここまでの説明以上のことが出来ることがわかったので、それらも追記。
参考情報は、Visual C++ 2005 Express Edition について が画像付きで非常によくまとめていてわかりやすい。感謝!
・・・と思いつつ、オンラインインストールで失敗し、DVDイメージ(.iso)も失敗!、分割ダウンロードでのインストールも一筋縄で行かない・・・と散々で、この部分だけで1ページ取りたくなるような状況・・・
- 分割ダウンロードでのインストール手順
※ダウンロードは C++ 起動後の右側に PSDK ダウンロードのリンクがある。
※分割ダウンロードでは、以下手順がお約束のようなので覚えておくのも悪くないかも・・・- PSDK-FULL.exe を実行。
※dl psdk files郡 は、mspsdk フォルダを作成し纏めた。実行後、表示される欄には展開先 mspsdk を入れて見る。
※Extract.exe PSDK-FULL.bat が展開されるだけである。さて・・・? - 出来るだけ root へ近いところへ mspsdk をコピー、cmd から、c:\psdk へ移動
- PSDK-FULL.bat c:\mspsdk\temp\
※cab ファイルを展開を始めた。ここまでがダウンロード後のインストール準備となるようである。
ここまでの作業は readme も何も無いので判んない。
※単に .cab ファイルを展開できるツールがあれば、こんなことしなくて良いのかも知れない。
- PSDK-FULL.bat c:\mspsdk\temp\
- PSDK-FULL.exe を実行。
- Setup.exe を実行 Wizerd 表示 custom 選択で、必要な物を選ぶ。
※一旦全て(x)として以下選択。後でも変更、追加可能とのこと。- Microsoft Windows Core SDK - Tools
- Microsoft Windows Core SDK - Build Environment - Build Environment (x86 32-bit)
- Next でインストール開始である。
- VC++2005 で PSDK を使用可能にする
- Tools>オプション>プロジェクトおよびソリューション>VC++ Directories を表示
- Platform:Winew , Show directories for:Executable files で[新しい行]ボタンをクリック
- PSDK インストール先の Bin フォルダを追加する。
※例:C:\Program Files\Microsoft Platform SDK\Bin
- PSDK インストール先の Bin フォルダを追加する。
- 同 Show directories for:Include files ・・・ Library files も設定
※例Include files:C:\Program Files\Microsoft Platform SDK\Include
※例Library files:C:\Program Files\Microsoft Platform SDK\Lib
- 新しいプロジェクト Winew テンプレートへ Win32 Project を追加する
※C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 8\VC\Express\VCProjects へファイル追加- Win32Console.vsz をコピーし Win32Wiz.vsz へ名前を変更。
- Param="CONSOLE_TYPE_ONLY = true" を false へ変更。
- MC++WinApp.ico をコピーし Win32Wiz.ico へ名前を変更して追加。
- Win32Console.vsz をコピーし Win32Wiz.vsz へ名前を変更。
※このページは個人的覚書きのため、簡略メモのみです。この辺は、http://lets-go.hp.infoseek.co.jp/c_setting09.html のサイトさんが絵つきで詳しく説明しています。
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DLL ファイル作成が出来るようにする
- 以下htmel を修正する。
C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 8\VC\VCWizards\AppWiz\Generic\Application\html\1033\AppSettings.htm
※環境により異なる。- WIN_APP.disabled = true; WIN_APP_LABEL.disabled = true; DLL_APP.disabled = true; DLL_APP_LABEL.disabled = true; のプロパティを 全て // で comment out する。
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標準 Link Lib(Library) を追加する
プロジェクトを作成する場合、標準リンク Lib は、kernel32.lib のみであるが、これを追加することが出来る。
※ソリューションエクスプローラにプロジェクトがある状態で、Project>プロパティ>構成プロパティ>Linker>Input>Additional Dependencies[追加の依存ファイル] 選択で表示されるボタンで確認可能。
※ここで 必要な Lib ファイルをプロジェクト単位で追加出来ます。VC++2005 標準 Lib として追加する場合、以下の手順を取る。
この標準 .lib の追加は、C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 8\VC\VCProjectDefaults\corewin_express.vsprops の編集で出来るようである。
Sample:corewin_express.vsprops の修正
<?xml version="1.0"?> <VisualStudioPropertySheet ProjectType="Visual C++" Version="8.00" Name="Core Windows Libraries"> <Tool Name="VCLinkerTool" AdditionalDependencies="kernel32.lib" /> <!-- 上記 kernel32.lib の他、必要な lib を追加(追記)する user32.lib gdi32.lib winspool.lib comdlg32.lib advapi32.lib shell32.lib ole32.lib oleaut32.lib uuid.lib --> </VisualStudioPropertySheet>※動作非保証、実施は自己責任!
※XML ファイルの文法が解からない場合、該当個所以外の改変に注意する。
※既存個所をコメントアウトする場合 <!-- comment --> 形式でコメントアウトできるが、 ”/>”を含めてのコメントアウトは案外ヤバイので注意。XML は文法が厳格なのが超有名・・・。
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参考情報
最新バージョン
- .NET Framework 3.5
- Visual C++ 2008 Express
- 2008 の特徴
- C++2008 を含む VisualStudio2008 では、WindowsServer2008,SQL Server2008 などと連携を深め、WebApprication 作成のしやすさ、Vista の Form作りが可能、開発環境の操作性改善などが行われているようである。※極端な 2005 との変化は現在無いと思われる。
- 2008 では、XP 以上でインストール可。
- 2008 の特徴
2005 用件(MS FAQ より抜粋)
引用:http://www.microsoft.com/express/2005/support/read...System Requirements for Installing Visual Studio Express 2005: CPU(Processor) 600MHz Pentium ~ 1GHz Pentium processor ~ OS'' Visual Studio Express can be installed on any of the following systems: 2000 Pro SP4 , ... ,XP Pro SP2 ,XP Home SP2 ,XP Tablet SP2 , ... , Vista™ RAM 192MB ~ 256MB ~ HD 1.3GB ~※個人的利用に限定し常識的範囲を割愛。
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覚書
用語解説
- CLR
- .NET Framework のコンパイラは、MSIL::Microsoft Intermediate Language という中間言語を出力する。この中間言語を 更に翻訳実行するための共通言語ランタイム を CLR といい、CLR は実行時に都度、翻訳とその実行を行う。
java と C#
- 言語
- C :: 元来 OS 開発などに適する言語仕様。高機能でハードウェア寄りの高級言語のため 元来 .Net Framework 等とは相容れない部分がある。
※なるほど、VC++2005 で、標準 C 準拠でプロジェクト作成する場合、Win32 を選択することとなるわけか! - C++ :: C を拡張した言語体系。それでもハードウェア寄りと言われる部分がある。
※なるほど、VC++2005 で、標準 C++ 準拠でプロジェクト作成する場合、Win32 を選択することとなるわけか! - java :: C++ から、ハードウェア寄りの部分や実行時の安全性を損なう部分を省いたような仕様で設計された言語仕様。当初 中間コードを出力し java(多分エンジンなどと呼ばれる)インタプリタ で翻訳実行していたと思うが、何時からか効率的な実行用コードを直接出力するようになったらしい。(詳細不明)
- VB6 , VB.Net 〜 :: VB6 はなんでも有りの言語体系。本来の言語仕様以上の利用が可能であったらしく、システム的に危険なソフト設計も可能だったようである。VB.Net(2002,2003) になり厳格な .Net 対応仕様と仕様変貌で混乱(VB6 既存ユーザ離れ)、VB2005 あたりで若干緩和と、MS 対応が一番面白い開発環境でもある。VB は容易なプログラム開発が出来ることが「主」となる言語である。・・・ これから始めるなら C# がお勧めといった話もあるが・・・
- C# :: .NET Framework のために作られた MS の最新仕様言語。VB に劣らぬ生産性を持ちながら、継続的な保守性を持ち合わせ、より安全な実行環境を提供している。・・・といったところが特徴の様子。・・・ちなみに VB の位置付けは、一時の間に合わせプログラムの開発なら最適・・・みたいな・・・後々長く付き合うソフトを作成するなら C# ・・・という感じらしい。また、VB 等と異なり新しい仕様での出発のため、過去のしがらみや互換性確保など必要が無いことも大きな特徴となる。Java の仕様をベースとなって現れた、.NET Framework をベースとする MS の次世代新言語といったところのようである。
※要するに .NET Framework 完全準拠の C/C++ 言語後継? MS 仕様新言語ということと思われる。 - C++/CLI :: ややこしいことに、標準化団体による .NET Framework 対応仕様で安全、保守性などが盛り込まれた仕様が、この C++/CLI らしい。VC++ 2005 で対応している。多分、C# より初心者には敷居が高い物と思われる。
- C :: 元来 OS 開発などに適する言語仕様。高機能でハードウェア寄りの高級言語のため 元来 .Net Framework 等とは相容れない部分がある。
※個人的雑感の覚書きなので、内容非保証です。
※たぶん時系列的になっているとは思うが、保証は出来ない。
このように、各言語仕様を分類すると、Sun から始まる Java の開発環境も歴史を重ね古くなり、.NET Framework の登場とその定着を計ってきた MS が、Java に変わり得る C# を投入してきたといった感じである。ただ、Windows 専用の .NET Framework に対して Sun Java は、マルチプラットフォームであることは有名である。.NET Framework は、UNIX 系 OS にも対応できるのだろうか?Java の後継なら必須だが、取られた Windows 市場のみの奪還であれば、Linux サーバーが数多く存在する現状、後継とは成り得ないと思われる・・・が・・・。兎角、MS は、市場独占欲が強すぎる感は否めない気がする。
※パッと見て、C# で特筆すべき点が、構文構造の基本は、C の流れながら、見た感じのとっつき易さが上げられる。Class 構造や、NameSpace などの理解はいたし方無いとして、格段に理解しやすそうな気(あくまで気が・・・)がする。
※注:この頁は、VC++ 2005 のインストールと初期利用開始までの概要の頁であり、C# のためのページではない。
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リンク
内部リンク
- C/C++ C++/CLI C# 関連
- VC++ 2005 Express のインストール
- C/C++ の簡単なプログラム例
- 変数・定数
- プログラムの分割/ダイナミックリンクライブラリ など
- その他
- C/C++ その他::書式文字/ESC code など
- VB2005リファレンス(覚え書き)
- SQL文:SQLステートメント
- VBA(VisualBasic for Applications)
外部リンク
■関連外部リンク
※手当たり次第メモ
http://www.microsoft.com/japan/msdn/vstudio/expres...
http://www.microsoft.com/japan/msdn/vstudio/expres...
http://msdn2.microsoft.com/ja-jp/visualc/default(e...
http://msdn2.microsoft.com/ja-jp/default(en-us).as...
http://www.microsoft.com/express/
http://www.microsoft.com/express/download/
http://www.microsoft.com/express/2005/
http://www.microsoft.com/express/2005/download/def...
※関連 SP 等を適用する場合のメモ
http://www.microsoft.com/downloads/search.aspx?dis...
http://www.microsoft.com/downloads/Browse.aspx?dis...
※情報としては古めであるが、参考となる頁:順次追加予定。
http://lets-go.hp.infoseek.co.jp/c_setting09.html
http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&...
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2008年05月18日(日) 20:06:09 Modified by cafeboy1