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アキレス腱炎

【概念】

アキレス腱部?の過度なストレスが加わると、主にアキレス腱自体の炎症(アキレス腱炎)、パラテノンの炎症・肥厚、筋膜との癒着(アキレス腱周囲炎)、アキレス腱付着部の滑液包炎(アキレス腱滑液包炎、踵骨後部滑液包炎)などによる疼痛、腫脹が起こる。

その発生要因としてアキレス腱部の柔軟性欠如、路面の変化などの内的・外的要因とさまざまであるが、主な要因として負荷の積み重ねで起こるover useがあげられる。

アキレス腱炎の発生メカニズムには足部の過回内によって生じる内側型、過回外によって生じる外側型、その混合型である中央型に分類することができる。

アキレス腱付着部の滑液包炎は、適合していないシューズや踵部の異常な動きが原因となって、踵骨後方隆起部にシューズのヒールカウンター部分での異常な剪断力が起こるからである。

【症状】

疼痛

踵骨部の停止部よりも、足関節内果のレベルからやや近位の疼痛が多い。
安静時よりも運動時の疼痛が強いが、初期の段階では、運動開始時の疼痛が強いにも関わらず、我慢して運動を継続していると次第に疼痛が軽減してくる特徴がある。疼痛が増強してくると運動中に痛みが持続し、運動修了後も疼痛が続くことがある。

腫脹

疼痛が強い例では、疼痛部に一致して紡錘状のアキレス腱の腫脹がみられる。

軋轢音

炎症が著明な場合には、足関節の底背屈に伴ってギシギシするような軋轢音を聴取できる。

【治療】

急性期の場合は、運動を中止し疼痛がおさまるのを待つ。
疼痛が軽減したら、腓腹筋ヒラメ筋のストレッチングを行う。
踵部を高くするインソールを使用して、腱への伸展力を軽減することも有効である。
動きの中でアキレス腱にストレスのかかってしまう原因を探っていく必要がある。
理学療法士などにパフォーマンスのチェックを行ってもらい、根本からの治療が有効である。

【私的治療】

距骨下関節の柔軟性が欠如している症例の場合は徒手にて距骨下関節のモビライゼーションを行うと、アキレス腱の緊張が低下するとの報告がある。また、足関節?の弛緩性が問題な症例には足関節のみならず、股関節周囲筋(外旋6筋群?大殿筋中殿筋など)の筋力強化を行い、足関節にかかる負担を減らすと良い。
2007年11月29日(木) 22:45:26 Modified by medireha_jiten




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