起始

脛骨と腓骨の骨間膜

停止

載距突起?と舟状骨粗面の間を通って足底に達し、腱は2索に分かれ、内側腱は舟状骨粗面に、外側の腱は内・中・外側楔状骨停止する。

支配神経

脛骨神経?（L5〜S2）

作用

足関節の底屈と内反、内転させる。足関節が固定された肢位では下腿を後傾し内方へ引く

備考

長趾屈筋、長母趾屈筋とで後深層コンパートメントを構成する。後脛骨筋の過労（over use）によりシンスプリントをきたす事がある。

【私的見解】

足関節内反捻挫を受傷しやすい症例では、時に後脛骨筋の短縮を見ることがある。また、足関節内反捻挫の後遺症として後脛骨筋の収縮痛の所見が得られる事もある。