羽衣狐×ゆら

22 :名無しさん@ピンキー :sage :2011/12/02(金) 05:04:39.94 ID:meENjFdS
小ネタ投下。狐様とゆらちゃんで百合微エロ。


「さらばじゃ、陰陽師。案ずるな、貴様らの"宝"妾が大事に使うてやるでな」
「ぐあ…っ」

娘を護る最後の砦であった男を屠れば、さぁ楽しい宴の始まり。

「おに…お兄ちゃんっ!いややっ!目ぇ開けてっ!」
「フフ…可哀相にな。これで陰陽師はそなた独りきりじゃ」

ぼろぼろと涙を零しながら、地に伏す兄に縋りつく娘のなんと哀れで愛らしいことか。

さぁ、泣き喚くがいい。憎むがいい、怨むがいい。
その温かな涙を流し尽くし、絶望し、その心を黒に染めるがいい。

憎き陰陽師どもの"宝"、破軍使い。
そなたの稀なる力は我等の宿願の助けとなろう。
さあ、堕ちてくるがいい。純粋なる闇の世界へ。

「…う、」

ぴくり、わずかに動いた男の指先を横目で見遣る。

「お兄ちゃん!!」
「…なんじゃ、まだ生きておったか。そなたを遺して死ぬるのがよほど心残りとみえるな」

くすくすと笑いながら言えば、射殺さんばかりに睨む瞳が向けられた。

「よくもお兄ちゃんを、みんなを…。滅っしたる…!殺してやる!羽衣狐ぇええっ!」

娘は立ち上がると腕に纏わせた式神を妾に向けた。
内包しきれぬ高い霊力が青い炎となって体から迸っている。
鬼神さながらの迫力に、思わず舌なめずりをした。
この娘、やはり人にしておくには惜しい。

さて、どうやって堕としてやろうかと頭の中で策略を組み立てる。

「フフ…殺されては敵わぬのう。ならば小娘、取引をせぬか?その男を助けてやろう」
「なっ!?だ、騙されへんで!嘘やっ!殺したる、妖怪ッ!」

言葉とは裏腹に、示された希望を切り捨てられない娘は、式神を構えたまま妾を撃てずに惑う。
その愚かさにくつくつと笑いながら歩み寄ると、小さな顎に手をかけた。

「っ…!」
「そなたが妾を楽しませてくれるなら、その男の命を救おう。…妾の力をもってすれば人の命などどうとでもなる」

「…っ、ほんま…?ほんまにお兄ちゃん、助けてくれるん…?」

縋るような瞳。その瞳には笑みを浮かべた妾の顔だけが映っている。

「それはそなた次第じゃ」
「え…」

ぐい、と娘を引き寄せて口付けた。
肝を吸われるとでも思ったのか、身をよじり必死に抵抗する娘の体を僅かに勝る体躯で押さえ込む。


23 :名無しさん@ピンキー :sage :2011/12/02(金) 05:07:12.81 ID:meENjFdS
「ん、はぅ、んんんっ!!」

唇の間から舌を滑り込ませると執拗に舌を追い、口内をかき回した。
角度を変えて何度も深く、深く舌を吸ってやる。
口づけの合間に必死で酸素を求める姿が愛らしい。
服の隙間から手を忍ばせ、無防備な腹に指を滑らせてやれば、ぴくん、と小さく身じろいだ。
手の中で小動物を虐めているような快感。

「いやらしいのう、小娘。」
「っ、な、なにす…っ!」
「妾を楽しませよ、と言うたはずじゃが?」

言いながら両手を捉えて頭上で押さえる。
片手で薄い腹を撫で回し、乱れた服をずり上げれば未発達な小さな胸が見える。

「フフ…いとけない胸じゃ」
「っ、見るなっ!いやや、離せぇ…っ!」

羞恥に肌を赤く染める娘に嗜虐心がそそられる。
小さな胸の中心で存在を主張するかのように立つ蕾を、ゆっくりと舌でねぶった。

「ひ、ひゃあんっ!」
「この年頃の娘は胸の刺激に敏感じゃのう」

ぴちゃぴちゃ、とわざと水音を立てて吸い上げれば唇を震わせて悦ぶ。
純粋無垢な子供の顔をしながらも体はもう女なのだ。
下半身に手を滑らせ下着越しに触れば、ぐちゅ、と冷たい感触が指に伝わった。

「ふぁっ!?」
「濡れておるな。妾との接吻で気が高ぶったか?」

敏感すぎると言っても良いその反応は、妾を悦ばせるのに十分だった。

「や…やめ!ああッ!」

つぷり、と指を一本秘所に入れてやると素直に快楽を受け止めて反応した。

ああ、楽しい。楽しゅうて仕方ない。
娘を護ろうと死力を尽くした男の前で、その娘を陵辱するという愉悦に心が躍る。

「遠慮はいらぬ、もっと声を出せ。お前の愛しい兄が起きてくれるやもしれぬぞ?」

笑いながら言えば、娘の体がびくり、と震えた。
起きあがって欲しい。だが、聞かれたくない、見られたくない。そうであろう?
娘の葛藤を揺さぶるように、一気に3本に増やした指を秘所に突き入れた。

「いっ、あああぁっ!!!」

痛みと快楽に一際高く鳴いた娘の声に、倒れた男の指がぴくりと反応を見せた。
だが、今更目覚めたところでこの男はもうこの娘を奪い返せない。
今、この娘は妾のもの。いや、これから先も、ずっと。

「妾が救うてやろう、そなたの愛しき者を」

娘の耳をざらりと舐めあげながら優しく囁いた。
そして、この男の目の前で、何度でも、何度でも犯して続けてやろう。
その純粋な心に、深く、癒えぬ傷を刻んでやろう。
恥辱に苛まれ、背徳に心を病み、そなたが闇に堕ちてくるまで、ずっと。




続・羽衣狐×ゆらへ続く
2012年03月25日(日) 01:07:49 Modified by ID:vqJ/huhBhQ




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