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【定義】

黄昏後夜早晨晡時?という1日4回の坐禅のこと。

【内容】

黄昏(午後8時、夜坐)・後夜(午前2時、暁天坐禅)・早晨(午前10時)・晡時(午後4時)という1日4回の坐禅については、道元禅師なども参照した北宋時代の『禅苑清規』(1103序刊)には無いものの、栄西禅師の『興禅護国論』や道元禅師の『弁道法』には記載があるため、南宋時代には中国で行われていたものと推測できる。なお、諸清規によっては四時の規定にも差があり、四時坐禅を行わない場合もあることを指摘しておく。
黄昏坐禅昏鐘を聞いて搭袈裟し、雲堂に入り被位に就いて坐禅す。住持人は椅子に就いて聖僧に向かって坐禅し、首座牀縁?に向かって坐禅し、大衆面壁して坐禅す。〈中略〉早晨坐禅の法は粥罷小頃にして、維那坐禅牌僧堂の前に掛け、然る後に板を鳴らす。首座大衆は搭袈裟して入堂し、被位に就いて面壁坐禅す。首座面壁せず。自余の頭首大衆に一如して面壁して坐す。住持人は椅子に就いて坐禅す。〈中略〉後夜と晡時には袈裟を掛けずに、但、坐禅するのみ。晡時には衩衣?にして入堂し、単位に就き蒲団を出して用いて坐禅す。 『弁道法

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