【定義】
本山などの大寺院になると、
末寺も多くなるがその中から特に数ヵ寺を選んで上位に位置せしめ、「
門首」などと称することがある。なお、
曹洞宗の
大本山永平寺の場合「四門首」として4ヵ寺を門首とする。
1、薦福山宝慶寺(寂円禅師開山)
2、東香山大乗寺(義介禅師開山)
3、大梁山大慈寺(義尹禅師開山)
4、仏徳山興聖寺(道元禅師開山、万安英種中興)
興聖寺は厳密にいえば永平寺と同開山寺院ではあるが、いわゆる「本山」では無いので、門首に組み入れて数える。これは、同じく
瑩山禅師開山である
永光寺を
總持寺の末寺に数える場合があるのと同じである。
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