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作者:名無し



 あたしを育ててくれた農家のおじさん曰く、蟲惑魔たちはかつて人目に付かない森の奥地などに生息していたのだという。

 しかし人目に付かないということは餌になる人間もあまり来ないわけで、ある頃に種としての存続の危機に瀕したのだとか。

 そんなこんなで蟲惑魔たちは餌と見なしていた人間たちの庇護下に入ることを選んだんだって。

「……まぁ、だから牙を全部抜かれてしまったのかって言えばそれはまた別の話なんだけどね?」

 あたし、アティプスの蟲惑魔は糸に絡め取られた哀れな獲物を見上げながら呟く。

 武装した屈強な大男は武器だった銃を手放してなお、全身に絡みつく糸を解こうと必死に抗っている。

 その姿はまるで覚束ない手つきで上から動かされている操り人形かのよう。

 時折苦悶の叫び声が木霊するけど、ここは裏山の奥深くなんだから誰かに届くことはない。

 それにしても首への締めつけが強まって顔が真っ赤に染まるくらいに苦しいだろうに、健気というか忠誠心が強いことで。

 こういう人たちは成功し続けないと後がないなんてご主人様は言っていたけど、毎度相手をしなきゃいけないあたしの気持ちをちょっとは考えて欲しい。

 ダーリンへの言い訳を考えるのだって大変なんだから。

「恨むならあたし達じゃなくて、ご主人様をいまなお忘れられない依頼主を恨んでちょうだいね?」

 男が窒息して息絶えたのを確認した後、死体に絡まった糸を操ってそのまま森の奥へと引き摺り込んでいく。

 後のことは自然に任せ、あたしは踵を返して彼の待つお屋敷に戻る。

「……変な臭いとかついてない、よね?」

 ダーリンの前で血の臭いとかさせたくないからわざわざ窒息させてるのに、急に心配になってきた。

 腕の辺りに顔を近づけ、あたしは確認するように鼻をすんすんと鳴らす。

 それをした後に実に蟲惑魔らしくない仕草だったと気づいて口元が緩んでしまったけれど、仕方ないなって思う。

 だって、あたしはかつての蟲惑魔たちとは似て非なる存在には違いないんだから。



 育てられたあたしを買ったのは、淫蕩を絵に描いたような女だった。

「小柄で愛らしく、それでいて虎視眈々と獲物を狙う愛の深い瞳。背丈や見た目もあの子と似合いそうだし、この子をお願いできるかしら?」

 彼女、ご主人様があたしを買ったのは養子として引き取った少年の遊び相手を求めていたからだ。

 それにしても……あたし自身が言うのもどうかと思うけど、アティプスの蟲惑魔という種の本質をそこまで理解していながら幼い男の子の遊び相手として選ぶご主人様は控え目に言ってもおかしいと思う。

 そんな彼女はあたしが初めて見て感じたように、愛に溢れた女だった。

 多くの男を愛し、多くの男から愛されていた。

 ダーリンを養子として引き取ったのもその発露の一つだったに違いないが、ご主人様が実際に何を考えていたのかはもう分からない。

 だって、ご主人様は関係を持っていた男の一人に殺されてしまったのだから。

 そしてまだ幼いダーリンは独り遺され、あたしと一緒にご主人様の洋館で暮らし続けている。

「……起きた、ダーリン?」

 諸々を済ませて寝室に戻ったら、ダーリンがベッドの上で丸くなるようにして眠っていた。

 その可愛い寝顔を見ていたくてしばらく近くで座っていたのだけど、気配を感じ取ったのか彼は唐突にゆっくりと身体を起こした。

 どこかトロンと蕩けた表情はダーリンがまだ夢心地なのを窺わせ、キュンキュンしちゃうくらいに可愛い。

 ママぁと寝惚けたように呟く彼にあたしは微笑みながら頷いた。

「うふふっ。えぇ、ダーリンのママでちゅよ♡ ママのおっぱいを飲みまちゅか?♡♡」

 あたしが布地をズラして微かに膨らんだおっぱいを晒せば、ダーリンは飛びつくように顔を寄せた。

 彼が赤ちゃんのようにちゅぱちゅぱとおっぱいを吸う音を聞きながら、あたしはその小さな頭に手を伸ばしてゆっくりと撫でていく。

「よちよち♡♡ ママのおっぱいをちゅぱちゅぱできてえらい♡ えらい♡」

 ダーリンは歓喜したようにバブゥと呟きながら、おっぱいをちゅぱちゅぱと吸い続ける。

 見た目のうえではあたしと同じくらい幼い彼の過去に何があったかまでは分からないけど、ダーリンは時折酷く幼くなる。

 愛に飢えていてるというか、愛されることを渇望している節があるというか。

 ご主人様が彼を養子に引き取り、遊び相手としてあたしを宛がったのも彼のそういうあり方に気づいていたからだろう。

 だから……彼女が亡くなって、ダーリンとあたしが身体を重ねるようになるのは当然の帰結だった。

 彼は未だに申し訳なさそうに恥ずかしがるけれど、あたしはダーリンに愛されることがこれ以上ないくらいに嬉しかった。
 人間に愛されるために産まれたあたしは同じくらいに誰かを愛さずにはいられなかったから。

 そして、その愛をダーリンは間違いなく欲してくれていた。

 彼の下腹部に手を伸ばせば、ズボン越しにも分かるほどにダーリンのおち×ちんは大きく屹立している。

「うふふっ、おち×ちんもおっきくできてえらいでちゅねぇ♡♡ このままシコシコするのとママおま×こぱんぱん、ダーリンはどっちがいいでちゅか?♡」

 問いかければ、ダーリンは答えと言えんばかりにあたしの小柄な身体をゆっくりと押し倒した。

 衣服が捲れておま×こを覆うショーツを露わにしたあたしを見下ろしながら、ダーリンはズボンと下着を一気に下ろしておち×ちんを露わにした。
 そのままあたしに覆い被さって、おっぱいに顔を寄せながらおち×ちんを挿入する。

 勢いに思わず身体が反るように浮いちゃうけど、ダーリンはあたしを抱くようにしながら腰を振り始める。

「はああ、ああっ、ああんっ♥♥ ああっ、んんっ、あっ♥♥ ダーリンったらぁぱんぱんしながらちゅぱちゅぱできて、えらい♥♥ えらい♥♥ いつもだって、ああっん、これくらい……っっ、あんっ♥♥ 求めてくれたっていいんだからぁ、あぁん♥♥」

 あたしは思いのままに叫びながらダーリンの細い腰に脚を絡めるように回し、小さな頭を抱えるように抱き寄せた。

 ダーリンのおち×ちんがあたしの気持ちいいところを容赦なく擦るので、電気が走ったように身体が時々跳ねてしまう。

 でも、それもダーリンとすべてが触れ合っているみたいで最高に気持ちいい。

 破裂音と水音が頭に満ちて、視界が白く滲むようにチカチカと明滅する。

 ダーリンも息を荒く吐きながら、腰を振る速度を一気に速めていく。

 身体中を熱が支配して痺れが駆け抜け、胸の奥が心地よく締めつけられる。

「あああっ、ああっ、あっ、あああ〜〜〜っっっ!!!♥♥♥」

 あたしの膣内で大きく膨らんでいたおち×ちんが捻じ込むように最奥に押しつけられ、そのまま暴発したように弾ける。

 ドクンドクンと脈を打ちながら注ぎ込まれる熱をあたしは何度も身体を跳ねさせながら受け止めた。

「……はぁ、はぁ♡ お疲れ様、ダーリン♡ とっても気持ちよか……、ってあら?」

 気づけばダーリンはあたしにしがみついて、すぅすぅと寝息を立てていた。

 元々夢心地だったところを誘惑したようなものだから、当然と言えば当然のオチと言えよう。

 なのにそれが何だかおかしく思えてしまって、あたしはつい微笑を零してしまう。

「おやすみなさい、あたしのダーリン♡」

 汗に濡れた彼の額に口づけを落とし、あたしはもう一度微笑んだ。


次のエピソード:セラの孤独

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