あにまん掲示板の各種スレッドに掲載されているR-18小説を保管するためのwikiです。

1日目
目を覚ますと、デカい館にいた。それ以前の記憶を思い出そうとしても頭が痛くてうまく思い出せねぇ。だだっ広い大広間でうんうん唸ってると到底お目にかかれないようなケツもタッパもデカくていい匂いがする女たちが現れた。ソイツらはドラゴンメイドだなんだとウダウダ言ってたが何にも記憶に残ってねえ。見惚れてた。ただどうやら記憶もなくここにいる俺を泊めてくれるらしい。案内された部屋は王様かってぐらい何もかもだだっ広い部屋だった。ノートを見つけたから忘れないように書いている。なんか知らんがアイツらも俺に好意的だし、追い出されるまではここに居座ってやろう。

2日目
起きた……というより起こされた。普段絶対起きないような、太陽が顔を覗かせはじめの時間帯だ。寝ぼけている間にあれよあれよと服を着替えさせられ、食ったこともないような飯を食わされた。うまかった。……が、徐々に末恐ろしさが出てきた。「なんでこんなことをする?」なんて聞いても、「貴方は私たちのご主人様ですので」なんて意味の分かんねえ言葉しか返さねえ。
今は多分昼だ。フラッと歩いたがこの屋敷にはメイドしかいないみたいだ。天国みたいな環境だが、俺には居心地が悪い。さっさとおさらばすることにした。

3日目
気づいたらこの部屋に戻ってた。意味が分からん。誰もいない門を開けて外に出た瞬間、また意識を失っていたようだ。問い詰めても「お外へ出ようとしたご主人様が悪い」の一点張り。薄気味悪くなってきたな。とりあえずメイドたちとご飯を食べる。それから脱出を考えよう。今裏口を見つけたから、そこから出ることにする。

4日目
朝起きると、メイドたちの顔が目に入る。いわれた通りに起きて、着替えて、ご飯を食べる。サラサラした服に腕を通すのも慣れてきた気がする。皆が甲斐甲斐しく世話をしてくれるんだ。もう少し居ても大丈夫だろう。その旨を伝えたら、みんな喜んでくれた。……心が痛むけど、これでちょっと油断してくれるだろうか。今日は夜中に逃げることにする。

5日目
また失敗した。屋敷から出ようとして、いくら外へ走っても、最後にはメイドのみんながお出迎えしてくれて、お屋敷に戻ってくる。それから手当だって服を脱がされて……?
ダメだ、また記憶がない。なにか、日に日に力が抜けていってる感覚もする。お食事に毒でも盛られてる?……いやでも、メイドのみんなは俺にそんなことするはずない。何かがおかしい気がする。早くここから逃げたほうがいいんじゃないか?

7日目
昨日も失敗した。メイドのみんなにお出迎えしてもらうたびに、心の中に幸せな気持ちが生まれる。お屋敷の中にいれば幸せって気持ちが、お屋敷から出るのに失敗するたびに強くなってる気がする。手遅れになる前に、抜け出さないと……

10日目
よく考えたら、私って来る前の記憶が思い出せないのにどうして「逃げよう」って思ってたんだろう。そんなことをハスキーさんに告げると、とっても喜んでくれた。「準備がととのった?」らしい。明日の朝を楽しみに……って言われたけど、いったい何があるんだろう。楽しみだ。今日はメイドたちのみんなとボードゲームで遊んで楽しかった。ティルルちゃんと食べたお菓子もおいしかった。

――
「ん、ぅ……」
ご主人様、朝ですよ、起きてくださいという声が上から聞こえてきて目が覚める。もうこの数日ですっかり慣れた生活。ふわふわで大きなベッドで、ゆさゆさと揺られ、白い髪の毛と大きな胸が目に飛び込んでくる。チェイムさんだ。寝室の整備なんかを担当してるらしいけど、そのまま私の朝のお着換えなんかも担当してくれてるらしい。
起きて立つ。ちょっと身体に違和感がある。私の目線ってこんな低くて、私の手足ってこんなに短かったっけ……?そんなことを考えてたら、チェイムさんに手を引っ張られて部屋を出た。今日のお着替えは別の部屋で行うらしい。……んだけど、いくらこのお屋敷にメイドさんの皆以外がいないとはいえ、すっぴんでパジャマ姿の状態で廊下に出るなんて!

恥ずかしがる私の手を取ってチェイムさんが入った部屋は、ウォークインクローゼットっていうらしい。かわいらしいお洋服がズラーっと並んでる。この服いいな!って思って手に取って袖を通してみたら、まるで最初から私のために誂えてくれたみたいにぴったりだった。今日からはこのお洋服たちから私の服を選んでくれるみたい!嬉しくなってチェイムさんのほっぺにキスしちゃった♡

お洋服を着てお化粧してもらった後、大広間にいったらみんながずらーっと並んでた。よくわかんないけど、どうやらこれで私は本当にみんなのご主人様になったみたい。みんなに一斉にお辞儀された。うれしい!

その夜、ナサリーさんが私の寝室に来た。どうやら、ちゃんとご主人様になった私に、「自覚ある状態でご奉仕」をしてくれるみたい。ナサリーさんが服を脱ぐ。女の子の私でもかわいいと思っちゃうぐらい大きなおっぱいがぶるん!と出て、おぉーと声が出る。そのまま私の服も脱がされて……

そのあとは覚えてられないぐらい気持ちよかった。あたまがちかちかして、ふわふわして、身体中ががくがく……
気が付くと、次の日の朝で、チェイムさんが起こしてくれた。ぐしょぐしょだった身体を拭いて、パジャマに着替えさせてくれたみたい。ありがとうってお礼のキスをしたら、チェイムさんの目の色が変わって、ナサリーさんみたいにまた「ご奉仕」されちゃった……♡
夜までぐちょぐちょに「ご奉仕」されるの、癖になっちゃうかも……♡
――

ー日目
もうすっかり日課になった日記を書いてる。そういえばどうして日記をつけるようになったんだろ?って思って初めのほうを見たら、なんか変なことばっか書いてた。言葉遣いもカワイくないし、メイドのみんなを気味が悪いなんていって、お屋敷から勝手に出ようとしてる!こんなのが私だったなんて考えたくもない。なんだか私じゃないみたいで気味が悪くなっちゃって、ハスキーさんに頼んで捨ててもらった。
そしたらハスキーさんが頭を撫でてくれた。「過去のご主人様の痕跡が完全になくなった」だって。変なの!
私のおうちはここで、私の世界はここなのに。私はみんなのご主人様として、ここでずぅ〜っと暮らしていくのが幸せ!明日も明後日も明々後日も、ずーっとこんな日が続けばいいな!

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