あにまん掲示板の各種スレッドに掲載されているR-18小説を保管するためのwikiです。

――最近、どうもツキに見放されている気がする。

普段から決闘している高校の友達たちと解散した後、俺はそう思った。

自慢に見えるかもしれないが、これでも俺はデュエルの腕はそれなりにあると自負している。

《八雷天神》や《護封剣の剣士》のような特殊召喚が簡単なレベル8モンスターを揃えてエースモンスターの《神竜騎士フェルグラント》を出し、相手の効果を無効にしながら戦闘は《オネスト》で支援する光属性デッキは、我ながら完成度が高い……にも関わらず、ここ最近、あまりにも噛み合わない。

今日のデュエルもコテンパンにやられた。ここまでくると下手にデッキを弄ったら余計に悪化してしまうことは目に見えている。こうなるともう気分転換しかない。

電脳世界をぶらつきながら新発売のアバターなんかをウィンドウショッピングするけども心は動かない。たまたま見つけて以来愛用している、フェルグラントモチーフのカッコいい騎士アバターよりもいいものなんて中々見つからないな、なんて思っていると、いつのまにか知らない道に入り込んでいた。

こんな場所があったのか、なんて思っていると、向こうのほうから人が来た。

遠目から見てもわかるすごいアバターだ。金色の装飾が施された白いドレスに傘みたいに開かれた真っ赤で大きなスカートは前だけぱっくりとなくなっていて、ドレスから繋がったダイヤ柄があしらわれたタイトスカートとピッチリとした黒タイツが見えている。白くて綺麗なロングヘアーの先は黒くグラデーションかかっていて、頭の上にはちょこんとハートの王冠が乗っている。……美人だ。

どれだけの金額を掛けたんだろうなんて考えながらすれ違おうとすると、その子は自分の前で立ち止まった。

そのまま金のバングルを付けた腕を持ち上げて、自分の目の前を指さしてきて……?



気が付くとわたしは大通りに戻っていた。……?何か違和感がする。鏡を呼び出して自分の身なりを確認する。短い髪、表情を表示する機能のない顔、すべすべでぷにぷにした身体に、それを締め付けるようなハイレグスーツ。そしてその上から着た肩出し透け透けのワンピースで、全部アルビノみたいに真っ白。うん、何もおかしくない。どうして違和感を覚えたんだろ?

まいっか。相棒の《M∀LICE<P>Felgrand》を歩きながら眺めて考える。金色のグラデーションが入った白くて長い髪に似合うピッチリとしたハイレグアーマーは彼女のキリっとした顔とはチグハグでとっても可愛くて、一目惚れした頃を思い出す。この娘をもっと生かして戦えないのかな……

うーん、やっぱり、考えがまとまらない。今日のわたしは何かおかしいし、無性におなかがキュンキュンする。生理的欲求?そんな機能あったっけ……?ううん、どうすればイいか、裏路地で会った御姉様におしえてもらった気がする。従おう。


――人目のつかないところにきた。御姉様の教え通り、スーツの上からすじをなぞって慰める。今までの人生で味わったことのない快感が背中を辿って脳に来る。気持ち良い、気持ちイい。知らない快楽……シラない?どうして?わたしの身体なのに?……深く考えたくナい。もっと激しく指をコスる。空いていた手を胸に持ってきて揉む。気づかないうちに声が出る。夢中になって、指を割れ目に挿れる。頭がビリビリする。胸ヲ揉む手が激シクなる。声ガ大キクなる。知らナい知ってル声、女の子の声、可愛い声、気持ちイい声。

ひときわ大きな快楽の波がワタシを襲う。イク。アタマがマッシロになる。イク。イク……


いつの間にか意識が飛んでたみたい。目を開けるとワタシの目の前に、大好きになったあの御姉様が居た。感情を表す機能はワタシには無いはずなのに、あっ♡と媚びるような声が出ちゃう。御姉様に頬を触れられて頭に命令が書き込まれる。それだけでワタシの脳と子宮の奥底からビリビリと幸せが溢れ出てイっちゃう。御姉様に書き込まれた命令通り、ワタシのデッキのカードデータをバラバラと目の前に出す。《M∀LICE<P>Yakusa》、《M∀LICE<P>Swordsgirl》、《M∀LICE<P>Honest》……ワタシのデッキで活躍してくれた皆もM∀LICEに改変していただいて、とっても可愛くてエッチなメスになった。それだけでワタシも嬉しくなって、足をガクガクさせながらプシャっと透明な汁を漏らす。気持ちイい。そしてひときわ拡大表示されたのは、《M∀LICE<Q>FORGERAND》……こぼれ落ちそうなほどおっきな胸にいやらしい股は隠せそうにないようなハイグレ具合のバニー風スーツで、そんな鼠径部を隠す気がない透け透けレースの腰布をまとった女の子モンスター。金色の甲冑風味の装飾で醸し出した凛々しさとのギャップがひと際エッチなドスケベメスM∀LICE。その顔は今のワタシとそっくりで、ああ、今からワタシもコレにナるんだって、御姉様も同じように「ナった」存在なんだって、もう脳みそすら使わずに理解してイク。可愛い♡この服着たい♡M∀LICEになりたい♡って考えで頭の中がいっぱいになる。またイく。脳みそ真っ白になったまま、腕を広げて、溢れ出てくるM∀LICEを受け止めて、このメスになるのを受け入れる――



ログインする。三人ほど集まっているのが見える。まだM∀LICEを知ラない、カワイソウなワタシの友達。そのまま近づくとこちらに気づいたのか、顔を赤らめた。カワイイ、今からもっとカワイく、シアワセになるからね。そのうち名前も思い出せ誰カが気づいて、M∀LICEじゃないナマエでワタシを呼ぶ。もうそのナマエは居ないのに。動揺する三人の前に立って、腕を持ち上げ人差し指を立テて、M∀LICEを放つ♡皆の視線が指に集まる♡感染する♡ミンナのアバターが素体に変わる♡ソレを見てワタシもイく♡ミンナM∀LICEになる♡M∀LICEになれて幸せ♡


……ほら、コレヲ見ているアナタも♡M∀LICEになろ♡M∀LICEの素晴らしさを知ロ♡気持ちヨくなろ♡

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