あにまん掲示板の各種スレッドに掲載されているR-18小説を保管するためのwikiです。

姿見に映る金髪の女性の姿は、実に見るに堪えないものだと思う。
彼女が身に付けているハイカットの競泳水着はサイズが合っていないためパツパツで、生地が薄くなってしまっているのかお尻の辺りにはスイムショーツのラインが浮き出ている有り様。
足ぐり部分の布地はお尻の肉に食い込んでいる。
とてもではないが人前に出られるような恰好ではない。
これを着ている金髪釣り目の少女もそう考えていることに違いない。
まあ、着ているのは私なのですが。


私──ガガガガールが通うガガガ学園では六月の第三週から水泳の授業が始まる。
制服の改造が許されるほどの緩い学風は授業にも及んでいて、なんと水泳の授業では各々好きな水着を着ることが許されている。
勿論学校指定の紺色のスクール水着はあるが、それを選ぶ女子は殆どいない。
かといって海で着るような露出の多いビキニや、装飾の多い可愛らしいパレオのようなものを着てくる女子もほぼいない。
大方の女子は競泳水着を選ぶ。
私も去年は競泳水着で授業を受けている。
その時は何も問題はなかった。当時の自分の体型を鑑みて選んだのだから当然なのだが。
あれから一年近くが経ち、ふと気になった。
去年より太ってないか、と。
心当たりはいくつかあった。
ブラとショーツがきつくなっていたので、進級した時にワンサイズ大きい物に買い替えたこと。
進学記念に、と買ったお気に入りのスカートが入らなくなっていて、泣く泣く手放す羽目になったこともあった。
去年はうっすらと見えていた腹筋が今では影も形もなく、先輩に柔らかくて触り心地が良くなったと評されたお腹になってしまった。
当然、思春期の女子としては危機感を覚えざるを得ない。
今は五月末なので水泳の授業が始まるまであと一ヶ月。
ダイエットするにしても、新しい水着を買いに行くにしても早い方がいい。そう思って、去年の水着を引っ張り出してきた。
結果は火を見るより明らかだった。
胸は水着の中に無理矢理収めた結果、今にもはち切れんばかり。
腰回りもぴちぴちでお臍がくっきりと浮かび上がっている。
お尻はハイカットの水着に収まりきらず肉がはみ出ている始末。
くるりと回って後ろを確認してみると、背が伸びたこともあってかフライバックの水着はストラップが限界を訴えているように見えてしまう。間違いなく泳いでいる間に切れて、裸体をクラスメイトの前に晒すことになる。
諸々を考慮した結果が、早く新しい水着を買いに行こう、ということになるのは当然の流れといえる。
太ったという現状をまざまざと突きつけられて、かなりショックだ。
確かに間食は以前より増えたけど、まさかここまでだとは。
小さく溜息を吐いて水着を脱ごうと思ったその時。

「いや、ダメでしょそれは」

ベッドのほうから聞き覚えのある声が聞こえてきた。
そちらに視線を向けると、一つ年上の恋人であるガガガマジシャン先輩が引き攣った笑みを浮かべている。

「パツパツすぎる。それ着て授業受けるの? 俺としてはガールのそんな姿を周りの奴等に見せたくはないな」
「やっぱり、そうですよね……。私もこんな姿は先輩以外に見せる気はないですけど、やっぱり見苦しいですよね」

主観的にだけでなく、客観的に見ても見苦しいらしい。
なら、いつまでも着ているわけにもいかない。
こんなだらしない身体を先輩に晒し続けるのは、乙女としての沽券に関わる。

「脱ぎますので先輩は出ていってくれますか?」

流石に裸を見られるのは恥ずかしいので退出を促したが、先輩は動こうとしない。
ベッドの上で正座したまま微動だにせず、じっとこちらを見つめてきている。
どうしたのか、とじっと観察すると得心が行った。

「先輩、いくら彼女の水着姿とはいえそれはどうかと思います」

先輩のズボンの股間部分に大きなテントが張っていた。
付き合い始めてから一年近く経つので、然程回数は多くないとはいえ身体を重ねたことだってある。
けれども、直接的にそういった感情を向けられるのは、いくら恋人といってもまだ慣れない。先輩が私の水着姿で興奮しているという証拠を突きつけられるのは気恥ずかしい。

「先輩、これ水着ですよ? 裸だって何度か見たことあるわけですし。なんでそんなに興奮してるんですか」
「裸と水着は別物なんだよ。そりゃあガールの裸は何度みても飽きないよ? でも、そこに水着って要素が加わるとそれは味変とかそういうのじゃなくて、もう完全に別の料理というかさ」

私にはよく分からない世界の話だな、と思う。
私は呆れつつ小さな溜息を吐く。

「じゃあなんですか。授業中にクラスの女子の水着を見てもそうやって興奮するんですか」
「そういうわけじゃなくてだな。ガールの水着姿だからこそというか」

しどろもどろになりながらも先輩は弁解を続けている。
少し嫌味な質問をしてしまったかもしれない。
この話題はここで切り上げるのが得策か。

「はいはい。わかりましたから出ていってください。まだ明るいですから、流石に着替えを見られるのは恥ずかしいんですよ?」

部屋の外に出すべく先輩に近づくと、立ち上がった先輩に抱きしめられた。
私と違ってしっかりと筋肉のある腕と厚い胸板、先輩の男っぽい匂いに包まれてうっとりとしてしまう。
だが恍惚感は長くは続かなかった。
下腹部に熱くて硬いものが押し付けられていることに気づいてしまったからだ。

「あのさ、着替えるの少し待ってもらってもいいかな」
「なんでですか?」
「もうちょっと水着のガールを愉しみたいなって。いいだろ?」

こうなった先輩は普段からは想像できないほど我が儘になる。
エッチなスイッチが入ると、それはもうとんでもないほどで。
ただ、私も先輩から求められるのなら満更でもない。

「しょうがない先輩ですね。ちょっとだけですよ?」

そう言って先輩の顔を覗き込むと、両肩を掴まれベッドに押し倒された。



「で、先輩のやりたいことってこれですか?」

ベッドの上で私は仰向けになりながら、両腿を抱え込む格好になっている。
脚は入り込む隙間がないようにぴったりと閉じている。
先輩は太腿の裏を見ながら満足そうに頷いた。
この恰好だと太腿だけじゃなくて、デリケートなところが丸見えになってしまいそう。水着を着ているとはいえ、流石に恥ずかしくて顔から火が出そうになるが、先輩にとっては私の羞恥すら愉しみの一つのようだ。

「そうそうこれこれ。ガールの脚って綺麗だな。筋肉がしっかりしてて余分な脂肪がないし、触り心地も最高だしな」

先輩は脹脛をゆっくりと撫でている。
なんだか変態みたいな光景だ。放っておいたら太腿に頬擦りでも始めそうでちょっと引く。
そんなことを考えていると、先輩はカチャカチャと音を立ててズボンを脱ぎ棄てた。
ここからでは見えないけど、脚の先にはきっと先輩の屹立した男性器が露わになっているに違いない。
先輩とのセックスは嫌いではないけど、もう少し明りが減ってからにしてほしい。異性に裸を見られるのは、いくら恋人といっても流石に恥ずかしいのだ。
先輩の腕が私の足首を掴んだかと思うと、脚の付け根の間に熱い何かが侵入してきた。
それは水着に包まれた私の秘所を擦り上げるように前後に動いていく。
侵入してきたものが先輩の男性器だと気づくのにさほど時間はかからなかった。

「ちょっと! 先輩! なにやってるんですか!?」
「なにって素股だよ。ガールの太腿を見てたらやってみたくなって」

先輩は変わらず脚の間で抽挿を続けている。
動きに合わせて太腿の肉が持っていかれそうな感覚が走っていく。
脚の間からリズムよく出たり入ったりを繰り返す亀頭が見えて、お腹の奥がじんじんして気持ちよくなってくる。
水着越しとはいえ熱を持ったそれに秘所を力強く擦りつけられたら、多少なりエッチな気分になってしまうもの仕方がない。
私はこんなことをされて興奮する変態じゃないから、ただ刺激に身体が勝手に反応しているだけ。

「こんな無理矢理、ムードも何もないじゃないですか! 先輩のそういうところ嫌いです!」
「嫌われるのは困るな。でも、そういう割にはガールも腰動かしてるみたいだけど」
「やだっ! 言わないで!」

気がついたら先輩にご奉仕するかのように、自分の意志と関係なく腰が動いている。
脚に力を入れて強く挟んでみたり、緩めてみたり。
まるで自分の身体じゃないみたい。
先輩の出した先走り液が、潤滑油代わりとなって太腿と水着を濡らしていく。
お互いの動きで先走り液が泡立ち始めて、水音が耳に響いてくる。
先輩は限界が近いのか、段々と動きが激しくなってきた。
太腿の間から顔を出す亀頭も、鈴口に透明な水玉を抱えては潰してを繰り返していて、見ているだけでも変な気分になってくる。

「ごめん! もう限界だ、射精る!」

一際強く男性器を押し込まれると、熱いものが飛び散った。
射精された精液は、まるでマーキングするかのようにお腹と太腿を穢していく。
精液特有の生臭いつんとした匂いが鼻腔を刺激してくる。
ちょっと嫌な匂いだが、嗅ぐと何故か胸の奥が締め付けられるような感じになる不思議な匂い。
先輩は大きく深呼吸すると男性器を引き抜き、近くにあったティッシュで飛び散った精液を拭った。
精液はそれほど好きというわけではないが、身体から先輩が離れていくようで少し寂しい。

「これで終わりですか?」
「実はもう一つやりたいことがある。俯せになってくれないか?」

先輩の言葉に従ってベッドにうつ伏せになる。
ようやく火照った身体を慰めてくれるのだろうか。

「本当に肌綺麗だよな、ガールって。つるつるしてるしシミもなくて」

先輩の為に毎日手入れしてるんだから当然ですよ、と言いたい。
先輩にはいつも奇麗だと思われたいから、手入れは欠かさない。
ぱたぱたと脚をバタ足のように動かしていると、腰のあたりにずん、と重い物が乗ってきた。先輩が私に跨ってきたのだ。
息が苦しくなって動けなくなるような重さが気持ちよくて、目の裏がチカチカする。
私は昔から圧迫されるのが好きだ。それが性的な興奮に繋がったのは、初めてシた時だった。今では先輩に体重をかけられるだけで、イってしまいそうになるくらいには開発されきっている。
先輩も私が圧迫されるのを好むを知っているから、行為のときはよく圧し掛かってくれる。
しばらく背中の露出された皮膚を撫でていたが、十分感触を堪能したのか私の肩を力強く抑えてくる。
これから訪れる快感を受け止めるべく、全身に力を入れて身構えた。
だが期待していたものは訪れなかった。
かわりにフライバックの露出した肌に熱いものが押し当てられた。
火傷しそうなほどの熱さをもつそれは、遠慮なく背中に擦り付けられていく。

「えっ、なんで? 先輩?」
「ガールの背中みてたらやりたくなった。すぐ終わるから、ちょっと待ってろ」

先輩はそう言うと、熱いもので背骨を骨盤から肩甲骨まで遡るかのように辿らせた。
分泌された体液で背中が濡れていくのが変な感じがする。
熱いものに触られたところから、痺れるような快感が溢れてきている。

「やっ、んっ、先輩のっ、熱くて、ダメになりそうっ」
「背中、すべすべしてて気持ちいいよ」

先輩は背骨の周りを重点的に攻めてくる。
ぬめりに任せて滑らせたかと思うと、力強く骨に響くように押し込まれる。
ぺちぺちと先端で肌を叩くと、陰嚢までべったりと擦り付けてくる。
その動きは変幻自在で、次はどんな風にしてくるんだろうと期待してしまう。
見えないところを好き勝手使われている快感でおかしくなりそう。
背骨をなぞられる快楽に溺れていると、熱い塊が肩甲骨の間のストラップの下に侵入してきて小刻みに前後しはじめた。
今までとは違う乱暴に擦り付けられる感覚に、お腹の奥から気持ちいいものがこれでもかというほど溢れてくる。

「んっ、ひぅんっ、やっ、背中ぁっ、気持ちいいよぉっ」

思ったことは口にして伝える。
こうすると、先輩は喜んでくれるから。

「そろそろ射精るぞ、背中にかけてやるからな」
「うんっ、かけてっ! せなかぁ、いっぱいっかけて!」

媚びるように懇願すると肩甲骨の辺りに、火傷しそうなほどの熱さが広がるのを感じた。
熱さを認識すると同時にお腹の奥から快感の波が押し寄せてきて、軽く絶頂に達する。
快感で身体が仰け反ろうとするが、先輩の力には勝てず情けなくびくびくと身体を揺らすだけになってしまう。
先輩の重さから解放されて俯せで細かに身体が痙攣するなか、背中の熱さを拭われていく。

「はっ、はぁっ……。先輩が背中でこんなに興奮しちゃう変態さんだとは思いませんでした」
「変態なのはお互い様だろ? ガールだって俺が圧し掛かるとそれだけでイきそうになるくせに」
「むぅ、それはそうなんですけど」

ちょっと納得いかない。
私は背中を見ただけで興奮なんてしないのに。
熱くなった身体を休ませようと大きく息を吸い込むと、精液の残り香が鼻腔を刺激してくる。
結果、火照りが我慢できないほど強くなってしまった。
一度絶頂に辿り着いたとはいえ、これだけでは足りない。
今の私の身体は先輩に食べてもらうのに丁度いい熟れ方になっている。
もじもじと両脚を擦り付けて、股間を刺激しようとしているが、実にもどかしい。
早く先輩が欲しい。
そのためなら少しくらい、恥ずかしいことをするのもいいかもしれない。
俯せのまま、お尻だけを高くあげて先輩の顔に近づけていく。
愛液に塗れてびしょびしょになっている水着とスイムショーツをずらして、蜜に濡れた花弁を見せつける。
ほらほら熟して食べごろですよ、とお尻をゆらゆらと揺らしてアピールする。

「せんぱぁい、ほら、はやくぅ」

甘く媚びた声を出して誘惑する。
もう我慢できそうもない。
でも、そんな私を見ても先輩は動こうとしない。
早く先輩にしてほしいのに。

「なんで? はやく、先輩がほしいです」
「うーん、でも俺もう結構満足したしなぁ……」
「そんなこと言わないで? ほら、絶対に気持ちいいですからぁ」

花弁を先輩の肉棒に押し当て、蜜を塗りたくるようにお尻を動かしていく。
乾いていない亀頭と濡れた割れ目が擦れて、ぐちゅぐちゅと水音が響く。
それでも先輩は動こうとしない。

「ガールは名器だからな。俺もしたいけど、そろそろ限界だしなぁ。ガールが自分からしてくれればまだ全然できるんだろうけど」
「先輩、いじわるしないでぇ……」
「ほら、ガールはしてくれるの? くれないの?」
「ううう……。分かりましたぁ。ぐちゅぐちゅの私のおま〇こで先輩のこといっぱい気持ちよくしてあげますね」

意を決してそう告げて、肉棒を呑み込むべくゆっくりとお尻を動かしていく。
膣肉を掻き分けて侵入してくる肉棒の存在感に動きが止まりそうになるが、なんとか全部呑み込めた。
先輩の肉棒は全部呑み込むと、内臓が圧迫されて苦しさを感じるほど大きい。
膣内はぎちぎちで圧迫感がすごい。
挿れられこそしたが、自分から動くのはちょっとつらい。
動けないでいると、先輩の硬い手が頭を撫でてきた。
気持ちよくて頭を動かして、もっとしてほしいと意思表示する。
すると、顎を掴まれて顔を横に向けさせられて唇を奪われた。
抵抗せずに目を閉じて先輩の舌を受け入れる。
こうすると感覚を口の中に集中できて、もっと先輩を感じられる。
舌の上をなぞられたので、私も先輩の舌を舐め返していく。
サラサラした漿液性の唾液が口の中に溢れてくるので、先輩の口にそれを流し込むように舌を動かす。
お返しとばかりに先輩からも唾液が送り込まれてくるので、自分のものと混ぜ合わせて飲み込む。
ちゅぷちゅぷと水音が響き渡って、官能的な感じ。

「んっ、むぅっ、ひぇんふゎい……。もっひょぉ……」

今度は舌の裏に先輩が潜り込んできて付け根のあたりをとんとん、とノックしてくる。
気持ちいいけど、ちょっと苦しくてえずきそう。
閉じた目から涙が漏れ出て頬が濡れていく感覚があった。
上顎の裏を舐められたと思うと、唇を離された。
寂しくて、目を開けると視界一杯にじっと私のことを見つめている先輩の顔が映っていて、恥ずかしさが溢れてくる。
きっと今の私は快楽に蕩けた、だらしない顔をしているに違いない。

「せんぱぁい、もっとぉ……」
「欲しがり屋さんだな、ガールは。でも、こっちはいいの?」

繋がっている秘所に指でつんつんと刺激を与えられる。
そっちもいっぱい欲しいの、わかってるはずなのに。
今日の先輩はいじわるだ。

「そっちも、いっぱいしてほしいよぉ……」
「わかった。じゃあ動くぞ」

肩甲骨に置いた手に体重が掛けられて、私の身体を押さえつけてくる。
それと同時に膣内を埋めていた硬い異物がゆっくりと引き抜かれていく。
傘のように大きく開いたカリ首が、膣肉をごりごりを削っていくように刺激してくる。

「あっ、んぅっ!」

焦らすような速さで引き抜かれていく肉棒に、否応なしに感覚が鋭敏になってしまう。
ちゅぽん、と音を立てて肉棒が完全に引き抜かれた。
ぽっかりと穴が開いたようで、不思議な空虚感が襲ってくる。
早く挿れてほしくてお尻を揺らすと、先っぽで膣の入口を擦り上げられた。
ピリピリとした快感が背筋を昇っていく。
二、三度擦り上げられた後、膣口に先端が押し付けられた。
期待感で全身を硬直させて、身構える。
つぷ、と音を立てて肉棒が沈み込んできた。
その後は一瞬だった。
一気に奥まで肉棒を叩きつけられる。
なにこれ! 知らないこんなの!
頭の奥に捻じ込まれるような快楽で、膣が痙攣した。
子宮を圧し潰されるだけでは済まず、その先の内臓まで潰されるような衝撃が身体を支配していく。

「かひゅっ! はぅっ!」

肺の空気が残らず外に吐き出される。
あまりの苦しさに息を吸おうとするが、激しいピストンにそれも叶わない。
こひゅっ、と空気が抜ける音が喉を鳴らすだけ。
口はだらしなく開いて、舌は酸素を求めてピンと口の外に突き出ている。
声も出せず、息もできない苦しさを全身で感じる。
ですが、その苦しさすら気持ちよく感じるほどの快楽が混ざり合った刺激に、頭がおかしくなりそう。
激しいピストンの衝撃と快感を少しでも逃がすために身体を動かそうともがいているのに、先輩に押さえつけられて動けない。
苦しくて気持ちいい。

「ガールっ! ガールかわいいよ!」
「ひぃっ! ひゃぁんっ!」

先輩がかわいいって言ってくれた。嬉しい。
でも、気持ちよくて返事なんてできない。
ぱちゅぱちゅってお尻に腰をぶつけられるの気持ちいい。
奥を突かれるたびに絶頂に押し上げられて、目の奥はもう真っ白。
段々と絶頂から落ちていく時間が短くなって、もうほとんどずっとイっちゃっている。
もうなにもかんがえられない。

「あ゛っ、あ゛―っ! もうイっでるぅ! イっでるがらぁもうやだぁっ!」
「もうちょっとだからね。それまでイってていいから」
「やだやだやだぁっ! もうイぎだくないぃ! おがじぐなるっ! おま〇こだめになるぅ!」

目が裏返って、何も見えなくなって。
シーツに押し付けている顔は口からは涎が垂れ流し。
このままだと本当に壊れちゃいそうなくらいで。
とどめとばかりに一際強く子宮を圧し潰されて。

「ひゃぁぁぁぁんっ!」

頭が壊れる程の気持ちよさで、ダメになってしまいそう。
同時にマグマのような熱い奔流が子宮を蹂躙してきて、私は意識を手放した。
目を覚まして、まず最初に目に映ったのは先輩の胸板だった。
次いで、頭の下に硬い感触があり、腕枕をされていたのだと認識する。
腰と股間がじんじんと痛む。
あれだけ激しくされたのだから当然。
よくも好き勝手してくれましたね、という思いを込めて先輩の胸板を人差し指でつんつんと突く。

「ん? おはよう。ようやく起きたのか。大丈夫か?」
「大丈夫じゃないですよ。痛くて動かせそうにもないです。もうちょっと手加減して下さい」
「悪い悪い。でもガールだって最後はノってたじゃないか」
「気持ちよかったのは、確かにそうですけど……」

全く好き勝手言ってくれる先輩だ。
気持ちよかったら全部良し、なんてことにはならないと思うけど。
女の子の身体はデリケートなんだから、もっと優しく扱ってほしい。
あんな壊されそうになるほど激しいのは、もうしばらくは勘弁してほしい。次の日に響きそうだし。
顔に熱が溜まってきたので、頭頂部を胸板にぐりぐりと押し付ける。
すると、頭を軽く撫でられた。
こんなので機嫌をよくするほど、私は都合の良い女ではないのですが。
まあ、今回は許してあげるとしましょう。
その証拠に、私から軽く唇同士が触れるようなキスをする。
恥ずかしさで顔から火が出そうになる。

「悪かったって。可愛かったから、つい調子に乗っちゃってさ。次からは気を付けるから。ところでさ」
「何?」
「水着、乱暴に扱って悪かったな。もう着れないだろ、それ」

言われてみて気がついた。
ストラップ部分は切れかけているし、股間部分は先輩の男性器が勢いよくピストンしたせいか生地はボロボロだ。
サイズ云々を抜きにしてもこれはもう処分するほかない。

「いいですよ。どうせ太ったせいでサイズ合ってなかったですし」
「太っただけじゃないだろ。いっぱい揉んだからな、胸も尻も」
「そういうのは言わないでください。ムード台無しです」

めっ、と額に人差し指を当てる。
先輩はウインクをすると小さく舌を出した。反省していないようだ。

「じゃあ、次の休みに水着買いに行きましょう。授業用のですよ? エッチに使うやつじゃないですからね?」
「次の休み? シャワー浴びてこれからでもいいんじゃないか?」
「痛くて動けないんですよ。どっかの誰かさんが好き勝手してくれたおかげですね」

何はともあれ、買い物デートの約束は取り付けられた。
次の休みは目一杯オシャレして、先輩を驚かせてやるとしましょう。

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