最終更新:ID:B/5qzPK60w 2023年01月14日(土) 23:20:35履歴
ここはとある町の路地裏にある娼館、そこには白いドレスをまとった角の生えた女性『白銀の城のラビュリンス』が男に跪いている姿があった。
なぜ彼女がここにいるのかについては理由がある。それを説明するには、先日の昼に彼女と彼女の城で起きた出来事を話す必要がある。
その日、彼女はいつものように自分の城を攻略する騎士を待っていた。今度の罠は特別に強化したものだ、そう簡単に突破できないだろうという自信があった。
しかしその日に来たのはいつもの騎士ではなく、別の見知らぬ男だった。その男は彼女の城の一階部分を制圧すると壁に穴をあけたり床のタイルを引っぺがしたりした後、そこに何かを詰め込んていくなど散々に荒らしていった。
その後、男が玄関ドアを破壊して城の外まで出ると懐から謎のスイッチを取り出し、「俺が登るんじゃなくて、お前が降りて来い!」と言いながらそれを押した。
そうすると一階部分が大爆発を起こし、そのまま城が倒壊してしまったのだ。
幸い彼女自身は無事だったものの、それにより彼女の部下である家具やアリアンナなどの使用人たちがガレキの下敷きになったり、彼ら自身がガレキの一部となってしまったのだ。
……つまり、破壊されてしまった城の修繕費や使用人たちの治療費などを払うために、手っ取り早くお金を稼ぐ方法を探してのものだった。
「あくまで今の貴様はあの城の城主ではなく、ここの娼婦だ。つまり、身体を抱かせる代わりに金銭を得ることができる。それで得た金をどう使うかは貴様の自由だ。因みに貴様があの城を再建するために抱えた借金は……」
目の前にいる男が彼女に告げた金額は、凡そ常識的なものだった。それこそ、何か月か頑張り続ければいつか返せるのではないかと思える程度の……。
「さぁ、どうする?」
男はじっと彼女を見つめた。
「……分かったわ」
それに対し彼女は男へと向き直り、短く答えた。
「さて……いろいろと説明も終わったし、ちょうど貴様を指名している客もいることだし、早速始めてもらおうか」
「は……始める?いったい何を?」
「もちろん……セックスだ」
「そ、そんなこと……」
「できるだろう?断るのなら……貴様は一生あそこへは戻れないしお前の部下たちも助からない」
「それは……」
「立場が理解できたのなら、まずはこれに着替えたまえ」
呆然と立ち尽くすラビュリンスに対し、男が取り出したのは薄い下着のようなものだった。半透明の生地で、身に着けたところで乳房や秘部を隠すことはできないだろう。まさに娼婦にふさわしい衣装というべきか……。
「そんなはしたないもの……着れるわけが……」
「拒否権があると思っているのか?」
「う……くうう……!」
(くぅぅ……こんな屈辱っ!)
屈辱にラビュリンスは歯噛みし、今すぐにでも目の前の男を殺したかった。だが、彼女の体は動かない。
「こっちは金払ってんですよ、早くしてください」
客の男がニヤつきながら囃し立てる。
「……せめて部屋の外に出てから……」
そんな客に対し彼女は消え入りそうな声でつぶやいた。
「駄目ですよ。そういって変な真似されては困りますからね。だから私の目の前で着替えていただきます」
それに対し男は無慈悲にもそう答えた。
「……分かったわ」
何を言っても無意味だろう。願いは届かない。それを理解したのかコクッと頷きつつ、彼女は自分のドレスに手をかけた。
ゆっくりと脱ぎ捨てる。白い肌が露わになった。純白のコルセットと、レオタードのように一体化したブラとショーツが剝き出しになる。
「美しい身体です、実にイイ。我慢できなくなりそうですが、それだけでは駄目です。さぁ、下着も脱いでください」
「……言われなくても……!」
口惜しそうな表情を浮かべつつ、今度は下着にも手をかけ、ためらいつつも彼女はそれを脱ぎ捨てた。
たゆんっと乳房が弾むように剥き出しになる。掌には収まりそうもない大きな胸だ。白い肌に彩を添えるような桜色の乳輪が実に美しかった。
それとともに引き締まったくびれと美しい秘部までもがさらけ出された。しっかり処理しているのか毛は生えていない。プクッと膨らんだ恥丘と一本の秘裂が視界に移り込んだ。
「本当に美しい身体だ、舐め回したくなる」
客が舌なめずりをする。
「……見ないで……」
「何を言っている?見ないわけがないだろう……さぁ、早く娼婦服に着替えるのだ」
「わ……分かってる」
舐め回すような視線に晒されながら、ラビュリンスは娼婦服を身に着ける。乳房が剥き出しになった衣装を、秘裂だけを宝石のようなものでわずかに隠すだけの衣装を……。
「これでいいんでしょ?」
「はい、実にイイ姿です。では姫様……娼婦らしくご奉仕をしていただきましょうか」
「奉仕?」
「そうです。まずは私のちんぽを舐めていただきますよ」
「そ、そんなことできるわけが……」
「何度拒否権について言わせるつもりですか?」
「う……くうぅっ……!」
「さて、では私の服を脱がせてください……いや、その前に……」
客は彼女へ近づくと何やら耳打ちをした。それに対してラビュリンスは驚きの表情を浮かべたが、やがて自分の立場を思い出したのか短くうめき声を上げたかと思うと―――
「ほ、本日お相手をさせていただきますラビュリンスと申します」
床に膝をつき、両手を前に置いた。
「今日はよろしくお願い致します」
丁寧に頭を下げる。目の前の男に対して……。
「くくく、いいですよ。では始めてください」
そんな有様を嬉しそうに見つめつつ、男は奉仕を命じた。
その命令に従いラビュリンスは男の服を脱がせる。ぎこちない動きではあるが、まるで奴隷がそうするように丁寧に……。
もちろんただ服を脱がせるだけじゃない。躊躇いつつも下着まで下ろした。
これにより男の、ガチガチに勃起した肉棒が露わになる。
「さぁ、舐めるんだ」
「舐める?」
「私の指示通りにしてください」
戸惑うラビュリンスに、男は奉仕の指示を始める。彼女はそれに従い、ちゅっと肉棒にキスをした。その口づけは一度だけではない。
「んっちゅ……ちゅっちゅっ……んちゅう」
何度も何度も繰り返す。その上で口を開くと、舌を伸ばして肉先に這わせた。グチュリと舌先と亀頭が触れ合った途端、彼女は気色悪そうに表情を曇らせる。だが舌を離しはしない。それは許されないことだから……。
「れろぉ……れろぉっ……んれろぉ」
舌をうごめかしてペニスを舐め回す。慣れない動きで肉棒全体を唾液まみれにする。
「よし、では咥えて下さい」
「は…はい……」
口を開き、ハムッとペニスを咥えた。そのまま「頭を上下に動かして口全体で扱くのです」という指示のまま頭を振り始めた。
「じょっぽ!じゅぽっじゅぽっじゅぽじゅぽっ……んじゅぽぉ」
下品な音色が室内に響き渡る。口の端からは唾液が垂れ流れ落ちていった。そしてしばらくすると……。
「くおおお!」
―― どびゅっ!ぶびゅうううっ!
「んっぶ!むぶうううっ!!」
ラビュリンスの口内に向かって男が射精を開始する。ドクッドクッドクッと大量の白濁液を口腔に流し込んだ。
「んげっほ!げほっげほっ!うぇええっ!!」
唐突な射精に彼女は肉棒を放して幾度となく咳き込み、その結果として精液が床に飛び散ることとなった。
「おっと、お客様の精液を零すというのはいただけませんね。しっかり床に落ちた分も舐め取って、飲んでください」
「う……わ、分かりました……」
手を伸ばし、床を濡らす精液を拭い去ろうとする。
「何をしてるんですか?手なんかを使ってはダメです、口と舌だけを使って綺麗にしなさい」
そんな彼女に対して男はどこまでも無慈悲だった。
「……こ……こう?」
逆らえない彼女は床に顔を寄せると舌を動かして、まるで餌を食べる犬にさえ見える姿で白濁液を舐め取り始めた。
「……んっんっ……んげっほぉ!げほっげほっ……んんんっ」
そうして舐め取った精液を飲み始める。喉に引っかかるのか、幾度も咳き込む姿が実に哀れだった。
「はぁ……はぁ……こ、これで……いい?はぁあああ……」
「そういう時は『これでよろしいですか?』と敬語を使いなさい。それと、『ご馳走様でした』も忘れずに」
「う……くうう……ご、ご馳走様でした……うっぷ……うおぇぇぇ……」
ラビュリンスが吐き出した吐息は、ハッキリと分かるレベルで精液臭いものだった。
「くく、では本番です。姫様……よろしいですね?」
ごろりと男がベッドに横になる。本番が何を表すのかははっきりと口にはしない。しかし、彼が言いたいことはすぐに理解できた。
「さぁ、私に跨り……自ら処女をささげるのです。大丈夫……ローションもありますので」
「……はい。分かり……ました……!」
選択肢などどこにも存在しない。
ラビュリンスは男に跨ると同時に彼が差し出したローションを受け取ると、衣装の秘部の部分をずらし、自分の秘裂をねっとりとした粘液で濡らした。
その上で秘裂を左右に開き、まだ男を知らぬピンク色の柔肉をむき出しにした。そして、右手でペニスを掴んで先端部の位置を調整すると……。
―― ずにゅうぅぅぅ……ブチブチィィッ!
「あっぐうぅぅぅっ……んぎぃっ!ひ……ひぎぃいいっ!」
ラビュリンスは腰を落とした。蜜壺に肉棒が沈み込んでいく。苦しそうに歪む表情と共に結合部からは破瓜の血が溢れ出していった。
「あああ、実に気持ちがいい。だが、まだです。もっと感じさせてください。さぁ、腰を振って!」
「は……はひぃっ!ふぐぅ……んぐううっ!」
もちろん挿入だけでは終わらない。更なる指示にラビュリンスは従い、自ら男の腰に自らの腰を振り始める。
その場にグチュリグチュリと淫靡な音色が響き渡った。そして……
「くっ!で、出ますよっ!!たっぷり、子宮で受け止めてくださいね!!」
「あっ!んふぅっ!ああぁ……はぁああああああっ!んぐううっ!」
再び男が精液を撃ち放つ。今度は彼女の膣内に……。
―― ぶびゅっ!どびゅぅっ!ぶびゅるるるっ!
「あふう!出てるぅ!熱いのが……来てるぅう!あっあっ……ふはぁあああんっ!」
ドクリドクリと震える肉槍。それに合わせるようにラビュリンスもビクビクと肢体を震わせるのだった。
(ああ……私の身体、穢されちゃった……!全部、メチャクチャにされちゃった…ぁ…!!)
〜〜〜〜〜
「ラビュリンスです。今日は精一杯ご奉仕させていただきますね」
それ以後も、ラビュリンスはひたすら無数の男達に抱かれ続けた。
「どうですか?こういうのは?んっんっんんんっ」
乳房で肉棒を挟み、柔肉で肉茎をこする。幹を刺激しつつ淫猥な音を立てて肉先を咥えて啜った。頬をすぼめてペニスを吸う姿は実に下品で、美しいものだった。
「では……挿入れますね」
もちろん口での奉仕だけでは終わらない。
「あっはぁ……来たぁ♥来ましたわぁ♥おちんちん……あっあぁぁっ……大きくて……凄く……熱いぃい!ひぃぃっ!んひぃっ!あひぃぃんっ!」
当然セックスも行う。
何人もの男に抱かれたせいか、いつしか慣れた動きで自ら肉棒を蜜壺で咥え込む様になっていた。
当然ただ繋がるだけではなく、腰も振る。パンパンパンパンッと男の腰に自身の腰を打ち付けながら彼女は喘ぐのだった。
〜〜〜〜〜
「な……!あ、貴方はあの時の……!?」
その日の客は……。
「そうだ、久しぶりだな。まさかこんなところで娼婦なんかやってるとは……なぁ?」
彼女の城を爆破した男だった。
男はニヤつきながらラビュリンスを見つめる。
ラビュリンスが娼婦として働くことになった上に、そのせいで処女を失う原因を作った男……彼女にとって最も憎むべき男だ。
当然ラビュリンスは憎悪の視線を向ける。しかし、どんなに憎い相手でも逆らうことは許されない。
「……本日はよろしくお願いいたします」
彼女はいつものように両手をついて男に頭を下げると、彼の衣服に手をかけた。ゆっくりと服を脱がせ、露わになった下着を下ろす。
「―――え?」
途端に剝き出しとなるペニス。それを見た瞬間、彼女は驚いたように瞳を見開いた。それほどまでに男の肉棒は巨大だった。
子供の腕くらいはあるように思える大きさと太さ。雄々しく浮かび上がる血管に大きく開いたカリ首……。
それは男としての格を突き付けるかのような、逞しいペニスだった。
「どうした?」
「あ……いえ……その……始めさせていただきます」
ラビュリンスは正気を取り戻す。これくらい大丈夫、問題はない―――そう自分に言い聞かせるような表情を浮かべながら肉棒に口づけをし、ついばむ様な口付けを繰り返した。
そのうえで「んあぁっ」と口を開き、肉棒を咥えようとした。しかしあまりにも男の肉棒は大きく、その先端しか咥えることができなかった。
「おっぶ……むぶぅっ!おっおぉぉ……ほぉお!」
先端部だけでも顎が外れそうな、酷いとしか言いようのない有様だった。
「どうした?もっと咥えろ!」
だが、先端だけで満足などしてくれるわけもない。笑うと共に男は腰を突き出すと、無理矢理喉元がボコォッと内側から膨らむほど奥にまで肉槍を突き込んでいった。
「ごぼぉっ!おぼぉおお!」
痛々しいほどにラビュリンスは瞳を見開き、苦しそうな姿を見せた。しかし男はそんなことは気にせず、それどころか両手で彼女の頭を掴んでそのまま頭を上下に振り始めた。
「あぶうう!ぼぼぼぉっ!おぶぼぉおおお!」
性処理用の玩具にでもされたかのように彼女の頭は揺さぶられる。
(やめて!やめて!これ以上は……やめてぇえ!)
心の中で彼女は悲鳴を上げる。が、何を思ったところで伝わりなどしない。男はどこまでも無慈悲なまま……
「さぁ、出すぞ」
短い一言と共に、彼女の口内にドプリ、と白濁液を撃ち放った。
「ぶびょおおっ!」
その量は尋常ではなく、一瞬で小動物のようにラビュリンスの頬は膨れ上がる。いや、それどころではなく鼻からも大量の白濁液が溢れ出す。
「あばぁ……あぁうう……ほぉおお!」
射精の勢いが凄まじすぎたせいなのか、半分意識が飛んだような状態で彼女は肢体をビクつかせる。
「どうした?飲めよ」
けれど、そのままでいることを男は許さず、命令を下す。それに彼女はほとんど意識を失ったまま従い、下品な音を立てながら白濁液を飲み干していった。
そうした精飲の終了を確認すると同時に男は肉棒を引き抜く。
「はふぅ……おふうう……ふぅっふぅっ……んふうぅ……!」
「休んでいる暇などないぞ」
苦しそうな吐息をラビュリンスは漏らしたが、そんな彼女に男は更に命令を下す。
「わ…分かって……いましゅ……」
ゆっくりと彼女は起き上がり、ふらつきながらも男に跨る。そのまま肉棒の位置を調整して腰を落とした。
―― どじゅぅ……ビキビキッ!
「あっは……んはぁああああっ!!」
しかし、余りにも肉棒が大きすぎるせいで一気に根元まで吞み込むことはできなかった。
「ふんっ!」
「くひぃぃぃぃっ!」
そうすると男が腰を突き上げ、一気に膣奥に届くほどに肉棒を突き込んでいった。
「う…うぞ……い…イグゥッ!イグゥゥッ♥」
その瞬間、ただ挿入しただけでしかないはずなのに、彼女は絶頂に至った。
「あっはぁ……んはぁああああ……しゅご……これ……このぉ……おちんぼぉ……♥しゅごひぃぃいい♥」
これまで見たこともないくらいにラビュリンスの表情がだらしなく歪む。その顔は肉欲に溺れるメスとしか言いようのないものだった。
「一人だけでイクんじゃない!お前の仕事は俺をイカせることだろうが」
「は……はひぃっ!はひぃいいっ!」
ガクガクと首を何度も縦に振りながら、それと同じように腰を振り始めた。バチュバチュという激しいピストン音を部屋中に響かせる。
「あっはぁ……嘘ぉ……これ……嘘ぉおおっ!また……またぁ……イグゥッ♥イグゥゥゥゥッ♥」
だが、数度腰を振っただけであっさりと彼女は再びの絶頂に至ってしまう。ぐったりと身体を倒し、憎むべき相手に上半身を預けてしまい、数々の恥辱を受けてより一層大きさを増した乳房が男の胸板に潰されてその形を変えた。
「しょうがない奴だ。特別に俺から動いてやろう」
そんな彼女に男が優しく囁きかける。
「あ……それ、ダメェ……。やめて……それは……お、お願いぃ……おねがいれしゅから……やめてぇぇえ」
「何故だ?」
「これ以上は戻れなくなっちゃうぅ……わたひがわたひでなくなっちゃうぅ……。らから……やめてぇ……!」
「断る」
嫌な予感を感じてその申し出を断るも、慈悲などはなくそのまま激しいピストンが始まった。
「ほひぃぃ!いっひ!これ……うぞぉおおっ!いひぃっ!いひれしゅぅぅっ!気持ち……きもひ……イヒィィィィィッ♥」
彼女の肉壺を破壊しかねないほどに、男の肉棒が激しく叩く。
「しゅっごひぃぃっ!いぐぅっ!あああ……いぐぅっ!いぎゅっ!いぎゅぅぅぅ♥止まらないぃっ!イグのがとまらなひぃぃぃっ♥」
繰り返される突き込みのたびに、ラビュリンスは何度も何度も達する。その有様はまるで、この男専用に彼女の身体が作り替えられていく様だった。
「ふひぃぃぃ!んひぃぃぃ!」
〜〜〜〜〜
「ああ……もう……許じてぇ……終わっでぇ……こりぇいじょうはぁ……無理れしゅうぅ……!」
何度も、何十度も達したラビュリンスが許しを請う。
「終わってほしいか?」
「はひいい」
「……そうか。ならば、マンコに精液を流し込んでくださいと願いながら、キスをしろ」
「しょ……しょれはぁ……!」
その男の命令にラビュリンスの動きが止まり、その瞳が揺らいだ。
問題なのはキスだ。これまで彼女は何人もの男に抱かれてきたが、口付けだけはまだしていなかった。それをするべき相手は真に愛する人にだけだと誓っていたからだ。
「やらなければ永遠に続くぞ」
「あ……あぁあ……!」
そんな彼女に絶望の言葉が向けられる。そして彼女は……
"ごめんなさい"――誰に向けられたのかも分からない謝罪の言葉をつぶやきながら、男を見つめた。
「お……おにぇがいしましゅぅ……。射精してください。まんこに…私のまんこに精液をぉ……あ、貴方様の精液を流し込んでください。お願いしますぅ…」
そして嘆願した。憎むべき男に跨ったまま、土下座して射精を求めた。その上で自ら男へと唇を寄せると―――
「ふっちゅう……んちゅううっ」
今まで誰ともしたことがなかった口付けをした。唇を重ねるだけじゃない、舌を差し込んで男の口内をかき混ぜる濃厚な口付けだった。
その瞬間、男は動き出した。口付けしつつ腰を振り、ラビュリンスの膣奥を激しく叩く。
「ほひぃぃぃっ!いひぃっ!これ……おちんぽ……いひぃいいいっ!イッグゥ!また……まらわたひぃ……イグゥ!また……またぁ!またぁあああああっ!」
―― ぶびゅぅぅっ!どびゅううぅぅぅっ!
「ほひぃぃぃっ!いっぐ!あひぃいいいっ!イグのぉっ!いぐいぐっ!いぎゅうぅぅぅっ♥♥♥」
精液を受け止めながらラビュリンスは、これまで以上の絶頂に至った。
「あっあっ……あへぁあああ……」
アヘ顔としかいえないほどだらしなく表情を蕩かせる。
「ラビュリンス。これからも俺に抱かれたいんだったら金を用意しろ。金を払えば……今後もお前を抱いてやる」
男がそう囁く。
その囁きにラビュリンスは……
「はひぃ……稼ぎましゅう♥いっぱいいっぱい稼いで……貴方に…はぁああ……抱いてもらいましゅぅぅ♥」
恍惚の笑みを浮かべながら言葉を返すのだった。
〜〜〜〜〜
「どうですか?気持ちいいですか?私のまんこで感じてますか?」
今日も嬉しそうにラビュリンスは、激しい音を響かせながら腰を振っている。
金を稼ぐために、男に抱かれるために……。
他の全てなどどうでもいいかのように、ただひたすら……。
なぜ彼女がここにいるのかについては理由がある。それを説明するには、先日の昼に彼女と彼女の城で起きた出来事を話す必要がある。
その日、彼女はいつものように自分の城を攻略する騎士を待っていた。今度の罠は特別に強化したものだ、そう簡単に突破できないだろうという自信があった。
しかしその日に来たのはいつもの騎士ではなく、別の見知らぬ男だった。その男は彼女の城の一階部分を制圧すると壁に穴をあけたり床のタイルを引っぺがしたりした後、そこに何かを詰め込んていくなど散々に荒らしていった。
その後、男が玄関ドアを破壊して城の外まで出ると懐から謎のスイッチを取り出し、「俺が登るんじゃなくて、お前が降りて来い!」と言いながらそれを押した。
そうすると一階部分が大爆発を起こし、そのまま城が倒壊してしまったのだ。
幸い彼女自身は無事だったものの、それにより彼女の部下である家具やアリアンナなどの使用人たちがガレキの下敷きになったり、彼ら自身がガレキの一部となってしまったのだ。
……つまり、破壊されてしまった城の修繕費や使用人たちの治療費などを払うために、手っ取り早くお金を稼ぐ方法を探してのものだった。
「あくまで今の貴様はあの城の城主ではなく、ここの娼婦だ。つまり、身体を抱かせる代わりに金銭を得ることができる。それで得た金をどう使うかは貴様の自由だ。因みに貴様があの城を再建するために抱えた借金は……」
目の前にいる男が彼女に告げた金額は、凡そ常識的なものだった。それこそ、何か月か頑張り続ければいつか返せるのではないかと思える程度の……。
「さぁ、どうする?」
男はじっと彼女を見つめた。
「……分かったわ」
それに対し彼女は男へと向き直り、短く答えた。
「さて……いろいろと説明も終わったし、ちょうど貴様を指名している客もいることだし、早速始めてもらおうか」
「は……始める?いったい何を?」
「もちろん……セックスだ」
「そ、そんなこと……」
「できるだろう?断るのなら……貴様は一生あそこへは戻れないしお前の部下たちも助からない」
「それは……」
「立場が理解できたのなら、まずはこれに着替えたまえ」
呆然と立ち尽くすラビュリンスに対し、男が取り出したのは薄い下着のようなものだった。半透明の生地で、身に着けたところで乳房や秘部を隠すことはできないだろう。まさに娼婦にふさわしい衣装というべきか……。
「そんなはしたないもの……着れるわけが……」
「拒否権があると思っているのか?」
「う……くうう……!」
(くぅぅ……こんな屈辱っ!)
屈辱にラビュリンスは歯噛みし、今すぐにでも目の前の男を殺したかった。だが、彼女の体は動かない。
「こっちは金払ってんですよ、早くしてください」
客の男がニヤつきながら囃し立てる。
「……せめて部屋の外に出てから……」
そんな客に対し彼女は消え入りそうな声でつぶやいた。
「駄目ですよ。そういって変な真似されては困りますからね。だから私の目の前で着替えていただきます」
それに対し男は無慈悲にもそう答えた。
「……分かったわ」
何を言っても無意味だろう。願いは届かない。それを理解したのかコクッと頷きつつ、彼女は自分のドレスに手をかけた。
ゆっくりと脱ぎ捨てる。白い肌が露わになった。純白のコルセットと、レオタードのように一体化したブラとショーツが剝き出しになる。
「美しい身体です、実にイイ。我慢できなくなりそうですが、それだけでは駄目です。さぁ、下着も脱いでください」
「……言われなくても……!」
口惜しそうな表情を浮かべつつ、今度は下着にも手をかけ、ためらいつつも彼女はそれを脱ぎ捨てた。
たゆんっと乳房が弾むように剥き出しになる。掌には収まりそうもない大きな胸だ。白い肌に彩を添えるような桜色の乳輪が実に美しかった。
それとともに引き締まったくびれと美しい秘部までもがさらけ出された。しっかり処理しているのか毛は生えていない。プクッと膨らんだ恥丘と一本の秘裂が視界に移り込んだ。
「本当に美しい身体だ、舐め回したくなる」
客が舌なめずりをする。
「……見ないで……」
「何を言っている?見ないわけがないだろう……さぁ、早く娼婦服に着替えるのだ」
「わ……分かってる」
舐め回すような視線に晒されながら、ラビュリンスは娼婦服を身に着ける。乳房が剥き出しになった衣装を、秘裂だけを宝石のようなものでわずかに隠すだけの衣装を……。
「これでいいんでしょ?」
「はい、実にイイ姿です。では姫様……娼婦らしくご奉仕をしていただきましょうか」
「奉仕?」
「そうです。まずは私のちんぽを舐めていただきますよ」
「そ、そんなことできるわけが……」
「何度拒否権について言わせるつもりですか?」
「う……くうぅっ……!」
「さて、では私の服を脱がせてください……いや、その前に……」
客は彼女へ近づくと何やら耳打ちをした。それに対してラビュリンスは驚きの表情を浮かべたが、やがて自分の立場を思い出したのか短くうめき声を上げたかと思うと―――
「ほ、本日お相手をさせていただきますラビュリンスと申します」
床に膝をつき、両手を前に置いた。
「今日はよろしくお願い致します」
丁寧に頭を下げる。目の前の男に対して……。
「くくく、いいですよ。では始めてください」
そんな有様を嬉しそうに見つめつつ、男は奉仕を命じた。
その命令に従いラビュリンスは男の服を脱がせる。ぎこちない動きではあるが、まるで奴隷がそうするように丁寧に……。
もちろんただ服を脱がせるだけじゃない。躊躇いつつも下着まで下ろした。
これにより男の、ガチガチに勃起した肉棒が露わになる。
「さぁ、舐めるんだ」
「舐める?」
「私の指示通りにしてください」
戸惑うラビュリンスに、男は奉仕の指示を始める。彼女はそれに従い、ちゅっと肉棒にキスをした。その口づけは一度だけではない。
「んっちゅ……ちゅっちゅっ……んちゅう」
何度も何度も繰り返す。その上で口を開くと、舌を伸ばして肉先に這わせた。グチュリと舌先と亀頭が触れ合った途端、彼女は気色悪そうに表情を曇らせる。だが舌を離しはしない。それは許されないことだから……。
「れろぉ……れろぉっ……んれろぉ」
舌をうごめかしてペニスを舐め回す。慣れない動きで肉棒全体を唾液まみれにする。
「よし、では咥えて下さい」
「は…はい……」
口を開き、ハムッとペニスを咥えた。そのまま「頭を上下に動かして口全体で扱くのです」という指示のまま頭を振り始めた。
「じょっぽ!じゅぽっじゅぽっじゅぽじゅぽっ……んじゅぽぉ」
下品な音色が室内に響き渡る。口の端からは唾液が垂れ流れ落ちていった。そしてしばらくすると……。
「くおおお!」
―― どびゅっ!ぶびゅうううっ!
「んっぶ!むぶうううっ!!」
ラビュリンスの口内に向かって男が射精を開始する。ドクッドクッドクッと大量の白濁液を口腔に流し込んだ。
「んげっほ!げほっげほっ!うぇええっ!!」
唐突な射精に彼女は肉棒を放して幾度となく咳き込み、その結果として精液が床に飛び散ることとなった。
「おっと、お客様の精液を零すというのはいただけませんね。しっかり床に落ちた分も舐め取って、飲んでください」
「う……わ、分かりました……」
手を伸ばし、床を濡らす精液を拭い去ろうとする。
「何をしてるんですか?手なんかを使ってはダメです、口と舌だけを使って綺麗にしなさい」
そんな彼女に対して男はどこまでも無慈悲だった。
「……こ……こう?」
逆らえない彼女は床に顔を寄せると舌を動かして、まるで餌を食べる犬にさえ見える姿で白濁液を舐め取り始めた。
「……んっんっ……んげっほぉ!げほっげほっ……んんんっ」
そうして舐め取った精液を飲み始める。喉に引っかかるのか、幾度も咳き込む姿が実に哀れだった。
「はぁ……はぁ……こ、これで……いい?はぁあああ……」
「そういう時は『これでよろしいですか?』と敬語を使いなさい。それと、『ご馳走様でした』も忘れずに」
「う……くうう……ご、ご馳走様でした……うっぷ……うおぇぇぇ……」
ラビュリンスが吐き出した吐息は、ハッキリと分かるレベルで精液臭いものだった。
「くく、では本番です。姫様……よろしいですね?」
ごろりと男がベッドに横になる。本番が何を表すのかははっきりと口にはしない。しかし、彼が言いたいことはすぐに理解できた。
「さぁ、私に跨り……自ら処女をささげるのです。大丈夫……ローションもありますので」
「……はい。分かり……ました……!」
選択肢などどこにも存在しない。
ラビュリンスは男に跨ると同時に彼が差し出したローションを受け取ると、衣装の秘部の部分をずらし、自分の秘裂をねっとりとした粘液で濡らした。
その上で秘裂を左右に開き、まだ男を知らぬピンク色の柔肉をむき出しにした。そして、右手でペニスを掴んで先端部の位置を調整すると……。
―― ずにゅうぅぅぅ……ブチブチィィッ!
「あっぐうぅぅぅっ……んぎぃっ!ひ……ひぎぃいいっ!」
ラビュリンスは腰を落とした。蜜壺に肉棒が沈み込んでいく。苦しそうに歪む表情と共に結合部からは破瓜の血が溢れ出していった。
「あああ、実に気持ちがいい。だが、まだです。もっと感じさせてください。さぁ、腰を振って!」
「は……はひぃっ!ふぐぅ……んぐううっ!」
もちろん挿入だけでは終わらない。更なる指示にラビュリンスは従い、自ら男の腰に自らの腰を振り始める。
その場にグチュリグチュリと淫靡な音色が響き渡った。そして……
「くっ!で、出ますよっ!!たっぷり、子宮で受け止めてくださいね!!」
「あっ!んふぅっ!ああぁ……はぁああああああっ!んぐううっ!」
再び男が精液を撃ち放つ。今度は彼女の膣内に……。
―― ぶびゅっ!どびゅぅっ!ぶびゅるるるっ!
「あふう!出てるぅ!熱いのが……来てるぅう!あっあっ……ふはぁあああんっ!」
ドクリドクリと震える肉槍。それに合わせるようにラビュリンスもビクビクと肢体を震わせるのだった。
(ああ……私の身体、穢されちゃった……!全部、メチャクチャにされちゃった…ぁ…!!)
〜〜〜〜〜
「ラビュリンスです。今日は精一杯ご奉仕させていただきますね」
それ以後も、ラビュリンスはひたすら無数の男達に抱かれ続けた。
「どうですか?こういうのは?んっんっんんんっ」
乳房で肉棒を挟み、柔肉で肉茎をこする。幹を刺激しつつ淫猥な音を立てて肉先を咥えて啜った。頬をすぼめてペニスを吸う姿は実に下品で、美しいものだった。
「では……挿入れますね」
もちろん口での奉仕だけでは終わらない。
「あっはぁ……来たぁ♥来ましたわぁ♥おちんちん……あっあぁぁっ……大きくて……凄く……熱いぃい!ひぃぃっ!んひぃっ!あひぃぃんっ!」
当然セックスも行う。
何人もの男に抱かれたせいか、いつしか慣れた動きで自ら肉棒を蜜壺で咥え込む様になっていた。
当然ただ繋がるだけではなく、腰も振る。パンパンパンパンッと男の腰に自身の腰を打ち付けながら彼女は喘ぐのだった。
〜〜〜〜〜
「な……!あ、貴方はあの時の……!?」
その日の客は……。
「そうだ、久しぶりだな。まさかこんなところで娼婦なんかやってるとは……なぁ?」
彼女の城を爆破した男だった。
男はニヤつきながらラビュリンスを見つめる。
ラビュリンスが娼婦として働くことになった上に、そのせいで処女を失う原因を作った男……彼女にとって最も憎むべき男だ。
当然ラビュリンスは憎悪の視線を向ける。しかし、どんなに憎い相手でも逆らうことは許されない。
「……本日はよろしくお願いいたします」
彼女はいつものように両手をついて男に頭を下げると、彼の衣服に手をかけた。ゆっくりと服を脱がせ、露わになった下着を下ろす。
「―――え?」
途端に剝き出しとなるペニス。それを見た瞬間、彼女は驚いたように瞳を見開いた。それほどまでに男の肉棒は巨大だった。
子供の腕くらいはあるように思える大きさと太さ。雄々しく浮かび上がる血管に大きく開いたカリ首……。
それは男としての格を突き付けるかのような、逞しいペニスだった。
「どうした?」
「あ……いえ……その……始めさせていただきます」
ラビュリンスは正気を取り戻す。これくらい大丈夫、問題はない―――そう自分に言い聞かせるような表情を浮かべながら肉棒に口づけをし、ついばむ様な口付けを繰り返した。
そのうえで「んあぁっ」と口を開き、肉棒を咥えようとした。しかしあまりにも男の肉棒は大きく、その先端しか咥えることができなかった。
「おっぶ……むぶぅっ!おっおぉぉ……ほぉお!」
先端部だけでも顎が外れそうな、酷いとしか言いようのない有様だった。
「どうした?もっと咥えろ!」
だが、先端だけで満足などしてくれるわけもない。笑うと共に男は腰を突き出すと、無理矢理喉元がボコォッと内側から膨らむほど奥にまで肉槍を突き込んでいった。
「ごぼぉっ!おぼぉおお!」
痛々しいほどにラビュリンスは瞳を見開き、苦しそうな姿を見せた。しかし男はそんなことは気にせず、それどころか両手で彼女の頭を掴んでそのまま頭を上下に振り始めた。
「あぶうう!ぼぼぼぉっ!おぶぼぉおおお!」
性処理用の玩具にでもされたかのように彼女の頭は揺さぶられる。
(やめて!やめて!これ以上は……やめてぇえ!)
心の中で彼女は悲鳴を上げる。が、何を思ったところで伝わりなどしない。男はどこまでも無慈悲なまま……
「さぁ、出すぞ」
短い一言と共に、彼女の口内にドプリ、と白濁液を撃ち放った。
「ぶびょおおっ!」
その量は尋常ではなく、一瞬で小動物のようにラビュリンスの頬は膨れ上がる。いや、それどころではなく鼻からも大量の白濁液が溢れ出す。
「あばぁ……あぁうう……ほぉおお!」
射精の勢いが凄まじすぎたせいなのか、半分意識が飛んだような状態で彼女は肢体をビクつかせる。
「どうした?飲めよ」
けれど、そのままでいることを男は許さず、命令を下す。それに彼女はほとんど意識を失ったまま従い、下品な音を立てながら白濁液を飲み干していった。
そうした精飲の終了を確認すると同時に男は肉棒を引き抜く。
「はふぅ……おふうう……ふぅっふぅっ……んふうぅ……!」
「休んでいる暇などないぞ」
苦しそうな吐息をラビュリンスは漏らしたが、そんな彼女に男は更に命令を下す。
「わ…分かって……いましゅ……」
ゆっくりと彼女は起き上がり、ふらつきながらも男に跨る。そのまま肉棒の位置を調整して腰を落とした。
―― どじゅぅ……ビキビキッ!
「あっは……んはぁああああっ!!」
しかし、余りにも肉棒が大きすぎるせいで一気に根元まで吞み込むことはできなかった。
「ふんっ!」
「くひぃぃぃぃっ!」
そうすると男が腰を突き上げ、一気に膣奥に届くほどに肉棒を突き込んでいった。
「う…うぞ……い…イグゥッ!イグゥゥッ♥」
その瞬間、ただ挿入しただけでしかないはずなのに、彼女は絶頂に至った。
「あっはぁ……んはぁああああ……しゅご……これ……このぉ……おちんぼぉ……♥しゅごひぃぃいい♥」
これまで見たこともないくらいにラビュリンスの表情がだらしなく歪む。その顔は肉欲に溺れるメスとしか言いようのないものだった。
「一人だけでイクんじゃない!お前の仕事は俺をイカせることだろうが」
「は……はひぃっ!はひぃいいっ!」
ガクガクと首を何度も縦に振りながら、それと同じように腰を振り始めた。バチュバチュという激しいピストン音を部屋中に響かせる。
「あっはぁ……嘘ぉ……これ……嘘ぉおおっ!また……またぁ……イグゥッ♥イグゥゥゥゥッ♥」
だが、数度腰を振っただけであっさりと彼女は再びの絶頂に至ってしまう。ぐったりと身体を倒し、憎むべき相手に上半身を預けてしまい、数々の恥辱を受けてより一層大きさを増した乳房が男の胸板に潰されてその形を変えた。
「しょうがない奴だ。特別に俺から動いてやろう」
そんな彼女に男が優しく囁きかける。
「あ……それ、ダメェ……。やめて……それは……お、お願いぃ……おねがいれしゅから……やめてぇぇえ」
「何故だ?」
「これ以上は戻れなくなっちゃうぅ……わたひがわたひでなくなっちゃうぅ……。らから……やめてぇ……!」
「断る」
嫌な予感を感じてその申し出を断るも、慈悲などはなくそのまま激しいピストンが始まった。
「ほひぃぃ!いっひ!これ……うぞぉおおっ!いひぃっ!いひれしゅぅぅっ!気持ち……きもひ……イヒィィィィィッ♥」
彼女の肉壺を破壊しかねないほどに、男の肉棒が激しく叩く。
「しゅっごひぃぃっ!いぐぅっ!あああ……いぐぅっ!いぎゅっ!いぎゅぅぅぅ♥止まらないぃっ!イグのがとまらなひぃぃぃっ♥」
繰り返される突き込みのたびに、ラビュリンスは何度も何度も達する。その有様はまるで、この男専用に彼女の身体が作り替えられていく様だった。
「ふひぃぃぃ!んひぃぃぃ!」
〜〜〜〜〜
「ああ……もう……許じてぇ……終わっでぇ……こりぇいじょうはぁ……無理れしゅうぅ……!」
何度も、何十度も達したラビュリンスが許しを請う。
「終わってほしいか?」
「はひいい」
「……そうか。ならば、マンコに精液を流し込んでくださいと願いながら、キスをしろ」
「しょ……しょれはぁ……!」
その男の命令にラビュリンスの動きが止まり、その瞳が揺らいだ。
問題なのはキスだ。これまで彼女は何人もの男に抱かれてきたが、口付けだけはまだしていなかった。それをするべき相手は真に愛する人にだけだと誓っていたからだ。
「やらなければ永遠に続くぞ」
「あ……あぁあ……!」
そんな彼女に絶望の言葉が向けられる。そして彼女は……
"ごめんなさい"――誰に向けられたのかも分からない謝罪の言葉をつぶやきながら、男を見つめた。
「お……おにぇがいしましゅぅ……。射精してください。まんこに…私のまんこに精液をぉ……あ、貴方様の精液を流し込んでください。お願いしますぅ…」
そして嘆願した。憎むべき男に跨ったまま、土下座して射精を求めた。その上で自ら男へと唇を寄せると―――
「ふっちゅう……んちゅううっ」
今まで誰ともしたことがなかった口付けをした。唇を重ねるだけじゃない、舌を差し込んで男の口内をかき混ぜる濃厚な口付けだった。
その瞬間、男は動き出した。口付けしつつ腰を振り、ラビュリンスの膣奥を激しく叩く。
「ほひぃぃぃっ!いひぃっ!これ……おちんぽ……いひぃいいいっ!イッグゥ!また……まらわたひぃ……イグゥ!また……またぁ!またぁあああああっ!」
―― ぶびゅぅぅっ!どびゅううぅぅぅっ!
「ほひぃぃぃっ!いっぐ!あひぃいいいっ!イグのぉっ!いぐいぐっ!いぎゅうぅぅぅっ♥♥♥」
精液を受け止めながらラビュリンスは、これまで以上の絶頂に至った。
「あっあっ……あへぁあああ……」
アヘ顔としかいえないほどだらしなく表情を蕩かせる。
「ラビュリンス。これからも俺に抱かれたいんだったら金を用意しろ。金を払えば……今後もお前を抱いてやる」
男がそう囁く。
その囁きにラビュリンスは……
「はひぃ……稼ぎましゅう♥いっぱいいっぱい稼いで……貴方に…はぁああ……抱いてもらいましゅぅぅ♥」
恍惚の笑みを浮かべながら言葉を返すのだった。
〜〜〜〜〜
「どうですか?気持ちいいですか?私のまんこで感じてますか?」
今日も嬉しそうにラビュリンスは、激しい音を響かせながら腰を振っている。
金を稼ぐために、男に抱かれるために……。
他の全てなどどうでもいいかのように、ただひたすら……。
タグ
このページへのコメント
最終的に目的が逆転しちゃったのが本当に憐れでとてもいい