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『ソフィアが捕縛された』
その知らせを受けたイレーヌは、本部の命令を無視して単身でソフィアの元へと向かった。
リリウムの他のメンバーは別任務に就いていたため、助けを求めることは出来なかった。

目的の街は既に悪魔に占拠されていて、空は暗雲で覆われ建物には黒い影が纏わり付いている。
普段より広めの障壁を貼り、町の中央へと向かった彼女が目にしたのは、十字架に貼り付けにされているソフィアだった。

「ソフィア!!」
「イレーヌ!?来ちゃ駄目!!」

周囲に他の気配が無いことを確認し、駆け寄るイレーヌを制止するソフィア。
イレーヌが立ち止まると、ソフィアの足元から黒い手のような物が数本、彼女の身体を這い上がり、その背後からなにかの声が話しかけてくる。

「お待ちしておりました、シスター・ジブリーヌ。どうか静粛にお願いします。」
「……アナタがこの街に巣食う悪魔ですね。正直、アソフィールを捕らえるほどの力の持ち主が、ここまで気配を隠せるとは思いませんでした。」

悪魔の言葉に、可能な限り冷静に応えるイレーヌ。ソフィアの背後に現れた黒い靄を睨みながら周囲を探るが、未だに怪しい気配は感じられない。

「当然です。私はこの街の影そのものなのですから。」
「な!?」

悪魔からの答えに動揺を隠せなかったイレーヌ。
彼女がこの街に踏み入った際に感じた、悪魔がいる場所特有の障気だと思っていたものが、この悪魔そのものだったのだ。

「ご安心ください。この街の住人はまだ無事ですよ。ほら、」

悪魔の言葉と共に、周囲の建物から黒い影に拘束され、恐怖に怯える住人達が現れる。

「私は平和主義なのです。この街でも少しずつ住人から精気をいただいて慎ましく暮らしていたのに、この小娘が現れたせいで強硬策を取るに至った、いわば被害者なのです。」

「ふざけないでください。今すぐ祓って……」
「待ちなさい。私の影はこの街の住人に深く根を張っています。無理矢理消すとどうなるかわかりませんよ?」

悪魔へと銃を向けたイレーヌは、その言葉に一瞬気を取られてしまう。
その隙に住人達に取り付いた影が、彼等の首に纏わり付いた。

「……卑怯者。」
「ありがとうございます。それでは、そこで大人しく見ていてください。」

武装を解除したイレーヌを満足そうに眺めながら悪魔はそう言うと、ソフィアに這わせていた手で襟元に爪を立て、一気に引き裂く。

「ひっ」
「!?」

突然の出来事に悲鳴を上げるソフィアと、驚愕するイレーヌ。
引き裂かれた服の間からはソフィアの白い肌が晒され、彼女の顔は羞恥で紅潮していく。

「何をするつもりです!?」
「ここまでの実体化でかなり力を使ってしまいました。おまけに彼女のせいで住民の大半は逃げ出し今では100人しかこの場にいません。」
「……ぁ、……さわ……るなっ、……ひっ」

悪魔はソフィアの肌を撫でながら説明を続ける。

「残りの住人を全員食べてもたかが知れていますが、シスター1人分なら命を奪わずともお釣りが来ます。」
「そんな……。」
「みな、いで……」

黒い手は服の中に入り込み、その胸を弄りはじめる。
その姿はイレーヌだけでなく、首を固定されている住人達にも晒されていた。

「……待ちなさい。」

イレーヌは拳を握りながら、悪魔に言う。

「シスター1人でいいなら……、私が代わりになります。」
「ほう?」
「いれー、ぬ、……だ、め……あっ……」

興味深そうに手を止める悪魔と、涙目のソフィアに笑顔を返すイレーヌ。

「大丈夫よソフィア。少し待ってね?」
「素晴らしい。その献身に敬意を表して、一つゲームをしましょう。」

そう言うと黒い手の1つが指を鳴らし、イレーヌの前に腕の太さほどの張形が出現する。

「それを自ら咥え込んで、1回出し入れする毎に住人を1人解放してあげましょう。全ての住人を助け出した暁には、貴女方の無事も保証します。」
「……本当ですね?」
「悪魔は取引に際して嘘は言いません。……まずは覚悟を証明するために、服を全て脱ぎなさい。」
「っ、……くっ……」

イレーヌは一瞬躊躇った後、一気に服を脱ぎ捨て下着姿になる。
そして可能な限り身体を隠しながら下着を外し、一糸纏わぬ姿で張形と対峙する彼女の足元から、黒い手が伸びてくる。

「なっ!?やめ、触らないで!」
「だって貴女生娘でしょう?前戯も無しではあまりにも哀れだと思いまして。」
「ふざけ……いり、ません……から、そんな……あっ、だめ……です、」

手は彼女の胸を揉みながら先端をつまみ上げ、だんだん固くなるそれに爪を立て力を込める。

「ひっ、だめっ、んんっ、あっ、やあぁっっっっ!!!」
「おやおや、胸だけでこれとは……。シスターにしておくのは勿体ない素質ですね。」
「だま……りなさ……い。」

足の力が抜けそうになるのを抑え、張形に跨るイレーヌ。
少しずつ腰を下げ、先端に触れた瞬間、粘膜に触れた何かが脳まで一気に刺激を送る。

「ひっ、ひいいいいいいぃぃぃぃぃっっっ!!!!!なっ、なんれすか、これっ、」
「媚薬ですよ。私からの気遣いです。さあ、頑張ってください。」
「……っ……ぁ……ひゃっ……んんっ……いっ……いたっ……えっ、」

覚悟していた痛みを遥かに上回る快楽になんとか耐えながら、腰を落としていたイレーヌの膝裏に、影が衝撃を与える。
ガクンと膝が曲がり重力に従い落ちた身体は一気に張形に貫かれ、彼女の腹は外から見てわかるほどに形を変えていた。

「んんんんんんお゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙ぉぉぉぉぉぉぉぉっっっっっっっっっっっ」

あまりの衝撃に獣のような声を上げる彼女の腹を撫でながら、悪魔が言う。

「こんなに深くまで飲み込むとは、気に入ってもらえて何よりです。……ですが、カウントは自分でしてくださいね?」
「……ぁ……ゃ……ぃ、い、ち………やめっ、……ひゃうっ、……さわっちゃ……」
「おめでとうございます。あと99回、お手伝いしましょうか?」
「……いり、ません。……ん、あっ……ふーっ、……ひっ、……にっ、にーぃ、んがっ、……」

呆けていた彼女はなんとか提案を断り、ゆっくりと立ち上がり、引き抜かれたそれに再び腰を落としていく。
守るべき住民達の前で痴態を晒しながら、それでも彼等と相棒のために、と。



――
―――

「はぁ、んんっ、……あっ、……」

何度も気を失い、途方もない時間を掛け、しかしイレーヌはなんとか腰を動かし数を数える。
住人達も残り僅かだと、もう少しで自分達も助かるからと。

「………きゅうりゅう、はひ、……んっ」

もう少し。
もう殆ど感覚も無いが、刷り込まれる媚薬は脳に快楽を与え続け、もはや呂律すら回らなくなっている。
いや、彼女本人が媚薬のせいだと思っているだけで、内側を擦り、最奥を衝かれる度に、視界には火花が散り、甘い声が漏れている。

「……きゅうりゅう、……あんっ、……きゅうっ、……あっ、」

後1回。
それで全てが終わるのだと。
突如、気が緩んだ彼女の肩に手が現れ、体重を掛ける。
これまで少しずつ広げられてきた彼女に、これまでより更に深く張形が突き刺さる。

「お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙ぉぉぉぉぉぉぉぉっっっっっっっっっっっ、なんれえ゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙ぇぇぇぇぇぇ、」
「ここまで頑張った貴女へのご褒美です。……さ、カウントを。」
「……ひっ、ひゃっ、ひゃ……くっ……あっ……」

最後の住人が開放され、その場に倒れ込むイレーヌ。

「……はーっ、こ、これで……」
「ええ、これで貴女達は私のモノです。」
「……ぇ……?……っ、ソフィア!?」

悪魔の言葉に顔を上げたイレーヌが見たのは、自分と同じく一糸纏わぬ姿で、先程まで自分が咥えていたモノと同じ太さの何かを挿れられ、虚ろな目でこちらに向かってくる相棒だった。

「嘘を……ついたのですか……?」
「滅相もない。私は最初から『1回で1人解放』『貴女方の無事』しか約束していません。安心してください、約束ですので命までは奪いません。」
「いれーぬ、わたし、こんな、きもちいいよ?」
「……あぁ、ソフィア、なんて、こと……」

全てを諦めたイレーヌは、歩み寄る相棒の元まで這って行き、彼女を抱きしめる。

「……大丈夫……私が、一緒に居ますから……」
「ほんと……?えへへ、いれーぬ、だいすき!!」

抱き合い、溶ける様に互いを求め合う彼女たちを、悪魔は満足そうに眺めていた。

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