最終更新:ID:wPwOpRZ3kQ 2024年07月14日(日) 16:12:53履歴
スターは、唇を噛み締め舞台袖に立つ。
確かに今回の状況は確認を怠った自分にも責任がある。
しかし、それで納得出来る範囲には限度があった。
「……、くっ、……」
「おやおや、まだここに居たのですか?」
後ろから、油の乗ったゲスの声がする。
……この茶番さえ終われば、次はお前の番だからな。
「さあ早く。契約したのはソッチなんですから。……それとも、」
この金持ちは、今回の依頼主だったのだが、彼が用意した魔弾は、「必中」の代償として「1度だけ元持ち主への服従」なんてふざけた代物だった。
……後々契約書を見たら確かに書いてあったので、責任はこちらにある。
金持ちはにまりと金歯を見せながら笑い、両手を動かしながら近づいてくる。
「近寄るな!!……わかった……。」
スターは意を決し、舞台に躍り出る。
観客からは下卑た歓声や指笛が上がるが、スターは一切を無視し、踊り続ける。
舞台袖では、金持ちがにまにま笑みを浮かべている。
(わかっている……くっ……)
突如、曲調が変化し、舞台が薄暗くなる。
その後、会場全体のライトが薄いピンクに染まり、舞台の上のスターにスポットライトが当たる。
スターは踊りながら、背中に右手を回し、左手で前面を抑え、震える手で留め具を外す。
観客からはさらなる歓声が上がり、それに向かってスターは脱いだばかりのソレを投げ入れる。
形の良い胸が露わになり、かろうじて装飾品で隠れている。
「……んっ……ぁ……」
晒し者として踊る羞恥からか、それとも露出した胸に冷たい装飾品が擦れるからか。
その顔は少しずつ紅潮し、吐息は熱を帯びはじめる。
更に曲のテンポが上がり、スターは躊躇いながらもスカートの中に手を入れ、ゆっくりと紐を引く。
するりと抜き取られたソレは、彼女がスカートの中になにも身に付けてないことを意味する。
彼女は半ばヤケになり、ソレを観客に投げる。
彼女が足を上げ、腰を振る度に、客席からは歓声が上がり、様々な紙幣や貨幣が投げ込まれる
漂ってきた甘い匂いが、彼女の思考を鈍らせ、それまでなんとか隠そうとしていた踊りが、段々と大胆なものになる。
また曲調が変化し、舞台に天井まで続く銀色のポールが出現し、さらに背景や床が曇りの無い鏡に変化する。
全方位かに半裸の自分が映し出されるが、靄のかかった頭は踊る以外のことが考えられない。
甘い匂いが会場に満ち、スターはポールに縋りつき、様々な体勢を取る。
脚を絡ませ、胸で挟み、卑猥な声に答えながら、やがて嬌声を上げながら股を擦り付ける。
「……ぁ……ん……んんっ……あっ…やっ、」
客席から男が1人舞台に上がり、さらに1人、また一人と、蕩けて意識も覚束ないスターに殺到する。
腕や脚を掴まれ、残りの布も剥ぎ取られ、好き勝手に弄ばれるが、しかし彼女は一切の反撃ができない。
「……あーっ、えへへ、……あんっ……」
……舞台は、ここからが本番である。
確かに今回の状況は確認を怠った自分にも責任がある。
しかし、それで納得出来る範囲には限度があった。
「……、くっ、……」
「おやおや、まだここに居たのですか?」
後ろから、油の乗ったゲスの声がする。
……この茶番さえ終われば、次はお前の番だからな。
「さあ早く。契約したのはソッチなんですから。……それとも、」
この金持ちは、今回の依頼主だったのだが、彼が用意した魔弾は、「必中」の代償として「1度だけ元持ち主への服従」なんてふざけた代物だった。
……後々契約書を見たら確かに書いてあったので、責任はこちらにある。
金持ちはにまりと金歯を見せながら笑い、両手を動かしながら近づいてくる。
「近寄るな!!……わかった……。」
スターは意を決し、舞台に躍り出る。
観客からは下卑た歓声や指笛が上がるが、スターは一切を無視し、踊り続ける。
舞台袖では、金持ちがにまにま笑みを浮かべている。
(わかっている……くっ……)
突如、曲調が変化し、舞台が薄暗くなる。
その後、会場全体のライトが薄いピンクに染まり、舞台の上のスターにスポットライトが当たる。
スターは踊りながら、背中に右手を回し、左手で前面を抑え、震える手で留め具を外す。
観客からはさらなる歓声が上がり、それに向かってスターは脱いだばかりのソレを投げ入れる。
形の良い胸が露わになり、かろうじて装飾品で隠れている。
「……んっ……ぁ……」
晒し者として踊る羞恥からか、それとも露出した胸に冷たい装飾品が擦れるからか。
その顔は少しずつ紅潮し、吐息は熱を帯びはじめる。
更に曲のテンポが上がり、スターは躊躇いながらもスカートの中に手を入れ、ゆっくりと紐を引く。
するりと抜き取られたソレは、彼女がスカートの中になにも身に付けてないことを意味する。
彼女は半ばヤケになり、ソレを観客に投げる。
彼女が足を上げ、腰を振る度に、客席からは歓声が上がり、様々な紙幣や貨幣が投げ込まれる
漂ってきた甘い匂いが、彼女の思考を鈍らせ、それまでなんとか隠そうとしていた踊りが、段々と大胆なものになる。
また曲調が変化し、舞台に天井まで続く銀色のポールが出現し、さらに背景や床が曇りの無い鏡に変化する。
全方位かに半裸の自分が映し出されるが、靄のかかった頭は踊る以外のことが考えられない。
甘い匂いが会場に満ち、スターはポールに縋りつき、様々な体勢を取る。
脚を絡ませ、胸で挟み、卑猥な声に答えながら、やがて嬌声を上げながら股を擦り付ける。
「……ぁ……ん……んんっ……あっ…やっ、」
客席から男が1人舞台に上がり、さらに1人、また一人と、蕩けて意識も覚束ないスターに殺到する。
腕や脚を掴まれ、残りの布も剥ぎ取られ、好き勝手に弄ばれるが、しかし彼女は一切の反撃ができない。
「……あーっ、えへへ、……あんっ……」
……舞台は、ここからが本番である。
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