あにまん掲示板の各種スレッドに掲載されているR-18小説を保管するためのwikiです。


 深夜、草木達も夢を見る時間。静寂に包まれた宣告者様の神殿でわたしは自室からゆっくりと身体を出します

「……よし、誰もいませんね」

 いつものサンダル 身体をすっぽりと隠してくれるような大きなコート 身につけるものはそれだけ。コートの前を閉じずに誰にも見せたことのない秘部を露出しながら神殿の中を歩きます

「すごい……きもちいい……」

 神殿中に響いているかのような自らの鼓動と異常な興奮を感じながらゆっくりと歩みを進めます。もしも誰か起きてきたらどうしよう。見回りの神官さんに見つかったらどうしよう。そう考えると身体がもっと熱くなります 

「こんなの、だめ……なのに。いけないことなのに」

 そう呟きながらも決して引き返さず神殿の奥へ奥へ歩きます



「……おしっこしたい」

 身体が冷えたからでしょうか、尿意が身体を襲いました。ちょうど近くにおトイレがありましたので入りました。普段の隣の男子トイレの方に

「おじゃましまーす……」

 思わず声をかけながら歩みを進めました。もしも誰かがおトイレに起きて来ていたら、そう思うとお腹の下の辺りが熱くなります。幸い、誰もいませんでした。わたしは個室と、初めて見る小便器を交互に見つめます

「立っておしっこするのって気持ちいいのかな……」

 わたしはふらふらと小便器に近づいて身体を預けます

 「んっ……」

 身体を少し震わせておしっこを出します。勢い良くプシャーと大きな音と共に便器におしっこを叩きつけました

「ああ……すごい、すごいです……」

 おしっこの音を大きく響かせながらわたしはその異常な行為に溺れていました。そして最後にはチョロチョロと弱い音と共におしっこを出しきるとしばらくその余韻に浸ります

「はふぅ……すごかったあ……またしちゃおっかな……」

 そう呟いてゆっくりと小便器から身体を離します

「わっ……うぅ……ごめんなさいっ……!」

 出してる時は気持ち良くて気づきませんでしたがおしっこの殆どが狙いを外して床を汚していました。わたしは恥ずかしさから思わずおトイレを飛び出して逃げ出してしまいました



 夢中になって神殿を走ります。その間に身体に直接感じる風が身体をもっと熱くしました

「はぁ……はぁ……ふぅ……少し、休憩……」

 わたしはゆっくりと歩きながら息を整えます。それでも身体の興奮は収まるどころかますます高まるだけでした

「あ……宣告者様……」

 気がつけば神殿の一番奥、宣告者様の銅像がある大聖堂まで来ていました。ああ、こんなことをしているなんて宣告者様には知られたくない、宣告者様の神巫失格です。そう思えば思うほど心臓は高鳴り、興奮は収まるところを知りません

「宣告者様は、こんなわたしでも見守っていただいているのでしょうか」

 わたしはその場にコートを脱ぎ捨てサンダルも脱ぎ捨てて産まれたままの姿になって宣告者様の銅像の前にぺたんと座り込みます

「でも、でも、今だけは見ないでください。こんないけないことをしているわたしを見ないでください」

 そう言いながらも自分の秘部に指を伸ばしてオナニーをはじめます

「んっ……」

 くちゅり とすでに湿っていた自分の中に指を挿れてゆっくりとかき混ぜます

「うっ……ふぅ……ごめんなさい、宣告者様。こんなえっちなわたしでごめんなさい」

 そんな言葉とは裏腹に指は激しさを増して動かすのを止めようとは思いませんでした。くちゅくちゅといやらしい水音を大聖堂中に響かせながらオナニーを続けます

「んっ……ふぁ……ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい!」

 許しを請う度に狂いそうな快感が全身を駆け巡り、ますます指の動きが激しくなります。そして……

「あっ!やっ……だめっ……!いくっいきますっ!ごめんなさいぃぃぃ!!」

 わたしは身体を大きく仰け反らせて絶頂を迎えてしまいました。何度も何度も潮を吹き、辺りをびちゃびちゃと汚します

「ふわぁぁぁぁ……」

 そのままチョロチョロとおしっこもしてしまい、その快感と余韻に浸りました





 悠久とも感じられた幸せな時間は突然終わりを告げます。遠くからコツコツと歩く音が聞こえてきました

「だ、だめっ。逃げないと……」

 わたしはサンダルを履いてコートを羽織って慌てて大聖堂を飛び出します。

「誰かいるのか?」

 大聖堂を出た辺りで声を見回りの神官さんに声をかけられました

「あ、あのあの……わ、わたしです」

 前を隠してなんとか平穏を装いながら返事をします。おねがい、ばれませんようにばれませんように!

「……ああ、なんだ神巫様でしたか失礼しました。こんな夜更けにどうされましたか?」

「あ、えと、その……眠れなくてですね、少しお散歩を……大丈夫です。もう部屋に戻りますから」

「そうですか、お気をつけて」

「ええ、ありがとうございます。おやすみなさい」

 神官さんはにっこりと微笑むとまた見回りに戻りましたどうやら気づかれなかったそうです。わたしはそのまま急いで自室に戻るとへたへたと座り込みました

「こわかったあ……!!でもよかったあ……」

 気づかれなかったことに安堵しながら、その気持ちとは相反するように興奮する身体を鎮めるようにまた秘部に指を伸ばします

「あと一回だけ、一回だけしたら寝ましょう」

 そう自分に言い聞かせながらオナニーを続けました





「……結局一睡も出来ませんでした」

 興奮は止まず、気づいたらびしゃびしゃになった部屋と一緒に朝を迎えていました。それでも執務はこなさなければ。そう思っていると昨晩の見回りの神官さんが近づいて来ました

「神巫様、少しよろしいですか?」

「は、はいなんでしょうか」

 まさかバレていたのでしょうか……恐れながら答えます

「昨日の見回り中に発覚したのですがどうやら雨漏りをしている場所があるようでして」

 ほっ……どうやら気づかれてはなかったようです。安堵と少しの興奮を覚えながら話を続けます

「雨漏り、ですか」

「はい、大聖堂に続く廊下に水滴とそれから大聖堂に大きな水溜まりがありまして」

 ……大聖堂に水溜まり?もしかして!

「大丈夫ですか?神巫様、お顔が赤いようですがもし気分が優れないようでしたらお休みになられた方が」

 燃え上がりそうなくらい顔が熱いのを気づかれてしまいました。なんとかいつもの調子で返事をしなければ

「い、いえだだだ大丈夫です。それよりも何人か修理に人を回してください。そちらにお任せしますから」

「かしこまりました、それでは失礼します」

 神官さんは一礼すると離れていきました

 「うぅ……恥ずかしいです……」

 わたしはあまりの恥ずかしさに縮こまりました。でも少し身体は興奮していました

「……次するときはちゃんとお掃除もしないとですね」

 そんなことを考えながらいつもと変わらない日々を過ごすのでした



 おしまい

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