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npcの小説



 一斉にLL達が発情期に突入したことによる淫靡な宴は、全員に凡そ二回ずつ精を放ち終えたところで漸く終わりを迎えた。
 ぐっすり眠るサファイアやベリルの寝顔を見ていると、とてもさっきまでケダモノのような腰使いで搾り取っていたとは思えない。あどけない寝顔に髪を撫でつつ、どっと押し寄せる疲れに息を吐いた。
「ごめん、ね。大丈夫?」
 柔らかい感触に体を抱き寄せられる。ロビンが心配そうな顔をしながら、その大きな翼で自分の体を包み込んできだ。
「みんな、ずっと、してない、から」
 さもありなん、LL達に男性の同種はいない。人の常識では乱痴気騒ぎになるが、群れを存続させていくという点に置いて今日の乱交は必要なのだろう。群れに囲まれて搾られたのは驚いたが、こちらも気持ち良かったので気にしないで欲しい。そう伝えるとロビンは安心したように微笑んだ。
「そう、よかった。でもね」
 優しく寝かされた体にロビンが跨るように腰を下ろす。
「私、まだ、一回だけ」
 鼻先が触れる程の距離で見つめられ、胸板に柔らかな部分が押し当てられる。他のLLにはないその柔らかさに、裸の下半身から勃ち上がったものがロビンのお尻を押し返した。
「もっと、いっぱい、しよう」
 やっぱり彼女らは交尾が好きなだけかもしれない。淫らな夜はまだまだ終わりそうになかった。

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