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〜事務所〜
美波「……だから、文香さんも今回は、キリッと。ね?」
文香「……はぁ、キリッと、ですか。」
美波「そんなに難しく考えなくていいんですよ。あぁ、でも難しかったら、ちょっとだけでもいいから……。」
夕美「おはようございますっ」 藍子「おはようございます。」
P「おはよう」
美波「藍子ちゃん夕美ちゃん! おはようございます。一緒にお仕事できて嬉しいな。今日はよろしくね。」
藍子「はいっ。美波さんと文香さん! いろいろお勉強させてください。よろしくお願いしますねっ。」
文香「……お教えできることがあるかは分かりませんが、何にでも、学ぶことはできるものです。人間関係からであっても。……ですから、よろしくお願いします。」
夕美「こちらこそ、一緒にお仕事できてとってもうれしいなっ。よろしくお願いしますっ。」
美波「うんっ、こちらこそ、あらためてよろしくねっ!」
ありす「あ、あの……。」
夕美「あれっ、いつの間に!?」
藍子「ごめんなさい、気がつかなくってっ。」
ありす「……橘ありすです。お2人が美波さんと文香さんに挨拶をしているようだったので、待っていたのですが……ご挨拶ばかりしていると話が進みませんよ。」
藍子「こういうときって、お互いに挨拶したあと、なぜかまた挨拶しちゃうんですよね。」
夕美「ずっとお辞儀しあっていたりしてね。ふふっ。」
ありす「よく見ますけど、大人の人って、挨拶しあいますよね。何度も挨拶するのって無駄じゃないんですか? 1回言えばわかると思うんですけど。」
文香「……私は、話を切り上げるタイミングがよくわからないだけです。」
藍子「それもあって、ついつい長話しちゃったりするんですよね。」
美波「人付き合いの大事さを知っているから、挨拶を大事にするし、長話をしちゃったりするのかもしれないわ。ありすちゃんも、挨拶は大事にしましょうね。」
ありす「そういうものなんでしょうか……。それで、今日はどうして集まったんですか?」
夕美「そうですね、集合としか聞いていなかったけど、何が始まるのかな?」
美波「それについては、私から説明しますね。今回集まってもらったのは、みんなでステージに立つからなんです。」
藍子「みんなでって……この5人でですか?」
美波「えぇ。この5人でユニットを組んで、新曲をステージで歌うの。曲は『生存本能ヴァルキュリア』っていうんですよ。」
ありす「ユニットで……新曲……!」
文香「ありすちゃん、一緒のユニットですね。よろしくお願いします。」
ありす「は、はい!」
夕美「新曲だなんて緊張するけど、楽しくできたらいいねっ。」
藍子「私たちからも、よろしくお願いしますねっ。」
ありす「よ、よろしくお願いします! ユニットで……新曲……ヴァルキュリア……あ、ヴァルキュリアって聞いたことあります。」
文香「……書物で、読んだことがあります。ヴァルキュリアは古ノルド語での表記ですね。ドイツ語ではワルキューレ、英語ではヴァルキリーともいいます。」
文香「古くは古代ノルド達の詩に書かれていて、北欧神話の中では神々の使いでもある、戦乙女としても知られています。」
夕美「へぇ……そうなんだ!」
ありす「そ、そうですよね。ゲームなどで聞いたことがあります。槍を持ってるんです、私も知っていますよ。みなさんは知らないんですか?」
藍子「私はゲームとか戦うのとか、そういうのは詳しくないから、名前くらいしか聞いたことなかったです。でも、文香さんは詳しいんですね。」
文香「ヴァルキュリアは、dis(ディース)、disir(ディーシル)と呼ばれる女神たちで、戦場の魂を宮殿、ヴァルハラへ導くのがその仕事です。」
藍子「魂を……はぁ。なんだか、すごい物語があるんですね。」
夕美「へぇ……文香さんって物知りなんだねっ。それに、説明が上手っ!」
ありす「さすがです。すごいです。文香さんのその知識は尊敬に値しますね。」
美波「ふふっ。すごいよね。」
文香「……とんでもありません。たまたまそのような書物を読んだことがあるというだけですから。」
夕美「なるほど〜っ。ところで、ユニットでステージに立つんだったら、ユニット名を決めないといけないんじゃないのかな?」
ありす「奏さん達は、タイプが違うメンバーだったけど、セクシーな名前になったって言っていました。私たちも負けないくらいクールな名前にしましょう。」
美波「それなんだけど、事前に相談していたの。『アインフェリア』って名前はどうかしら。」
藍子「なんだか、柔らかくっていい響きですね。どういう意味なんですか?」
文香「einherjar(エインヘリヤル)は先ほどの話にあった、戦場の魂たちの名です。」
美波「自分たちに女神みたいな名前をつけるのは気後れしちゃうけど、これなら間接的な意味だから、いいかなって。」
夕美「へぇ……すごいね、美波さんも文香さんも。なんで2人とも、そんなことがさらさら出てくるんですか。」
美波「勉強したからかな?」
文香「本を読みました。」
ありす「……そんな、簡単に言わないでください。でも、そうですね。素晴らしい名前です。これで、名前にどうこう言われません。むしろ、かっこよくてみんな驚きますよ。」
藍子「ふふっ。よかったね。私も、ユニットの一員として気を引き締めないとっ。」
美波「あ、あと、歳上だから、私がリーダー役もやってるけど……みんな、よかったかな?」
夕美「お任せしちゃって、いいんだったら、ぜひお願いしますっ。」
美波「……じゃあ、ユニットとしてステージへ立つために、みんなで協力して頑張りましょう!」
夕美「おーっ。」 藍子「はいっ。」
文香「えぇ。」 ありす「はいっ。」
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