介護認定審査・判定

護認定審査・判定

要介護等認定の流れ

①申請⇒②認定調査・主治医意見書の記載⇒③一次判定（コンピューター）⇒④二次判定（介護認定審査会）*1⇒認定・認定の通知（市町村）⇒⑥サービス利用⇒更新（変更）申請
　※更新・変更の申請では②～⑦の繰り返しとなる

◆要介護認定の申請
本人以外で申請を代行できる者
①家族・親族
②地域包括支援センター
③指定居宅介護支援事業者、地域密着型老人介護施設、介護保険施設（指定基準の要介護認定等の申請にかかる援助の規定に違反したことのない者）
④社会保険労務士
⑤民生委員
⑥成年後見人による代理申請

◆認定調査・・・原則として市町村職員が訪問調査、更新の場合は指定事業者に委託可。
◆主治医意見書・・・主治医がいない場合は市町村指定の医師の診断による。
◆一次判定・・・要介護認定等基準時間をもとに算定
◆介護認定審査会・・・市町村に設置
◆介護の必要度の審査判定・・・【検討材料】一時判定の修正・確定、認定調査の特記事項、主治医意見書
◆認定の効力には有効期限が設定され、継続には更新手続きが必要。

※認定申請の結果、非該当となった者は、「特定高齢者」の候補とみなされる。
　
　
　

一時判定の仕組み

一時判定の内容

認定調査項目の構成　（５群　７４項目）

身体機能・起居動作	麻痺の有無、拘宿の有無、寝返り、起き上がり、座位保持、両足での立位保持、歩行、立ち上がり、片足での立位、先身、つめ切り、視力、聴力
生活機能	移乗、移動、嚥下、食事摂取、排尿、排便、口腔清潔、洗顔、整髪、外出頻度、上衣の着脱、ズボン等の着脱
認知機能	医師の伝達、毎日の日課を理解、生年月日や年齢を言う、短期記憶、自分の名前を言う、今の季節を理解する、場所の理解、徘徊、外出すると戻れない
精神・行動障害	物を盗られたなど被害的になる作話、泣いたり笑ったりして感情が不安定になる昼夜の逆転があるしつこく同じ話をする大声を出す介護に抵抗する「家に帰る」等と言い落ち着きがない一人で外に出たがり目が離せないいろいろなものを集めたり無断で持ってくる物を壊したり、衣類を破ったりするひどい物忘れ意味もなく独り言や独り笑いをする自分勝手に行動する話がまとまらず会話にならない。