エスペラント語の修正版として開発された人工言語、国際補助語です。

予備課(発音の手引き)

(訳者注:日本人学習者の為、下記英単語には IPA 式発音記号を付けた。)

アルファベット 通常の英語のアルファベット26文字がアクセントやその他の記号を伴うことなく使われる。 綴りは発音通りであるが、幾つかの文字の音価は英語のものと異なる。大まかにいうと子音は 英語、母音はドイツ語、イタリア語、フランス語の如くに聞こえる。
子音 b、d、f、k、l、m、n、p 、t 、v、w、x、z x が語の始めでも ks と発音される以外は英 語と同じ発音である。

ctsetse [ˈtsɛtsi]の ts の如く。
g get [ɡɛt]の g の如く。(gem [dʒɛm]の g とは異なる音。)
h は常に発音される。
j はフランス語での j の如く発音される。Vision[ˈvɪʒ(ə)n]の s の音。
r は顫動音またははっきり発音される。
s は「a house」[haʊs]の s のように鋭い音である。( 決して「to house」[haʊz]の s のように z の 音にはならない。)
chchurch [tʃəːtʃ]の ch の如く。
ququeen [kwiːn]の qu の如く。
shshall [ʃal]の sh の如く。各文字がおのおのの音を保っていることを示す為、chas-hundo「猟 犬」などのように合成語にはハイフンが用いられる。
y yes[jɛs]の y のように常に子音である。故に mayo は may-o ではなく mah-yo である。

母音は a、e、i、o、u であり、それぞれ英単語 father [ˈfɑːðə]、veil [veɪl]、machine [məˈʃiːn]、 soul [səʊl]、rule [ruːl]の下線部の音を持つ。英国南部英語では、特に veilsoul などの時、母音 を二重母音化する傾向があるが、これは避けられるべきであり、単音での歌唱の如くに分かれ た音でなければならない。外国人やスコットランド人がこれらをどう発音するか聞いてみること。
イドには au eu というふたつの二重母音がある。どちらの二重母音も u の発音を短く弱くし、あたかも最初に来る母音のみの音であるかのように発音すること。故に au は ah-oo(cow [kaʊ] の ow に似たような音。)と発音され、eu は eh-oo と発音される。
有声音のアクセントや強勢は以下の場合に起こる。
1. 不定詞の最後の音節(-a^r、-i^r 、-o^r)に付く。
2. 他の品詞の最後の音節に付く。
3. しかし語幹が多音節である場合、母音の直前に置かれた i と u には強勢は付かない。

例:
1. ama^r, kredi^r, fino^r 2. ama^ta, kredi^ta, fino^ta, espere^bIe, faci^nda, jo^yo, boa^o, muze^o, hero^o, di^o, du^o 3. fo^lio, li^lio, me^ntio, Ita^lia, akade^mio, melo^dio, a^quo, li^nguo, po^rtuo, re^vuo

書法
幾つかの文字書かれ方は国によって僅かに異なる。国際通信においてはイタリック体の書体に 似た書法を用いることが、特に大文字を書く場合に望ましい。注意すべきは例えば小文字の e、g、x、大文字の C、F、J、T、S である。数字についても同じである。要は分かり易く書き、 飾り文字を避けること。

発音練習
Ka vu ja lernas la nova linguo internaciona? Me komencis studiar ol ante kelka dii, e me trovas, ke ol esas vere tre facila. Omna-die me lektas texto dum un horo; me sempre lektas laute. Ka vu komprenas to?

Kah voo zhah la^irnahs lah no^hvah le^engwoh eentairnahtsio^hnah? meh kohmen^tsees stoodea^hr ohl a^hnteh ke^lkah de^e-ee, eh meh tro^hvahs, keh oh1 e^hsahs ve^hreh treh fahtse^elah. O^mnahde^e-eh meh le^ktahs te^kstoh doom oon ho^hro; meh se^mpreh le^ktahs lo^uteh. Ka vu kompre^hnahs toh?

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イド語文法編(4)

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