まえがき 
ずんだもんの駆除してみたい
本文
ある夏の晴れた日に俺は近くの山に来ている。目的は俺の趣味である、ずんだもんと呼ばれる妖精の駆除と捕獲、そう『ずんだ狩り』だ。
ずんだの妖精と呼ばれているが、畑や民家にゴミ捨て場を荒らす害虫だ。
それに妖精と言うが、『何が妖精だ？ピーター◯ンのティン◯ーベルに失礼過ぎるだろ。』といつも思っている。
今日はこの辺りに巣が幾つもあるらい。今回の狩りも、楽しめそうだと思いながら山に入って行った。
周りを注意しながら歩いていると、1匹の妖精が飛んでいたので様子を見る事にした。
「ごはんさんたくさんなのだ！ままずんとおちびがよろこぶのだ！」
エサを巣に持ち帰る途中らしく、気付かれない様に後をつける事にした。後を付けて行くと、人の手が届かない所にある木のうろに入って行った。
馬鹿なずんだもんなりに考えたのだなと、思いつつリュックを開けて準備を始める事にした。
「ままずん、おちびただいまのだ。ごはんさんいっぱいとってきたのだ！」
「ごはんしゃんのだ！たくしゃんのだ！」
「おいしそうのだ！おなかいっぱいたべりゅのだ！」
「ぱぱずん、ありがとうのだ。みんなでたべるのだ。」
ｷｭｲｰﾝ、ﾋﾞｨｰｰｰｰ
そこに一機のドローンが妖精達の前に現れた。妖精駆除用のカスタムをした機体で、エアガンと同じ強さのBB弾を200発連射する射撃機構と、霧吹き機能を100mlつけたずん虐ドローン『ZG1SP』だ。
「おまえなんなのだ！ぷくーのだ！どうだこんしんの、ぷくーのだ！」
「おちびちゃんたちこっちにくるのだ！」
「おかぁちゃ、こわいのだ…。」
「ずんちゃたち、どうなるのだ？」
「だいじょぶのだ。ぱぱずんとままずんがまもるのだ。」
カメラ越しに威嚇しているのと、2匹の子ずんを庇っているのが見えた。頬を膨らませて威嚇しているのだが、只の睨めっこにしか見えない。本当に残念な生き物だ。
ラッキーな事に子ずんがいる。やはり虐するには赤ずんと子ずんが、1番楽しいからな。そんなバカな妖精達に立場を解らせる事にした。
俺は、コントローラーの射撃ボタンを短く数回押した。
「のだっ！いたいのだ！やめるのだ！」
「おちびちゃん、ままずんにっ！か、かくれるのだ！」
「おとーちゃ、おかーちゃ！」
「うわーん、こわいのだー！」
弾が親ずん達に当たり、柔らかい身体に減り込み出血している。
「ぼくは、おこったのだ！ぐるぐるぱんちのだ！」
「おちびちゃんたち、ぱぱずんがやっつけてくれるのだ。」
「おとーちゃ、しゅごいのだ！」
「ずんちゃ、たしゅかるのだ？」
「のだのだーー！」
のだのだ叫び泣きながら、短い手をぐるぐる回して突っ込んで来た。格闘技漫画にこんなシーンあったなと思いながら、発射ボタンを長押しした。
ｽﾊﾟｯﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟ
「のだーー、のだっいたいいたいのっ…ああぁぁぁ！おめめさんがぁー！」
「ぱぱずん！やめてのだ！にげてのだ！」
「おとーちゃ、やめるのだ！」
「おとーちゃ！おとーちゃ！」
「だめなのだ、ままずんとおちびはぼくがまもるのだ！」
発射された弾が眼に当たり潰れて、血の涙を流している。ずんだもんのクセに、生意気な事を言ったので少しおちょくる事にした。
ドローンの位置を動かして、当てない様にして発射ボタンを短く押すを繰り返した。
ｳｨｰﾝ、ｽﾊﾟｯﾊﾟﾊﾟ
「こっちにいるのだ！」ｽｶｯ
ｳｨｰﾝ、ｽﾊﾟｯﾊﾟﾊﾟ
「こんどはこっちなのだ！」ｽｶｯ
ドローンに遊ばれている父ずんは滑稽で見てていて面白かった。だがバッテリーの無駄なので終わらせる事にするか。
木にぶつかる位置にドローンを移動させて誘導をした。
ｳｨｰﾝ、ｽﾊﾟｯﾊﾟﾊﾟ
「にげるなのだ！よわむっのが！」ｽｶｯ､ﾄﾞﾝｯ ｸﾞ ﾁｬ
「パパずんどうしたのだ！へんじしてのだ！」
「おとーちゃ、がんばるのだ！」
「たしゅけてのだー！たしゅけてのだー！」
馬鹿な妖精が頭を打ち付けて、地面に落ちて自滅しやがった。良いおもちゃになってくれてありがとう。君と家族の犠牲は、新たなずん虐ドローンの参考にするよ。
地面に落ちた父ずんは衝撃で内臓が潰れて、骨も砕け瀕死になった。口から血を吐きながら最後の力を振り絞り声を出した。
「はぁ…ままずん、おちびにげるのだ…。」ｺﾃｯ、ﾁｰﾝ
「ぱぱずんだめなのだ！いやなのだ！」
「おとーちゃ！どうちたのだ！」
「いゃーいゃー！ずんちゃこわい！」
鬱陶しいのが死んだから、残った家族の駆除する為に木のうろにドローンを向ける事にした。
ｷｭｲｰﾝ、ﾋﾞｨｰｰｰｰ
「ぼくはどうなっていいのだ！だから、おちびちゃんたちはにがしてのだ！」
「おかーちゃ！だめなのだ、いやなのだ！」
「おかーちゃ！いやーのだ！」
エアガンの弾数も少ないから、霧吹き機能『ズンキルミスト』を使うことにしてコントローラーのボタンを押した。
ﾋﾞｨｰｰｰｰ、ﾌﾟｼｭｰｰ
「ああぁぁーいたいのだ、やけるのだ！」
「やあぁー、あちゅいくるちいのだ！」
「おとーちゃ、おかーちゃ！たちゅけてのだ！」
こうかはばつぐんだ。痛みで親ずんはぶつかりながら飛び回り、子ずんはひっくり返った亀の様にもがいている。
『ズンキルミスト』は世界一辛いソースを水と７：３で割った物だ。人間でも痛みを感じるレベルのだから、辛味が弱点のずんだもんなら最高の毒になる。親子3匹このまま死んでもらう事にした。
ﾋﾞｨｰｰｰｰ、ﾌﾟｼｭｰｰ
「くるちぃのだ…だめなのだ…」ﾁｰﾝ
「おかーちゃ…たちゅけ…」ﾁｰﾝ
「ぱぱずん…まもれなかった…ごめんねの…」ﾁｰﾝ
ずんだもんらしく、苦しんで死んだ。苦しんで死ぬ事がずんだもんの存在意義だ。その役割を果たしてくれたこの家族に、感謝しようとしたがなんか癪だからやめた。そのまま次のおもちゃを探す事にした。
ふたたび山を歩き始めると、ずんだもんの巣穴らしき横穴を発見したので中をのぞいてみた。
「ずーん…ずーん…ずーん…ぽ…。」
中には赤ずんだけ3匹が藁の上で寝ていた。この無防備なおもちゃで遊ぶ事にした。
穴に気づかれないゆっくり手を入れて、赤ずんを1匹ずつ掴み出して網袋に入れた。
「ずーん…ずーん…のだ？のっだ？…おぎゃーのだ、おぎゃーのだ！」
「おぎゃーのだ！おんきゃーのだ！」
網袋に入れられたのに気づいて泣き始めて、五月蝿いので袋をぶん回して泣き止ませた。目を回して大人しくなったので、俺からのサプライズの準備をした。
サプライズの準備も出来たので、俺は木陰で隠れて休む事にした。15分ぐらい経ったぐらいか親ずんが帰ってきた。
「おちびちゃん、たちただいまのだ。」
「おちびたち、いいこにしてたかのだ？」
中は藁だけで赤ずん達は居なくなっていた。
「おちびちゃんたち、がいないのだ！」
「もしかして、おそとにでちゃたかのだ？」
「それだと、はやくさがさいとのだ！」
焦っている親ずん達に、しゃがんで穴を覗き込み、網袋を見せながら声をかけた。
「さがーしものはなんですか？みーつけにくいものですか？」
「おぎゃーのだ！おぎゃーのだ！」
「おちびちゃん！にんげんさんやめてのだ！」
「くそにんげん、ふざけるなのだ！かえすのだ！」
「そう怒るなよ。ほら、返すよ。サプラーイズ！」 ｶﾁｯ ｼﾞｯｼﾞｼﾞ
赤ずん達と爆竹を一緒にした『ずん爆』に、点火して巣穴の奥に放り込んだ。喜んでくれるかなぁ？
「おぎゃーのだ！おぎゃーのだ！」
「おちび！おとーちゃがいまいくのだ！」
「おちびちゃん！けがはしてないのだ？」
親ずん達は『ずん爆』にされた自分達の赤ずんを見て困惑した。赤ずん達を助けようと縛られた麻紐を解こうとして『ずん爆』に近づいた。
「おちび！いまたすけるのだ！」
「おちびちゃん、だいじょぶのだ。」
「おぎゃーのだ！おぎゃーのだ！」
ﾊﾟﾝｯﾊﾟｯﾊﾟｯﾊﾟｯﾊﾟﾝｯﾊﾟｯﾊﾟｯ
「おぎゃ！、のだぁ！、たぢゅけ！」
爆竹が爆発し始めて、破裂音の中にずんだもんの声という最高の音がした。爆発が終わり巣穴が白煙が籠っている。
少し時間が経ち、中が見えて来ると中は緑色の液体が飛び散っていた。『ずん爆』の中心地には、緑色の肉片と小さな骨みたいな物しか残っていなかった。その周りに両親の頭が半分吹っ飛んで脳が飛び散り、目玉が溢れ落ちかけた、所々に焦げがある身体に吹き飛んだ手足、枝豆があった。
これでこの巣穴の駆除は完了した。やはり赤ずんを使うと、親の反応が楽しくてやめられない。次のアイデアを考えながら、次の獲物を探し山を歩く事にした。
山の中を歩いていると、緑色の塊りを見つけた。ずんだもんの糞だ。アイツらはずんちと呼んでいる。近くにいる可能性が高いと踏んで、クッキーを2枚置いて待つ事にした。その間に折り畳みの網を組み立て待つ事にした。
「のだーのだー、きょうはいいおてんきさんなのだ。のだっ？」
クッキーを見つけて、真っ直ぐに飛んで行った。
「おかしさんのだ！すごくおいしそうなのだ！食べるのだ！」
そのクッキーを夢中で食べ始めた。
「さくさくして、あまくておいしいのだぁ〜。えっのだ？」ｶﾞﾊﾞｧ
俺はアホ面して、クッキーを夢中で食べているずんだもんを網で捕らえた。
「ドロボーさん捕まえた。お仕置きをしないとなぁ。」
「ごめんなさいのだ！ゆるしてのだ！」
「ならお前はどこから来たんだ？」
「それはいえないのだっ！」
無言でタバコに火を付けて、3口ぐらい吸いずんだもんの身体に押し付けた。
ｼﾞｭｯｩｩ
「のだああぁぁぁ！あついのだぁー！」
皮膚が焼け爛れて、タバコの香りと焦げた匂いが混じった匂いがした。ずんだもんの身体に丸い焦げ後が出来た。
「どこから来たの？次はずんぽ？、目玉？ケツ？どこがいいかな？」
「まっていうのだ！このさきにある、おおきなきのしたなのだ！ちかくにおかわさんがあるのだ！そこになかまがたくさんすんでるのだ！」
「本当に？嘘ついてないか？」
「ほんとうなのだ！みのがしてのだ！」
「よしわかった。」
ずんだもんの枝豆の根本に麻紐を結び付けて太い木の枝にくくり付けた。
「本当が確かめて来る。戻って来るまでいい子にしてな。」
「えっ！そんななのだ…。いかないでのだ！」
「アイル、ビー、バック。」
吸い殻を携帯灰皿に入れて、集落があると思われる場所に向かって行った。
歩いて行くと開けた場所が見えて、そこに小さな藁や枝で作られた家らしき物が多数見つけた。纏めてやるか、ひとつづやるか。痛ぶってやるか、一瞬でやるか。そう考えていると2匹のずんだもんが、話しかけてきた。
「にんげんさん、どうしたのだ？まいごさんなのだ？」
「ここはぼくたちのばしょなのだ。にんげんのばしょはないのだ。」
握り潰してやろうかと思ったが、グッと堪えて演技をする事にした。
「申し訳ない。山歩きに夢中で気が付かなかったんだ。ここは君達の村？でいいのかな？」
「そうなのだ！ぼくたちでつくったのだ！」
「ずんだもんだけでくらしているのだ。だからにんげんのばしょはないのだ。」
「そうなのか君達の場所に入ってしまいすまない。なら迷惑を掛けたお詫びにずんだ餅でも食べないか？村の皆んなのもあるぞ。」
「ずんだもち！たべるのだ！」
「ずんだもち！あるならはやくだすのだ！」
自称ずんだの妖精だからか、馬鹿みたいにずんだ餅に反応した。だから、睡眠薬入りの特製ずんだ餅を紙皿に持ってやった。
「たくさんあるのだ！ありがとうなのだ、にんげんさん！」
「ようはすんだのだ。にんげんは、はやくかえるのだ！」
そうして2匹はずんだ餅を運んで行った。
効果が出るまで食事でもする事にした。近くの河原で食事と一服を済まして、村に行ってみるとアホ面晒してずんだもん達が20匹以上寝ていた。
「ずーん…ずーん…ずーん…。」
「ずーん…ずーん…すーん…ぽ…。」
俺はコイツとどうやって遊ぼう。数が多いから余り1匹に時間をかけるのも効率が悪いし、今日は道具が少なく派手な事は出来ない。ふと周りを見ると藁の家が目についた。コレは使えると早速、準備に取り掛かった。
まず、藁の家に子ずんと赤ずんを集めて起こさない様に入れる。その出入り口を藁でしっかりと塞いで、水を用意したら準備完了だ。大人達は網袋に入れて、お土産用に持って帰る事にした。
早速、親達を起こして藁に火を付けて楽しむ事にする。
「オラっ！起きろクズども。」
ﾄﾞｶﾞｯｶﾞｯｽｹﾞｼｯ
「のだっ！ぼくたちはねてたのだ。」
「これは、なんなのだ？にんげんさん！どうしているのだ？」
「おちびちゃんたちが、いないのだ！」
目が覚めて騒ぐずんだもん達を無視して藁の家に火を付けた。
ｶﾁｯﾒﾗｯﾒﾗｯ
「ぼくたちのおうちさんが、もえてるのだ！」
「くそにんげん！ふざけるなのだ！ここからだせのだ！」
「おちびちゃんどこにいったのだ！へんじしてのだ！」
「にんげんさん、おちびはどこなのだ！」
火がまわり始めて、煙が上がって来た。その時に藁の家の中から声が聞こえて来た。
「おぎゃーのだ！おぎゃーのだ！」
「おとーちゃ、おかーちゃ！たしゅけてのだ！くるちいのだ！」
「こわいのだ！あついのいやなのだ！」
「なかにおちびたちがいるのだ…。」
「おねがいのだ！だしてのだ！たすけにいかせてのだ！」
「おちびちゃんがくるしんでるのだ！やめてのだ！」
「くそにんげん！ぼくたちをはやくだすのだ！」
家が全体が燃え上がり、火の勢いが強くなった。
「おぎゃーのだ！おぎゃーのだ！」
「おとーちゃゴッホ…おかーちゃゴッホ」
「おちょーと…いもーちょ…まもるのだ」
「ゴッホ、あちゅいあちゅいのだー！」
「そんななのだ…。みんなしんじゃうのだ…。」
「ああぁぁ、おちびちゃん！だめのだー！」
「そんな…ぼくのおちびが…なんでのだ…？」
「くそにんげん、ぜったいにゆるさないのだ！」
中に五月蝿いくそずんだがいるので、網の中からソイツを取り出した。
「はなせ！くそにんげん！はなすのだ！」
「お前さっきから五月蝿いから、月に変わってお仕置きするわ。」
「のだっ？なにいってるのだ？」
首根っこを掴んだまま、ずんたまを軽く握った。
「やめるのだ！そこはだめなのだ！ゆるしてのだ！」
「バイバイ、ずんたまちゃん。」
「やめてのだー！たねちゃんがーなくなるのだー！」
そうして強く握り締めた。小さな２つのゴム球に似た感触がして、破裂した感触があった。潰した瞬間にずんだもんは、痙攣しながら悲鳴を上げて面白かった。これはいい、またやろう。
「あぁぁぁー、ぼくの…ずんたまが…もうたねちゃん…だせないのだ…。」
「よし、静かになった。」
家からは声が聞こえなくなり、燃え尽きた。用意した水をかけて消火した。
焼き跡を漁っていると、赤ずんと子ずんの真っ黒になった死体が出てきた。その死体を親達の前に持って行った。
「ごめん、焦ちゃった。」
「おちび…うそなのだ…こんなのおちびじゃないのだ！」
「そうなのだ！おちびちゃんは、ぼくたちとおなじいろなのだ！こんなくろいのちがうのだ！」
「おちびをどこにかくしたのだ！はやくかえすのだ！」
「だから、これだってわかんねーかなぁ？」
ｸﾞｼｬ
馬鹿だから黒くなった子供を理解出来ないらしい。なので潰して処理してやった。
もうやる事は済んだので山を降りる事にした。
「ぼくたちをどこにつれてくのだ！やめろなのだ！」
「なんでもするのだ！ぼくだけにがしてのだ！」
「おちびちゃんをおいていけないのだ！やめてのだ！」
ﾄﾞｶﾞｯﾄﾞｶﾞｯﾄﾞｶﾞｯ
五月蝿いから袋ごと地面に叩きつけて黙らせた。ずんだもんには言葉は通じるが、馬鹿だから話しは余り通じない。だから、暴力のほうが良く通じる。
そうして山を降りて車に荷物と、お土産の生け取りずんだもんを載せていたら、何かを忘れている気がした。バックの中身を確認しても全てあるし、火もちゃんと処理した。だから大した事じゃないだろうと思いこのまま帰る事にした。
今日はいい1日だったと思う。
ずんだの妖精と呼ばれているが、畑や民家にゴミ捨て場を荒らす害虫だ。
それに妖精と言うが、『何が妖精だ？ピーター◯ンのティン◯ーベルに失礼過ぎるだろ。』といつも思っている。
今日はこの辺りに巣が幾つもあるらい。今回の狩りも、楽しめそうだと思いながら山に入って行った。
周りを注意しながら歩いていると、1匹の妖精が飛んでいたので様子を見る事にした。
「ごはんさんたくさんなのだ！ままずんとおちびがよろこぶのだ！」
エサを巣に持ち帰る途中らしく、気付かれない様に後をつける事にした。後を付けて行くと、人の手が届かない所にある木のうろに入って行った。
馬鹿なずんだもんなりに考えたのだなと、思いつつリュックを開けて準備を始める事にした。
「ままずん、おちびただいまのだ。ごはんさんいっぱいとってきたのだ！」
「ごはんしゃんのだ！たくしゃんのだ！」
「おいしそうのだ！おなかいっぱいたべりゅのだ！」
「ぱぱずん、ありがとうのだ。みんなでたべるのだ。」
ｷｭｲｰﾝ、ﾋﾞｨｰｰｰｰ
そこに一機のドローンが妖精達の前に現れた。妖精駆除用のカスタムをした機体で、エアガンと同じ強さのBB弾を200発連射する射撃機構と、霧吹き機能を100mlつけたずん虐ドローン『ZG1SP』だ。
「おまえなんなのだ！ぷくーのだ！どうだこんしんの、ぷくーのだ！」
「おちびちゃんたちこっちにくるのだ！」
「おかぁちゃ、こわいのだ…。」
「ずんちゃたち、どうなるのだ？」
「だいじょぶのだ。ぱぱずんとままずんがまもるのだ。」
カメラ越しに威嚇しているのと、2匹の子ずんを庇っているのが見えた。頬を膨らませて威嚇しているのだが、只の睨めっこにしか見えない。本当に残念な生き物だ。
ラッキーな事に子ずんがいる。やはり虐するには赤ずんと子ずんが、1番楽しいからな。そんなバカな妖精達に立場を解らせる事にした。
俺は、コントローラーの射撃ボタンを短く数回押した。
ｽﾊﾟｯﾊﾟﾊﾟ ｽﾊﾟｯﾊﾟﾊﾟ ｽﾊﾟｯﾊﾟﾊﾟ
「のだっ！いたいのだ！やめるのだ！」
「おちびちゃん、ままずんにっ！か、かくれるのだ！」
「おとーちゃ、おかーちゃ！」
「うわーん、こわいのだー！」
弾が親ずん達に当たり、柔らかい身体に減り込み出血している。
「ぼくは、おこったのだ！ぐるぐるぱんちのだ！」
「おちびちゃんたち、ぱぱずんがやっつけてくれるのだ。」
「おとーちゃ、しゅごいのだ！」
「ずんちゃ、たしゅかるのだ？」
「のだのだーー！」
のだのだ叫び泣きながら、短い手をぐるぐる回して突っ込んで来た。格闘技漫画にこんなシーンあったなと思いながら、発射ボタンを長押しした。
ｽﾊﾟｯﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟ
「のだーー、のだっいたいいたいのっ…ああぁぁぁ！おめめさんがぁー！」
「ぱぱずん！やめてのだ！にげてのだ！」
「おとーちゃ、やめるのだ！」
「おとーちゃ！おとーちゃ！」
「だめなのだ、ままずんとおちびはぼくがまもるのだ！」
発射された弾が眼に当たり潰れて、血の涙を流している。ずんだもんのクセに、生意気な事を言ったので少しおちょくる事にした。
ドローンの位置を動かして、当てない様にして発射ボタンを短く押すを繰り返した。
ｳｨｰﾝ、ｽﾊﾟｯﾊﾟﾊﾟ
「こっちにいるのだ！」ｽｶｯ
ｳｨｰﾝ、ｽﾊﾟｯﾊﾟﾊﾟ
「こんどはこっちなのだ！」ｽｶｯ
ドローンに遊ばれている父ずんは滑稽で見てていて面白かった。だがバッテリーの無駄なので終わらせる事にするか。
木にぶつかる位置にドローンを移動させて誘導をした。
ｳｨｰﾝ、ｽﾊﾟｯﾊﾟﾊﾟ
「にげるなのだ！よわむっのが！」ｽｶｯ､ﾄﾞﾝｯ ｸﾞ ﾁｬ
「パパずんどうしたのだ！へんじしてのだ！」
「おとーちゃ、がんばるのだ！」
「たしゅけてのだー！たしゅけてのだー！」
馬鹿な妖精が頭を打ち付けて、地面に落ちて自滅しやがった。良いおもちゃになってくれてありがとう。君と家族の犠牲は、新たなずん虐ドローンの参考にするよ。
地面に落ちた父ずんは衝撃で内臓が潰れて、骨も砕け瀕死になった。口から血を吐きながら最後の力を振り絞り声を出した。
「はぁ…ままずん、おちびにげるのだ…。」ｺﾃｯ、ﾁｰﾝ
「ぱぱずんだめなのだ！いやなのだ！」
「おとーちゃ！どうちたのだ！」
「いゃーいゃー！ずんちゃこわい！」
鬱陶しいのが死んだから、残った家族の駆除する為に木のうろにドローンを向ける事にした。
ｷｭｲｰﾝ、ﾋﾞｨｰｰｰｰ
「ぼくはどうなっていいのだ！だから、おちびちゃんたちはにがしてのだ！」
「おかーちゃ！だめなのだ、いやなのだ！」
「おかーちゃ！いやーのだ！」
エアガンの弾数も少ないから、霧吹き機能『ズンキルミスト』を使うことにしてコントローラーのボタンを押した。
ﾋﾞｨｰｰｰｰ、ﾌﾟｼｭｰｰ
「ああぁぁーいたいのだ、やけるのだ！」
「やあぁー、あちゅいくるちいのだ！」
「おとーちゃ、おかーちゃ！たちゅけてのだ！」
こうかはばつぐんだ。痛みで親ずんはぶつかりながら飛び回り、子ずんはひっくり返った亀の様にもがいている。
『ズンキルミスト』は世界一辛いソースを水と７：３で割った物だ。人間でも痛みを感じるレベルのだから、辛味が弱点のずんだもんなら最高の毒になる。親子3匹このまま死んでもらう事にした。
ﾋﾞｨｰｰｰｰ、ﾌﾟｼｭｰｰ
「くるちぃのだ…だめなのだ…」ﾁｰﾝ
「おかーちゃ…たちゅけ…」ﾁｰﾝ
「ぱぱずん…まもれなかった…ごめんねの…」ﾁｰﾝ
ずんだもんらしく、苦しんで死んだ。苦しんで死ぬ事がずんだもんの存在意義だ。その役割を果たしてくれたこの家族に、感謝しようとしたがなんか癪だからやめた。そのまま次のおもちゃを探す事にした。
ふたたび山を歩き始めると、ずんだもんの巣穴らしき横穴を発見したので中をのぞいてみた。
「ずーん…ずーん…ずーん…ぽ…。」
中には赤ずんだけ3匹が藁の上で寝ていた。この無防備なおもちゃで遊ぶ事にした。
穴に気づかれないゆっくり手を入れて、赤ずんを1匹ずつ掴み出して網袋に入れた。
「ずーん…ずーん…のだ？のっだ？…おぎゃーのだ、おぎゃーのだ！」
「おぎゃーのだ！おんきゃーのだ！」
網袋に入れられたのに気づいて泣き始めて、五月蝿いので袋をぶん回して泣き止ませた。目を回して大人しくなったので、俺からのサプライズの準備をした。
サプライズの準備も出来たので、俺は木陰で隠れて休む事にした。15分ぐらい経ったぐらいか親ずんが帰ってきた。
「おちびちゃん、たちただいまのだ。」
「おちびたち、いいこにしてたかのだ？」
中は藁だけで赤ずん達は居なくなっていた。
「おちびちゃんたち、がいないのだ！」
「もしかして、おそとにでちゃたかのだ？」
「それだと、はやくさがさいとのだ！」
焦っている親ずん達に、しゃがんで穴を覗き込み、網袋を見せながら声をかけた。
「さがーしものはなんですか？みーつけにくいものですか？」
「おぎゃーのだ！おぎゃーのだ！」
「おちびちゃん！にんげんさんやめてのだ！」
「くそにんげん、ふざけるなのだ！かえすのだ！」
「そう怒るなよ。ほら、返すよ。サプラーイズ！」 ｶﾁｯ ｼﾞｯｼﾞｼﾞ
赤ずん達と爆竹を一緒にした『ずん爆』に、点火して巣穴の奥に放り込んだ。喜んでくれるかなぁ？
「おぎゃーのだ！おぎゃーのだ！」
「おちび！おとーちゃがいまいくのだ！」
「おちびちゃん！けがはしてないのだ？」
親ずん達は『ずん爆』にされた自分達の赤ずんを見て困惑した。赤ずん達を助けようと縛られた麻紐を解こうとして『ずん爆』に近づいた。
「おちび！いまたすけるのだ！」
「おちびちゃん、だいじょぶのだ。」
「おぎゃーのだ！おぎゃーのだ！」
ﾊﾟﾝｯﾊﾟｯﾊﾟｯﾊﾟｯﾊﾟﾝｯﾊﾟｯﾊﾟｯ
「おぎゃ！、のだぁ！、たぢゅけ！」
爆竹が爆発し始めて、破裂音の中にずんだもんの声という最高の音がした。爆発が終わり巣穴が白煙が籠っている。
少し時間が経ち、中が見えて来ると中は緑色の液体が飛び散っていた。『ずん爆』の中心地には、緑色の肉片と小さな骨みたいな物しか残っていなかった。その周りに両親の頭が半分吹っ飛んで脳が飛び散り、目玉が溢れ落ちかけた、所々に焦げがある身体に吹き飛んだ手足、枝豆があった。
これでこの巣穴の駆除は完了した。やはり赤ずんを使うと、親の反応が楽しくてやめられない。次のアイデアを考えながら、次の獲物を探し山を歩く事にした。
山の中を歩いていると、緑色の塊りを見つけた。ずんだもんの糞だ。アイツらはずんちと呼んでいる。近くにいる可能性が高いと踏んで、クッキーを2枚置いて待つ事にした。その間に折り畳みの網を組み立て待つ事にした。
「のだーのだー、きょうはいいおてんきさんなのだ。のだっ？」
クッキーを見つけて、真っ直ぐに飛んで行った。
「おかしさんのだ！すごくおいしそうなのだ！食べるのだ！」
そのクッキーを夢中で食べ始めた。
「さくさくして、あまくておいしいのだぁ〜。えっのだ？」ｶﾞﾊﾞｧ
俺はアホ面して、クッキーを夢中で食べているずんだもんを網で捕らえた。
「ドロボーさん捕まえた。お仕置きをしないとなぁ。」
「ごめんなさいのだ！ゆるしてのだ！」
「ならお前はどこから来たんだ？」
「それはいえないのだっ！」
無言でタバコに火を付けて、3口ぐらい吸いずんだもんの身体に押し付けた。
ｼﾞｭｯｩｩ
「のだああぁぁぁ！あついのだぁー！」
皮膚が焼け爛れて、タバコの香りと焦げた匂いが混じった匂いがした。ずんだもんの身体に丸い焦げ後が出来た。
「どこから来たの？次はずんぽ？、目玉？ケツ？どこがいいかな？」
「まっていうのだ！このさきにある、おおきなきのしたなのだ！ちかくにおかわさんがあるのだ！そこになかまがたくさんすんでるのだ！」
「本当に？嘘ついてないか？」
「ほんとうなのだ！みのがしてのだ！」
「よしわかった。」
ずんだもんの枝豆の根本に麻紐を結び付けて太い木の枝にくくり付けた。
「本当が確かめて来る。戻って来るまでいい子にしてな。」
「えっ！そんななのだ…。いかないでのだ！」
「アイル、ビー、バック。」
吸い殻を携帯灰皿に入れて、集落があると思われる場所に向かって行った。
歩いて行くと開けた場所が見えて、そこに小さな藁や枝で作られた家らしき物が多数見つけた。纏めてやるか、ひとつづやるか。痛ぶってやるか、一瞬でやるか。そう考えていると2匹のずんだもんが、話しかけてきた。
「にんげんさん、どうしたのだ？まいごさんなのだ？」
「ここはぼくたちのばしょなのだ。にんげんのばしょはないのだ。」
握り潰してやろうかと思ったが、グッと堪えて演技をする事にした。
「申し訳ない。山歩きに夢中で気が付かなかったんだ。ここは君達の村？でいいのかな？」
「そうなのだ！ぼくたちでつくったのだ！」
「ずんだもんだけでくらしているのだ。だからにんげんのばしょはないのだ。」
「そうなのか君達の場所に入ってしまいすまない。なら迷惑を掛けたお詫びにずんだ餅でも食べないか？村の皆んなのもあるぞ。」
「ずんだもち！たべるのだ！」
「ずんだもち！あるならはやくだすのだ！」
自称ずんだの妖精だからか、馬鹿みたいにずんだ餅に反応した。だから、睡眠薬入りの特製ずんだ餅を紙皿に持ってやった。
「たくさんあるのだ！ありがとうなのだ、にんげんさん！」
「ようはすんだのだ。にんげんは、はやくかえるのだ！」
そうして2匹はずんだ餅を運んで行った。
効果が出るまで食事でもする事にした。近くの河原で食事と一服を済まして、村に行ってみるとアホ面晒してずんだもん達が20匹以上寝ていた。
「ずーん…ずーん…ずーん…。」
「ずーん…ずーん…すーん…ぽ…。」
俺はコイツとどうやって遊ぼう。数が多いから余り1匹に時間をかけるのも効率が悪いし、今日は道具が少なく派手な事は出来ない。ふと周りを見ると藁の家が目についた。コレは使えると早速、準備に取り掛かった。
まず、藁の家に子ずんと赤ずんを集めて起こさない様に入れる。その出入り口を藁でしっかりと塞いで、水を用意したら準備完了だ。大人達は網袋に入れて、お土産用に持って帰る事にした。
早速、親達を起こして藁に火を付けて楽しむ事にする。
「オラっ！起きろクズども。」
ﾄﾞｶﾞｯｶﾞｯｽｹﾞｼｯ
「のだっ！ぼくたちはねてたのだ。」
「これは、なんなのだ？にんげんさん！どうしているのだ？」
「おちびちゃんたちが、いないのだ！」
目が覚めて騒ぐずんだもん達を無視して藁の家に火を付けた。
ｶﾁｯﾒﾗｯﾒﾗｯ
「ぼくたちのおうちさんが、もえてるのだ！」
「くそにんげん！ふざけるなのだ！ここからだせのだ！」
「おちびちゃんどこにいったのだ！へんじしてのだ！」
「にんげんさん、おちびはどこなのだ！」
火がまわり始めて、煙が上がって来た。その時に藁の家の中から声が聞こえて来た。
「おぎゃーのだ！おぎゃーのだ！」
「おとーちゃ、おかーちゃ！たしゅけてのだ！くるちいのだ！」
「こわいのだ！あついのいやなのだ！」
「なかにおちびたちがいるのだ…。」
「おねがいのだ！だしてのだ！たすけにいかせてのだ！」
「おちびちゃんがくるしんでるのだ！やめてのだ！」
「くそにんげん！ぼくたちをはやくだすのだ！」
家が全体が燃え上がり、火の勢いが強くなった。
「おぎゃーのだ！おぎゃーのだ！」
「おとーちゃゴッホ…おかーちゃゴッホ」
「おちょーと…いもーちょ…まもるのだ」
「ゴッホ、あちゅいあちゅいのだー！」
「そんななのだ…。みんなしんじゃうのだ…。」
「ああぁぁ、おちびちゃん！だめのだー！」
「そんな…ぼくのおちびが…なんでのだ…？」
「くそにんげん、ぜったいにゆるさないのだ！」
中に五月蝿いくそずんだがいるので、網の中からソイツを取り出した。
「はなせ！くそにんげん！はなすのだ！」
「お前さっきから五月蝿いから、月に変わってお仕置きするわ。」
「のだっ？なにいってるのだ？」
首根っこを掴んだまま、ずんたまを軽く握った。
「やめるのだ！そこはだめなのだ！ゆるしてのだ！」
「バイバイ、ずんたまちゃん。」
「やめてのだー！たねちゃんがーなくなるのだー！」
そうして強く握り締めた。小さな２つのゴム球に似た感触がして、破裂した感触があった。潰した瞬間にずんだもんは、痙攣しながら悲鳴を上げて面白かった。これはいい、またやろう。
「あぁぁぁー、ぼくの…ずんたまが…もうたねちゃん…だせないのだ…。」
「よし、静かになった。」
家からは声が聞こえなくなり、燃え尽きた。用意した水をかけて消火した。
焼き跡を漁っていると、赤ずんと子ずんの真っ黒になった死体が出てきた。その死体を親達の前に持って行った。
「ごめん、焦ちゃった。」
「おちび…うそなのだ…こんなのおちびじゃないのだ！」
「そうなのだ！おちびちゃんは、ぼくたちとおなじいろなのだ！こんなくろいのちがうのだ！」
「おちびをどこにかくしたのだ！はやくかえすのだ！」
「だから、これだってわかんねーかなぁ？」
ｸﾞｼｬ
馬鹿だから黒くなった子供を理解出来ないらしい。なので潰して処理してやった。
もうやる事は済んだので山を降りる事にした。
「ぼくたちをどこにつれてくのだ！やめろなのだ！」
「なんでもするのだ！ぼくだけにがしてのだ！」
「おちびちゃんをおいていけないのだ！やめてのだ！」
ﾄﾞｶﾞｯﾄﾞｶﾞｯﾄﾞｶﾞｯ
五月蝿いから袋ごと地面に叩きつけて黙らせた。ずんだもんには言葉は通じるが、馬鹿だから話しは余り通じない。だから、暴力のほうが良く通じる。
そうして山を降りて車に荷物と、お土産の生け取りずんだもんを載せていたら、何かを忘れている気がした。バックの中身を確認しても全てあるし、火もちゃんと処理した。だから大した事じゃないだろうと思いこのまま帰る事にした。
今日はいい1日だったと思う。
あとがき
次はどんなふうに苦しませよう
タグ
このページへのコメント
あ〜スッキリ！
持ち帰ったゴミはピーラーを使ってずん玉を少しづつ削るとかどうでしょう
大変すばらしい！
特に放火してもしっかり消火するあたり、ちゃんとした駆除活動のマナーができてよい。
ずん虐に集中しすぎて他人の財産を傷つけたり壊したりしないのは大変よい心がけだと思う。
ルールを守って楽しくずん虐しよう！
妖精ずんだもん以外には優しくあれ...
＞何かを忘れている気がした
村へ行く前に枝に括り付けた奴が（ｒｙ
家に連れてこられたずんだ妖精たちはどうなるんでしょう？個人的には水圧カッターでずんだ妖精の体を真っ二つにしたりする作品が好きなので、もっと増えてほしいと思っていますが。
寝言が下品だな こいつら