タグ検索で!859◆93FwBoL6s.29件見つかりました。

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ヘラクレスオオカブトとソープ嬢

>人外アパートのキャラの話ですが、連中の住むアパートは一切出てきません。~~ちょっとダウナーで流血描写もありますが、昆虫人間×人間の和姦です。 &align(right){&size(16){''859 ◆93FwBoL6s.様''}}  吸いたくもないタバコを吸い、体液を濁らせる。  昆虫人間は呼吸器官が上半身には備わっていないのだから、顎にタバコを挟んで吸ったところで何の意味もない。本当にタバコを吸いたいのなら、腹部の両脇に並ぶ気門のどれかにタバコを差し込んで吸い込み、体内に回すべきだろう。だ…

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啓蟄

>&color(#af103c){''けいちつ【啓▼蟄】''}~~二十四節気の一。太陽の黄経が三四五度になったときをいい、現行の太陽暦で三月六日頃。二月節気。また、このころ冬ごもりをしていた虫が穴から出てくることをいう。~~[季]春。《―の土くれ躍り掃かれけり/吉岡禅寺洞》 goo辞書より &align(right){&size(16){''859 ◆93FwBoL6s.様''}}  季節は移ろいつつある。  一気に暖かくなり、寒さがぶり返し、を繰り返していくうちに気候が安定し、強張った冬の空気に…

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人魚と魔術師見習い 2

&align(right){&size(16){''859 ◆93FwBoL6s.様''}}  夢にまで見た、大学生活が始まる。  浮かれすぎて寝付けなかったせいで、妙に頭が冴えている。広海は前日に必要な教科書やノートを詰めたショルダーバッグを提げ、寝室にした六畳間の襖を開けて居間に入った。カーテン越しに差し込む薄い日差しに照らされているビニールプールの中では、人魚、ミチルが上半身を起こしていた。退屈そうだったが、広海が起きてきても横目に窺うだけだった。広海は一応挨拶をしたが、ミチルは反応しなかった。い…

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人魚と魔術師見習い 1

>ヌルいですが流血描写があるので、苦手な方はご注意。 &align(right){&size(16){''859 ◆93FwBoL6s.様''}}  期待が膨らみすぎたのかもしれない。  不動産屋からもらったコピー用紙の地図を頼りにアパートに辿り着いた途端、弾みすぎて爆ぜてしまいそうだった心が一気に萎んだ。不動産屋の事前の説明でも解っていたことだし、自分でもそれを納得した上でこのアパートを選んだのだが、いざ現物を目の当たりにすると鋭気が削げる。道中の書店で購入してきた大学の教科書が詰まった重たいバ…

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骨まで愛して

&align(right){&size(16){''859 ◆93FwBoL6s.様''}}  須賀倫太郎は、鎧塚祐介の学友である。  祐介と同じく地方から上京して進学し、奨学金とアルバイトで喰い繋いでいるので共感出来る部分が多いので、おのずと親交を深めていた。選択している講義も似通っているので頻繁に顔を合わせることもあり、大学で出来た友人の中でも特に仲が良いと言えるだろう。しかし、彼の趣味だけは頂けない。暇さえあれば近隣の心霊スポットに繰り出しては大量に写真を撮り、怪しげなことが起きたならば声高に話すと…

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人魚と魔術師見習い 完

&align(right){&size(16){''859 ◆93FwBoL6s.様''}}  夢ではない証が、全身に染み付いていた。  体温の抜けた精液が産卵管の奥底に溜まり、互いの体液が混じり合ったものがウロコに付着していた。ビニールプールに張った水に身を沈めているミチルは、火照りが抜けなかったせいで寝付けず、ぼんやりと天井を仰いでいた。カーテンの隙間から差し込んだ朝日が埃っぽい空気を輝かせ、ほのかに水を温めていた。その温もりは広海の体温とは程遠いが心地良く、ミチルはごぼりとエラから水を吐き出しなが…

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人魚と魔術師見習い 5

&align(right){&size(16){''859 ◆93FwBoL6s.様''}}  広海は忙しくなってしまった。  仕送りだけではままならないため、生活費を稼ぐためのアルバイトを始めたからだ。だから、おのずとミチルは一人にされ、居間に置かれたビニールプールで丸まっていた。テレビを見ていてもつまらないし、水に濡れた手では本は読む以前の問題だし、家事をしようにも水から出られないと来ている。まるで役に立たない自分と社会に交わる広海を比較し、情けなさが苛立ちに変わったミチルは下半身を抱えていた。 …

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人魚と魔術師見習い 4

&align(right){&size(16){''859 ◆93FwBoL6s.様''}}  円柱形のアクアリウムには、色鮮やかな魚が泳いでいた。  吹き抜けを貫くようにそびえ立ち、円柱形に造られた分厚いアクリル板の内には人工の水域が形成されていた。 両手に買い物の荷物を抱え、秋野茜はアクアリウムを見上げていた。ショッピングモールを行き交う人々は多いが、 足を止めて魚達を見上げる目は少なかった。ここが水族館なら別だろうが、買い物を目的に訪れる場所でじっくりと 魚を鑑賞しようとする人間は少ないだろ…

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人魚と魔術師見習い 3

&align(right){&size(16){''859 ◆93FwBoL6s.様''}}  物の見事に、ドラム缶が両断された。  刃物のような切り口は熱して赤らんでいたが、すぐに元の色味に戻って滑らかな断面が現れ、上半分と下半分は永久の別れを告げるように前後に転がった。鮮やかにドラム缶を切ったブライトウィングは、普段は宇宙征服を目論む悪の機械生命体軍団、デスロニアンとの戦闘で酷使しているレーザーブレードを下げた。人間大の大きさに変化している彼は、いくらか不可解げな顔ではあったが、ドラム缶の切断を頼ん…

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