軽巡洋艦神通:設計に携わった川内型の次女。
水雷戦隊というものにはあまりいい印象を持っていなかったが、その最期を見れば異論など挟めまい。
その在り方に誇りを持っており、そして称える。華の二水戦、上等じゃねえか。さすがはオレの娘よ。
一応霊格としては同じ軽巡洋艦なので話も合う。今度は姉の川内も連れてこい。
戦艦大和(弓)、
戦艦武蔵、
戦艦信濃:コンセプト設計に携わった大和型戦艦の三隻。
平賀譲が生涯をかけて貫いたドクトリンの具現であり、体現。彼女らの存在こそが平賀譲の誇り。
元々は対空重視の高速戦艦として予定されていた同型を重武装へ路線変更させた者こそこの平賀譲に他ならない。
特に信濃が戦艦のままで居ることには大喜びしており、他国の英霊が溶け合っていることもお構いなしに構いまくる。
戦艦長門、
戦艦長門(オルタ)、
戦艦陸奥:設計に携わった長門型戦艦の三……二隻。
戦間期、戦時中の日本を象徴する戦艦であり、金剛型同様思い入れ深い。
但し同型艦のシンボルとも言える屈折した煙突の構造は藤本喜久雄による発案であるため、その部分には少々複雑な思いがある。
なにやら見かけない子もいるが、まあ長門型なら許そう。しかし長門がママなら、オイラはパパになるのか?
戦艦金剛、
戦艦霧島:彼女ら金剛型の代艦の設計を計画した事がある。
また二番艦の比叡設計に携わっており、一時期はイギリスで造船を学んでいたことから、平賀の基本設計は英国寄りである。
なので思い入れも深く、他の戦艦同様よく構う。もっといっぱい食べておっきくなれ。
なお霧島の側の戦艦については……対抗すべき戦艦という認識が強いので、受け入れがたい。
泥新宿の浮舟:平賀譲の理想。嘗て思い描いた夢想の具現。
「見ろや藤本。あれがオイラが目指したモンだ……ああ、悔いはねえ。あんな良いモン見せられちゃあ、英霊だろうと成仏しちまわぁ」
大西瀧治郎:神風特攻の発案者とされる軍人。
藤本喜久雄に次いで嫌う人物。大艦巨砲主義を一掃し、大和型戦艦建造の中止を申し出るなど、まさしく宿敵と呼べる人物であった。
ヤツがいなければ、という悔恨も抱いており、英霊となって尚心証が悪い。無論……あちらからしても、平賀の存在は目に余るだろうが。
「…………なんだァ?テメェ……」
豊田副武:山本五十六亡き後の連合艦隊司令長官。
実は、彼の采配を目にしたことはない。というのも山本五十六の死去が1943年であり、平賀の死去も同年であったためだ。
なのでその後の采配ミス、致命的な軍略に関しては死後知った。我が子同然の軍艦達を無碍にした指揮には眉を顰める。
「
山本っつぁんの後があんなんじゃあ、死んでも死にきれねェやな……」
エンタープライズ:敵国の空母。
こっちが全力で水上打撃部隊を仕向けてやればミッドウェーで遅れを取ることなど無かったのに!と思っている。
基本、平賀の思考は「戦艦>空母」であるため反りが合わない。空母に戦艦を当てても良い的だと言っても聞く耳を持たない。
ちなみにアイスクリームに関しては「日本人はな、ソフトクリームだソフトクリーム。食ってみろ、夕張メロンだ」と主張している。
平賀源内:江戸時代の発明家。
直接的な面識はないが、共に同じ姓、同じ技術者、同じクラス、同じ眼鏡属性、そして同じTS勢としてシンパシーを抱いている。