架空国家を作ろう2.2

トルクメニスタン民主共和国は、トルクメン人の民族国家である。国土の7-8割ほどが砂漠で、国民のほとんどは南部に集中している。
アゼルバイジャン民主共和国とともにテュルク国家連合に加盟している。

8世紀、テュルク語を話すオグズ族がモンゴルから中央アジアに移り住んだ。部族の強力な連合の一部であるこれらのオグズは、現代のトルクメン人であった。
10世紀、トルクメンはイスラムを受け入れ、セルジュク帝国の支配下で現在のトルクメニスタンにあたる地域に居住し始めた。
13世紀に、モンゴル人がトルクメンを征服し、トルクメン人を南方に散乱させ、新しい部族が形成された。
16世紀から18世紀までには堅固な独立を維持した遊牧民族のトルクメン部族連合が形成された。
しかし、この頃、トルクメンはウズベクに支配されていた。
19世紀には、トルクメン人のヨムド族による反乱の結果、ウズベクからの独立を達成したが、19世紀後半、ロシア軍はトルクメン地域を占領し始めた。
1881年のトルクメンの大規模な抵抗（ゴクデペの戦い）を最後にに隣接するトルクメニスタンはロシアに完全に併合された。これにより、トルクメンはロシアとペルシアにより分割された。

16世紀頃には、トルクメン人は、マンギシュラック半島、イストユルト高原、バルカン丘陵周辺の乾燥地帯に居住しており、4つの部族連合が形成されていた。

• エセンエリ（チョードル族、イグジル族、アラバチ族、アブダル族で構成）
• イシュキサロル（サロル族だけで構成）
• ダスキサロル（サロル族、サリク族、エルサリ族、テケ族、ヨムド族で構成）
• Sayinkhanis（ギョクレン族、イェクレンで構成）

これらの部族連合は、19世紀頃まで存続した。
ハーンはそこまで権限が強いものでもなく、部族連合は非常に緩やかであった。
例外として、テケ族のクシッドクリカーンは強い権限を示した。

16世紀の間、サロルは最も権威のあるトルクメン人であり、イシュキサロルとダシュキサロルの両連合の主要な構成部族であり、イスト-ユルト高原の南部であるマンギスラク半島とバルカン丘陵に居住していた。
17世紀初頭、サロルはウズベクの攻略をするため、ホラズム周辺に向かって動き始め、重要な政治的および軍事的役割を果たした。しかし、アブールガジカーンのヨムド騎兵隊の反トルクメン運動のため、1667年にヒヴァを離れることとなった。
部族の一部は、シャルジュイの北にあるアムダリヤに定住し、ブハラ軍に従属しせいた。他の部族は、テジェンデルタ近くのコペットダグピエモンテの北東部に移動した。

サリクはサロルの子孫であると主張しており、彼らは「トルクメン族の最も高貴な部族」と強いつながりを保っていた。
17世紀初頭、彼らはヒヴァに移住した。1667年にサロルとエルサリの一部とともにヒヴァを離れ、ブハラ・ハン国に加わり、中部アムダリア地域に定住した。サリクは1788年にメルブの街を破壊したブハラ軍に参加した。

トルクメニスタンの国家元首である大統領は、憲法規定によれば任期は5年で、国民の直接選挙により選出される。

テュルク国家連合に加盟しており、アゼルバイジャン民主共和国と同じ通貨などを持つ。

第一級行政区画
州、特別市
第二級行政区画
地区

州	トルクメン語	州都
アシガバート	Aşgabat	-
アハル州	Ahal	アナウ
バルカン州	Balkan	バルカナバト
ダショグズ州	Daşoguz	ダショグズ
レバプ州	Lebap	テュルクメナバト
マル州	Mary	マル

• アシガバート トルクメンの首都
• テュルクメナバート 第2の都市
• ダショグズ
• マル
• セルダル
• バイラマリー
• バルカナバート
• テジェン
• トルクメンバシ
• マグダンリー

軍事は、アゼルバイジャン民主共和国と共にテュルク国家連合軍?を組織している。

おもな産業は、天然ガス、石油、綿花栽培、繊維工業である。
天然ガスの埋蔵量は、19.5兆㎥で世界シェアの1割ほどを占める。
潤沢な資源のおかげで経済は高成長を見せている。

また、国営企業が経済活動のほぼすべてをおさえている。

主産物は小麦、ピスタチオ、ハーブ類である。
また、綿花栽培も盛んで年間110万トンの生産量を誇る。

トルクメンは、中央アジアの中でも、鉱物資源に乏しく、金属鉱物資源は採掘されていない。しかし、天然ガスが豊富で、埋蔵量は19.5兆㎥（世界シェア約10.1%）を誇る。天然ガス産出量は約620億㎥であり、これは世界シェアの約1.7%に達する。石油も豊富で、25.8万バレル/日を生産する。

トルクメン国内では東西、南北の鉄道網が整備されており、国際列車が多く運行されている。国内を中央アジア横断鉄道?が横断している。北部は、カラクム鉄道?が通っている。

カスピ海に面するトルクメンバシ港はアゼルバイジャンとトルクメニスタンを結ぶ交通上の要衝で、カスピ海を横断してアゼルバイジャンのバクーへと向かう船便が運用されている。中央アジア横断ルートの一つ。

トルクメンには、多くの空港が立地する。

• アシガバート国際空港
• バルカナバート国際空港
• ダショグズ国際空港
• マル国際空港
• トルクメンバシ国際空港
• テュルクメナバート国際空港

• アシガバート大学