架空国家を作ろう2.2

ポリネシア連邦は、南太平洋に位置する連邦制国家。共同統治領。
ポリネシア連邦には118の島があり、うち67の島が有人島である。
ポリネシア連邦は5つの地域で構成され、その下に王国、行政区がある。

ポリネシア連邦に最初に人類が到達したのは5世紀から8世紀頃で、西ポリネシアから航海カヌーでやってきたポリネシア人たちが、この海域の島々を次々に発見し、定住していったと考えられている。
ヨーロッパ人が来訪する以前、タヒチではいくつかの首長国にわかれ、互いに領土を巡り戦闘を繰り返す戦国時代となっていた。

ポリオヌウの首長であったポマレ1世は、1774年にモーレア島の首長マヒネとの戦闘に敗れ、1777年にクックに対し助力を求めている。これに対しクックは物資の援助を行い、ポマレ1世を助けた。しかし1783年、パレの戦いで敗れたポマレの領土は縮小し、パレのみを支配する状態にまで追い込まれていた。1789年、ウィリアム・ブライがタヒチにやってきたのをきっかけとして情勢は大きく変化することとなる。ポマレ1世はブライから銃器を入手すると同時にバウンティ号の反乱者たちに取り入ることに成功し、傭兵として戦闘に投入した。16人のヨーロッパ人とマスケット銃により勢力図は大きく塗り替えられ、1791年、ポマレ1世はタヒチの武力統一に成功することとなり、「ポマレ1世」を称するようになった。
1797年3月7日、キリスト教の宣教師がタヒチに来航した。ポマレ1世は武器の提供を条件として布教を認めたため、タヒチへキリスト教が入ってくることとなった。

1803年9月3日、ポマレ1世の死去により、同年、彼の息子ポマレ2世が即位することとなった。暴君で、敵対する地域の住民を皆殺しにすることもあったという。このようなことから、1808年にはタヒチ島で暴動が発生し、ポマレ2世はモーレア島へと逃亡を図った。ポマレ2世は幾度となくタヒチ島の支配権の奪還を試みたが失敗を繰り返した。宣教師のヘンリー・ノットの影響もあってキリスト教へと傾倒していったポマレ2世はキリスト教グループを形成して勢力の回復に成功すると1815年、フェイ・ピーの戦いにおいてライアテアのタマトア4世とボラボラのタポア1世を味方に付けタヒチ島を攻め、勝利を収めた。タヒチでの権力を確立したポマレ2世は全島民の改宗を目指して改革に取り組んだ。神像を破壊し、伝統的習慣の禁止などが始めに取り組まれた。1817年、宣教師ウィリアム・エリスが印刷機を持ち込むと聖書のタヒチ語への翻訳が行われるようになり、島民の改宗は大幅に前進した。1819年にはポマレ2世も洗礼を受け、それまで土着していたオロ神信仰は影を潜めていった。

1821年、ポマレ2世が死去するとわずか1歳のポマレ3世がその跡を継いだ。しかし、実際の政権を握ったのはポマレ2世の妻であり、ポマレ4世の母親であるヴァヒネ・ポマレであった。1826年、ヴァヒネ・ポマレはアメリカとの通商条約を締結し、交易を始めるようになる。1827年にポマレ3世が死去すると彼の義姉にあたるアイマタがポマレ4世として14歳で即位した。

連邦は5つの地域より構成される。また、それぞれの地域の下に王国が置かれる。(なお、置かれない地域もあり、トゥアモトゥは白紙である)

人口227,800人。最大都市はタヒチ王国のパペーテ。ポリネシア連邦の人口のほとんどが集中している地域である。

• タヒチ王国?
• フアヒネ王国?
• ライアテア王国?
• ボラボラ王国?

面積約857km2の78以上の環礁からなり、世界で最も環礁が多い地域である。 人口は14,862人である。

• アナア行政区
• アルトゥア行政区
• ファカラヴァ行政区
• ファンガタウ行政区
• ハオ行政区
• ヒクエル行政区
• マケモ行政区
• マニヒ行政区
• ナプカ行政区
• ヌクタバケ行政区
• プカプカ行政区
• ランギロア行政区
• レアオ行政区
• タカロア行政区
• タタコト行政区
• トゥレイア行政区

5島が有人島嶼で、あと幾つか小さい環礁が見られる。最東端のラパ島は他の島嶼から相当離れている。人口は6,820人。

• リマタラ王国?
• ルルツ王国?
• ラパ王国?
• トゥプアイ行政区
• ライババエ行政区

マルキーズ諸島地域は南太平洋にあるヌクヒバ島やヒバオア島など14の火山島からなる諸島で、ポリネシア連邦の一部を成す。総面積は約1,240平方キロメートルで人口は8,064人。

• ヌク・ヒヴァ王国?
• タフアタ王国?

ガンビエ諸島地域は、南太平洋ポリネシア連邦を構成する地域の一つ。人口は1,319人。

• マンガレバ王国?