架空国家を作ろう2.2

アフシャール朝ペルシアの元で半独立状態であった国家。
バクーを中心とするアブシェロン半島を支配下においた。

始めはサファヴィー朝の州で、ナーデル・シャーの暗殺と内部闘争による中央権力の弱体化で実質的に独立。
1722年かわ1723年のロシア・ペルシア戦争の間に、ペルシア領であったバクーはロシア軍が占領、しかし、ナーデル・シャーの軍事的成功で1735年、バクーをペルシャに渡した。
シャーはミルザ・ムハンマド・ハン1世をハンに任命。ハンは始めペルシャのシャーに従属していたが、ナーデル・シャーの死でアフシャール朝に対し1747年に独立。
1768年、クバのハンのファト・アリ・ハンがバクーを奪い、2年の占領後に兄弟で、以前のシルヴァンの傀儡ハンのアブド・アッラフ・ベグを
新ハンとした。しかし、ミルザ・ムハンマドの息子のマリク・ムハンマド・ハンがバクーを取り戻しハンとなった。
彼の支配はその死の1783年まで続き、息子のミルザ・ムハンマド・ハン2世が継承。
しかし、1791年、叔父のムハンマド・クリ・ハンが王位を主張、2年の支配で甥のフサイン・クリ・ハンに失う。
1796年、ロシア小艦隊がバクー湾に入り、ロシア守備隊が入城。
1797年、ロシア軍がバクーを去り、この状況を利用し、ミルザ・ムハンマド・ハン２世が復帰したが1801年に再びフサインによって退位させらる。ミルザ・ムハンマドは逃亡し、1809年にクバのハンとなる。
1804年から1813年のロシア・ペルシア戦争でロシア軍はバクーを攻撃し、1806年にバクーを占領しようとするが将軍が殺され、ロシア兵は撤退、1年後に戻り、都市を占領、間もなく併合。1813年のグリスタン条約でガージャール朝はバクーを含むコーカシアの従属国のロシアへの併合を認めた。

1	フセイン・ベイ・ムハンマド	1718〜1723
2	グルベイダーガ	1723〜1736
3	ミルザムハンマドカーン	1747〜1768
4	ファタリ・カーン・グバリ	1768〜1770
5	?	1770〜1772	ファタリ・カーンによってハーンに任命された
6	マリクムハンマドカーン	1772〜1783
7	ミルザムハンマドカーン	1783〜1791
8	マハマドグルカーン	1791〜1792
9	フセイングル・カーン	1792〜1797
10	ミルザムハンマドカーン	1797-1801
11	フセイングル・カーン	1801〜1806	アゼルバイジャン国王へ