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国家警察(スペイン語: Policía nacional )は、スペイン共和国の警察組織。内務省?において、国境警備や施設警備など警備警察を担っている。2008年度現在、職員数約3万8,700名(うち警察官約3万2,000人)、予算約21億8,700万ユーロ。

概要

スペインは地方分権を進めており、憲法に特に規定がない限りは、権限は基本的にそれぞれの州に属している。警察についても、基本法第70条第1項に基づき、犯罪捜査および防犯は州の法執行機関(州警察)の権限となる(一部の海外領土では州がないため、自治政府が自治警察を組織している)。しかし例外的に、「刑事警察の中央官庁」と「連邦国境警備官庁」の2つは連邦政府の法執行機関として基本法第87条に規定されていた。

このうち、「国境警備官庁」として1939年に設置されたのが国境警備隊であった。しかし国境警備のほかにも、施設警備や州警察への支援など様々な業務に従事して、総合的な警備警察組織として機能するようになっており、名称が実態に即していないと指摘された。このことから、1980年7月1日の法改正で「国家警察」と改称されることとなった。

任務


国家警察の機動隊
国家警察は次のような任務を所掌する。

国境警備

出入国管理と国境線から30キロメートルまでの地域の警備。また海上部隊については、交通・デジタルインフラ省や財務省、食糧・農業省の関連部門とともに、連邦沿岸警備隊の構成要素となっている。

重要施設警備

  • 連邦機関 - 連邦の憲法機関および連邦各省の警備
  • 航空保安 - 空港警備および警乗護衛
  • 鉄道警察

集団警備力の提供

  • 緊急対処事態・武力攻撃事態への対処
→共和国・州の存立、あるいは自由で民主的な基本秩序に対する危険に対処するため、連邦政府の命令により出動する
  • 州の支援のための出動
→公秩序の維持と回復、災害派遣のため、州政府の要請により出動する

外国における出動

  • EUによる国際警察任務の支援。
  • いくつかの国におけるスペイン大使館の警備
連邦警察は、その管轄の範囲でのみ犯罪捜査を指揮する捜査官を持っている。それ以外の場合においては、州警察や刑事庁等の適切な組織にゆだねられる。

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