架空国家を作ろう

アンカラ州は、アムルースク=オスマン帝国?の行政区画?。
イスタンブールを除くアナトリア地方?では最大の都市であるアンカラが州都で、さらにオスマン帝国発祥の地であるソユット?、ブルサ?が県（サンジャク）として設置されている。

アンカラ城

東ローマ帝国やルーム･セルジューク朝といった周辺国家の地方都市として栄えた。アンカラは1356年にオスマン帝国のオルハンによって占領され（ムラト一世の時代という説もある）、以降はオスマン帝国領となるが、1402年にはこの町の近郊でオスマン帝国のバヤズィト一世が中央アジアから来攻したティムールに敗れ、オスマン朝は10年間に及ぶ分裂期を迎えた（アンカラの戦い）。
その後もオスマン帝国の地方都市であり続け、周辺都市に比べると人口は約2万人と少なく、地方都市から抜け出せることはできなかった。

アンカラを行軍するオスマン軍

1850年、タンジマート?改革の流れの中、帝都イスタンブールがアナトリア地方?より独立し、特別行政区となる。
地方最大の都市でもあるイスタンブールが消えたアナトリアは新たにアナトリアの「首都」の早期建設を求める法律が大国民議会?で可決され、新たな地方最大の都市にアンカラが選ばれた。

首都となったアンカラは官僚の移住などにより急速に人口が増大した。これにより旧市街ウルスが手狭になったため、1924年には新市街（イェニシェヒル）の建設計画が定められた。
1932年から始まった都市整備で、新市街の建設や大火で焼けたウルスの再開発などが行われた。さらに経済発展に伴う都市への人口集中により人口は膨張の一途を辿った結果、旧都イスタンブールに次ぐアナトリア地方最大の都市に成長した。

アンカラ州は州知事の権力が強いことで有名である。
州を構成する県（サンジャク）の統治者である県知事達は州知事の強い影響下に置かれている。
これは県知事が強い力を持つカラマン州とは対象的である。